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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2020年、ATPツアー開幕

皆さま、本年もよろしくお願いします。

ATカレンダーはいつものごとく年明け早々からスタートしております。
今年はATPカップで大々的に始まりました。

例年だと小規模な大会でポツポツとスタートし、
上位選手はエキシビジョンマッチを行って全豪への調整というのがお決まりのパターンでしたが
こう堂々と始まると、お、スタートした!という気になります。

去年スタイルが変わったばかりのデ杯が年末に開催され、
同じようなATPカップが時期を開けずに行われるということで
その存在意義を問うような意見も出ていましたし、
その矛先は秋口開催のレーバーカップにも飛び火して物議をかもしだしました。
デ杯は限定期間内で規模を大きくしたために
深夜になっても試合が終わらないなどということがあってまだ改善の余地がありそうですし
これからも新しい取り組みは進められていくのではないかと思うのですが
お祭り的な大会が複数行われるというのも悪くはない気がします。

確かに時期は近いですが、年末と年始ということである程度の切り替えは可能でしょう。
まあ選手としてはもう少し時期を離した方がいいというのもあるのかもしれませんが。
同じような大会が連続することへの批判というのであれば、
インディアンウェルズとマイアミが続くのもそのうち批判の対象になりうるでしょうか。
事実、全仏とウィンブルドンが近かったのは過去から問題視されていて
近年日程変更という形で対応されましたので、改善の一つになってくる可能性もなくはないです。

もう一つ、デ杯もATPカップも国別ということで他の大会と異なっています。
オリンピックも少しそうなのですが、これは選手個人の成績だけでなく
どの国に所属しているかでエントリーの基準が変わってきます。
その辺を問題視する意見もあるようです。
完全個人主義のテニス界にあって少し違った基準があるのもまた一味だと捉えられるかですね。

私の関心はこれら非正規の大会が公式データとして取り扱われるかという点につきます。
かつてのグランドスラムカップ、最近ではレーバーカップがそうですが、開催当初は公式データでなく
ある時点から公式に採用されるということが往々にしてあります。
そうなると、過去のデータが公式に編入されるわけで、昔の勝率が変わったりします。

そういうのを観察していくのも面白いのですが、ニュースにならずにひっそりと変更になったり
公式から外れる大会などというのがあったりすると混乱も極まってきます。
このあたりのデータについては話しだすともう大変に長くなってしまうので今は割愛しましょう。

いずれにしろ、今年もツアーを楽しんでいきたいと思います。

ATPカップも真っ最中ですが、驚いたのは日本の思わぬ初戦の快勝でした。
相手はウルグアイ。クエバス兄弟がいますが、基本的に実績があるのは兄の方だけです。
なんだかんだで日本優勢の声もありましたが、
まさか同じグループの優勝候補筆頭であるスペインが快勝したのと同じように勝つとは想像しませんでした。
エース錦織はもちろん怪我のため欠場しているわけです。

クエバス兄はナダルと同じ年齢のベテランで、さすがにナダルとは違って今もって全盛期とは言えない選手ですが
それでも実績は十分で、実のところ今回の当サイトのデータ集計で新しい選手に追加しようか迷った人物でした。

他にも、チチパスvsズベレフやデミノーvsシャポバロフなど見どころの試合も行われました。
この調子で楽しみな試合もどんどん出てくるはずです。
選手たちの真剣度もエキシビジョンより上でしょう。

日本がスペインに圧勝するさまを見届けなくてはいけませんね。


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  1. 2020/01/06(月) 12:00:00|
  2. 2020年1月~3月
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2019年、データ更新

またも年末ぎりぎりとなりましたが、サイト本体のデータ更新を行いました。

レンドル最強説&フェデラー最強説

今回は集計してみて色々と特集したい事項もあるのですが、それは追々ブログの方で取り上げるとして
取り急ぎサイト本体の更新を完了させます。

今年はベルディフ、フェレール、バグダティス、アルマグロが引退を表明しています。
当サイトの収集データでも現役として扱うのは最後ということになります。
他にもドルゴポロフが引退に近い状態になっていて、もしかしたら次回から引退選手となるかもしれません。
一時復帰を示唆するなど正式な発表はされていないのではないかと思いますのでまだ不透明ですが。

代わって、新しい選手の追加も行いました。
メドベージェフ、チチパス、カチャノフ、ルブレフ、ベレッティーニ、プイユ
シュワルツマン、チョリッチ、デミノー、シャポバロフ
10人です。

ルブレフはトップ20にも入っていないしまだ早いかなとも思ったのですが、
ロシアの3人はセットで扱う部分がありデータの比較もしたくなるだろうということで入れました。
シャポバロフもまだ早いかもしれませんが完全に個人的な興味で入れました。

サイト本体では拾いきれなかったこれら選手の具体的な比較や
ベルディフとフェレールの比較などもやってみると面白いかもしれません。
機会があればブログ上で取り上げたいと思います。

まだ工事中の記事も完成させてないですし、やりたいこと、やらなきゃいけないことがあります。
少しずつこなしていければと思います。
まずはサイト更新をお楽しみください。
急ぎましたのでミスもあるかもしれません。
ご指摘やご意見などもどんどんいただければ幸いです。



  1. 2019/12/29(日) 15:52:00|
  2. サイト本体更新履歴
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2010年代の総括(追記あり!)(さらに追記あり!)

2019年シーズンが終わったわけですが、ATPのサイトに2010~2019の
いわゆる2010年代の総括が特集されています。

https://www.atptour.com/en/news/atp-tour-decade-in-review-overview

これによると2010年代最古の選手はジョコビッチ。ナダルが2番手ということになります。
まあ当然と言えば当然ですね。

グランドスラムは全40大会のうち、15がジョコビッチ、13がナダル、フェデラー5、マレー3、バブリンカ3、チリッチ1となります。

マスターズはジョコビッチは29、ナダルが20、フェデラー12、マレー10です。
バブリンカは1しかありません。ここについては3のズベレフが第5位の選手になります。

ATPファイナルはジョコビッチが4、フェデラーが2です。複数獲得者は2名だけ。マレーは1、ナダルは0です。

オリンピックは2度の開催があり、いずれもマレーが取りました。コーチのおかげです。

年末No.1はジョコビッチが5、ナダルが4、マレーが1です。フェデラーの最後の年末No.1は2009年なのでここには入ってきません。

という具合にオリンピックを除くすべての分野でジョコビッチが1位を獲得しました。

ジョコビッチは直接対決でも王者感を出していまして、対ナダル21-12、対フェデラー22-14、対マレー21-8となっています。
トータルで64勝34敗。これは凄いです。


テニス史では10年ごとに時代を区切ることが多いです。私もこの区切りをよく使います。
80年代はどういう時代、90年代はどうだったという風に。

2000年代から2010年代にかけては少し特殊で、3強とか4強というくくりでこの長期の時代が語られます。
ここはせっかくなので2000年代もみてみましょう。

グランドスラムは、15がフェデラー、6がナダル、アガシが3、サンプラス、クエルテン、サフィン、ヒューイットが2。

マスターズはフェデラーが16、ナダルが15、アガシが6、サフィンとジョコビッチが5、ロディック、フェレーロ、マレーが4。

ATPファイナルはフェデラーが4、ヒューイットが2、クエルテン、ナルバンディアン、ジョコビッチ、ダビデンコが1。

オリンピックは3度の開催で、カフェルニコフ、マスー、ナダルが1ずつ。

年末No.1はフェデラーが5、ヒューイットが2、クエルテン、ロディック、ナダルが1です。

予想通りフェデラーの時代といえます。2位がナダルというのがわかります。
敢えて年代を分けるとするならば、2000年代はフェデラー時代、2010年代はジョコビッチの時代ということになるでしょうか。
いずれも圧倒的な支配力ですが、2000年代のフェデラーと2010年代のジョコビッチではむしろジョコビッチの方が数字を稼いでいますし
対戦成績で言うとフェデラーは2000年代でナダルに7-13と負け越しているのもあり、
直接比較だとジョコビッチの支配の方が大きいということになります。
それでもフェデラーの方がキャリア全体でジョコビッチよりも上を行っているのは
2000年代のジョコビッチと2010年代のフェデラーの差ということになるでしょう。
息の長さでフェデラーが差を付けているということになります。

そして当然のことながら10年区切りのどちらでも2位に入っているナダルの存在もまた特異といえます。
テニス史を俯瞰し、10年区切りの2時代に渡って2位に入ってくる選手など果たして存在したのでしょうか。
一部、私の偏見も入るかもしれませんが、過去の年代ごとの1位と2位を見てみましょう。

《10年ごとの勢力図※》
1920年代 1位:チルデン 2位:コシェ 3位:ラコステ 4位:ジョンストン
1930年代 1位:バッジ 2位:ペリー 3位:バインズ 4位:ニュスライン
1940年代 1位:クレイマー 2位:リグス 3位:パーカー 4位:バッジ
1950年代 1位:ゴンザレス 2位:セッジマン 3位:クレイマー 4位:セグラ
1960年代 1位:レーバー 2位:ローズウォール 3位:ヒメノ 4位:エマーソン
1970年代 1位:コナーズ 2位:ボルグ 3位:ナスターゼ 4位:ビラス
1980年代 1位:レンドル 2位:マッケンロー 3位:ビランデル 4位:コナーズ
1990年代 1位:サンプラス 2位:アガシ 3位:ベッカー 4位:エドバーグ
2000年代 1位:フェデラー 2位:ナダル 3位:ヒューイット 4位:ロディック
2010年代 1位:ジョコビッチ 2位:ナダル 3位:フェデラー 4位:マレー

ということで、やはりナダルが唯一の選手といえそうです。

この中で疑問符が付くとすれば40年代と50年代でしょう。
40年代は大戦に阻まれた時代があり、他と同じような感覚で乗せるのは難しい部分があります。
また50年代はゴンザレスの1位は疑いなしですが2位候補が非常に多く、
例えば現在、4強以外で一番強い選手を上げるのに似た難しさがあります。

中には50年代の2位はクレイマーだという考え方もありえます。
そうなるとクレイマーは40年代の1位と50年代の2位ということでナダル以外にも達成できた例とすることが可能です。

ただ、クレイマーのトップとしての活躍は実質46年から53年までで、
先にも述べた通り40年代は時代区分として扱うのが難しく、大戦がなければ40年代前半のバッジやペリーの時代がもっと続いたかもしれませんし、
50年代も後半にはクレーマーは引退していたので時代を長く支配していたという評価は少し無理があるかもしれません。
もっとも、50年代前半のクレイマーの強さは抜群でしたので選手としての素晴らしさは言うまでもないわけですが
ここでのナダルと同じような評価という考えからは除外されることになるでしょう。

50年代の2位が混乱するおかげて、もう一人、可能性のある選手がでてきます。ローズウォールです。
60年代の2位については疑う余地はないでしょう。これに加え、50年代の2位の可能性も浮上します。
ただ個人的にローズウォールの50年代の活躍は、悪くはないものの2位とするには無理があると思います。
この時代の2位候補としては、セッジマン、クレイマー、ローズウォール、セグラ、トレイバート、ホード等の名前を上げることができます。
敢えてここで私が順位をつけるならば、セッジマン、クレイマー、セグラ、ホード、ローズウォール、トレイバートとなります。
やはりこの時代はゴンザレスの支配が圧倒的でした。

その意味で、同じように圧倒的な支配力を持つフェデラー、ジョコビッチの両時代に、
同じだけ長く2位でいるナダルの唯一性というのはやはり格別のものがあると言っていいでしょう。


※2019/12/23追記)
勢力図表を2位から4位までにしました。
この結果、2位に2度入っているナダルと同じように、
1位と3位に入っているフェデラーの特異性も評価することができるようになりました。

一応他にも、クレイマーが1位と3位、バッジが1位と4位に入っていますが
どちらも多くの意味で問題を抱える40年代にかかっていますので評価は難しいところです。

30年代の4位にはチルデンかフォン・クラムが、
60年代の3位や4位にはゴンザレスやホードが入るのではという考え方もあるでしょう。
90年代もクーリエ、チャン、イバニセビッチ、カフェルニコフ等がいます。
この辺り意見は分かれるところでしょうが、
全体的に長く優れた活躍した選手を評価したといえます。

※2019/12/25更に追記)
あとコナーズが70年代の1位と80年代の4位に入ってますね。こちらもさすがです。
何かとフェデラーの前に立ちはだかる記録保持者なだけあります。
またアガシは、2000年代だと5位になります。僅かに惜しい記録です。
グランドスラムなどのタイトルでは3位に入ってもおかしくない選手だったのですが
2000年代全体の活躍という点でランク入りを逃しました。



  1. 2019/12/19(木) 17:48:00|
  2. 過去の記録
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2019年、年末ですね

しばらく更新から遠ざかっていました。
テニスのオフシーズンはデータ更新の時期ですので鋭意頑張ってまいりますが
反面個人的な多忙感が出てきていて、ここは折り合いを付けないといけないですね。
今回も年内更新を目指します。

今年のツアーは少し時代が動いた感じがありました。全体的にとても面白かったと思います。
もちろん地盤は強固なのですがじわじわと流動してきつつあるというか
ガッチガチだった地面がだんだん柔らかくなってきている感じです。

今回は引退選手もいますし、同時に新しく追加すべき選手もいます。
当サイトで取り扱う現役選手の一覧の顔ぶれもどんどん変わっていくことでしょう。

近年、テニスのデータサイトはあちこちで運営されてきていて
何よりATPのページも次第に充実してきていますから、
テニスをデータ面から知ってもらいたいという私の当初の目的は
当サイトを経由しなくても実現できる状況になりつつあります。

もちろん各データには昔ながらの問題は抱えている部分はありますが、
細かい部分を頑強にああだこうだいうよりも
充実したデータがネット上に存在してるんだという事実が重要なのだと思います。

当サイトは個人運営ですからどうしても手動での更新になってしまいます。
公式のように大量のバックデータを保持している状態に比べればスピード感もデータ量も貧弱です。
選手のパフォーマンスを表形式にして毎度更新していくスタイルは
そろそろ終わりにしてもいいのかなという気持ちが頭をよぎっています。

データ自体は他のサイトに任せて、そこから出たものを分析していく方に力を注ぎたいというか
サイト本体の記事を増やしていきたいというのが強くなっているんですよね。

取り敢えず今回はいつもと同じ方式で更新しますが
今後のやり方についてはまた色々と考えていきたいと思います。

当サイト開設は2005年、来年で15年ですから、さすがに変化があっても良い頃合いですね。
まあ私のことですから大した変化もさせずに楽する方向に舵を切ろうとするかもしれません。
何か思うことがあればご意見などいただいて戒めていただけますと幸いです。

今度とも「レンドル最教説&フェデラー最教説(&ナダル最強説&ジョコビッチも最強&他にも過去に色々いっぱい最強選手がいて、それら優劣をつけるというより全員を愛でるサイト)」を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


※ここへきて衝撃の新サブタイトル発表!しかし長いので普段は隠れております。
一般には引き続き「レンドル最教説」or「フェデラー最教説」or「レンドル最教説&フェデラー最教説」の呼称でどうぞよろしくお願いします。
 

  1. 2019/12/09(月) 13:54:31|
  2. 雑記
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2019年、ATPファイナルはチチパスが優勝

昨年のズベレフに続き若きチャンピオンの誕生となりました。試合の方は壮絶でした。
ハイライトでしかおっていませんが、ピンチの時の両者の戦いぶりなどフルマッチを観て確認したいところです。

試合後のチチパスとティエムがやたらと仲良く感じたのですが
3年前のファイナルの時にティエムがチチパスをヒッティングパートナーとして呼んだという経緯があったようです。
チチパスにとってティエムは兄貴のようなものなのかもしれません。

両者ともに本当に強靭な戦い方をしますね。
選手生命が伸びているのが昨今のテニス界ですが、この方法で果たして10年後も戦えるんでしょうか。
ナダルの例がありますから可能性はありますが、ナダルのみが本当に例外中の例外というだけかもしれませんし。
現在の代表的長寿選手であるフェデラーもジョコビッチもあんな強打の連続という戦い方はしていません。
もちろんビッグ3に対抗するために生まれてきた戦い方なのだというのはわかります。
これが今後のスタンダードになっていくのでしょう。
長寿を犠牲にしていくことにならないのか、はたまた、
プレーが成熟するまでに時間がかかるということもあるのではないかなど
テニス界の将来というものにも、また更に興味が出てきます。

今回のこの頂上決戦の大会で全勝した選手はいなかったことになります。
それほど力の差は接近してきているとも言えます。
年末のビッグ3に疲れが出てきていた時期だから、という注釈をつけることはできるかもしれませんが。

いずれにしろ、まずか優勝したチチパスをまずは褒めるべきでしょうし、
フェデラー、ジョコビッチを撃破して準優勝に至ったティエムも素晴らしかったです。
ただ、私としては怪我&不得手なコートで死闘を連続で制し、
最終的にNo.1の座を手にしたナダルを功労の選手として称えたいと思います。

これで、フェデラー、ジョコビッチ、ナダルがそれぞれ5年ずつ年度末No.1に君臨したことになります。
合計で15年です。途中マレーの1年を挟んでいますのでそれを入れて16年です。
因みに2003年のフェデラーは2位でしたが、年明けの全豪ですぐ1位になりましたので実質17年間トップというわけです。
ナダルも2年後、ジョコビッチも5年後にはこのトップの集団に加わります。凄いですね。
ジョコビッチの12年間だって充分おかしいです。


さて、いつものように最後にデ杯を経て年間の全記録が決定します。
今年からデ杯の仕組みが変わりましたので少し多めに試合が行われます。
トップ選手の何人かにもまだ少し勝率等に変動が発生します。

因みに参考までにここ16年の勝率1位を見てみましょう。
今年のナダルは現在のところまでです。カッコ内は2位と3位になります。
最後の※印は勝率1位とランキング1位が一致している年です。

2004年 フェデラー 92.5%(ロディック、ヒューイット)※
2005年 フェデラー 95.3%(ナダル、ロディック)※
2006年 フェデラー 94.9%(ナダル、リュビチッチ)※
2007年 フェデラー 88.3%(ナダル、ジョコビッチ)※
2008年 ナダル 88.2%(フェデラー、ジョコビッチ)※
2009年 マレー 85.7%(フェデラー、ナダル)
2010年 ナダル 87.7%(フェデラー、ジョコビッチ)※
2011年 ジョコビッチ 92.1%(フェデラー、ナダル)※
2012年 ナダル 87.5%(ジョコビッチ、フェデラー)
2013年 ナダル 91.5%(ジョコビッチ、マレー)※
2014年 ジョコビッチ 88.4%(フェデラー、ナダル※)
2015年 ジョコビッチ 93.2%(フェデラー、マレー)※
2016年 マレー 89.7%(ジョコビッチ、ラオニッチ)※
2017年 フェデラー 91.5%(ナダル、ジョコビッチ)
2018年 ナダル 91.8%(フェデラー、ジョコビッチ)
2019年 ナダル 88.1%(フェデラー、ジョコビッチ)※

年度末No.1と必ずしもイコールではないですが概ね一致しています。
トップの回数はナダルが一番多く6回。フェデラーが5回、ジョコビッチが3回、マレーが2回でした。
やはり勝率ではナダルなんですね。
マレーも2度トップになっているのは凄いです。
彼はビッグ4の中で唯一、ビッグ3全員と戦わなくてはいけない選手でしたからね。

ビッグ3が3位までを占めた回数は、9回。
ビッグ4が3位までを占めた回数は、12回。
ビッグ4が4位までを占めた回数は、意外と少なく、2009年と2011年の2回だけでした。

そして燦然と輝く、2016年の3位、ラオニッチ!
2016年はこの中で唯一フェデラーとナダルがトップ3に入ってない年でした。
記録の上でも十分に衝撃的な年だったといえます。(まあ、4位と5位なんですが)
しかしこの衝撃があったからこそ、翌年の両者の復活劇が更なる劇的なものになったということなのでしょう。

今年のチチパスは勝率にすると意外とだめで、6位、68.0%でしかありません。
ティエムが4位で73.44%、メドベージェフが73.42%でそれぞれ4位と5位でした。ズベレフなど、63.0%で16位です。

勝率で言えばビッグ3と若手との間にはまだまだ差があることが分かります。
勝率が80%に届かないとまだ強い選手とは言えないです。

これまで、80%に達しなかった選手が一人もいない年というのは2年だけありました。

1992年 クーリエ 79.3%(サンプラス、ベッカー)
2000年 サンプラス 76.4%(ヒューイット、クエルテン)

どちらも正に時代の移り変わりという時期です。
メンバーを見ると、サンプラスの前とサンプラスの後というのが分かります。
また、90年代にはサンプラスのみが80%を超えていたという年が3年もありました。
90年代は本当にサンプラスの時代だったんですね。
今回ビッグ3全員が5回ずつ年度末No.1で並んだわけですが、唯一それよりも上を言っているのがサンプラスの6回です。
仮にサンプラスがいなかったら90年代はどれほど大荒れの時代になっていたのでしょうか。


ここ16年の中でビッグ4以外に80%に達している選手は以下の通りです。

2004年 ロディック
2005年 ロディック
2005年 ヒューイット
2012年 フェレール
2011年 ソデルリング

ロディックとヒューイットは元No.1ですのでそう大きな驚きではないですが、
それ以外となるとあと2人だけ、2例だけしかなんです。これは凄いです。

2011年のソデルリングはこの年の7月に地元スウェーデンの大会でフェレールを下して優勝したのですが
その後、病気を発症しそのままツアーに戻れずに引退することになってしまいました。
それ故にこの年は試合数も少なかったというのは事実です。しかし年の途中までとはいえ充分に勝っていただけに本当に惜しいです。
結果としてキャリアを優勝で終わらせたということになっるのですが、これは私の知る限りあとサンプラスのみじゃないでしょうか。
奇しくもここで話題になった2名による偶然の大記録です。

そのソデルリングの最後の試合で敗れていたフェレールは、正真正銘、1年を戦っての80%達成者となりました。これは快挙でした。
ロディックとヒューイットの80%超えはナダルが出てきた時までですから、
ビッグ4の時代になってからビッグ4以外で唯一80%を記録した選手というわけです。

次は果たして誰が年間80%を超えることができるしょうか。
75%の壁ですら大きい今、結構大変なことだとは思いますが、来年以降の記録には大いに注目されます。


  1. 2019/11/20(水) 10:34:00|
  2. 2019年10月~12月
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2019年、ATPファイナルはティエムvsチチパスの決勝。(追記あり)

チチパスがフェデラーを、ティエムがズベレフをそれぞれストレートで下して決勝進出を決めました。
どちらが勝っても初めてのチャンピオンが生まれます。

チチパスはナダルとの激戦の翌日だったので体力は大丈夫かと思われましたが
まあ言っても3セットマッチですし、何より若い選手ですから何の問題もありませんでした。
フェデラーが優勢な時間帯もありましたが要所を締める見事な試合展開だったといえるでしょう。
スコアは「6-3 6-4」ですがスコア以上に長引いた試合でした。
今大会のチチパスの凄さはピンチを切り抜けるサーブです。
ナダル戦でも今回のフェデラー戦でもピンチを幾度も迎えましたがその都度見事なサーブを見せました。
ナダル戦は9本あったブレークポイントのうち7本を凌ぎ、フェデラー戦に至っては12本中11本を凌ぎました。

このピンチを切り抜ける安定感は絶対的な王者が持つものです。
私はかつてレンドルがピンチになると必ずサービスエースで切り抜ける姿を見てその凄みを感じ取りました。
その後同じような強さはサンプラスそして近年ではジョコビッチに感じました。
少なくともこの2試合でチチパスはその域に達した凄みを見せてくれたのです。

試合では決してフェデラーが圧倒されていたわけではありません。
特にチチパスのサービスゲームでは何度もプレッシャーをかけていました。
フェデラーのサービスゲームのポイント総数は54なのに対し、チチパスの方は89もありました。
交互に打つはずのサービスゲームで、こうもポイントに差が出るのは珍しいです。
しかも勝った方が多いというのは、いかにチチパスがピンチを迎え、そして切り抜けたのかを物語っています。
参考までにもう一つの準決勝ティエムvsズベレフ戦ではティエムが66、ズベレフが71でした。
数字は近く、そして勝った方が少ないです。

さてさて、決勝でチチパスと当たるのはティエムです。
準決勝では、復調したズベレフが好調なだけに熱戦の可能性が考えられましたがストレートでの決着となりました。
内容はチチパスと同じように決してティエムが終始圧倒していたわけではありません。
サービスゲームでポイントリードされるケースが何度かありましたがそこからの冷静なプレーが見事でした。
やはり要所を抑えた戦いができたということにでしょう。
ノッている選手にはそうした強さが備わっているものなんですね。

どちらも1位通過ですし、今一番強い選手が上がってきたということなのでしょう。
過去の対戦ではティエムの4勝2敗で、直近では北京の決勝でティエムが勝利しています。
初顔合わせは昨年ですが、昨年だけで実に5回も顔を合わせています。
既にお互いを知っている対戦ということになるでしょうから名勝負になることを期待しましょう。

どちらが勝っても初の優勝者になることは冒頭で述べましたが
去年、一昨年も初優勝者ですので3年連続で新チャンピオンが生まれることになります。
これは過去には2度例がありました。
1976年から、オランテス、コナーズ、マッケンロー、ボルグが連続で新王者に
1988年からはベッカー、エドバーグ、アガシ、サンプラスが新王者になっています。
どちらも4年連続ではありますが、メンバーを見ても新時代を迎える気配というものが感じられます。
気が早いですが今から来年の王者は誰だろうという思いも出てきます。

まずは決勝ですね。楽しみです。


・・・ううう、実は私、これから出張で、多分生で観戦できないんです。
皆さん私の代わりに目に焼き付けておいてください。


※追記です。
私にとってとても大事なことを書き忘れてました。
今回の決勝は片手打ちバックハンド同士の顔合わせとなりますが
こてれはもうずいぶんと久しぶりのことです。
以前の例を調べると、何とあの歴史的名勝負、
1996年のサンプラスvsベッカー以来ということでした。
さすがにフェデラーですらまだデビューする前です。
すいません、訂正です。コメント欄でご指摘いただきました(たかはし様ありがとうございます)
2006年のフェデラーvsブレークがありました。大変失礼いたしました。
10年も新しくなりました。が、それでも13年前。しかもフェデラー。

同時に、ベスト4に3人の片手打ちが残りましたが、これもまた久しぶりのことです。
こちらは1998年のコレチャ、モヤ、サンプラス、ヘンマン以来でした。
このうちモヤだけが両手打ちです。
近年ではフェデラーとバブリンカとか、フェデラーとディミトロフとかフェデラー+1という感じで
2人まではあったのですが3人が揃うことはありませんでした。



  1. 2019/11/17(日) 08:41:00|
  2. 2019年10月~12月
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2019年、ATPファイナル、ベスト4出揃う

RRが終わりました。

グループAA
・チチパス
・ズベレフ

グループBB
・ティエム
・フェデラー


前記事で勝ち抜け条件を勘違いしてました。
オフィシャルサイトを見れば普通に出てるのだからあらかじめ見とけって話ですよね。
大変失礼しました。

2名の勝ち星が並んだ場合は直接対決の結果が優先され、
3名が並んだ時に初めてセットが考慮されるという形になっています。

セットの考え方も、以前はまず得失セット差が考慮され、次に得セット数で決まるという形でしたが
現在はセット取得率に代わっています。
微細な差のようですが、例えば得失セットが5-3と4-2の場合、以前のルールでは5-3が上位になりましたが
現在のルールでは4-2の方が上になります。

レギュレーションはまた変わる可能性がありますので、来年は事前にきちんとチェックするようにします。

さて、ナダルvsチチパスは面白かったですね。
チチパスは淡々と打ってるのになんであんなにサーブが速いんでしょうか。
今はストローク全盛の時代ですが、近年の若手はサーブの威力も凄いです。
今回のファイナル進出者では、ビッグ3がはサーブスピードの遅い選手ということになります。
まあサーブはスピードだけではないというのはその3人がきちんと証明してくれていますが。

ストローク全盛とは言ったものの、チチパスのネットへの意識は高いです。
ナダルのようにベテラン選手がプレーの幅を持たせるために前に出るオプションを増やすのはわかるのですが
今では若い選手も積極的に前に出る姿が目立ちます。

試合の方はサービスキープがひたすら続く緊張感の高い展開でした。
チチパスはストローク戦で負けておらず、ロングラリーでは互角以上に渡り合っていました。
どちらが勝つかわからない展開でしたが、
第2セット後半からじわじわとナダルが調子を上げてチチパスを追い詰めました。
何度もピンチを脱するチチパスのサーブ力も凄かったですが、流れはナダルに傾いていたと感じます。
最後はナダルかなという思いがありつつも、同じように感じていたティエム戦のジョコビッチが
最後に試合を落としていましたのでこの試合も最後まで分からなかったです。
決勝トーナメント進出が決まっているのに全力で戦っていたチチパスには好感が持てました。
ナダルもこの時点では進出の可能性がありましたのでそのような緊張感が名勝負を生み出してくれたのでしょう。

ナダルは2勝1敗でしたが、先述の得失セットの関係で敗退が決定しました。
0-2での敗退と勝った2試合はいずれもフルセットの激戦でしたので、致し方ありますまい。

次の試合でズベレフがメドベージェフに勝ったことでズベレフが進出を決めました。
一時はファイナル出場権獲得も危ぶまれたズベレフですが、復調の兆しを見せているでしょうか。
ショットレベルは相変わらず高く、どう調子を維持するかだけが課題のようなところもありましたので
試合を見てるとやっぱり強いなあという印象を相変わらず感じさせてくれます。
あの、大事なポイントをいとも簡単に落とすあっけなさとのギャップがまた可愛いところなんです。

メドベージェフは3連敗となりました。
今回、このグループは全ての選手に全勝の可能性も全敗の可能性もありましたので驚きではありませんが
それでもメドベージェフの勝ち上がりを予想した人は多かったのではないでしょうか。
今年は後半にピークがずっと続いていましたので最後に少し息切れしてしまったといったところでしょうか。
しかし、それでも来年も十分に楽しみと思える選手です。

今回出場した若い4人には今後も良いライバル関係を築いていってほしいですね。
第2のビッグ4みたいなね。

まあ、勘違いしてはいけないのは、現状のビッグ4は3人までは同じくらいの年齢ですが
一人だけは更に一世代上の別年齢層の選手ということです。
その一人、今回勝ち上がってるんですよね。



  1. 2019/11/16(土) 09:10:07|
  2. 2019年10月~12月
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2019年、ATPファイナル、グループBB

正直に言いなさい。
ティエムとジョコビッチが勝つと思っていた人~、黙って手を上げなさ~い。
先生怒ってるんじゃないぞ~。

だって、先生もそう思ってたからね。
しかもどっちもストレートで敗退。

ティエムは、フェデラー、ジョコビッチとの連戦で精神をすり減らした可能性がありますし
ベレッティーニも最後の試合ということで吹っ切れて来ることは想像に難くないですから
ある程度はこの結果も予想されたものだったかもしれません。

ジョコビッチはティエム戦でらしくないミスがいくつかありましたが
フェデラー戦ではそれが随所に出てしまいました。明らかに本調子ではなかったでしょう。
一方でフェデラーは非常に良いプレーを見せました。
このところ連勝していたとはいえ、実力伯仲の両者に調子の差があれば当然このような結果となります。

フェデラーは得失セットでティエムを上回り、1位通過となりました。
グループAAではチチパスとズベレフには1位通過の可能性があり当然この両者が2位となることもあります。
ナダルとメドベージェフは1位通過は無理ですが2位通過の可能性があります。
というわけで、フェデラーは4人誰とも当たる可能性が残っています。
一方でティエムはチチパスかズベレフのどちらかになります。
こう考えると2位通過の方が準備しやすい部分もあるんですね。
※すいません。ルールの把握に誤りがありましてフェデラーは2位通過のようです。
 大変失礼しました。

ジョコビッチが敗れたことで、ナダルは敗退しても年末1位が確定しました。
しかしせっかくの年末No.1争いが両者の敗退で決するというのも寂しいものがあります。
その意味ではナダルが勝ち上がって、ある程度のお披露目をしてくれればいいんですが、
条件としては、チチパスにストレート勝利した上にズベレフが完勝しないことを祈らないといけません。
ちょっと厳しい部分もありますがどうでしょうか。
メドベージェフ戦の奇跡の逆転が、ある意味お披露目的なものだったという方が自然でしょうか。



  1. 2019/11/15(金) 12:30:00|
  2. 2019年10月~12月
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2019年、ATPファイナルRRは2戦目まで

本当は1日ごとに更新したかったのですがすいません。
RR2戦目まで終了しています。

グループAA

チチパス 2勝0敗
ナダル 1勝1敗
ズベレフ 1勝1敗
メドベージェフ 0勝2敗


グループBB

ティエム 2勝0敗
ジョコビッチ 1勝1敗
フェデラー 1勝1敗
ベレッティーニ 0勝2敗


まずは先に行われているグループBBの方から。

こちらはティエムですね。
フェデラー、ジョコビッチを相手に2連勝するとは思いませんでした。

もちろん実績は十分、パワーもスピードもあって守備力も文句なし
ハードコートでも戦えるということで、あわよくばどちらか一人はとの見方はあり得たでしょうが
まさか激戦を制しての2連勝とは恐れ入りました。

ジョコビッチ戦はフルセットタイブレークとまぎれもない激戦でして、フェデラー戦もストレートは言え、
スコアは競っていましたし内容も実力者同士のぶつかり合いにふさわしいものでした。
まあフェデラーが肝心の時に出すミスが気がかりだったくらいでしょうか。

格上相手に競った試合で勝てるというのは本当に力がついてきた証拠です。
対ジョコビッチは全仏に続いて2連勝となりましたがいずれも熱戦でしたので自信になったでしょう。

ティエムのウィナーの数は非常に多く、パワーでジョコビッチを圧倒していたということになります。半面ミスも非常に多かったです。
精密機械のようなジョコビッチが相手ですからティエムとしてはこの戦い方でいくしかなかったと思います。
それでも、このような戦い方は波が激しくなりますから、随所に結構な危なげもありました。
ファイナルセット、試合のかかったサービスゲームをミスの連続で簡単に落とした時には
最終的にはやっぱりジョコビッチが試合を持っていくのかなと思いました。
その私の予想は見事に外れ、行方の分からぬシーソーゲームは最後にティエムのものとなりました。
ジョコビッチはこういう試合を絶対に落とさないという印象があるのですが落としたのは少々意外でした。
純粋に試合としてはとても面白かったと思います。
トップ選手がいきなり全力で戦いますからそりゃこういう試合も生まれます。これこそがファイナルの醍醐味ですね。

このグループではティエムがベスト4進出を決め、ベレッティーニは落選となりました。
もう1枠はジョコビッチとフェデラーの勝者が手にするということになります。
順当にいけばジョコビッチ優勢なのだと思いますがどうでしょうか。この試合は見たいですね~。
何時にやるんだろう。


グループAAの方ですが、こちらはチチパスがベスト4進出を決めました。
もう1枠を残る3人で争います。恐らく2敗のメドベージェフにもまだチャンスはあると思います。
組み合わせはチチパスvsナダル、ズベレフvsメドベージェフです。

こちらのグループは本当に混戦模様で誰が勝つかわからない状態でした。
その中で見事に1セットも落とさずに2連勝を飾ったチチパスは大したものです。
混戦とはいえ、敢えて言うならナダルはもちろん、前回王者のズベレフ、ビッグ3に次ぐ4位のメドベージェフに比べ
チチパスが一番下と捉えれるケースはあったと思います。ティエムと同じでいい意味で周りを裏切った例と言えるかもしれません。

今大会全出場選手中で最も本調子でないのがナダルであることは疑いもないです。初戦はらしくないミスの連発で完敗でした。
それでも第2戦ではファイナルセット「1-5」からの大逆転という離れ業をやってのけました。
正直、1か月前のメドベージェフだったら簡単に試合は決められていたでしょう。
こういう僅かな差で辛うじて試合をものにして行く薄氷のナダルに凄みを感じますが、同時に痛々しさも覚えてしまいます。

ナダルは毎度毎度驚かせてくれる選手ですが、今回はさすがに厳しいと思っています。
但し、わずかな過去例からのデータ提示をさせていただければナダルは準優勝になる可能性を秘めているのです。
今回ナダルは怪我上がりで今大会にエントリーしてきました。
過去にチャンピオンが怪我のため直前の大会を欠場してファイナルにエントリーした例があります。
1988年のレンドルと2005年のフェデラーです。どちらも何か月かのブランクを経てのエントリーでした。
そして大会史上に残る見事な決勝を戦い、準優勝になっているのです。
ナダルにはその例に追随する条件が揃っています。果たしてどうなるでしょうか。
ん~やっぱり厳しいかなあ。

因みにもしもナダルがベスト4に進出したとして、ティエムが対戦相手となる能性があります。
ティエムはフェデラー、ジョコビッチを下していますが、ここでナダルも下すと
実にビッグ3全員から勝利を上げることになるのです。
流石に春の例ではないでしょうが、かつてマレーとかロディックとかくらいしか例がないことなのではないでしょうか。

もう少しいうと、ティエムが準決勝でナダルを下してビッグ3に勝利、
で、チチパスに負けて準優勝などということになった場合、
ビッグ3全員に勝利した挙句に優勝しないというとんでもないことが起こります。
これは流石に史上初めてのことなんじゃないでしょうか。



  1. 2019/11/14(木) 16:12:00|
  2. 2019年10月~12月
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フェデラーとナダルの時代にATP NEXT GEN Finalがあったら!

前記事のコメント欄で少し話題に出ておりましたフェデラーとナダルの時代にATP NEXT GEN Finalがあったら
ということで面白そうなので調べてみました。(tote様ありがとうございます。)


まずフェデラーですが、ウィンブルドンでサンプラスを下したセンセーショナルな年、2001年を取り上げてみます。
時にフェデラー20歳。

当時のランク上位から対象年齢の8名をピックアップします。
結果は以下の通り。数字は当時のランキングです。

01 ヒューイット
05 フェレーロ
11 サフィン
13 フェデラー
14 ロディック
30 ロブレド
34 ヴィンチゲラ
44 コリア

錚々たる面々です。ヴィンチゲラのみ今では無名ですが、他はテニスファンならば誰もが知っている名手ばかり。

ニューボールズと呼ばれていた若手選手たちが猛威をふるっていた時です。
この少し後には、ゴンザレス、ダビデンコ、ナルバンディアン、フェレール、ユーズニー、ロペス、ベルディフ、ベルダスコ
といった選手がトップ10やトップ20にランク入りしてきます。正に同世代群雄割拠といった様相です。

次に同じくナダル20歳の時を見てみましょう。2006年です。

02 ナダル
12 バグダティス
13 ベルディフ
16 ジョコビッチ
17 マレー
18 ガスケ
30 バブリンカ
32 アルマグロ

こちらも見事に後の有名選手だらけです。

両方の時代には5年の差があるものの、今と比べて隔絶の感があるのが、若手のランク上位者の存在です。
2001年の方ではヒューイットはNo.1だし、2006年のナダルは不動のNo.2でフェデラーとの2強時代を形成していました。
当時ネクストジェネレーションズファイナルがあったとしても上位の何人かの選手は不参加だったことになるでしょう。

一応今年もチチパスとシャポバロフが権利はあるもののスキップという形をとりました。
チチパスはファイナル進出者ですが、シャポバロフはそうではありません。
この大会は、ポイントと関係のない大会ということで、顔見せというか存在感アピールの場でもあるように思います。
既にある程度実績を残している選手であれば不参加となるのはやむを得ないでしょう。
例えば2001年であれば上位4~5人は欠場したのではないかと思えます。
こうなるとジュニアの大会とあまり変化がないものになってしまい、大会自体成立しなかったしれません。

もう少し若手に頑張ってほしいという運営側の思いから作り出された大会であることは疑いの余地もありません。
この10年ほどで新しい選手というのが本当に出てこれなくなっていたということなんでしょう。
つまりネクストジェネレーションズの大会を生み出したのはまぎれもなくフェデラーやナダルなのです。

フェデラーとナダルに対抗しうる新しいNo.1候補として、ジョコビッチとマレーが登場しこの2人は成功しましたが
フェデラーとナダルを駆逐したわけではなく、より強固な4強時代を形成することになりました。

これを崩す新しい存在というのが何人も登場し、そして撃沈していったのです。

デル・ポトロ、チリッチ、錦織、ラオニッチ、ゴファン、ディミトロフ、ティエム、キリオス・・・。
そして現在はズベレフ、メドベージェフ、チチパスらがその座を引き継いでいます。

デル・ポトロとチチパスの年齢差は10歳です。
これ、異例です。
だってフェデラーとの年齢差差じゃないですよ、フェデラーを駆逐するだろうかと期待された候補選手同士の差が10歳です。

10歳といえばテニス界では大きな差です。
例えば、サンプラスとフェデラー、レンドルとアガシ、ボルグとエドバーグなどが10歳差です。
旧世代側の息が長く、新世代も若くして出てきていないと対戦が実現しないようなそんな差です。
上記例でいえば、サンプラスは長かったですがフェデラーが早熟ではなかったので1度しか対戦は実現しませんでした。
レンドルとアガシは、長寿&早熟ということで何度か対戦が組まれました。
ボルグについてはエドバーグとの対戦はありません。デビューよりも前に引退してしまっています。

仮にチチパス達でもダメで、今、NEXT GENを戦っている中でも最年少のシナーがようやく次の時代を作る、
ということになると、フェデラーとは実に20歳差の世代交代ということになります。


  1. 2019/11/08(金) 17:45:34|
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