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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2019年、ウィンブルドン決勝はジョコビッチ

スコアは「7-6 1-6 7-64-6 13-12」

凄いんだけど、凄いんだけど、でも、何と言うか、心情としては、
あんな内容で、あんな内容で落とすことになってしまうんなんて、フェデラーの気の毒さったら。
もしかしたらフェデラーは最後のグランドスラム決勝かもしれないわけですからね。
まだあるでしょ、ジョコビッチは。もうそんな感じ。

まあ冷静に判断するなら第4セットでブレークバックした時点で試合はジョコビッチに傾いてたんだと思います。
壮絶なファイナルセットというより、中々決めきれないジョコビッチが試合を長くしたという感じでした。
それだけに、フェデラーに訪れたチャンピオンシップポイントの驚きと、そして取れなかった無念さ。
あれが取れなかったらもう駄目でしたね。

しかし、ウィンブルドン史上初のファイナルセットタイブレーク導入でいきなり最初の決勝がタイブレークですからね。
我々は、歴史の一ページをまたも目撃したことになります。
ビッグ3はどんなものでも演出してきます。
何度も歴史を変えてきた方々ですが、ここでももう一つやってくれたわけです。

ベテラン選手同士ということもありますし、芝生ということもあるでしょうが
思いのほか強打の少ない、大人の決勝でした。
それだけにあの長さにも関わらず両者にへとへと感がありませんでした。
フェデラーのジョコビッチ対策は見事でしたし、
フェデラーの多彩さに対応しきったジョコビッチもまた見事でした。
結局ビッグ3以外の決勝を期待しながらも、そのプレーには魅せられてしまうのですね。



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  1. 2019/07/15(月) 03:27:03|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、ウィンブルドン準決勝

いや~、テニスっていいですね。
いや、違うな。こうかな。
フェデラーvsナダルっていいですね。

なんという、なんという、試合後の観戦感。
観たぞ、というこちらまでが高ぶる気持ち。
試合内容が良ければ良いほどそういう気分に浸れます。

決勝はジョコビッチとフェデラーとなりました。

まずはジョコビッチの方から行きましょうか。
バウティスタ・アグー戦。
バウティスタ・アグーの粘りに調子が狂わされたのは少々意外でした。
昔のジョコビッチにはそういう面も結構あったのですが、覚醒してからは
ましてやグランドスラム第2週ともなればその安定度は極上のものとなっていましたから。
第1セットを簡単に取っただけにその後のミス連発は想像外のものでした。
このところ2戦連敗していたというのもなんらかのプレッシャーになったのでしょうか。

単にジョコビッチが調子を崩しただけという可能性もありますが、
もしかしたらここにジョコビッチ攻略のヒントがあるのかもしれません。
バウティスタ・アグーは良く戦いましたが決定打に欠けました。
これでもしもゴファンや錦織のような一撃があれば展開は大きく変わったかもしれません。
ジョコビッチも我慢することで調子を取り戻すことができました。
せっかく狂わせたのに、改善する時間を与えてしまったとも捉えられます。
良い時間帯に一気に畳みかけることができなかったのは残念なポイントでした。

まあ、選手に振り分けられるステータスには限界がありますので
バウティスタ・アグーの粘りとゴファンの強打とでは
どちらかを選ばないといけないということなのだろうとは思います。
これを両方持っている選手などというのは通常はあり得ず、
あるとすれば、それはすなわちジョコビッチ、ということになるのでしょう。

まあただ、隙のないジョコビッチを苦しめた一例として
ダメもとでも、そのプレーを参考にしない手はないと思えるのですがいかがでしょう。


さて。そしてフェデラーvsナダルです。
もうなんて言うんでしょうね。素晴らしい。見事な試合でした。
正直、ナダルはいつもよりもショットが入らず、調子は最高潮ではなかったと思います。
それでもあの粘り、恐るべしです。ブレークポイントをいくつ凌いだでしょうか。
ジョコビッチも同様にブレークポイントセーブが異様に多い選手ですが、
この両者の追い詰められた時の強さというのは、
恐らくテニス史上でも他を圧する最高のものだといっていいと思います。

第2セットをナダルが簡単に取りましたが、それでフェデラーが調子を崩さなかったのは大きいです。
以前のフェデラーは、バックハンドがナダル戦での最大の弱点だったのですが
2017年の劇的な復活以来、一気に有効な対抗打に生まれ変わらせました。
逆にナダルのバックハンドを責めるスタイルが効果を発揮し、
フェデラー最大の持ち味であるショットの多彩さが最大限に発揮された試合になったと思います。
躍動感のあるフェデラーの動きと高精度のナダルのショットを存分に味わうのはテニスファン無上の喜びです。
全仏の時と違い、最後までどちらが勝つわかわからないような展開だっただけに
この試合は最大のプレゼントになりました。ありがとうございます。


決勝は、まあ正直ジョコビッチ優勢ですよね。
準決勝の両者の調子で言えばフェデラーの方が上だったと思いますが、
それは展開によるものであり、ここまで何度も戦っている相手に対して
ジョコビッチが調子を狂わせたままで試合を迎えるとは思えません。
願わくば良い試合になることを期待したいです。
今年行われたビッグ3同士のグランドスラム決戦は、全豪決勝、全仏準決勝と一方的な展開でした。
今回ようやく内容の良い試合が行われましたので、この勢いのまま決勝も観戦後の満足感を味わいたいものです。

このところフェデラーはジョコビッチに勝っていません。
最後に勝ったのは2015年の年末ですので実に3年半勝ってないことになります。
またグランドスラムに限定すると2つのウィンブルドン決勝を含み実に4連敗中となっています。
最後にグランドスラムで勝ったのは2012年のウィンブルドンですので実に7年前ということになります。
実はビッグ3同士の対戦のうち、近年一番差が出ているのはこの両者なのです。


さて、もう一つ、ちょっと決勝とは離れますが、教えていただいた情報によると
錦織は現在実にグランドスラム21連勝中だそうです(対人間成績。人以外の何かとの対戦は除外)。
凄いですよね。凄いんですが何故タイトルはないんでしょうか。
こういう素晴らしい選手の才能をむしり取る現在のテニス界の制度はいかがなものでしょう。
これを受けて、私は新たなレギュレーションを考えました。

「グランドスラム優勝15回以上を達成した選手は、年間一つのグランドスラムにしかエントリーできない」

どうでしょう?マスターズに出場義務がありますが、それを逆手に取った大胆な発案です。
これにより一気に優秀なグランドスラム成績を収める選手が増加することになります。

しかも「年間一つのグランドスラム」というのも、
好きなものにエントリーできるのではなく、一番優勝数の少ない大会に限定されます。
こうすれば、フェデラーとジョコビッチは全仏のみ、ナダルは全豪のみにエントリーすることになります。

かなり強引なレギュレーションチェンジですが、かつてのジャック・クレイマーなら強行したかもしれません。
他の前途ある選手の未来のためには致し方ないことなのです。


と、ここまで考えておきながら、準決勝のフェデラーvsナダルを観て考えを改めました。
だって、この試合が観られないなんて考えられない。
ゴファンvsバウティスタ・アグーも素晴らしいとは思いますが、やっぱりフェデラーvsナダルが観たい!

こんなこともわからないなんて、
ジャック・クレイマーもまだまだテニスのことがわかってないなあ(トバッチリの極み!)。




  1. 2019/07/13(土) 09:54:44|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、ウィンブルドンはベスト4へ

・ジョコビッチvsバウティスタ・アグー
・フェデラーvsナダル

ほぼ予想通りの準々決勝の勝ち上がりだったといえましょう。
一番競った試合がバウティスタ・アグーvsペラというのも予想通りだったといえます。

第1セットで、あれ、結構いけるんじゃね?と思わせておいてから、
一気に地獄に叩き落しにかかる、ああいう無慈悲な戦い方は如何なものでしょうか。
そういうとこですよビッグ3。

ゴファンと錦織の落胆ぶりと言ったらいかほどのものでしょう。
ナダルvsクエリーは試合の方観ていないのですが、スコアから概ね同じような状況だったと容易に想像できます。

因みにスコアは
ジョコビッチvsゴファンは「6-4 6-0 6-2」
フェデラーvs錦織が「4-6 6-1 6-4 6-4」
ナダルvsクエリーが「7-5 6-2 6-2」
どれも第1セットは悪くなかったんですよね。錦織に至ってはセット取ってますし。
で、第2セットに入ってからの落差、思いやりにかける戦い方、ひどいもんです。

そこへいくと「7-5 6-4 3-6 6-3」と、バウティスタ・アグーvsペラのなんと健全なことか。

でも錦織はね、可能性を感じさせてくれました。
正直ビッグ3の中ではフェデラーが一番対戦しやすい相手だというのは事実でしょう。
それでもグラスコートであそこまで戦えるのは観ていて嬉しかったです。

本当に第2セットのコテンパン度だけが残念でした。
ギアをくっと上げるんですね。
セット取られちゃったか、じゃあ取り返しておくか、みたいな気楽な感じ。

ジョコビッチに至っては、ブレークされちゃったか、
じゃあここから10ゲームくらい取っておくか、みたいなもっと気楽な感じ。

準決勝ですが、ゴファンとバウティスタ・アグーはタイプが似てます。
余裕のジョコビッチが全仏と違って激戦でつぶしあうことになるフェデラーvsナダルを尻目に
難なく連覇という筋書きが見えてしまうではないですか。

ぶっちゃけ私の応援度は
バウティスタ・アグー > フェデラー > ナダル > ジョコビッチです。
もちろん優勝の可能性ということではこれが全く逆になるのでしょう。

いや、ちょっとだけ正確じゃないかな。
決勝がバウティスタ・アグーvsフェデラーだったら
バウティスタ・アグーを確実に応援するかは自信ない。
でもいずれにしろこれが一番実現の薄い組み合わせですので、そうなってみないとわからないですから
特にバウティスタ・アグーには頑張ってほしいです。



  1. 2019/07/11(木) 11:51:41|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、ウィンブルドンはベスト8が出揃う

・[1]ジョコビッチvsゴファン[21]
・[23]バウティスタ・アグーvsペラ[26]
・[3]ナダルvsクエリー
・[2]フェデラーvs錦織[8]

なんとびっくり、8人中シードが7人!!
前記事でシード選手の敗退が多いと声高にうそぶいたばかりだというのに!

でも下位シードも多いですからね、決してシード勢委安泰というわけではなく
概ね私の言説も間違いではないということでよろしいかと思います。

上位シードの生き残りは4人、半分がシードを守ったことになります。
ここは褒めて差し上げるべきでしょう。いや、別に上の3人は褒めなくてもいいか。
上位シードの残りの一人だけはうんと褒めてあげましょう。
ここまで、ここまで頑張ったじゃないですか。
次は相手が相手だしウィンブルドンは適正コートではないですからね。ベスト8でも素晴らしいです。
全米ですよ。もう次の全米こそが彼の最大にして最後のチャレンジです。

ジョコビッチはゴファンが相手になりました。
ゴファンがここまで戻ってきたのは嬉しいですし、十分に手ごわい選手ではあるのですが、ここも錦織と同じ感じです。
ここがクレーかせめてハードであればあるいはと思えなくもないです。
ここも、ゴファンが戻ってきたことを褒めましょう。

ジョコビッチは決勝まで下位シードしか残ってないですから結果として良いドローを引いたことになります。
いやまあドローはほとんど関係ないんだろうなとは思いますが、この人の場合は。

前記事でジョコビッチの一段上とも思える安定感を称えておりますが
4回戦ではフェデラーとナダルも、なんだよスゲーじゃんと思わせる快勝ぶりを見せつけました。
やっぱり別格なんですかねえ、この人たち。

それでもボトムハーフはトップハーフよりも大いにきついドローになっています。
ナダルの相手は唯一のノーシードであるクエリーですが、
ネームバリュー的にもコート適正的にも8人中4番目の評価と言って差し支えないんじゃないでしょうか。

ボトムハーフに選手が集まり切った感じですので、それこそ、
ああ、最後はジョコビッチか、と思えてしまいませんか?


トップハーフのバウティスタ・アグーvsペラは、どうしてもネームバリュー的に一段下に見られてしまう対戦ですがここにも触れておきましょう。
ペラは完全なクレー巧者でしてこれまでのグランドスラム実績からしても異例の勝ち上がりとなっています。
(発音はペジャ、ペリャなどあるんでしょうか。あまり詳しくないのでここではペラ表記でいきます)
4回戦では普通に誰もが勝ち上がるだろうと思っていたラオニッチが相手でしたが、まさかの2セットダウンからの逆転勝ちを収めました。
ペラは1990年生まれなので今年で29歳、ゴファンと同じ年ですのでキャリアは短くないですが、
トップ100に入ったのは今年が初でタイトルも今年のサンパウロが初めてという遅咲きのしかし今が上り調子の選手といえます。
バウティスタ・アグーは実はグラス適正の高い選手で、クレー勝率が一番低いというスペイン選手としては珍しいタイプです。
フェリシアーノ・ロペスがそうですが、彼の場合は元々ネットプレイヤーでしたからスタイル的にも納得できます。
バウティスタ・アグーは粘りのストローカータイプなので少々意外です。
ビッグ3が苦も無く相手をぎゅうぎゅうにやっつけつくすさまを観るよりも
もしかしたらこうした意外性のあるあまり目にしない試合の方が面白いものになるかもしれませんよ。


ベスト8に残った選手のうち、一番若いのがペラとゴファンです。
ゴファンは誕生日前なのでまだ28歳ですが、もう30手前の選手です。
錦織も29歳ですが今年の年末で30歳になります。そして残りの5人は30歳以上です。

毎回若手とベテランの力関係がどうこうと言ったりしますが、結局こうなるんですね。
今回は特にチチパスやズベレフが初戦で消えてますからまあそうなるんだろうなという感じです。
ウィンブルドンは芝生に合わせる時間がないだけにより経験がものをいうのかもしれないですね。


  1. 2019/07/09(火) 12:08:15|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、ウィンブルドン第2週

さて、ウィンブルドンは本日から第2週に入ります。
シード勢が多く崩れる中、どこ吹く風で勝ち上がるビッグ3のなんと憎らしいこと。
セットを落としていますが、むしろ調整しているとさえみられる始末。
まあ、実のところはそんなことはなくて、ギリギリの力関係でも
しっかり勝てるのが相変わらずの強さの秘訣ということなんでしょうけど。

残りの上位シード勢はほとんどが敗退しています。
ビッグ3さえいなかったら完全な戦乱時代と呼べる有様です。
第16シードまでで残っているのは第8シードと第15シードの2人だけ。

この2人はそこそこキャリアのある選手ですが
グランドスラムで決勝進出はあるものの優勝はないという程度であって
ビッグ3の有力な対抗馬になりうるかと言われればなんとも頼りないところ。

どちらかといえば第15シードの方が芝生適正があり、ウィンブルドンでの決勝進出もあります。
クレーシーズンも怪我でスキップしましたから、より有効な存在であろうとは思われますが
このまま勝ち上がると対戦するであろう第1シードにはただの1度も勝ったことがないんですよね。
セットすら2つしかとっていません。対戦成績では0-9、セットカウントは2-21。

下位シードは5人が残っているのでシード総数としてはまだ10人いることになります。
しかし、3回戦終了時点で3分の1弱というのはまあ少ないと思います。特に上位シードの負け方が壮観ですから。

どうにも、3人とその他大勢の大会、といういつもの感じが出てきつつありますね。

3人を比較すると、ジョコビッチが一番安定してるように思えます。
ショットと動きにスキがないというか、グラスコートでこうも安定したストロークで勝ちを重ねられるって
かつてのボルグでもコナーズでもそこまでではなかったんじゃないでしょうか。

特にラリーにおけるクロスへのショットは見ごたえありです。
フェデラーやナダルもクロスへの素晴らしいウィニングショットはありますが
決め球として使うのがほとんどで、ラリーの途中で多用するわけではありません。
しかしジョコビッチは決め球でなくても多用します。
ショットコントロールへの自信と返球された時のコートカバー力があるからこそだと思います。
ラリーの幅広さという点で言えばジョコビッチは間違いなくツアー1じゃないでしょうか。


  1. 2019/07/08(月) 16:58:56|
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2019年、ウィンブルドン開幕

開幕して既に2回戦まで進んでますけども。

ティエム、ズベレフ、チチパス、モンフィス、コールシュライバーが1回戦で
チリッチ、バブリンカ、イズナー、カルロビッチが2回戦で敗退しました。

どれももっと勝ち上がっていたとしても何の問題もない選手たちですが
同時にここで負けたというのもまた何の驚きもないことだったりするのです。

ティエムは2年連続全仏ファイナリストで、2年連続ウィンブルドン初戦敗退です。
正直もうちょっと頑張ってほしかったですが、意外性のない結果でもありました。
イズナーのような例もありますが、多くの場合でクレーで活躍した選手が敗退しています。

以前の記事でも触れていますが、このような
コート種別で明確に結果が左右される時代が戻ってきているのかもしれません。

ビッグ4の時代が特殊だったわけです。
というのも、ビッグ4のみがクローズアップされがちですが、それだけでなく、他のトップ10前後の選手たち、
バブリンカ、ベルディフ、ツォンガ、デル・ポトロ、フェレールなども、どのコートでも結果を出すことができていたのです。

選手の特殊性なのか、時代の特殊性なのかわからなくなりますが、
結果論としては時代の特殊性と考えて差し支えはないのではないかと思います。
どのコートでも勝てる選手というのはこれからどんどん減ってくるかもしれないですね。


  1. 2019/07/05(金) 14:20:24|
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2019年、グラスコート前哨戦

ハレとロンドクイーンズの大会が終わりました。

フェデラー氏、やりますね。
ハレで10回目の優勝。オープン化以降ではナダルに次ぐ2人目の同一大会2桁優勝の快挙です。
全ての試合で圧勝というわけではありませんでしたが、
前哨戦として、しかも全仏ベスト4に進出した選手としては出来過ぎというべき結果です。

決勝の相手であるゴファンも、膝の怪我があって長くトップコンディションではありませんでしたが
久々のツアー決勝進出となりました。こういう思わぬ選手が活躍するのが今のテニスです(F氏は例外)。
ゴファンはズベレフやベレッティーニを下しての決勝進出でした。
ベレッティーニはまだランクの高い選手ではありませんが、前週のツアー250のグラス大会で優勝していましてし
その際にはキリオス、カチャノフ、オジェ・アリアシムを下し、失セットゼロでの優勝でしたし
カチャノフには2週連続で勝利していまして、目下絶好調という選手でしたから
それに勝ってのゴファンの復活劇というのは大きかったと思います。


クイーンズの方はF・ロペスの優勝でした。これもまた伏兵ともいうべき思わぬ選手の活躍です。
今大会はワイルドカードでの出場でした。
マレーと組んだダブルスでも優勝していてそちらの方がニュースとして取り上げられていますが
純粋にシングルスだけでも見事な結果だったと言っていいと思います。
雨の影響でスケジュールがうまくいかないこともあり、シングルスとダブルスの両方で勝ち上がったロペスは
トリプルヘッダーなども戦いました。八面六臂の活躍です。
2回戦のデル・ポトロ戦は不戦勝となりましたがそれ以外のシングルスは全てフルセットの試合でした。
フェデラーとマレーに話題が行きがちですが、今回ばかりはロペスを取り上げないと叱責されても仕方ありません。
ロペスこそが先週のベストプレイヤーではないでしょうか。フェデラーと同じ37歳です。頑張りますね。

ロペスは今年のクレーシーズンでは、実に0勝4敗でした。
逆にそれがグラス準備への余裕を生み出して今回の快進撃につながったのかもしれません。

ロペスと決勝を戦ったジル・シモンにも同じことが言えます。
クレーシーズンでは活躍できなかった、かつてに比べればランクの落ちているベテラン。しかし決勝進出をしてしまう。
まさに誰が勝つか全く読めないという現在のテニス界の象徴というべき結果です(F氏は例外)。
シモンも決勝まで全ての試合でフルセットを戦いました。
今年のクイーンズは開始前から混戦になるだろうと感じていましたが、
思わぬ二人の決勝進出、どの試合も接戦だったという点で実に見事な予想にたがわぬ混戦模様を味わったと思います。


マレーに触れましょうか。
ダブルスでの出場でしたが、優勝ですよ、いきなり。
マレーの凄さというよりは、休んでしたベテランが久々に大勝ちする、正にその例の一つといえるでしょう。
でもうれしいことには変わりありません。ウィンブルドンでもダブルス出場を行うようです。
これで気をよくしたのか、一部報道でシングルスの可能性も指摘sれていますがそれはどうでしょうかね。

いずれにしろウィンブルドンのドロー発表を待ちたいと思います。


  1. 2019/06/24(月) 12:01:58|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、グラスシーズン第2週

今週はツアー500が行われます。
グラスの前哨戦としては最も大きいハレとロンドンの大会です。

ジョコビッチとナダルは今年も前哨戦に出ないことを選んだようです。
ウィンブルドンがぶっつけ本番となりますが、これまでもそれで結果を出してきている人たちですから
今回もベストな選択ということなのでしょう。

フェデラーはハレに出場しています。もちろん第1シードです。
こちらも、かのフェデラーですからそんなに心配はないのかもしれませんが、
全仏が良すぎただけに芝生に一早く順応してほしいところです。
ハレはフェデラーにとっては庭ですからしっかり調子を整えてくれるのではないでしょうか。

ウィンブルドンではフェデラーが第3シードとなるでしょう。
全仏の良さをそのまま引きずるとすればビッグ3は当然ベスト4に進出するわけですから、
フェデラーがジョコビッチとナダルのどちら側のドローに入るのか気になります。
ただし、全仏前には3人の誰もが早期敗退の可能性があると考えられていました。
全仏では調子が良かったからとウィンブルドンでも同じとは限らないことは頭の片隅に入れておく必要があるかもしれません。

ハレの第2シードはズベレフです。
ズベレフは先週のドイツの大会に出てまして、初戦敗退を喫していました。
全仏で良かった選手がすぐに芝生に順応できるわけではないという「普通の選手」の一例をよく示してくれています。
ズベレフはしばらくは上位シードであることを忘れて、まず勝ち方を少しずつでも取り戻していくべきでしょう。
競った試合になると落としますし、不調になったら何もできずに負けることもあって、
とにかく試合の中で流れをどうにかするということが全くできていないのが現状です。
力はあるしショット一つ一つは相変わらず見事ですから、あとは何かのきっかけだと思うんですがね。


ロンドンの方は第1シードがチチパス、第2シードがアンダーソン、第3シードがデル・ポトロです。
他にもバブリンカ、メドベージェフ、ラオニッチ、チリッチ、キリオス、ディミトロフ、
オジェ・アリアシム、シャポバロフ、ティアフォー等々、結構な選手がずらりと並んでいます。

クレーシーズンでは良い活躍を見せたといえる第1シードのチチパスですが、
こちらもズベレフと同様、先週の大会では初戦敗退をしていました。
今週の初戦の対戦相手は地元イギリスのエドムンドです。
実はエドムンドは英国選手にしては意外なほどグラス勝率の低い選手なのですが、チチパスとしては十分に手ごわい相手といえます。
因みにエドムンドは今クレーシーズン1勝6敗でした。(チチパスは15勝5敗。タイトル1)
混戦模様となっている場合、このようにクレーでいまいちだった選手の方がグラスで活躍するケースは往々にしてあります。
チチパスとしてはグラス2大会目ですからもう結果を出していきたいところでしょう。

また今大会、第2シードがアンダーソン、第3シードがデル・ポトロというのも今のテニス界の現状を示しているといえます。
選手層が厚い大会にもかかわらず怪我で戦線を離脱していた選手が上位シードになるというのは
安定した成績を収めている選手がいないということになります。
敢えて言うならデル・ポトロとアンダーソンがそうなんでしょう。怪我前に貯金が豊富だったというわけです。

それだけに大会の行方は読めません。気にもとめていなかった選手が勝ち上がる可能性だってあるわけです。
何となくフェデラーが本命とみられてしまっているハレよりも、
本命不在のロンドンの方が勝ち上がりの想像のつかなさで面白い大会になるのではないかという気がしてます。

ウィンブルドンに向けた最も大きな前哨戦ですから、今週はラウンド一つ一つに注目していきたいと思います。


  1. 2019/06/17(月) 09:54:49|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、グラスシーズンスタート

グラスシーズンが始まりました。
コート特性の違いからクレーシーズンの出来が成績と直結しないというのは昔からの特徴です。
誰が勝つか判断しにくいという点で非常に面白いシーズンといえます。

クレーシーズンは休んでいた選手が活躍することも多いです。
今回で言えばラオニッチやイズナーがグラス適性が高く、かつクレーシーズンをスキップしたキャリア組の代表といえるでしょう。
こうした選手が活躍することで目覚ましいランキングが入れ替えが行われることになります。

逆に、クレーで頑張った選手がグラスに馴染めず、また疲れから活躍せずに終わってしまうということもよくあります。

全仏で好成績を収めたのにウィンブルドンでは早期敗退だったという例は過去に何度もあるます。
昨年のティエムがそうでした。全仏準優勝、ウィンブルドン初戦敗退。

また70年代の名選手にヤン・コデスという選手がいましたが、
70年、71年と全仏を連覇しているものの、どちらの年もウィンブルドンは初戦敗退でした。
(ただし、73年にはウィンブルドンで優勝しているという不思議な選手)

このような例は上げていけばきりがありません。
むしろ全仏で強かった選手がウィンブルドンでも活躍できる方が難しいのです。

近年はそういう感覚をマヒさせる大罪人が4人もいたのでテニスファンですら忘れてしまっている部分がありますが
両方での活躍というのは非常に大変なことなので、クレーで頑張った選手が結果を出せなくても
あまり責めないであげていただきたいと思うのです。
まあ、もちろん結果を出してくれるにこしたことはないわけですが。

さて、その大罪人4人の異様さを一つ紹介します。
同年の全仏とウィンブルドンで両方ともファイナルに進出した選手というのはあまりいないわけです。
1968年のオープン化以降、2005年まで37年で12例が認められるのみでした。
(レーバー×2、ボルグ×4、マッケンロー、レンドル×2、エドバーグ、クーリエ、アガシ)

しかし2006年から2016年までの11年間で12例が記録されています。
(フェデラー×4、ナダル×5、ジョコビッチ×2、マレー)

この間、達成されなかったのが2012~2013年の2年間なのですが
そのうちの2012年については2大会の決勝の座を4強が分け合っています。
2013年はフェデラーが入らず、代わりにダビド・フェレールが入りました。

ナダルが最も多く、ジョコビッチが少ないというのは意外でした。
(少ないったって2回達成。レーバー、レンドルと同じなんだけど)

因みにテニス史上、全てのグランドスラムで優勝と準優勝を経験しているのはフェデラーとレーバーだけです。
オープン化以降に限ればフェデラーのみとなります。



  1. 2019/06/13(木) 15:58:00|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、全仏決勝はナダルが勝利

ナダル強かったです。12回目の全仏制覇。

これで全仏3連覇となりました。全仏3連覇を3回以上やっているのはナダルだけです。
いや、全仏に限らず同一グランドスラムで3連覇を3回以上やっているのはナダルだけです。
いや、同一グランドスラムに限らずグランドスラム3連覇を3回以上やっているのはナダルだけ。

ナダルは全仏4連覇、5連覇ときて現在3連覇中ですが、ひょっとして6連覇の途上なのだったりして。
いやさすがにそれは無理ですか。あと3年必要ですし、3年後にナダルは35歳。
35歳でグランドスラム優勝できる選手がいますかって話です。・・・あ!

ナダルの優勝12回の決勝の相手を見てみると、フェデラーが4回でトップ、
続いてジョコビッチの2回なのですがそれ以外は1人ずつという状態でした。
今回のティエムはフェデラー、ジョコビッチ以外で初めてナダルと2回決勝を戦った選手ということになります。
4強以外で2年連続同一グランドスラム決勝進出というのも2009-2010年全仏のソデルリング以来です。

間違いなくティエムは全仏の巨大な壁をに果敢に挑んでいる最中だといえます。
今後長い長い全仏1強史の勢力図が塗り替わるとするならば、
それはティエムの手になる可能性が大きいものであることは間違いないでしょう。

かつてウィンブルドン1強時代にフェデラーに挑んだナダルの姿が頭をよぎります。
当時最強のフェデラー相手に2年連続で決勝を戦ったナダルは、どいらも準優勝に終わったのですが
3度目の正直で挑戦した際には遂に王座をもぎ取ったのでした。
その2年目の敗退の際には、もしも今後フェデラーを倒す選手が現れるとしたら
それはナダル以外にないだろうと思わせたものです。

今年のティエムが当時のナダルほど王者に肉薄していたかと言われればそこまでではないかもしれません。
しかし同じように強い可能性を感じたのは確かです。

試合の方、第1セットの出だしはティエムの守備力が、そして第2セットではその攻撃力がナダルを上回っていました。
これがもう少し持続してくれればと思うのですが、そこがまだ王者と決定的に違うところなんでしょう。
準決勝のジョコビッチ戦もそうでしたが、もうひと踏ん張り、というところでミスをしたり
攻めの姿勢を自ら崩したりで、力で打ち負けるのではない取られ方をする時間帯がちょくちょく発生します。
この辺が、見ていて惜しいというか歯がゆいというか、どうにもやきもきさせられてしまうわけです。

試合の最初の方ではナダルのミスが多かったですが、不調というよりもティエムの粘りに引きずられてのミスでした。
連戦のはずのティエムは疲れ知らずで、むしろジョコビッチ戦以上に体が動いているのではないかと思われました。
しかしその上を行き、きっちりと要所を締めてくるナダルはさすがでした。

ティエムのあのプレースタイルを5セットマッチでずっと維持させるのは難しいと思いますが
位置取りを前にしたり後ろにしたりと結構考えてプレーしている部分もあり
何より片手打ちなのにバックハンドでナダルに撃ち負けないというのは大きな武器だといえます。
新ためて現時点で既に、ナダル、ジョコビッチに匹敵するクレーコートの最強選手なのだと思いました。

ティエムは今25歳ですから、当サイトのピーク説で言えばまさに絶調の時です。
そして近年はそこからしばらくピークが持続する傾向にありすのでここからの更なる伸びも楽しみです。
来季のクレーシーズンが目玉でしょうが、まずはハードシーズンでも成績を残すことでしょう。
グラスコートについてはある程度は仕方ない部分もありますが、
昨年のウィンブルドンは初戦敗退でしたのでさすがにそれよりは勝ちたいものです。
昔から全仏王者やファイナリストがその年のウィンブルドンで初戦敗退するというケースは多くありますが
苦手コートであってもある程度は克服していかないと更に上には行けません。
ハードシーズンへの足掛かりとしてグラスでの戦い方も見てみたいと思います。

今更記録の話もどうかという思いもあるかもしれませんが
ナダルはGS優勝回数を18回に伸ばしました。トップのフェデラーが20、3位のジョコビッチは15です。
この辺はもう1回2回の優勝がどうのこうのいうレベルではなくその偉大さは既にカンスト状態といえるわけですが
それでもまだ記録を伸ばし続けるというのは異次元レベルですらあります。

例えばジョコビッチは4大会連続の優勝が途切れました。しかし言ってもベスト4ですからね。
ナダルもここ1年ではグランドスラムで成績が出せず1年ぶりの優勝ということになったわけですが
結果を出せなかった間は全てベスト4以上という成績でした。
そしてフェデラー。ご存じの通り、4年ぶりの全仏でベスト4だったわけです。
この人たちはベスト4ですら残念というか当たり前の結果とされてしまうのです。
それだけ破格の存在ということでしょう。

テニス界はクレーシーズンが終わり、グラスシーズンに入ります。これまた見どころが多いです。
前哨戦があるとはいえ、クレーと違ってマスターズがありますんからぶっつけ本番的なところがありますし
クレーシーズンで成績を残した多くの選手が活躍できない可能性のあるコート種別ということで
思わぬ選手が出てくる可能性にも注目していきたいです。



  1. 2019/06/10(月) 12:00:00|
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