レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2018年、グラスシーズン初週はフェデラーとガスケ

フェデラーはラオニッチを下して優勝、No.1就任に花を添えました
グラスシーズン最初の小さな大会の割りには強敵と当たり、結構ハードなで出しとなりました。
良い実戦練習になったというべきなのか。
いずれにしろ、調整という面がありながらもしっかりと優勝まで持ってきたのはさすがです。

幸先の良いフェデラーですが、ハレとウィンブルドンでは厳しい戦いが強いられます。
というのも、フェデラーは両大会で優勝してようやく現状維持となります。
ナダルは昨年前哨戦には出場せず、ウィンブルドンはベスト16でした。
これより少しでも良い成績を収めればポイントは上がってきます。両者のポイント差は僅かに150です。
もっとも、ナダルはクイーンズの欠場を発表しましたから
自力でNo.1になるにはウィンブルドン準々決勝以上進出しかありません。
フェデラーはただひたすら勝つだけという具合です。

ちょっとわからないですね。特にナダルが読めません。
さすがにクレーほどのパフォーマンスは望めないでしょうから、ウィンブルドン早期敗退の可能性もあります。
ランキングはともかく、理想はそりゃ、RFvsRN決勝なんですけど。
ニューカマーの活躍もあって欲しいと願いつつ、やっぱり頂上決戦が一番見たいですよね。


ガスケも優勝しました。
ガスケはナダルと同じ年齢で、初タイトルが2005年ですからやはり息の長い選手ということになります。
ナダルとはジュニア時代からのライバルで、当時はむしろガスケの方が名が売れていたと思います。

ガスケは今回の優勝で15タイトル目です。
最初のタイトルもグラスコート、ノッティンガムの大会でした。
ノッティンガムは現在はチャレンジャー大会ですが、丁度同じ週に行われています。
ガスケの15タイトルの内訳は、ハード8、クレー3、グラス3、カーペット1と結構満遍なく活躍しています。
カーペットのタイトルがあるのがベテランを感じさせて良いですね。
コート別の勝率はどれもが6割台、生涯勝率も6割台、グランドスラム勝率も6割台と
まったく鬼のような安定感を見せる選手です。
因みに準優勝の回数も15です。
ガスケは現在ランク25位で本来の場所からは遠いですが、今年は少しずつ結果を出しています。
グランドスラムはどちらも3回戦でしたが、ぞれぞれフェデラーとナダルが相手でした。
全体的にマスターズの結果が良くないのが気がかりですが復調気味であることは嬉しいです。


グラスシーズンは進みが早いです。
今週は早くもツアー500の2大会が行われます。前哨戦の本番ともいうべき重要な大会です。
多くの著名選手が出てきますので楽しみです。
クイーンズではマレーとキリオスが活きなる対戦します。
どちらもノーシードだから仕方ありませんがキリオスはフェデラーと充分にウォームアップしていますから
マレーの復帰戦はこれだけとなってしまう可能性もあります。大丈夫なんですかね。
その他にもドローを見ていると結構濃い顔合わせが早いラウンドから実現しそうです。


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  1. 2018/06/20(水) 10:26:48|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、グラスシーズン開幕

グラスシーズンが始まっております。
全仏の翌週であるにも関わらず早くも有名選手たちがエントリーしています。

今週はツアー250が2大会ですが、
まずは何といってもシュトゥットガルト大会が注目です。
フェデラー久々の実戦でして、もちろんトップシードでの出場、いきなりの4強出場を決めています。
あと1つ勝てばランク1位をナダルから奪取できます。
そういえば去年はここで初戦でハースに敗れていたのでしたね。

ナダルのクレーシーズンの戦いは見事でしたが、
去年も同じくらい見事だったためポイント変動がほとんどありませんでした。
ポイントが近接しているため僅かの結果でもランクの入れ替えが発生します。
代わりにフェデラーも、続くハレとウィンブルドンで最高の結果を出さないと
また再逆転されてしまうということになります。
最高の結果を出してようやく現状をキープという
上位両名にはなかなか難しいランキングポイントマネージメントが要求されています。

さて、シュトゥットガルトのフェデラーは次にキリオスとの対戦となります。
キリオスも今年のクレーシーズンほとんど戦えませんでした。フェデラーと同じく久々の実戦登場です。
そして同じくベスト4に残っているラオニッチもまた同様にクレーシーズンは怪我をしておりました。
だからこそ、このタイミングでの小さな大会にエントリーしてきているのだといえますが
向こう1ヶ月はこうした選手達がクレーシーズンで活躍した選手たちをリードしていくのかもしれません。

大会第2シードのプイユもベスト4に残っています。
プイユは今クレーシーズン完走できていますが、良い成績は残せませんでした。
出だしのハードコートシーズンではタイトルを1つ取り、ドバイでも準優勝があり
3月には自己最高位の10位にも達するなどそこそこ良かったんですけど。
今年24歳の選手なのでピークはこれからです。

もう一つ、デンボスで行われている大会はこちらもベスト4まで進んでいます。
シャルディvsエブデン、ガスケvsトミックと、どちらも仏vs豪対決となっています。
ボトムハーフではガスケがベルダスコ、トミックがチチパスと
それぞれクレーシーズンに少しの活躍を見せた選手を倒しているのが印象的です。
やはりクレーシーズンでしっかり戦いすぎるとグラスシーズンでの調整は難しいのでしょう。
ここ10年ほどはおかしな人がいっぱいいたのでそうとも感じませんでしたが
実はこれが本来のテニスツアーの姿なのです。


  1. 2018/06/16(土) 12:02:11|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、全仏はやっぱりナダル

全仏決勝が終わりました。

ナダル先生、うっかり11回目の優勝をしてしまいました。
グランドスラムトータルでは17回目の優勝です。
ボルグのグランドスラムが11回。エマーソンとジョコビッチが12回。ナダルは全仏だけで11回。

ということは、全仏以外ではたったの6回です。
ベッカーがグランドスラム6回、エドバーグが6回。どちらも全仏以外。
つまりベッカーとエドバーグの全仏以外の実績に全仏優勝11回を追加すればナダルになるんというわけです。


そんなナダルですが、今年は難しい大会だったと思います。
ナダルと言えば、長い試合も平気で、ずっと打ち続けられるイメージがありますが、それは昔の話で、
恐らく今は長い試合が続くのはあまりありがたい事ではないと思います。
何だかんだで失セット1で優勝までこぎつけるその力が凄かったということです。
集中力、精神力、その他諸々、持てるあらゆる力の使い方の妙。

シュワルツマンでもデル・ポトロでもティエムでも、
強打でナダルからポイントを取ることができることは証明できました。
そのショットの強さではナダルを圧倒することができます。
何人もの選手が以前から試みてなかなかできなかったプレーですが、
実質、ジョコビッチよって勝利に結びつけられたスタイルといえます。
今では何人もの選手がこれを行えるというのはショットのレベルが上がっているということなのでしょう。

ただ、どの選手でもそれが試合を通じて続けられないのが問題です。
乱れが出る瞬間が必ずあり、その僅かの隙をナダルに突かれてセットを落とすのが今大会の典型的なパターンで、
いざセットを落としてしまうとそれ以降は流れがナダルに傾きました。
試合中、特に出だしに関してはどの選手も充分健闘してるなと感じさせましたが
実は誰もがナダルの勝ちパターンにはまってしまっていたというわけです。
もちろんプレー中は必死なのでしょうが、終わってみれば王者の貫禄だったということなのでしょう。
以前の体力を持っていないナダルが、試合運びの妙技で取ったタイトルだったといえます。

そう思うと、ジョコビッチというのはやはり凄い選手なんですね。
技術と体力のバランスがナダルに匹敵するほどの高いレベルで結実していたということです。
ティエムやデル・ポトロもパワーだけならナダルよりもジョコビッチよりも(その全盛期と比べたとしても)上でしょう。
ただ、試合を通じてのパフォーマンス持続とはいかないのが難点です。
ステータスをパワーに多めに振ってしまってはこれも仕方ないのでしょうか。

2007年のウィンブルドンでナダルがフェデラーに敗れましたが、
次にこの絶対王者を倒すのはナダルなのではないかという予感を感じさせました。
また、2014年のジョコビッチも全仏でナダルに敗れましたが、同じくナダルを倒す可能性を感じさせたものです。

今回のティエムには、優勝できなかったとしてもそのような可能性を感じさせてほしかったのですが、
どうでしょう、果たしてそこまでだったでしょうか。
事実、今クレーシーズンでナダルに次ぐ強さの選手であったことは間違いないでしょう。
ただ、マドリードのナダル戦こそ見事だったものの、そこにはナダルの不調がありましたし
何よりマスターズ優勝をしていないですね。今クレーシーズンは1タイトルありますがツアー250のリヨン大会でした。
どうにもクレーNo.2の役割をズベレフと分け合ってしまい、ナダルを超えさせすればティエム時代だ、
というイメージにつながらないというのが難点です。
ハードシーズンの不安定さも相まって、一気にトップへ躍り出るにはもう一皮という感じです。

ティエムのショットに惚れ惚れさせるものがあります。
強引、アングルショット、ムーンボール、ドロップショット。
片手打ちにしてはバックのスライスに安定感を感じさせないですが
片手打ちバックハンドの選手がストローク王座に輝く大いなる可能性を秘めています。
それだけハードコートでの戦績が気になります。
ズベレフも同様です。クレーだけの選手となってしまうのは残念です。



今大会は日本人選手の活躍がありました。
通常、当ブログでは男子シングルス以外は取り上げないのですが
今回はさすがに取り上げないわけにはいかないと思います。

女子ダブルスで、穂積/二宮組が準優勝
女子ジュニアダブルスでも、内藤/佐藤組が準優勝
男子ジュニアダブルスでは、田島/スタイラー(チェコ)組が優勝
車いす男子シングルスでは、国枝が優勝
車いす女子シングルスでは、上地が優勝
車いす女子ダブルスでは、上地/バウス(オランダ)組が準優勝

どうです!
日本のメディアではせいぜい女子ダブルスが取り上げられるくらいでしょうが、
ここまでの見事な活躍を喜ばないわけにはいきません。
(2020年パラリンピックの正式種目である車いすテニスなどもう少し取り上げてもいいのに・・・)

もちろん男女シングルスの錦織と大坂も注目に値する戦いをしました。

可能性のある良くない傾向としてありそうなのが、
この結果を受けたメディアが、各選手にウィンブルドンでも同じ結果を期待することです。
いや、さすがに日本人は基本的に芝よりクレー向きでしょうから、ウィンブルドンへの期待は酷です。
でもよく知らない人たちは権威に弱いですから、ウィンブルドンで勝てなかったとしたら
手のひらを返したように全仏はまぐれだったか、などと言われてしまうのかもしれないです。




  1. 2018/06/11(月) 12:04:32|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、全仏準々決勝ボトムハーフは雨天順延

驚きました、シュワルツマン。

クレーのナダルからああも見事にストロークエースを連発できる選手がいたでしょうか。

マドリードのティエムもそうでしたが、クレーでナダルを倒すには、
ナダルの調子が悪いというのと対戦する選手が絶好調であるというのが
両方揃ってないといけません。両方揃ってようやくスタート地点という具合です。
これは滅多にないことです。

しかし、ナダルvsシュワルツマンの第1セットは正にその状態でした。
シュワルツマンのプレーが良かったのは、ショットの威力があっただけではありません。
配球の妙、細かい動きの機微でナダルを終始圧倒していたのでした。

しかし、そんな圧倒的な内容だったにもかかわらず、第1セットのスコアは「6-4」です。
ナダルからセットを取ったというだけでもまずは良いのですが、
通常であれば「6-0」や「6-1」であってもおかしくない内容でした。
条件が完全に整っていたにも関わらず、こうもナダルからセットを取るというのは大変なわけです。

シュワルツマンは現在25歳。なんと、またもピーク説に該当する選手ではないですか。
これは昨日のチェッキナートの再現かとも思わせましたが、
ここからの展開が、なんというか、持っている選手というのは違うんでしょうかね。
突如の雨による中断が入り、文字通り水を差される形となりました。
そして再開後にナダルが息を吹き返します。
というよりシュワルツマンが落ちてしまったという方が正しいでしょうか。

これは、今のナダルは持っていて、昨日ジョコビッチは持っていなかったということか
あるいはチェッキナートが持っていてシュワルツマンが持っていなかったということなのか。
3年前であれば、ジョコビッチとナダルの立場は逆だったのかもしれません。
少々オカルティックではありますが、こういう不確定要素も味方につけてしまうのが
強い選手、勝つ選手、と言えるのかもしれません。

もっとも、試合の方は第2セット、ナダルが「5-3」とリードしたところで延期となっています。
シュワルツマンがリードしている時点での仕切り直しですから試合の行方はまだわかりません。
ただ、あの第1セットはあらゆる要素が最も良い状態にありました。
そのイメージを持ったまま、それが正確に再現できないとなると
シュワルツマンとしては少々苦しむことになるかもしれません。

もちろん、あれだけのプレーを見せてくれたシュワルツマンが
ナダル以上に持っている選手かもしれないですから、試合の再開を待ちたいと思います。

ナダルにとっても苦しい立場であることに変わりはありません。
大会に入って常に絶好調だったとは思えませんし
これで急に好調に転じているとは考えにくいからです。
何だかんだで勝ってきたのは凄いですが、やはり疲労の蓄積はあると感じます。

うう、もどかしい。早く観たい。

もう一つの試合、チリッチvsデル・ポトロは第1セットタイブレークの「5-5」という
こちらも、また凄いところで順延となりました。この試合も観たいですね。
試合は同時進行するでしょうから両方を生で観られないのは残念です。

2つのディスプレイを並べて交互に観ようかなあ。




  1. 2018/06/07(木) 14:04:32|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、全仏準々決勝

驚きました、チェッキナート。

ジョコビッチも倒せば今大会一の旋風だ、などと気楽なことを書きましたが
まさかそれを現実のものにしてしまうとは。
色々な選手をチェックしてきましたが、まだこんな選手が眠っていたんですね。

試合の方も堂々たるもので、ピンチにも臆せず戦う姿は、
本当にグランドスラム実績がほぼゼロなのかと疑いたくなるほど見事なものでした。
ジョコビッチの調子に触れることもできるでしょう。全盛期でないのは事実ですが、
それでも全盛期でないなりに戦ってきている今のジョコビッチとしては
全力で戦って敗退したという感じです。
第2、第4セットを取れなかったのはジョコビッチらしくないというか、
勝ち癖が付いていない感じがありましたが、それも致し方ないでしょう。
チェッキナートが打ち勝った見事な試合だったと言えます。

チェッキナートは25歳、まさに当ブログで提唱する25歳ピーク説のど真ん中にいます。
10年前であれば「今がピーク」というところですが、
最近の傾向で言えば「ここからがピーク」と言っていいでしょう。

しかも、片手打ちバックハンドというのがいいです。
片手打ちでありながら史上最強の両手打ちバックハンドの選手を
真っ向の勝負で打ち破ったわけですから、そのプレーの衝撃度は高いです。
バブリンカやガスケはもうすでにお墨付きですが、最近はティエムやディミトロフを始め、
更に下の世代のシャポバロフなども豪快な片手打ちバックハンドを打ちます。
片手打ちの復権も本格的になってきたといえるでしょうか。

もう一つ行われたボトムハーフの準々決勝ではティエムがズベレフをストレートで下しました。
ボトムハーフの肝ともいうべき実に楽しみな一戦だったのですが
ズベレフが連戦の疲れからか足に負担を抱え、本来の力が出せないまま終わってしまいました。
これは残念でした。しかしこれも勝負のうちです。
長い試合を何度も戦わざるを得なかったズベレフは、今後もっと効率的な勝ち方を覚えなくてはいけません。

難敵を次々と撃破したティエムはいよいよ初のグランドスラム決勝をかけてチェッキナートと対戦します。
ティエムは現在24歳、9月で25歳になります。チェッキナートとは1歳違いですがどちらもピークと言える選手です。
好調の選手同士ということで興味は尽きないですが、何と言っても片手打ちバック同士というのがそそります。

全仏ベスト4で片手打ちバックの選手同士が対戦するというのは随分久しぶりのことです。
恐らく2002年のコスタvsコレチャ以来のことではないでしょうか。実に16年振りです。
その時ですら久しぶりの片手打ち同士の全仏ベスト4でした。
もう少し前を見てみてると、1992年のコルダvsルコント、1990年ゴメスvsムスターがありました。
しかし、これらはいずれも左利き同士、今では実にレアな左利き片手打ちバックハンド同士の全仏ベスト4という顔合わせでした。
右利き同士となると1989年のエドバーグvsベッカーにまでさかのぼらないといけません。
つまり、90年代には右利きの片手打ちバック同士の全仏ベスト4というのは一度もなかったわけです。
今度の対戦は、ここ30年で僅か3回目の実現ということになります、えらいことです。
90年代以降は本当に両手打ちがストローク界を席巻していたのだということが分かります。

そんな、めったにない打ち合いが見られるわけです。
両者、準々決勝の勢いのままであればいうことなしです。たまりません。
キャリアでは当然ティエムが上だし、攻撃力もティエムが上でしょうが
チェッキナートも長いラリーで打ち負けないタフさがありましたし、時折見せたドロップショットがまた見事でした。
ジョコビッチ戦で完全に調子を崩していた第3セットはミスばかりでほとんどポイントが取れませんでしたが
このセットでチェッキナートが記録したウィナーはほぼ全てドロップショットだったくらいです。
つまり、ティエムにはない緩急があるということで、長い打ち合いになればどういう展開になるかわからないというのがあります。
この試合、大いに楽しむことにしましょう。

トップハーフはこれから準々決勝が行われます。
ボトムハーフに比べて波乱も少なく、ほぼ順当に上位陣が勝ち上がってきました。
唯一、第11シードのシュワルツマンが第6シードのアンダーソンを下したのが上位シードの敗退です。
この試合は2セットを簡単に取られた後のシュワルツマンの大逆転勝利でした。
シュワルツマンは既に実績もある選手ですし、その試合展開の派手さも相まって
あまり大きな番狂わせという感じはしません。
シュワルツマンは次にナダルとの対戦となります。

デル・ポトロvsチリッチはトップハーフで言うティエムvsズベレフに相当する対戦といえるでしょう。
一時は見事なライバルとしてテニス界を牽引するのではないかと思われた両名です。
その後紆余曲折ありましたが、なんだかんだでトップ集団に定住する選手として存在感を放っています。
対戦成績は意外なほど差があり、デル・ポトロの10勝2敗で、クレーでの対戦も全てデル・ポトロが勝利していますが
ここ最近はグランドスラムでは何故か強いというポストバブリンカ状態を継続させているチリッチは
決してただ不利なだけという評価にはならないでしょう。


さてナダルですが、アンダーソン、デル・ポトロorチリッチ、ズベレフと来た方が戦いやすかったかもしれません。
いずれも強力な選手ですが、長身で強打とタイプが似ていますので、同じような対応で戦えるからです。
しかし、実際には残る3連戦、全て違うタイプの選手と戦わなくてはいけないことになります。
これは大変です。ナダルが人知を超えた破壊的に強い選手でない限り、極めて難しいことになるじゃないでしょうか。
おお、テニスの神はナダルに何という試練をお与えになるのか。



  1. 2018/06/06(水) 16:24:22|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、全仏4回戦

日々楽しく試合の方追っておりますが
ブログ記事の方は1回戦終了時点以降更新してなったんですね。
大変失礼しました。

私の注目選手、結局は皆敗退してしまいました。
まあいつものことですけど。
ロレンツィのサーブも254km/hは異常値扱いされるに至ったようです。

さて、4回戦はボトムハーフまでが終わっています。

錦織はティエムに敗れました。残念でしたがまあやむを得ないでしょうか。
実力的にもう少しできたんじゃないかと思いますが
ティエムのやりすぎな位の強打は、妙にはまってました。
次はズベレフですが、フルセットの連続で疲れていると見るべきか
試合のペースを握る術を身に付けてきていると解釈すべきかいずれにしろ楽しみな対戦です。

ここはもうドロー発表の時点から見どころになり得ると考えられていたところですから。
ティエムか錦織のどちらかはほぼ確定で、
あとはズベレフが例のグランドスラム病を発症しなければというところでした。
無事の実現を喜びましょう。

もう一つの試合ですが、ジョコビッチとチェッキナートの対戦となりました。
ジョコビッチの相手、ゴファンかカレーニョ・ブスタが堅いと思われていたところでしたが
まさかのチェッキナートがその両者を倒しての勝ち上がりとなりました。
今大会はイタリア選手が話題を作っています。
トップハーフではフォニーニが残っていますし、
初戦でナダルからあわや1セット取れるかという所までいったボレッリもイタリア選手です。
ロレンツィも一瞬でしたがサーブ速度で取り上げられました。

チェッキナートはシード選手を連続撃破していますが、
さすがにまだ大会一の旋風というまでは行ってないと思います。
これでジョコビッチも、となるとそれはもう間違いないところですが、どうでしょうか。
ジョコビッチは以前のフォームをだいぶ取り戻してきています。

今夜のトップハーフも楽しみです。



  1. 2018/06/04(月) 12:27:15|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、全仏1回戦

雨天の影響もあり、まだ全ての試合が終わっていませんが
ほとんどの初戦が行われました。

大きな乱れはありまんが、実績組としては
バブリンカ、フェレール、ソックの敗退がありました。
いずれもフルセットでした。

スコアをざっと眺めてみるとトップハーフはストレート勝負が多く、
ボトムハーフの方が4セット、5セットの競った試合が多い印象です。

ドロー発表の時点から予想されていたとおりにボトムハーフに注目が多いというわけでしょうか。
ただし、よくよく見ると少し雰囲気は違います。
ボトムハーフの注目が高いのは、優勝候補が多く集まっているという理由からでした。
その優勝候補の選手を見てみると、ズベレフ、ティエム、錦織、ジョコビッチといずれもストレートで勝利しているのです。
第4シードのディミトロフも優勝候補に上げられるかはわかりませんが上位シードとしてストレート勝利しています。
ゴファンはフルセットでしたが、本命はほぼ順当に勝っているということになります。
これは本命以外の選手の実力が伯仲しているいうことなんでしょう。
初戦から気合を入れて試合を勝ち上がった選手と本命がぶつかってくるということで
2回戦以降、ボトムハーフは激しい戦いになると考えられます。
次の一番の注目はティエムvsチチパスでしょう。錦織vsペールも油断禁物の対戦です。

トップハーフで本命系と呼べるのは、
ナダル、チリッチ、デル・ポトロ、アンダーソン、エドムンド、シュッワルツマン、シャポバロフ辺りでしょうか。
デル・ポトロのみ4セットでしたが、他は全てストレートで勝利しています。

ナダルは少し不安定でした。マドリードから続く決してベストでない状態は気になります。
ただ、ピンチにおける集中力はさすがです。ナダルと打ち合える選手は増えていますが
大事な場面でナダルからポイントを取れる選手というのはそうそういません。
ナダルの体力と気力のバランスがどこまで保たれるのがが大会の大きなカギとなるでしょう。

私はいつものようにどうしても不安に感じる部分が多いです。
相手の強打に食らいつく守備力は確実に低下していると思われます。


前記事で触れた個人的注目選手を見てみましょう。

見事勝利を収めたのはグルビスです。
今の状態で更に多くの勝利を望むことは難しいかもしれませんが、
せめてあと一つ勝ってティエムとチチパスの勝者と対戦してほしいです。

コールシュライバー氏は特に何かの話題を振りまくでもなく敗退してしまいました。
しかし相手はチョリッチ、テニス界の将来を担う逸材です。
こういう選手にしっかりと勝ち方を教えてあげるのも氏の務めなのかもしれません。
チョリッチは今年、全豪こそ初戦敗退でしたが、マスターズでは
フェデラー、ズベレフ、ジョコビッチ、ティエム、チチパスと強敵からしか敗退していません。
チチパス戦に関しては開始間もないタイミングでの棄権でした。
しかもソックやシャポバロフ、アンダーソン、カレーニョ・ブスタなどに勝利しているのです。
これは期待できる逸材の登場なのではないですか。注目選手の交代です。
氏の教えを受け継いだチョリッチが次の注目選手に繰り上がりました。

ミスターサーブ、カルロビッチはストレートで敗退してしまいました。
スコアは「6-7 2-6 6-7」です。タイブレークが2つあるのは相変わらずですが、
ここはいっそ、3つともタイブレークだろう、と思ってしまうのは致し方ありますまい。
同じサーブキングのイズナーは、やはりストレートの「6-3 7-6 7-6」で勝利しました。
勝ち負けの違いこそあれ両者ゲーム数はほぼ同じ、この状態でのエース対決は・・・
カルロビッチ26本、イズナー28本でイズナーの勝利でした

因みに今大会のサーブの最高速度は、アンダーソンに敗れたイタリアのロレンツィで、
なんと数値は驚きの254km/h(!!)でした。
因みに同じ試合でアンダーソンは最速が217km/hで平均サーブは202km/hでした。
ロレンツィの平均速度は182km/hです。ん~・・・本当かいな??

残るもう一人の注目選手が、第17シードのベルディフです。
まだ試合が終わっていません。現在「6-7 6-7」の状態で雨天順延中。
ピンチです。フェレール、バブリンカの状況を見ると、ここから2セットを回復して、
しかし最後に力尽きるというのが流れかなと思えなくもなかったり。


  1. 2018/05/30(水) 12:16:00|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、全仏ドロー発表

全仏のドロー発表がありました。

ボトムハーフに選手が寄った印象です。
第2シードのズベレフはもちろん、ティエム、ゴファン、錦織、ジョコビッチがボトムハーフに入りました。
他にもディミトロフ、バブリンカ、フェレール、チチパスなどがボトムハーフです。
今クレーシーズンを通じて対ナダルに希望が持てる選手がほぼ全てボトムハーフになりました。

ということで、第1週はどうしても注目がボトムハーフに偏るのではないかと予想されます。
何より、第2シードのズベレフからして早いラウンドの戦いぶりに目が離せないですから。
ズベレフはいっそ、いきなり強敵と当たった方が良かったのではないかとすら思えてしまったり。
いずれにしろ、マスターズまでの選手という評価を今大会で完全に払拭したいところです。
これはもちろん簡単なことではありません。なにせ今のズベレフであれば
ベスト8くらいの成績では、よくやったとは褒められないほどの力になってしまっているからです。

錦織は順当にいくと4回戦でティエム、準々決勝でズベレフと当たります。
結構濃い山に入ってしまいました。一番激しいベスト4の山といえるかもしれません。
優勝候補に近い位置にいる3人のうち1人しかベスト4に残れないのです。
この山には他にもバブリンカ、チチパスがいますし、
プイユ、シモン、ペールといった地元フランス勢も多くいます。
この激戦を誰が制するのでしょうか。
因みにここでの私の個人的注目は予選を勝ち上がってきたグルビスです。

その隣は第4シードディミトロフと第8シードゴファンの山となります。
しかしここでの中心は第20シードのジョコビッチではないでしょうか。
この山にはフェレール、キリオス、モンフィス、ベルダスコのような実力者や
カレーニョ・ブスタ、バウティスタ・アグーといったクレー巧者もいますが
順当に戦いさえすればジョコビッチとゴファンを脅かす選手はいないと思います。
西岡が初戦でベルダスコと戦います。これは注目の一戦です。
この山の個人的興味はカルロビッチ。

トップハーフに行きましょう。
まずは第3シードのチリッチと第5シードデル・ポトロの山です。
ここではイズナー、エドムンド、フォニーニ等が上位シードを脅かす存在になり得るでしょうか。
杉田もここに入っていまして初戦でセバジョスと対戦します。
単純にチリッチvsデル・ポトロの対戦になれば純粋に面白いと感じますが、
正直もっとも地味なベスト4の山です。
ここでも個人的な興味は、滋味ともいえるいぶし銀、ベルディフ。

最後にナダルの山になります。
大会前に安易に予想を口にするのははばかられますが、
なんとなくこの山から、優勝に近い選手、もしくは優勝に手が届くほどの選手が
生まれるのではないかという予感がしています。
この山の誰かが優勝に近いか優勝に手が届く、わかんないですけど。
第1シードはナダル。対抗馬はコンディション不良。
正直マドリードもローマベストではなかったと思います。
2週間、5セットマッチにナダルの体が耐えられるのか。
散々勝ち続けてきた大会ではありますが、一応、絶対の本命とはいえ勝ち上がりが楽とは言い切れません。
初戦のドルゴポロフからいきなりの難敵です。
それ以外にも、ジョアン・ソウザ、ガスケ、シャポバロフ、ソック、シュワルツマン、チョリッチ、ロペス、アンダーソンと
少し地味ではありますがどうしてどうして中々の選手がそろっているのです。
この中ではシャポバロフが気になります。マドリードでは活躍しましたが、
ズベレフ以上に安定感に欠け、グランドスラムでの実績もまだほとんどない選手です。
格下であろうと何もできずに敗退してしまうことも十分あるでしょうが、
もうある程度の結果を残したっておかしくありません。
というわけで、この山の個人的興味はコールシュライバー。



  1. 2018/05/27(日) 10:29:01|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、ローマはナダルが優勝

更新が一日遅くなってしまいました。すいません。

ナダルがローマを制しました。
今大会はマドリード以上に本命が勝ち上がった雰囲気が漂います。
もちろん上位シードの早期敗退はあったわけですが
クレーシーズン到来時に予測された混沌状態とは違うツアー展開だったと言えます。

錦織にも触れたいところですが、やはり今大会私の注目はジョコビッチです。

ナダルとの対戦、特に第1セットはあの最強を分け合っていた頃の対戦を彷彿とさせました。
ナダルがマドリードのティエム戦のようなコンディションだったらジョコビッチの一方的な展開だったでしょう。
裏を返せば、ナダルが不調で、かつ他の実力のある選手が好調でなくては勝つことができないということなんでしょうが。
決勝のズベレフも惜しいところまでナダルを追い詰めましたし、
ティエムも含めてこの辺りの選手達が現在のクレー2番手ということになるかと思います。
錦織もそこに食い込んでほしいところなんですけど。

準々決勝辺りからのナダルのコンディションは気になりました。
それでも優勝したのだから凄いわけですが、今回のローマ出場は果たして正解だったんでしょうか。
さすがにそれは心配しすぎですかね?
優勝しておいて正解ではなかったかもなどと言われるナダルも大概です。

今年のクレーシーズンは総じて勝つべき選手は比較的勝ててましたが
それでも常に万全というわけではありませんでした。
選手は全仏でどれだけ好調を維持できるかというのが大きいですが
ドロー運も大きく関係してくるのは間違いないでしょう。
ジョコビッチや錦織は下位シードとなります。
この辺は大会を荒らす要因になりそうです。

現在のランキングの一部を抜き出してみます。
17位以下の10名です。

17 エドムンド
18 ベルディフ
19 フォニーニ
20 チョンヒョン
21 錦織
22 ジョコビッチ
23 キリオス
24 コールシュライバー
25 バブリンカ
26 シャポバロフ

凄いメンバーです。これが下位シードとなるかもしれないとは!
上位シード勢は3回戦でこれらと当たってしまうわけですから嫌でしょう。

もっとも、2位のフェデラーが不出場ということは確定なので
エドムンドが16シード以内に入ることは決定しています。
キリオスとバブリンカはしばらく大会に出ていないですが全仏には間に合うでしょうか。

因みにノーシードになるかのギリギリラインである33位以下の10名も見てみます。

33 フェリシアーノ・ロペス
34 ジル・ミュラー
35 ベルダスコ
36 ラモス・ビノラス
37 ツォンガ
38 モンフィス
39 カチャノフ
40 チチパス
41 チョリッチ
42 ダビド・フェレール

ここもやばくないですか。
初戦でいきなり当たるには面倒な選手ばかりです。
上位50名ほどの戦力差はさほど大きくないということなんでしょう。

こうしてみると全仏は初戦からいきなり面白い対戦が組まれる可能性が高いということです。
今年も見逃せません。

ズベレフは大丈夫かな。
初戦チョリッチ、2回戦チチパス、3回戦チョン、なんてことになったら
折角マスターズで溜めた自信がまたも打ち砕かれかねないですから。

その上、4回戦ジョコビッチ、準々決勝錦織、準決勝ティエム、
そして決勝ナダルなどとなったらえらいことです。

ん?てゆーか決勝まで行ってるぞ。



  1. 2018/05/22(火) 09:27:29|
  2. 2018年4月~6月
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2018年、ローマはベスト8が出そろう

・ナダルvsフォニーニ
・ジョコビッチvs錦織
・チリッチvsカレーニョ・ブスタ
・ズベレフvsゴファン

割と役者が揃った感じがします。これでフォニーニの所がティエムだったら、
トップハーフは先週からのリベンジマッチの応酬ということで演出としてはバッチリだったと思いますが。

ジョコビッチvs錦織は一番の見どころと言えるでしょう。
ディミトロフ戦で激戦を戦った錦織が疲れを残してはつまらない試合になってしまいます。
そうならないように錦織の体力を第一に考えて、試合演出を考えてくれたコールシュライバーに感謝を。

ジョコビッチは3戦をストレートで勝ち上がってきています。
今年は良い状態が長続きしない傾向にあるのでどうなるかわかりませんが、
徐々にコンディションを上げてきているとすれば
このところ苦手意識も芽生えているであろう錦織にとっては厄介です。
ランク的にはもちろんジョコビッチが上なのですが、現在の状態で連敗はあまりしたくないでしょう。
錦織に頑張ってほしい思いもある反面、ジョコビッチとナダルの対戦が観たいという思いもあります。

ボトムハーフではズベレフが色ん々な意味で中心にいます。
1年近く低調だったわけですが、ここへ来てプレーぶりにも風格が出て来ています。
雑なところもありますがショットを見れば圧倒的に強いのが分かります。
後は負け癖との勝負だけです。仮にローマも制するとなると一気に全仏の優勝候補筆頭に躍り出ますが
そこでまた去年のようなことがあるともう立ち直れないかもしれません。

ズベレフはグランドスラム勝率は極めて平凡(56%)ですが、
マスターズ勝率(69%)は歴代トップ10に入っているのです。
マスターズの強さはそのままに、グランドスラムの率を上げていけば勢力図の書き換えが行えるかもしれません。



  1. 2018/05/18(金) 11:39:22|
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