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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2020年、ローマベスト4

ベスト4が出そろいました。

・ジョコビッチvsルード
・シュワルツマンvsシャポバロフ


まずはシュワルツマンですかね。
ナダルを相手にストレート勝利。
今ナダルに対するにはこの戦い方しかないというのを全力で実現した感じです。
よく走り、全力で打ち込み、スーパーショットを連発させました。
これまでもシュワルツマンがナダルを押していた試合もありましたが
最後にはまくられてしまっていました。意外にもこれが初勝利です。

ナダルは復帰後初大会でしたし、ランキングポイント自体に影響がない上に
全仏照準ということで考えればそう悪い結果でもないかもしれません。
ただそれまで2戦があまりにも見事な完勝だっただけに敗退の衝撃も少なからずあります。

それに比べると、苦戦する場面がありながらも勝ちを続けているジョコビッチは凄いです。
これまでの勝ち上がりもタイブレークに持ち込まれたりフルセットになったりと
決して絶好調というわけではないのですが、最後を締めることができるのは流石です。


若手が注目された今大会、ムゼッティ、シナーは敗れてしまいましたが
ルードとシャポバロフが勝ち上がっています。
流石に10代の地元2名がベスト4に残るというのは難しかったですか。
残っている2名は21歳ですので少しキャリアがあります。

シャポバロフはマスターズベスト4は5回目となります。意外や結構なキャリアですね。
あのナダルを倒した衝撃の2017年カナダから毎年1回はベスト4に出ていることになります。
昨年はベスト4の他に準優勝も1回ありました。
早期敗退が実に多いので、もうすこし安定度を身に付けてくれると尚いいのですが。

ルードはベレッティーニを下しての勝ち上がりです。その前はチリッチに勝ってますし、
ベストコンディションでないジョコビッチに挑むには悪くない相手だと思います。
ジョコビッチの正確なショットにどこまで翻弄されずに戦えるのか注目したいです。

ルードは父親もプロ選手でした。
フェデラーがデビューしたころはまだ現役で、以前ルードが初めてフェデラーに挑んだ時
フェデラーは「彼の父親の方がよく知ってる」とコメントしていました。
ルート父は1997年の全豪で4回戦に進んだのがグランドスラム最高成績でした。
4回戦の相手はイバニセビッチで、ファイナルセットにまでもつれる熱戦となりました。
この大会はまだ無名であったモヤが初戦で前年王者のベッカーを下してそのまま決勝に達した大会で
その他にも名勝負が多く個人的に凄く印象に残っているのですが、ルード父の試合を見たかは定かではないです。


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  1. 2020/09/20(日) 09:53:48|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、ローマ開催中

ローマは2回戦まで終わっています。
上位8シードは初戦免除なので初戦を終えた状態です。

マスターズはグランドスラムに比べると試合の進行が早くていいですね。
トップ選手も多く出てますし、手軽に名勝負が楽しめる感じです。

今年実質無敗のトップシードジョコビッチは初戦快勝で勝ち上がりました。
すぐ隣の山にはチェッキナートがいて、2年前の全仏の再戦になるかとも思われたのですが
チェッキナートは敗れてしまいました。代わりに勝ちあがったのはクライノビッチです。
ジョコビッチとは同郷対決ということになります。
両者は過去に1度だけ戦っています。実に10年前なのですがその時はクライノビッチが勝っています。
まあ10年前といえばジョコビッチ覚醒の前ですし、
しかもその時は1セット終了時点でジョコビッチがリタイアしているので実質無敗ということになります。
お、なんか、はやらそうかな「実質無敗」。

今大会、話題を提供しているのは地元18歳のムゼッティですね。
バブリンカ、錦織を連続撃破しました。しかもどちらも快勝です。
片手打ちバックハンドというのがまたよろしい。
次の相手はドイツのケプファーで、こちらもデミノー、モンフィスを撃破してきています。
無名同士ながらも注目の対戦になりそうです。
勝った方はジョコビッチに挑む可能性があります。

ムゼッティだけでなく今大会はここまで若い選手が目立っています。

21歳ノルウェーのルードがカチャノフを下して勝ち、次にチリッチと対戦します。
ルードもいい選手です。爆発力のあるタイプではないですが粘り強くクレーで威力を発揮する選手です。

シャポバロフも勝ち上がっています。
全米が悪くなかっただけに今大会は早期敗退かと思っていましたがそうでもないですね。
勝手に良い大会の後はダメと思い込んでしまって失礼しました。
とはいえ、次に負けても彼であれば良くない判定になるとは思うので気は抜けませんがね。

シャポと同程度に注目しているシナーも勝ち上がり、次にディミトロフと対戦します。
シナーは全米初戦敗退でしたがカチャノフとファイナルセットタイブレークの熱戦でしたし
今大会もペール、チチパスと倒してきてますから否でも注目が高まります。

ニュージェネレーションズといわれた世代の中でも更に若い彼らが
本当の意味での新しい時代を担っていくのかもしれません。
ズベレフやメドベージェフはいつかNo.1になるかもしれませんが、
時代を築く世代かといわれればまだそうとは言い切れないですからね。

シャポバロフですら若くはないのかもしれないですしね。彼は1999年生まれです。
シナーやムゼッティはまだ10台、実に2000年代の生まれです。
フェデラーとは約20歳違うわけです。凄いですね。
ここまで世代交代が滞ったスポーツが果たしてあったでしょうか。


---以下追記---

すいません。ナダルについて書かずに記事アップしまっていました。
ナダルは初戦「6-1 6-1」の完勝でした。相手はカレーニョ・ブスタでした。
全米ベスト4のカレーニョ・ブスタですが、激しい試合が続いた上に休息十分のナダルが相手
しかもクレーコートですから、これはもうやむを得ないというか運がなかったといえるでしょう。
大きな大会が連続すると、良い悪いを繰り返すのは今のテニス界では自然なことです。

記事内で若手活躍の可能性を紹介していますが、このまま彼らが勝ち上がっていったとして
この大会はいいですが、では全仏はとなると途端に期待値が下がります。もうどうしようもないことですがね。
そこへ行くとジョコビッチやナダルのような選手は本当におかしいです。
まあ厳密に人ではないなにかなので比較自体に意味がないですね。
人じゃないけど人っぽい。実質人。



  1. 2020/09/18(金) 11:09:00|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、全米はティエム優勝

まさかの大逆転でティエムが優勝しました。
「2-6 1-5」となった時点でティエムがまくってくると想像した人いましたかね?
最終セットでも一時「3-5」となりました。

最終的なスコアは「2-6 4-6 6-4 6-3 7-6」でした。
全米決勝でファイナルセットタイブレークになったのはオープン化後初めてのことだそうです。
また、決勝での2セットダウンからの逆転勝ちというのもオープン化後、全米では初です。
グランドスラム全体でも5度目の例ということになりますが、他の4例はいずれも全仏ですので
未だ全豪とウィンブルドンでは実現されていない快記録ということになります。
もう、もの凄い激戦だったことが伺えます。
女子決勝も25年ぶりの逆転勝ちだったとのことですので
今年は男女ともにシングルスはレアな逆転勝ちが達成されたことになります。
敗れたズベレフは準決勝が2セットダウンからの逆転勝ちでしたので
決勝ではそれと全く逆の悔しさを味わったことになります。

ティエムは初の1990年代生まれの優勝者ということです。
若いチャンピオンが誕生しました・・・とはならないですよね。彼はもう27歳です。
最近のグランドスラム初優勝者の年齢ですが、マレーが26歳、チリッチは25歳、バブリンカは28歳です。
ティエムもこれと同等の年齢ということになります。
もしもズベレフが勝っていたとしたら、2009年デル・ポトロの20歳以来の若いチャンピオンということにはなったかもしれませんが。
それでも23歳ですからね。歴代の王者達に比べれば飛びぬけて若いわけではないです。
もちろんこれはティエムやズベレフが悪いわけではなく、あの3人が悪逆非道なだけなんですけどね。

23歳で準優勝となったズベレフですが、
実は23歳でのファイナリストというのも2010年のジョコビッチ以来の若さなのだそうです。
10年ぶりというわけです。もちろん当時のジョコビッチは初めてのファイナリストではないわけですが、
それにしても、もうどれだけテニス界の若手というのは将来の夢を打ち砕かれてきたのでしょうか。

さてティエムですが、昨年初戦敗退だった全米を制したことで大幅にポイントを稼ぐことに成功しました。
2位ナダルとのポイント差は約2700だったのですが、一気に2000詰めることになりました。
残念ながら決勝進出が決定した時点で今週開催のローマの欠場を発表しておりまして
ローマも昨年初戦敗退だっただけに更にポイントの荒稼ぎをするチャンスでもあったわけですが
まあグランドスラム優勝のポイントと名誉を得たのですからそこは大いに良しとされるのではないでしょうか。

グランドスラムの翌週にマスターズというのも落ち着かないですが
特殊事情の今回に関しては全米前のマスターズでティエムとズベレフが初戦敗退であったように
先の読めない展開が続くと予想されます。
逆にマスターズで勝ってしまうとグランドスラムでは好成績を収められないなどという不安も感じられてしまうかもしれません。
今回マスターズでも全米でもベスト8に進出した選手はメドベージェフだけでした。


  1. 2020/09/14(月) 14:50:34|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、全米準決勝

決勝のカードが決定しました。
ズベレフvsティエム

準決勝の2試合はどちらも面白い試合でした。
特にズベレフvsカレーニョ・ブスタは2セットダウンからの逆転勝ちという大熱戦でした。
ティエムvsメドベージェフはストレートでの決着でしたが、
タイブレークに突入した第2、3セットは見所十分でした。

ティエムとズベレフは過去ティエムの7勝2敗です。
グランドスラムでは2度の対戦がありいずれもティエムが勝っています。
2016年の全仏とそして今年の全豪準決勝でした。
今年全豪の対戦は記憶に残っている方も多いのではないかと思います。
「3-6 6-4 7-6 7-6」と中々の熱戦でした。
試合の方楽しみにしましょう。

カレーニョ・ブスタは惜しかったです。
2セット取った時点ではこりゃヤバいぞと多くの人が思ったのではないかと予想します。
ズベレフがあそこから巻き返すというのも驚きでした。もう才能と波がありすぎです。

カレーニョ・ブスタの名を掲げた私の予想は当たり前のように外れた
と皆さんお思いかもしれないですが、考えてもみてください。
3セットマッチだったらカレーニョ・ブスタは勝ってるんです。
で、そのまま優勝しますから私の予想も当たったようなものなのだったのでした。
しかしいい選手ですね、カレーニョ・ブスタは。
パワーではズベレフが上回っていたわけですが、うまくショットを散らすことができる選手だなと思いました。

メドベージェフも残念でした。
ティエムも、大事なところは絶対決めるマンではないだけに何度もチャンスはあったと思います。
自滅とは言わないまでももう少しやれた感を残しての敗退となった印象です。
返す返すも簡単に落としてしまった第1セットが悔やまれます。
まあラリーに関しては全体的にティエムが上回っていたということなんでしょうね。

ティエムのバックハンドでいつも思うことがあります。そのスライスショットです。
今の選手はスライスを打つときにインパクトの瞬間でスイングをパンと止めるんですよね。
ティエムだけでなくディミトロフなんかもこの打ち方をします。
一昔前だと皆もっと腕を前に押し出していました。
これ、ラケットが進化した今だからこそできるショットだと思うのですが
腕をしっかり押し出さないから打った瞬間にミスかどうかが決まってしまい、
スイングで多少の修正すらもできない印象があります。
これが時代なんでしょうけど、このおかげで守備的なショットなのによくミスが出るんですよね。
ミスが出るというかミスが目立つといった方が正しいでしょうか。

片手打ちの選手はスライスが上手く、スライスは守備的なショットだからミスが少ない
という私の持つ印象はもう古いものなのかもしれません。
スライスの話をこれ以上続けると凄く長くなってしまいそうなのでこの辺にしておきましょう。
(嗚呼、フェデラーのスライスの話したくなってきた。でも今年の全米と関係ない話なので自重)




  1. 2020/09/12(土) 12:45:33|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、全米ベスト4

遂に出揃いました。ベスト4

・カレーニョ・ブスタvsズベレフ
・ティエムvsメドベージェフ

カレーニョ・ブスタはこの中で最も激しい準々決勝を戦いました。相手はシャポバロフ。
シャポバロフは相変わらずの華のあるプレーを見せてくれましたが、
いかんせん全体的にプレーが雑で、非常にミスが目立ちました。
ミスも数が多いというだけでなく重要なところで飛び出すのでさすがに観ててがっかり感が出ます。
それでもフルセットの攻防でしたからお互いよく戦ったと思います。
シャポバロフは初めてのグランドスラムベスト8でしたから、ここから勝てる選手にステップアップしてほしいです。
勝ったカレーニョ・ブスタは2017年以来2度目のベスト4進出となります。
2017年はカレーニョ・ブスタのベストイヤーで、全仏でもベスト8に進出しランクも自己最高位の10位にまで上り詰めていました。
今年はこの状況下ですからベストイヤーの上書きは難しいかもしれませんがグランドスラム成績を更新することはできます。
一応当ブログの予定では優勝しますしね。

ズベレフは過去1勝3敗と苦手にしていたチョリッチを4セットで下して勝ち上がりました。
今年の全豪に続くグランドスラム2大会連続でのベスト4進出となります。
一時期まではグランドスラムに弱いと評されていましたから、そこからするとしっかり力を付けてきたといえます。
現在のズベレフのデータはわかりやすく、グランドスラム勝率が66%、マスターズ勝率が66%、生涯勝率が66%となっています。
ある意味安定しているといえなくもないのですが、これから全体の数字を上げてきてくれることでしょう。

ズベレフvsカレーニョ・ブスタの過去の成績はズベレフの1勝0敗です。
まああまり参考になる数字ではないですね。
世間的にはどちらかと言えばボトムハーフが事実上の決勝と目されているようですので
トップハーフの2名には気張ってほしいところです。

昨年の準優勝者であるメドベージェフは同郷のルブレフをストレートで下しました。
もちろん大会当初から本命の一人と目されていた選手ではあるわけですからベスト4進出は少しも意外ではないですが、
実はグランドスラムでは昨年の全米を除けばこれまでにベスト8もなく、
ズベレフ以上にグランドスラム実績は少ない選手でもありました。
ただ、昨年は後半に立て続けての決勝進出というのもありましたし勢いに乗ると手が付けられない選手です。
ベスト4メンバーの中でオッズ的には1番有力とされているようです。

ティエムは4人の中でもっとも実績のある選手と言えるでしょう。
準々決勝ではデミノーの挑戦を退けました。4人の中で一番完勝で駒を進めた選手になっています。
これまで何度かグランドスラムに勝っててもおかしくなかった選手ですが
昨年の全米は初戦敗退だったなど、やはり波を感じさせる部分もあり
今大会もジョコビッチがいなくなったから即第2シードのティエムが候補筆頭に繰り上げというわけでもないのは事実です。
それでももちろん本命であることは間違いありません。

メドベージェフとの対戦成績はティエムの2勝1敗です。
これもあまり意味をなす数字ではないように思えます

大会も残るはあと3試合です、もう楽しみでなりませんね。




  1. 2020/09/10(木) 13:25:52|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、全米ベスト8出揃う

ベスト8が出揃いました。

・カレーニョ・ブスタvsシャポバロフ
・ズベレフvsチョリッチ
・メドベージェフvsルブレフ
・ティエムvsデミノー

新鮮な顔ぶれです。
シャポバロフvsゴファンとルブレフvsベレッティーニという注目だった2試合は4セットマッチの熱戦になりましたが
それ以外はストレートもしくはストレート以下での決着となりました。
いうなれば、絶好調の選手が勝ち上がった結果と言って差し支えないと、ある意味言えるのかもしれません。
歯切れの悪い言い方にもなってしまうのは致し方ないですが、準々決勝の試合はどれも楽しみです。

このところグランドスラムの優勝者はフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレー、バブリンカの5名で占められていました。
今大会ではそれ以外のチャンピオンが誕生することが確定しているということで、これは2014の全米以来(だからあの時勝っとけば以下略)ですし、
グランドスラムの初優勝者が誕生するというのも2014の全米以来(だからあの時勝っとけば以下略)となります。
また、グランドスラム決勝が3強以外で占められるというのも2014の全米以来(だからあの時勝っとけば以下略)です。
ティエムとメドベージェフは決勝の経験がありますが、それ以外の選手にとっては決勝すらも初めてなので
もしもボトムハーフでルブレフかデミノーが決勝に進出したら初決勝同士の対戦ということでそれも2014の全米以来(だからあの時勝っとけば以下略)となります。

決勝だけでも2014の全米以来(だからあの時勝っとけば以下略)ということなのですが
今大会に関しては3強の誰もがベスト8にも残らないという相当なレアケースが発生しています。
これを探ってみると、2004年全仏にまで遡ることになります。

2014の全米以来(だからあの時勝っとけば以下略)ですら相当なものなのに、それよりも更に10年も遡るわけですね。
もうなんだかよくわかりません。
今回ベスト8に残っているどの選手も当時ははまだプロ選手にもなっていませんでした。
最年長のカレーニョ・ブスタですらプロ入りは2009年です。


さて、まずはカレーニョ・ブスタvsシャポバロフ。過去の対戦はカレーニョ・ブスタの3勝1敗です。
初対戦は2017年の全米でその時は「7-6 7-6 7-6」でカレーニョ・ブスタが勝利していました。
その年のシャポバロフはカナダでナダルを下し一気に名を上げた時期でした。早くもあれから3年経つんですね。
過去のデータはカレーニョ・ブスタ優勢ですが若い選手はそれだけで測りきれるものではないとだけ申しておきましょう。

ズベレフvsチョリッチ。過去の対戦はチョリッチの3勝1敗です。この両者も全米での対戦がありまして、
カレーニョ・ブスタvsシャポバロフと同じ2017年、2回戦で対戦してチョリッチが「3-6 7-5 7-6 7-6」で勝利しています。
この年のズベレフはマスターズ2大会を制し、実績がないにも関わらず優勝候補とされて挑んだグランドスラムでした。
グランドスラム以外では強いが・・・というその後のズベレフの不名誉な評価の先駆けとなった大会だったいといえましょう。
浮き沈みを経験したズベレフは以前とは一味違う、というのはあるでしょうが、チョリッチだって今大会は一味違います。
過去のデータはチョリッチ優勢ですが、ここもそれだけで判断するのは難しいでしょう。

メドベージェフvsルブレフ。面白い試合が続きますね。過去の対戦はメドベージェフの2勝0敗です。
過去2戦はいずれもハードコートですが、グランドスラムでの対戦はありません。
ルブレフはまだメドベージェフからセットも奪っておりません。
ルブレフは、メドベージェフのスタイルの特異性について、
そのペースに巻き込まれてしまうと対戦相手はどんどん乱れていくんだという話をしています。
今大会は攻略の糸口をつかめるでしょうか。
メドベージェフはベスト8に残った8人の中で最も苦戦をせずに勝ち上がっている選手です。
これを好調と見るか、まだ強い選手と十分に打ち合えてないとみるか。

ティエムvsデミノー。過去の対戦成績はティエムの2勝0敗。
この両者も全米での対戦があります。しかもまた同じ2017年でその時はティエムが「6-4 6-1 6-1」で勝利しています。
ベスト8の4試合のうち3試合が3年前の同大会の再戦というのが面白いです。
挑む形となるデミノーですが、今大会はガスケ、カチャノフ、そして好調ポスピシルと難敵を撃破して勝ち上がっています。
ティエムは現時点では優勝候補の筆頭格にいる選手ではあろうと思いますが、どこまでその好調さをぶつけることができるのか楽しみです。









とまあここで終わってもいいんですが、やっぱり触れておいたほうがいいですよね。ジョコビッチ。
失格はレギュレーション上はもう仕方ないというか当然のことだといえます。
その強さとは裏腹に今年のジョコビッチにはケチが付いて回ります。
わざとではないだろうにとか、運が悪かったとか、あれがフェデラーだったら失格になっていたのかとか
いくらか擁護する声もありますが、やはり非難する声の方が大きいようですね。
アドリアツアーとか新しい選手会の発足案とか、コート外の動きもあってジョコビッチへの風当たりも強かったですから
この辺もやむを得ないことと言えるでしょうか。

しかし、こんな形で連勝の記録が途切れるというのは何とも残念なものです。
ジョコビッチ自身の今年の連勝というだけではありません。
新しいグランドスラム王者の誕生も、せめてビッグ3を一人でも倒しての上であってほしかったと思います。
まあデル・ポトロやチリッチが一応そうだったわけですが、まさか両者の方がビッグ3よりも先に落ちるとは想像もできませんでしたからね。
両者の優勝が新しい時代を作ることにはなりませんでした。それは実にマレーですらそうです。
どれほどビッグ3の存在というのは大きいのでしょうか。

もちろん、新しい王者というのはそれだけで価値があります。ビッグ3を倒していなかろうがその後時代を作っていけばいいわけです。
ただ、今回はフェデラーもナダルもいないということで、優勝者はジョコビッチを倒した上での戴冠でないと箔が付かなかったと思えなくもないのです。

ここで最もコメントに窮する結末があります。皆さんも予想の範囲内でしょうが、カレーニョ・ブスタが優勝するというパターンです。
他のどの選手であれ、「遂に栄冠」とか「若き王者」とか言えるのですが、カレーニョ・ブスタの優勝は最も微妙なんじゃないでしょうか。
若い選手でもないしこれまでグランドスラムで惜しい成績があったわけでもない。
一応今回ジョコビッチに勝った選手ではありますが、あの状態で勝者という称号を得るのは無理があるでしょう。
もちろんカレーニョ・ブスタが今後全ての試合で見事な勝ちを収めれば十分に勝者に値すると思います。
しかし周りは今、新しスターを欲しがっているのです。それは恐らくカレーニョ・ブスタではないのだろうと思ってしまいます。

私がかなり意地悪なテニスの神様であったなら、もう優勝はカレーニョ・ブスタにします。

というわけで、久々の予想行きましょう。

優勝は、カレーニョ・ブスタ!!もういいよ。勝っちゃって!
勝ってテニス界を微妙な空気で包んでやろうぜ!!


  1. 2020/09/08(火) 13:18:47|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、全米ベスト16

進みが早いですね。全米は順調にベスト16まできています。
ジョコビッチ、ティエム、メドベージェフ、ズベレフ、ベレッティーニ
と上位陣は概ね順調に勝ち上がっています。
この中ではズベレフのみは立ち上がりに手こずる印象で3戦全て苦戦をしてますが。

最上位シードではチチパスが敗退しました。
相手がチョリッチでしかも大熱戦だったので番狂わせという感じではないですが
優勝候補の一角としてはここで負けてはいけなかったでしょう。
まあ、この辺りの選手はここで負けることもありうるという評価も当てはまりますので
全体的には比較的上位陣は勝ち残って第2週を迎えたといっていいのではないでしょうか。

ベテラン自体のエントリーが少なかったとはいえ、若い選手の勝ち残りが目立ちます。
ジョコビッチは別格としても30歳のポスピシルが2番目の年長者で、30歳以上はこの2人だけです。
ゴファンとカレーニョ・ブスタが29歳ではありますが、
ここ近年の傾向からするとぐっと若いベスト16と言えるのではないでしょうか。

まあなんとなく、こうなるとより一層ジョコビッチ盤石体勢と見えなくもないですが
このなんとも言えない、上位シード勢の今一歩の頼りのなさというのは払拭してほしいですね。

次の4回戦で特に注目の一戦はゴファンvsシャポバロフです。
シャポバロフはハイライトで見ると本当にすごい選手なんですよね。
ハイライトでは。ぶっちゃけ勝てる可能性は薄いですが、
ここまで来たら映える画像をいっぱい残すくらいのつもりで頑張ってほしいところです。

ベレッティーニvsルブレフも注目です。
どちらも全てストレートで勝ち上がってきている好調同士、しかも才能も充分です。
お互い、もう少し緩急もあればと思うところもありますが
その思い切りのよいショットの応酬は見ものです。

ティエムvsオジェ・アリアシムもあります。
オジェ・アリアシムは力を使い果たしていたとはいえマレーを下していますし
ティエムもチリッチを下しての勝ち上がりとなっています。
今回出場している優勝経験者3人のうち2人をこの両者が下したことになります。

カナダ選手はエースのラオニッチを欠いたとはいえ、3人がベスト16に残っています。
ポスピシル、シャポバロフそしてオジェ・アリアシム。
しかもそのラオニッチを下したのはポスピシル自身ですから
カナダは今大会で一番熱い国と言えるかもしれません。


  1. 2020/09/06(日) 15:14:46|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、全米1回戦

久々のグランドスラム1回戦が行われました。

オープン化後でグランドスラムが中止になったのは今年が初めてです。やはり不思議な感じがします。
休止期間中は、大会がないことに少し慣れていた部分もあったのですが、こうして始まると改めて久しぶりという気がします。

一応、カレンダー上は1986年の全豪が未開催なのですが、これは前年まで年末開催だった全豪を1月に移すための措置でした。
年末マスターズと全豪との日程入れ替えを行ったための日程のずれが原因ということで中止ではありません。

また、今回は多くのトップ選手が不参加となっていますが、
これは1970年代前半に大会運営と選手との間で諍いがあって多くの選手がボイコットした時以来とも言えます。
もっとも今回は人間関係の問題ではないので状況は全く違います。
そこまで事態は悪くないと捉えるべきか逆により悪いと捉えるべきか判断には窮しますが。


さて、全米です。1回戦が終了しました。
すでにいくつか2回戦も行われていますが取り敢えず現時点では1回戦を中心に見ていこうと思います。

トップシードのジョコビッチは、多少の違和感があったとのことですがスコア的には完勝で2回戦に駒を進めました。
因み2回戦も終わらせていまして相手はカイル・エドムンド、強敵でしたが4セットで退けています。
ここからのジョコビッチの調整の妙というのも見ものの一つです。

気になっていた選手の一人、シャポバロフはセバスチャン・コルダを相手に4セットでの勝利を収めました。
このまま順当に勝ち上がれば4回戦はゴファン、準々決勝はジョコビッチとなるのですが、
さすがにまだそこまで勝ち上がる選手にはなってないかな?期待値は相変わらず高いんですけどね。

シャポバロフの相手であるコルダがコルダの息子ということでしたが、血縁ということで言えばコリアも出ています。
あの有名なコリアの10歳下の弟ということです。28歳なので若手でもないですがキャリアはあまり多くないため知りませんでした。
コリは初戦を勝ち上がっています。2回戦でシュワルツマンとの同国対決が期待されたところでしたがシュワルツマンが敗退してしまいました。

シュワルツマンは第9シード、今大会初戦で敗退した最も上位のシード選手となっています。
いい選手なんですけどね。小柄な身体であのパワーショットを打ちますから瞬発力を犠牲に長丁場での戦いで苦戦するというのはあります。
今回の敗退もフルセットでした。
シュワルツマンは第1セットを失った試合での勝率が2割を切っています。
ここ1年での成績で見ても第1セットを失ってからの勝率では上位50位に入っていません。
本人のランクは13位ですからかなり勢いを重視した戦い方をしているというのが分かります。

第16シードのイズナーはスティーブ・ジョンソンにファイナルセットタイブレークの熱戦で敗退しました。
これだけ長く戦いましたからもちろん記録したエース数は今大会の第1位です。その数52本。
2位がズベレフで42本、3位がイズナーを下したジョンソンで35本ですが、この両者はどちらも2回戦まで戦っての数字ですから
イズナーのファイアー度がどれほど高いかわかると思います。

本来この手の話で話題をかっさらうはずの選手なのはカルロビッチですが、ガスケにストレートで敗退しエース数も20本でした。
オペルカはやはりゴファンにストレートで敗退し18本、ラオニッチはストレートで勝利したものの14本でした。
敗退した2選手はともかく、ラオニッチはスタイルを少し変えてきたんでしょうか。
サーブの速度は相変わらずなのですが、エースが少なく、代わりに1stサーブのポイント獲得率が異様に高いんですね。
かつてのシュティッヒのような、サーブスピードをエースを取るのではなく相手を崩すのに使うというそんなプレーになっていたのかもしれません。
試合自体観てみたくなりました

個人的に大いに注目していたカチャノフvsシナーは、シナーがまさかの2セット先取という思わぬ展開になりました。
しかしその後息切れしたか、「2-6 0-6」で追いつかれ、最終的にフルセットタイブレークでの決着となってカチャノフが勝利しました。
この試合はまだ観ていないのですがハイライトでもいいから後から是非チェックしたいところです。

ズベレフvsアンダーソンも注目の試合でした。4セットマッチの熱戦となりましたが最後はズベレフが勝利しました。
実績は充分のアンダーソンですが、怪我で117位にまでランクを落としていたので、よく頑張ったと思います。

その他、ティエム、メドベージェフ、チチパス、ベレッティーニ、ルブレフ、チリッチ、ディミトロフ等
ジョコビッチ以外の雑多にいる優勝候補や実績組の選手は概ね勝ち上がっています。

5人いた日本人選手は皆敗退してしまいました。まあ、今回はさすがに引きが悪かったですね。
中で一番取り上げられるべきが西岡で、マレーを相手に2セット先取するという大健闘を見せました。
スコアは西岡から見て「6-4 6-4 6-7 6-7 4-6」ですからその後疲れて逆転されたとかではなく、最後まで戦い抜いての結果でした。
惜しかったです。いや~、勝ってほしかったですね。どうせマレーなんてこんな激闘の後では敗退か棄権かでしょ。
次はオジェ・アリアシムですよ。ん・・・ま、試合は実に面白そうですけどね。せっかくだから疲れとかしっかり回復してほしいですけどね。



  1. 2020/09/03(木) 12:00:00|
  2. 2020年8月~12月
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2020年、再開後初マスターズ終了、そして間髪入れずに全米もスタート

再開後初のマスターズ大会は無事終了し、No.1ジョコビッチ見事な優勝を飾りました。
ダブルゴールデンマスターズなどと言われております。
マスターズ大会を全て2度以上優勝するというものです。
1度でも全て優勝している選手はジョコビッチ以外にいないので
もはやどの程度凄いのかよく分からないけどとにかく凄い記録を達成したことになります。

ジョコビッチは首に不安を抱えての勝ち上がりで決して万全ではなかったのですが
最後に勝ちを手繰り寄せるあの集中力は驚異でしかありません。
さすがに今回はラオニッチと思いましたけどね。ここまで来ると苦手意識みたいなものもあるんでしょうか。
ラオニッチはジョコビッチ戦、初対戦から11連敗となっています。

ジョコビッチは、現在のコンディションのままグランドスラムでの長丁場を戦えるか
という不安もありますが、実力は文句なしの第1位ですから優勝候補筆頭であることに疑いの余地はありません。

体力のある若者はもっと頑張ってくれないといけないですね。
全米にはナダルもフェデラーもバブリンカも出ないわけです。
皆、力があるのは認めますが何か今一つと感じさせてしまうのです。

今回のマスターズでも決勝に出てきたのは若手ではないラオニッチですし、
もう一人、準決勝でジョコビッチを追い詰めたのはベテランのバウティスタ・アグーでした。


さて、そうした中、本日開幕の全米はどのような展開になるでしょうか。
ジョコビッチが圧巻なのは致し方ないですが、他のベテラン勢が総じて強いというわけではありません。
前哨戦ではラオニッチとバウティスタ・アグーが良かったですが、
二人とも連続で大会を勝ち続けるタイプの選手ではないのが一抹の不安とも取れます。
チリッチやディミトロフといった実績組も出場しますが優勝候補というには少し弱いです。
第2シードのティエムに王者感を出してほしいところのですが現時点では少々心許ないものとなっています。
というように、ジョコビッチ以外の対抗馬が明言できないのが痛いところです。

若手はどうでしょうか。
ズベレフ、メドベージェフ、チチパス、ベレッティーニの期待値四天王の他、
ルブレフ、カチャノフ、といったそろそろ若手とも言えなくなってくる選手達にとっては今回は大きなチャンスです。
ここで抜け出ることができれば今後のキャリ形成には絶大な意味を持つと思えます。
それともまた期待値だけで終わってしまうことになってしまうのでしょうか。

いっそもっと若い世代を見た方が面白いかもしれません。
デミノー、オジェ・アリアシム、ティアフォー、ルード等。

私は個人的に、そのプレーにいつも魅せられて、そして結果にがっかりさせられるシャポバロフと
若手らしからぬ落ち着きのあるプレーを見せるヤニク・シナーに注目したいと思います。
シナーはセンスありますね。シャポバロフがベッカーならシナーはアガシという感じ。
ちょっと違うかな?サフィンとヒューイット?

シナーは初戦でいきなりカチャノフと対戦します。これは注目です。
流石に順当にいけばカチャノフでしょうが、熱戦になってくれないかと楽しみにしています。

シャポバロフはセバスチャン・コルダと対戦します。聞き覚えのある名前。
そう、あのチェコの元No.2、1999年全豪覇者ペトル・コルダの息子です。顔、似てます。
何と右利き(えー!)国籍はアメリカ(えー!あ、レンドルと一緒か。チェコ→アメリカ)

その他、気になる初戦の組み合わせとしては
・ズベレフvsアンダーソン
・ゴファンvsオペルカ
・ガスケvsカルロビッチ
・カレーニョ・ブスタvs内山
・ベレッティーニvs添田
・マレーvs西岡
といったところでしょうか。
錦織は出ないものの、日本選手は5人が出場します。
しかしそのうち3人が初戦で強敵と戦わなくてはいけないという試練。



  1. 2020/08/31(月) 12:00:00|
  2. 2020年8月~12月
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2020年夏、ATP再始動

さて、ATPではマスターズ大会が再開されました。

今回は、ニューヨークマスターズ?何て言うんですかね。
かなり特殊な開催となっていますし逐一情報を照らし合わせていかないとわからなくなる可能性もあります。
まあ見ている方も探り探りということでツアーの再開を見守っていくことにしましょう。

このような不確実な開催の中でも比較的選手は集まったと思います。
シード選手は以下の通りです。

01.ジョコビッチ
02.ティエム
03.メドベージェフ
04.チチパス
05.ズベレフ
06.ベレッティーニ
07.ゴファン
08.バウティスタ・アグー
09.シュワルツマン
10.ルブレフ
11.カチャノフ
12.シャポバロフ
13.ガリン
14.ディミトロフ
15.オジェ・アリアシム
16.イズナー

腐ってもマスターズ。この顔ぶれであれば大会としても全然悪くないです。

ノーシードではマレー、チリッチ、アンダーソン、ガスケ、クエリー、カレーニュ・ブスタ、デミノー、チョリッチ、オペルカ、ティアフォー等々
一時は全米ともども、北アメリカ選手だけのための大会になるのではないかとすら言われていましたが、なんのなんの、錚々たるメンバーが揃いました。
まあ選手が揃っているということは当然ながら心配事も常に継続的なものとして指摘できるということなわけですが。
大会や選手がどう折り合いをつけていくのかというのも注目のポイントとなってきます。

一部では、感染組は気兼ねなく大会に参加できるのだから気楽でいい、などと揶揄する声も上がっています。
そういいたくなる気持ちもわからなくもないですが、ここではそのような批判的な意見は差し控えないといけないですね。
再開後の大会はかなりの過密スケジュールとなっていますし、もしかしたら今後また問題が大きくなってしまうかもわかりません。
まずは再開した大会を一つ一つチェックすることに注力しましょう。

しかし、選手たちにとってブランクというのは大きいもののようです。
今大会、上述のシード16人のうち既に半数がベスト8を前に敗退しました。
ここ1~2年は上位シードでも比較的早期敗退するようになってきていたといえなくもないですが
満を持しての再開ということですから、ある程度上位選手には勝ってほしいと思ってしまうのです。
このまま今後の過密日程を迎えていくことになるとなおさら選手たちは勝ち続けるのが困難ということになっていく可能性があります。


最後にランキングについてです。通常52週保持される失効ポイントは、特別に22ヶ月保持されることになります。
具体的には2019年3月~2020年12月が特別期間ということですね。
これらの大会は、来年の同じ大会までポイント失効は行われないことになります。
期間中に同じ大会が重なることもありますが、その場合は、良い方の結果が優先されるとのことです。

今年に限っては、ポイントを稼ぐなら昨年出ていない大会や早期敗退した大会に出るのが良いということになります。
全米と全仏が近い日程で開催されますが、両方に出るのが困難という判断となった場合、
例えばジョコビッチならばベスト4の全仏よりも4回戦敗退だった全米に出たほうがいいことになりますし
全仏準優勝のティエムは初戦敗退だった全米に出た方が遥かにいいことになります。
両方優勝だったナダルはどちらに出てもポイント上は正直意味がありません。
ポイント失効はしない代わりに、いくら勝ってもポイントが加算されることはないわけです。
もちろん選手の大会エントリーはポイントだけが理由ではないですから、ナダルは全仏に出ることを選択しているようです。

このポイント保持のおかげで、基本的に年内のランクの変動はあまり多くないと捉えて良さそうです。
失効ポイントが少ないということは、ジョコビッチにとって非常に大きな意味を持ちます。
単純に1位争いということだけでなく、1位在位週のフェデラー越えという大記録がかかっているからです。
通常であれば今頃その時期を迎えてもおかしくなかったわけですが
改めて仕切り直しとなった今から換算すると、来年2月には世紀の一大更新がなされるかもしれません。


  1. 2020/08/25(火) 13:31:45|
  2. 2020年8月~12月
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