FC2ブログ

 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2012年、グラスコートシーズン最初の大会

というわけで、本日2つめの記事アップです。

先週はグラスコートシーズン第1週目の大会が行われました。
クイーンズとハレです。
第1週目とはいえ、実質ほとんどこの2大会で前哨戦は終了です。
第2週目に当たる今週も大会はありますが
多くのトップ選手はウィンブルドン前の休暇に当てます。
毎度のことですがグラスシーズンとは本当に短いものです。

まずは規模の大きい方、クイーンズの大会です。
ハレの方はフェデラーが出るようになって知名度も上がりましたが
元々ウィンブルドン前哨戦といえばこちらのクイーンズを指すものでした。

上位シードはトップから順にマレー、ツォンガ、ティプサレビッチ、シモンでしたが
皆、面白いように早期敗退していきました。

決勝に残ったのは第6シードのチリッチと第10シードのナルバンディアンでした。
顔合わせとしては悪くなかったのですが、
試合途中で何を思ったかナルバンディアンが看板ごと審判に蹴りを入れるという
実に意味不明な行為で失格となり、チリッチが優勝という何ともお粗末な決着で終了しました。

4強のうちではマレーしか出ないという点で
少々地味なメンバーというイメージでスタートした大会でした。
しかしそれでもドローを見ていけばまずまずの選手が集まっていたとは思います。
初戦はヒューイットvsカルロビッチという10年前、2003年ウィンブルドン初戦の再現もありましたし
ロディックや添田も出ていました。しかし上位が軒並み敗退したのと、
更には何と言ってもこの決勝の何とも評価しがたい結末と、
伝統のウィンブルドン前哨戦にしては実に味気ない大会となりました。

続いてハレのほうです。
毎年フェデラーが出ることで有名になった大会です。
ドロー28という実に小さな大会ですが、今回はナダルやベルディフも出場しました。
しかし、こちらでもナダル、ベルディフは早期敗退を喫しました。
今年は上位陣、グラスコートで苦戦しています。

この週のメインイベントはハレ決勝ということになるでしょう。
大ベテランのトミー・ハースとフェデラーが決勝に進出し
なんとなんと、ハースがフェデラーを下して優勝したのでした。
おめでとうございます。

ハースとフェデラーが最初に対戦したのは2000年でした。フェデラーは当時まだ10代でした。
その2年後、2002年全豪ではファイナルセット「8-6」という大激戦を演じ、その時はハースが勝利しました。
ハースはこの年ランキングNo.2にまで上り詰めました。もちろん自己最高位です。
こレを最後にフェデラーはハースから9連勝を始めました。
ハースとしては久々の、実に10年ぶりのフェデラーからの勝利ということになります。

フェデラーは全盛期前後の数年間、ハレでは無敗でしたが、
前回出場した2010年に決勝でそれまで何年も負けていなかったヒューイットに敗退していました。
今回の敗戦もその時を思い起こさせます。
時に発生するベテランの思わぬ活躍は嬉しいものですが、
同時にフェデラーをベテランと認識しなくてはいけないというのは寂しい気がします。

さて4強のうち、ジョコビッチは前哨戦に不出場でした。
勝利数で言えば、フェデラー>ナダル>マレー>ジョコビッチなのですが
印象としてはジョコビッチ>フェデラー>ナダル>マレーかもしれません。
ジョコビッチの前哨戦スキップは吉と出るか凶と出るか、
本番が楽しみでもあり同時にいくらかの不安も感じられます。

で、マレー。この人強いの?


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/18(月) 17:18:36|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

2012年、全仏はナダルが優勝

nadal-8a.jpg djokovic-7a.jpg
どちらが勝っても歴史的な快挙という決勝でしたが
最後はナダルが勝利しました。
スコアは「6-4 6-3 2-6 7-5」でした。

試合の方は雨による順延も含めて非常に起伏に富んだ展開でした。
この両者ですから当然ハイレベルな打ち合いではあったのですが
正直、本当に期待したほどの見事な試合ではなかったと思います。
まあこれは思いっきり贅沢な意見なのですが。

立ち上がりはジョコビッチのミスが目立ちました。
今大会2週目のジョコビッチはどうもしっくり来ていないのか
決め手のショットや走らされた時のショットでエラーを頻発します。
特に崩れた状態で強いショットを打とうとするとネットに引っ掛けます。

こんな状態ですからナダルが優位に試合を運びました。
とはいえナダルも絶好調の全力だったわけではなく
ジョコビッチを警戒しながらの試合運びだったと思います。
結局はジョコビッチのミスに助けられて最初の2セットを取ったことになります。

このままナダルのストレートも考えられました。
その可能性も私としては充分あると思っていました。
しかし、そうは行きませんでした。

天気はどんどん悪くなる一方でしたが、
もしも中断してしまうとその日のうちの再開は望めなくなるということで
運営としてはかなり強行に試合を続行しました。
クレーコートは多少の雨でも試合はできますが、
あそこまで降っても試合を続けたのは珍しい例だと思います。

コートやボールが雨を含むと選手のプレーも変わってきます。
ボールは弾まなくなりますし、細かいフットワークも難しくなります。
タッチも変わるので繊細なプレーにも向かなくなるでしょう。

nadal-2a.jpg
両者この影響を思いっきり受けました。
特にナダルのプレーはマイナスに働きました。
ボールが弾まなくなるので、ナダルの適度にスピンのかかった球は
ジョコビッチにとっては打ち頃のチャンスボールになりました。
元々ジョコビッチはナダルの球には相性がいいです。
雨のおかげでそれが更に打ちやすくなったわけです。
ちょっとした球でも逆襲されてしまうため、ナダルは繋ぎの球が打てなくなりました。
また、ショットの微妙な打ち分けも難しくなっているので、試合は単純な強打の応酬となりました。
特にスピンボールの威力が失われるナダルにとっては
全ての球が決め切れないのでびっくりするほど単調になって、
相手のオープンコートを狙って無理やり強い球を打ち込むだけという、
およそチャンピオンらしからぬプレーに終始しました。
ジョコビッチとしてはナダルが打つと同時にオープンコートに走ればいいだけで
しかも返しやすい球種が来ますから、チャンスが広がって行きました。
この状態で繊細な細かいショットを織り交ぜるというのはさすがに無理だとしても、
せめてジョコビッチの逆をつくショットなどがあってもいいと思ったのですが
ナダルの選択肢からはそういったショットは一切消えてしまっていました。

djokovic-1a.jpg
雨の影響は当然ジョコビッチも受けたわけで、
スピン量の違いからナダルほどではなかったにしろ同じようにショットの威力が失われました。
どちらも押している方がポイントが取れないという不思議な時間帯が出来上がりました。
攻める方はどれだけ強打しても決まりません。守備のほうは追いつけば一応打ち返せます。
守備のショットには体力を使いませんから、やがて攻めてるほうが力尽きるという具合です。
一昔前であれば強打よりも走らされる方が疲れると考えられたものですが今は違います。
両者ほどの強打であれば、連続で打てば走るのと同じかそれ以上に疲れます。
打てども打てども決まらないという精神的な疲労も無視できません。

両者大いに苦労しなければならない時間帯に入ったわけですが
このようなコンディションの変化が起こった場合、
引き出しの多いジョコビッチのほうが柔軟に対応できていたというのは印象的です。
雨に濡れたコートは特にナダルに向いていなかったから
偶然ジョコビッチがポイントを取ることができた、というわけではなく、
ジョコビッチもフォアのスライスを多用してナダルの打ちにくい短めの球を効果的に使うなど
さすがのプレーをみせていました。
雨がナダルに及ぼした影響と、ジョコビッチの切り替えの巧さが相まって
実に第3セット途中からジョコビッチが8ゲームも連取したのでした。

試合は第4セットの途中で中断、翌日に持ち越しとなりました。

nadal-6a.jpg
そして昨日の再開後は、コンディションの違いもあったでしょうが、
中断前のプレーとは随分違っていました。
まずナダルが違いました。
意識的な高めのバウンドを使うようになりましたし、
組み立てでもジョコビッチの逆をつくショットを使うようになりました。
この辺はコーチからの一言で解決できるポイントです。
一方でジョコビッチは、ショットが定まらず、ミスが散見されました。
試合の最初の方でネットに掛けるミスが目立ちましたが
再開後は長めのエラーが目立ちました。
深い球を返そうとしてうまくいっていなかったんだと思います。
ナダルの動きが良くなっていたということでもあるのでしょう。
この辺についてはナダルの場合と違いコーチの助言では如何ともし難い個人的な部分です。
結局この雨の中断はナダルに吉と出たことになります。

ただし、ジョコビッチもチャンスボールがくると強いですね。
頭よりも高い打点から振り下ろすあの強打は、
いざ打たれてしまうとナダルをもってしてもどうしようもありません。

安定しないなりにも一撃の強さを併せ持つジョコビッチの健闘もあって
試合はそこそこの緊張感をもって進みましたが
結局はジョコビッチのエラーが勝敗を分けることになったと思います。
最後はダブルフォルトを犯してしまい、ナダル勝利となりました。

djokovic-8a.jpg
ジョコビッチはとにかく終始エラーが多かったです。
ナダルもエラーは少なくなかったですが、ジョコビッチはその倍ほどはあったでしょうか。
この試合は確かにドラマが盛り沢山ではありましたが
最高レベルの試合ではなかったと私が思う理由です。

しかし、それでもナダルは楽勝ではありませんでした。
今回はナダルに軍配が上がりましたが、
盲目的に全仏だからナダルのほうが強いという評価でよいわけでありません。
ジョコビッチは最初の2セットを簡単に取られてしまったのも敗因だと思います。
せめてもう少し粘っていれば違った展開もあったと思います。
それほどジョコビッチはナダルの攻略が可能なポテンシャルを持っている選手です。

今回、ジョコビッチの生涯グランドスラムはお預けとなりましたが
1、2年伸びたところでいずれ達成するはずで、
時間の問題でしかないのかもしれません。
そう思えてしまう選手です。

レーバー以降、コナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドル、
ビランデル、ベッカー、エドバーグ、クーリエ、サンプラス等々偉大な選手たちが挑んできて、
いずれも叶わずにようやくアガシによって成し遂げられた大記録なのですが、
まあ来年は行けるかも、と気楽に思えてしまうこのジョコビッチの雰囲気はどういうことなんでしょうか。
その恐るべき能力の程を示しているとも言えますし、同時に
我々はテニス界から多様性が失われているという点にも目を向ける必要が出てきているのかもしれません。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/12(火) 14:33:23|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:18

2012年、全仏決勝はジョコビッチvsナダル

djokovic-6a.jpg nadal-7a.jpg
さて、ついに4大会連続で同じ決勝の顔合わせとなりました。
我々は1938年や1969年に匹敵するテニスの歴史に立ち会うことになったわけです。
いや、むしろそれらの年以上かもしれません。

ここまで来るとただの数字でしかありませんが
一応過去の対戦成績を列挙します。

全体ではナダルの18勝14敗
クレーではナダルの11勝2敗
グランドスラムではナダルの4勝3敗

これだけだとナダルが有利の雰囲気ですが
ジョコビッチが覚醒した去年以降成績に限定してみると、

全体ではジョコビッチの7勝2敗
クレーでは2勝2敗
グランドスラムではジョコビッチの3勝0敗

雰囲気は逆転します。
もっとも、今年のクレーシーズンの活躍やここまでの勝ち上がりを見れば
ナダルのほうが優勢という声も多いのではないでしょうか。

しかし、グランドスラム4戦連続の顔合わせとはいえ
ここまで全てジョコビッチが勝っているという点も忘れてはならないでしょう。
ジョコビッチは勝ち上がりで苦戦してきていますが、
苦戦したほうが結果を出すこともよくあることです。

私の中では2つの可能性が頭をよぎります。
一つはフルセットの激戦、もう一つはナダルのストレートです。
もちろん前者であることが希望ですが、
4回戦や準々決勝のジョコビッチであれば後者の可能性もあります。
しかし、昨日の準決勝を見てみればその心配も薄いでしょうか。
逆にジョコビッチのストレートという可能性は、現時点のナダルならば薄いと思います。
もちろんやってみないとわからないわけですがね。
いずれにしろ楽しみで仕方がありません。

さて、両者の準決勝の勝ち上がりです。

nadal-6a.jpg ferrer-2a.jpg
まず最初に登場したナダルですが、びっくりするほどの完勝でした。
相手はフェレールですから、競った試合もいけるのではないかと思いましたが
フェレールというよりもナダルが予想を裏切ってきました。
準々決勝、アルマグロ戦のナダルはいつもの様子を見ながらの立ち上がりでしたので
同じような展開ならばフェレールのほうが更に有効な仕掛けがあるので
スタートダッシュも可能なのではないかと考えていました。
現に最初の数ゲームを観ただけでもフェレールは多彩で有効な仕掛けをしていたと思います。
アルマグロはサーブもストロークも素晴らしいものを持っていて、
パワーだけならばフェレールを上回っているかもしれません。
しかしフェレールはショットの種類や選択肢などが幅広く、
相手にとって戦いにくいプレーが出来る選手です。
総合力ではアルマグロよりも上なのではないかと考えられるわけですが
昨日はどうしうようもなかったです。ナダルのほうが違いました。
いつものスロースターターではなく、
開始数ゲームで既にギアがトップに入っているかのような凄いショットを披露しました。
こうなるともうフェレールもアルマグロも関係ありません。
ナダルのひとり舞台で試合は終了してしまいました。

djokovic-7a.jpg federer-4a.jpg
続いてジョコビッチです。フェデラーとの大一番でした。
去年は同じ準決勝で当たって敗れている相手です。
しかし終わってみれば、今はジョコビッチのほうが力が上なのだ
ということを思い知らされる試合でした。
ナダルと違ってジョコビッチは万全であったとは思えません。
4回戦よりは準々決勝、準々決勝よりは昨日と少しずつ良くはなっていますが
明らかに去年の最強のジョコビッチではないです。
そしてそれ以上にフェデラーの王者らしからぬプレーは気になりました。
スタートから飛ばすフェデラーは短期決戦を望んだのだと思います。
フェデラーのスタイルとして狙いは正しいと思います。
しかし、うまくいきません。余裕のある相手への短期決戦ならば
あくまでもチャンスにしっかり決めるという、攻撃的ではあるものの確実さを失わないプレーになります。
それがフェデラーのフェデラーたる所以なのですが
昨日は試合が長引くのを恐れるかのように無理にでも決めに行くプレーが目立ちました。
これがハマるときにはいいんです。優位に立つことができます。
ただ、少しでもズレが生じると大きく乱れ始めるというのも事実です。
現にフェデラーはジョコビッチのサービスゲームをよくブレークしました。
ジョコビッチ自身調子が万全でないことの現れでもありますし、
フェデラーのプレーが効果的な時間帯が存在したということでもあります。
しかし、長続きしません。少し前の両者の対戦では考えられなかったことです。
調子を乱すのは常にジョコビッチの方でした。
昨日はフェデラーがギャンブル的に打っていって、そして急に調子を崩すという
明らかな一人相撲が展開されていました。
ジョコビッチも押されていた時間帯はあったでしょうが、
待っていればフェデラーがミスし出すので、前2試合よりはずっと楽だったでしょう。
正直、この準決勝で激戦が展開されてジョコビッチの勝負感が最高潮にまで高められた状態であれば
ナダルとの決勝もとても面白いものになったのではないかと思っていました。
ただ、どうなのでしょう。昨日のジョコビッチ、最後まで本気になったとは思えませんでした。
私自身としても決勝はナダルが少し有利なのではないかと思う一因でもあります。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/09(土) 12:06:43|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13

2012年、全仏準々決勝ボトムハーフ

眠い

準々決勝はボトムハーフが行われ、ベスト4が出揃いました。

ナダル「7-6 6-2 6-3」アルマグロ
フェレール「6-4 6-7 6-3 6-2」マレー

ナダルは順当勝ちです。ここまで1セットも落とさずに勝ち上がっています。
アルマグロも調子の良さがあって結構良いプレーを見せてました。
サーブは速いしストロークも威力があるし、
何より片手打ちバックハンドなのにナダルのフォアに打ち負けないのが印象的でした。
今、一般に片手打ちといえばなんといってもフェデラー、ガスケですが、
クレーコートにおけるフィット感に関してはアルマグロのほうが上かもしれません。
しかし、逆襲の切り返しや体勢が崩れた状態でのラリーの継続などにおいてはナダルのほうが上で、
打ち合いが長引けば長引くほどじわじわとナダルペースになっていくのがわかりました。
アルマグロもナダル以外の選手が相手だったらフルセット級の凄い試合をしたかもしれません。

ナダルはここまで全てストレートで順調に勝っていますが
トータルの試合時間ではジョコビッチより長いんですね。
ナダル10時間半、ジョコビッチ8時間半です。これはちょっとびっくりしました。
ジョコビッチはフルセットが2回ありますからね。
まあ、その前まではジョコビッチも全てストレートで勝ってたので
よくよく振り返ってみればそんなに恐るべき結果ではないわけなんですが。
データの方間違っていたようです。ジョコビッチのほうは直近2試合の合計時間だったようです。

4番手決めの試合となったフェレールvsマレーですが
最後はフェレールに軍配が上がりました。
マレーは本来ベスト4に行かなくてはならない選手ではありますが
現時点ではやむを得ないかなと思います。
怪我などでベストコンディションとはいえなかったし
今年はウィンブルドンとロンドンオリンピックがあるし
観客席に座るレンドルも見ることができたし、
何よりフェレールが今絶好調ですから。また次は頑張って欲しいです。
(いつも手厳しいマレーに今日はやさしいでしょ?眠いからです)

好調時であればともかく、ということにはなるのでしょうが、
マレーはやはりクレーの選手ではないですね。
サーブもストロークも一撃だけを取ってみればフェレールを圧倒するものを持っていますが
長続きはしないです。拾われるとどうしてもミスが出ます。
調子が良い時はクレーでもかなり強いんでしょうけど、
ハードで見せる粘りとクレーで見せる粘りというのはやっぱり質が違うんですかね。
ハードのマレーは素晴らしい守備を持っていますがクレーではそうでもなくなります。
この辺、なんとなくサンプラスを思い出します。

ジョコビッチも言っていましたが、マレーにレンドル効果が現れるのはもう少し先でしょう。
早く現れてくれるといいですね。(てゆーか、こ、こ、こ効果でるんですよね、いつかは)

現時点で、クレーでということであれば
トップ4は勝ち残っている4人ということになります。
前哨戦のローマと全く同じ組み合わせです。

・ジョコビッチvsフェデラー
・ナダルvsフェレール

ブルークレーであればフェデラーとフェレールが優勢だったかもしれませんが
ここはレッドクレーですから、ジョコビッチvsナダルがやや優勢かなと思います。
まあジョコビッチvsフェデラーに関しては本当に意見が割れるところでしょうね。
フェレールも第1セットのアルマグロ以上のプレーを見せてくれるとあるいは、という事もありえます。
1日休憩が入りますが、金曜日の夜はまた寝ずの夜が訪れます。大変です。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/07(木) 12:41:16|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11

2012年、全仏準々決勝トップハーフ

ジョコビッチ「6-1 5-7 5-7 7-6 6-1」ツォンガ
フェデラー「3-6 6-7 6-2 6-0 6-3」デル・ポトロ

結果からいえば、大会前からの大方の予想どおり、
上位2名が勝ち上がったことになります。
しかし内容を考えると大変な苦労を重ねての勝ち上がりでした。

どちらも素晴らしい試合でした。
通常であれば披露してくれた4名に感謝を捧げるか
その活躍を大いに称えるべきところかと思います。
しかし、私は少し違います。

もう寝かさない気かよと。

日本時間だと何時でしたかねえ、終わったの。
深夜だか早朝だかわからないくらいでしたか。

あ~疲れた。観るの疲れた。チャンネル回すの疲れた。

しかししかし試合はとても良かったです。

どちらも王者側と挑む側という図式だったと思います。
挑む側は実績も実力も可能性も充分でしたが、このところ王者には連敗していました。
特にデル・ポトロは最近の5連敗の中でセットすら取れていなかったので
いつあの頃のデル・ポトロが戻ってきてくれるのかという思いでいたのですが
昨日の試合は正に「あの頃」という内容でした。

4者ともに試合を通してひたすら絶好調だったわけではありませんが
持てる力を出し尽くして大いに魅せてくれました。
特に印象的だったのがデル・ポトロの強打です。
スピード、重さ共に素晴らしく、フェデラーが食い込まれるシーンもしばしばありました。
あれを続けることができれば相手が誰でも負けることはないと思わせる必殺のショットです。
いよいよデル・ポトロ復活なったかもしれません。
ただ、それを変幻自在のショットでかわすフェデラーもまた見事でした。
昨日のデル・ポトロは唯一フェデラーにだけ勝てなかったのではなかったろうか
と思わせる絶妙な試合展開でした。
その意味で第3セット以降のデル・ポトロの息切れは残念でした。
デル・ポトロ自身が崩れたというよりもフェデラーの仕掛けが早くなって
ペースを作る前にやられてしまったという感じもしましたし、
試合中に膝を少々悪くしたのもありました。
一度流れを変えられてしまうと相手はフェデラーですから挽回は至難の業です。
まあ優勝した全米ではそれをやってのけたのですが。
2セットダウンからの逆転というフェデラーにとってはひやひやものの勝利ではありましたが
途中からは危険度も高くなく、先日のジョコビッチvsセッピ戦のように
最後にはフェデラーが勝つのかなという雰囲気での観戦となりました。

ツォンガとジョコビッチは、より緩急や動きの多い試合でした。
チャンスで躊躇なく前に出るプレーはこの2人の試合をいつも面白くさせます。
強打もあってドロップショットもあって、豪快なミスもあります。
ツォンガは安定しない部分がある反面、5セットマッチに強いという面もあります。
ジョコビッチが第1セットを簡単にとった時点で、
そのまま崩れることも挽回することもどちらも予想されました。
結果としては、嬉しいことに最後まで試合をもつれさせてくれました。
第2セット以降のツォンガが途端に良くなったということもあるので一概には言えませんが
ジョコビッチも明らかに去年とは違うなという感じがしました。
しばしば当ブログでも指摘してきたことですが、
一昨年までのジョコビッチには試合中のギアの上げ下げで苦労する部分がありました。
去年はこれが全く見られずにあの劇的な連勝に繋がったのですが、
今年はまたよく見かけるようになりました。昨日の試合もそうでした。
ジョコビッチは一旦ペースを乱すと、
その前の調子が良ければ良いほど挽回に時間が掛かる傾向にあります。
ツォンガも素晴らしいですが、真っ向からの打ち合いならば、
やはりジョコビッチのほうが上だと思うのです。
ツォンガがスーパーショットを決めたとしても、1つ2つならば気にせずに
そのままプレーを続けていればいいのにと思うのですが、性格なんでしょうかね、
よっしゃこっちも、といった感じで頑張って得意の強打を叩き込もうとしたりします。
もちろんそれが良い方に向くこともあるのですが、ペースを乱してしまうこともあるわけで、
昨日などは混戦に陥った原因の一つだった気がします。
まあ、そんなジョコビッチが嫌いじゃないんですけどね。

いずれにしろ選手たちが面白い試合を連発してくれてほとほと困ります。
今日もあるんですよ、同じくらいの注目度の試合が。
今夜も眠いでしょうね。まあ、眠いのならば昼寝ればよろしい。
そう割り切ってまた楽しみたいと思います。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/06(水) 10:30:10|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

2012年、全仏ベスト8出揃う

ベスト8が出揃いました。

・ジョコビッチvsツォンガ
・フェデラーvsデル・ポトロ
・マレーvsフェレール
・ナダルvsアルマグロ

ほぼ本命が勝ち残った感じです。
トップ8シードでないのはデル・ポトロとアルマグロですが、
いずれも力としては上位シードレベルです。
デル・ポトロは第7シードのベルディフ、アルマグロは第8シードのティプサレビッチを
それぞれ激戦の末破って勝ち上がりました。

3人のスペイン勢、ナダル、フェレール、アルマグロはいずれもこれまでセットを失っていません。
スペインファンにとっては次にナダルとアルマグロが当たってしまうのは残念なところではないでしょうか。

nadal-6a.jpg
超ド本命であるナダルはファン・モナコを「6-2 6-0 6-0」というヤバいスコアで下しました。
ドロー表を見た時には、ナダルの相手としてはラオニッチが面白そうだと思ったのですが、
そのラオニッチは3回戦でモナコにフルセットの激戦の末、敗れておりました。
まあクレーではラオニッチよりもモナコのほうが優勢かなという感じではあったのですが
正直、対ナダルを考えた場合はクレー巧者のモナコよりもラオニッチのほうが面白そうではありました。
案の定、モナコはフルセットの疲れもあったでしょうか、ナダルに歯が立たず瞬殺されてしまいました。

ナダルの次の相手であるアルマグロは、今大会のダークホースと思っていました。
私としては珍しく予想が当たったほうかと思います。
しかし次にナダルというのは少々ドロー運に恵まれていないと思えます。
これがフェデラーとかマレーであったなら少々違った面白さがあるかもしれないと感じるのですが。
試合の方はもちろんやってみないとわかりません。
ジョコビッチがセッピに追い詰められるようなことだって現実に起こっているのですからね。
今期好調のアルマグロにはナダルを慌てさせるようなプレーを見せて欲しいと思います。

murray-4a.jpg
マレーはガスケという強敵を倒して勝ち上がりました。
この二人はいずれもクレーよりもグラス派で、
全仏では本命でない選手ということになるのかもしれませんがそれでも力としては充分です。
しかしガスケは去年に続きまたも地元での4回戦敗退でした。
いずれも自身の最高結果ではあるのですが
長く地元選手の活躍が少ない全仏ではファンをヤキモキさせているのではないでしょうか。

ferrer-2a.jpg
マレーは次に好調フェレールと対戦します。
4強の一人であるマレーですが、現時点で、クレーコートということで考えれば
フェレールとその地位を分けあっております。
過去の対戦はマレーの5勝4敗ですが、クレーではフェレールの3勝0敗です。
直近の対戦、去年のATPファイナルでもマレー得意のインドアであるにも関わらず
フェレールがストレートで勝利を収めています。マレーとしては正念場といえるでしょう。
因みに去年、マレーは全てのグランドスラムでベスト4に進出しましたが
フェレールも地味に全てのグランドスラムで4回戦に進出しているんですね。
面白いことに、フェレールは全豪と全米ではベスト4経験がありますが
全仏ではベスト8止まりです。今回は初のベスト4進出を目指すということになります。

fed-04.jpg
フェデラーはデル・ポトロと対戦します。これまた楽しみな対戦です。
2009年の全仏ではデル・ポトロが物凄いプレーを見せてフェデラーをギリギリまで追い詰めました。
最後の最後でフェデラーが逆転しましたが、その時にはナダルも敗退していた時だったので
まさかフェデラーも、と思わせる見事な展開でした。
その後、デル・ポトロは全米でフェデラーを下して優勝、ATPファイナルでもフェデラーを下して
いよいよスタータムにのし上がるかというところだったのですが
長期の怪我に見舞われてしまったのはご存知のとおりです。
怪我からの復帰後、デル・ポトロはフェデラーと5回対戦して一度も勝っていません。
しかもセットすら取れていないんです。
現時点では明らかにデル・ポトロがチャレンジする立場なのですが、
観る方としては、いつまたあの時のデル・ポトロがよみがえるか
という思いがありますので試合展開の方はイヤでも良いものを期待したくなってしまいます。

djokovic-9a.jpg
最後にジョコビッチですが、ツォンガと対戦します。これまた楽しみで困ってしまう対戦です。
過去の両者の対戦成績は5勝5敗の五分で、一時期ツォンガの4連勝もありました。
このところジョコビッチが3連勝しているので、今の立場からすると
フェデラーvsデル・ポトロと同じくツォンガがチャレンジする側だと思うのですが
ジョコビッチも4回戦は低調でしたので足元をすくわれないようにしなくてはいけません。
ツォンガ側からしてみると、実は全仏ベスト8は初めてのことです。
もはや全仏における地元選手の常といいますか、ガスケ同様クレーを得意としていない選手なので
その意味ではよくここまで来たと言えなくもないです。
ただ、地元優勝を期待するほどには勝ち上がりも順調とはいえません。
今大会はモンフィスが欠場、ガスケも敗退ということで地元選手はツォンガを残すのみとなっていますが、
ここで大物を相手にしなくてはいけなくなっています。
もっとも、ここまで来れば強い選手と当たるのは当然ですし、
ツォンガにしてみれば他の4強に比べると対戦成績の一番拮抗している相手なので
(フェデラー3-8、ナダル3-7、マレー1-5)良いチャレンジなのかもしれません。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/05(火) 13:46:51|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

2012年、全仏3回戦他

全仏は3回戦と一部4回戦まで進んでいます。
3回戦からはシード同士が対戦しますので組み合わせも中々魅力的です。
ツォンガvsバブリンカ、デル・ポトロvsベルディフ、マレーvsガスケ、アルマグロvsティプサレビッチ等々。

ここまでの勝ち上がりは、全仏らしいといいますか、多くの選手が結構な苦戦をしてきていますが
その中では現在4人残っているスペイン勢のうちの3人、ナダル、フェレール、アルマグロが
1セットも落とさずに勝っているのが印象的です。
ただスペイン選手は4人全てがボトムハーフにいるので今後潰し合いをすることになってしまいます。

さて、4強ですが、ナダルを除いて皆手こずった戦いをしています。
今回は昨日の4回戦のジョコビッチを取り上げてみます。

3回戦までは極めて順調に強さを見せつけていたジョコビッチですが
4回戦のセッピ戦では一転、非常なトラブルに見舞われました。
勝ちはしましたが「4-6 6-7 6-3 7-5 6-3」と、
これまで7戦して負けなしだった相手から2セットダウンを喫する思わぬ展開でした。

セッピは万能型といいますか、ネットよし強打よし軟打よしと一見弱点のなさそうな選手なのですが
それだけに、正直いってどのショットをとっても決定打が存在せず
ジョコビッチに対抗するには至らないだろうというのが印象で、じゃあどう戦えばいいのかという問いには、
「ベストを尽くす」という戦略ともなんとも言い難い回答しか思い浮かばないところでした。

結局セッピがその「ベストを尽くす」をやったというのが結果論からくる接戦の答えになるのでしょうが
私の印象としてはセッピが目を見張るようなプレーをしたとも思えませんでした。
例えば2009年にソデルリングがナダルを下した時には、ナダルの不調もあったのでしょうが
ソデルリング自身も素晴らしいプレーをしていましたし
1989年にチャンがレンドルを下した時にもチャンのプレーにある種の素晴らしさを感じました。
大物を倒すというのはそういう何か光るものがあってこそ印象に残るものだと思います。
しかし昨日のセッピにはそこまでのものを感じることはなく、
これでもしも負けていたらジョコビッチとしては随分と後味が悪かっただろうなと思いました。

何よりもジョコビッチのエンジンがかからない、というのが試合の全てでした。
ジョコビッチが絶不調でもうどうしようもないということではありませんでした。
立ち上がりに体が温まってなくていまいち乗り切れないようなことはよくありますが
昨日のジョコビッチはずーっとそういう感じでした。
本当の絶不調ならば戦い方を変えていかなければいけないところですが、そこまでの必要はないと思いましたし、
ジョコビッチ自身もプレーは一貫していたのでおそらく同じ思いだったのではないでしょうか。
打っていれば、やがて調子が戻ってくるという判断だったと思います。
まあそあれが随分と遅かったのがここまでの苦戦の原因だったわけですが。

セッピは強弱のショットを上手く織り交ぜており、
これを散らすことでジョコビッチにペースを握らせずに試合を展開していました。
セッピとしてはこのままでよかったと思います。
ジョコビッチがペースをつかめない限り流れは変わらなかったと思うのです。
冷静にショットを分析すると、セッピの強打には深さがなく、
安定度もなかったので、強打を中心にするには危険が伴いました。
しかし、試合が進み、リードも広がってくると、早く決めたいという思いが出るのか強打が増え出しました。
第2セットの後半あたりから、ああ、それではダメなんじゃないかとセッピ視点での不安が頭をよぎりました。

幸いにしてというかなんというか、
本来そこでジョコビッチがペースを取り戻すべき所だったのをまだグズグズしていて
結局第2セットもセッピが取るという幸運に恵まれたることになったわけですが
第3セットこそが最大の転換点だったと思います。
ジョコビッチは相変わらずミスが多く良いプレーをしていませんでした。
本来ならばNo.1にあるまじきモタモタ加減で、負けパターンですらあったと思います。
しかしそれに輪をかけてダメだったのがこのセットのセッピです。
調子の悪さから言えば第3セットのジョコビッチは最初の2セット以上だったと思います。
しかしセッピはサーブがダメ、決めに行くショットもダメ、通常のショットもダメと
何をやっても上手くいかない状態に陥り、あれよあれよとセットを取られてしまいました。
それでもスコアが「6-3」だったのはどちらもベストではなかったことの表れでしょう。

第4セット以降はジョコビッチもある程度打てるようになっていて
セッピも吹っ切れたのか悪くないショットを打つようになっていました。
ジョコビッチは結局最後までベストコンディションにはならなかったと思いますが
それでもここまで来れば力の差で最後はジョコビッチだろうといったところでした。
2セットダウンを喫してもなんとなくジョコビッチの負けはないなと思っていたのですが
第3セットのセッピが違っていれば別の展開もあったかもしれません。

と、ここまで試合の分析をしてみてダメダメ言っておりますが
試合を楽しまなかったかというとそうではありません。
むしろトップ選手のこういった試合を見るのは非常に楽しいものがあります。
あれこれとその後の展開を想像したり、こうあるべきかとか、こうなるのではないかといった
様々な予想や空想が頭の中を駆け巡ります。
もうこうなるとコートチェンジの休憩中ですら考えを休ませる暇がないほどです。
まあそんな観戦の仕方が楽しいのかと問われれば、「私は楽しい」としか答えられないのですが。

これまでのところ大会の各試合をたっぷり観てきたわけではないですが
今のところ一番楽しんだ試合が「ジョコビッチvsセッピ」戦だといっておきます。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/06/04(月) 13:00:59|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

2012年、全仏1回戦

全仏は初戦が行われました。
4強を中心に戦い振りを見ていきましょう。

基本、4強はいずれも強さを見せて快勝しています。

ジョコビッチは、勝ち上がってヒューイットと対戦する可能性がありましたが
ヒューイットが負けてしまいました。
フェデラー世代の選手は1戦勝つのも厳しくなってきています。
ジョコビッチは4回戦のベルダスコまで手ごわい相手はいないように思います。
準々決勝ではツォンガかバブリンカが予想されますがここは面白いところでしょう。

フェデラーも同様に完勝で勝ち上がりましたが、近くにいた
ナルバンディアン、ロディック、ステパネク、F・ロペスが軒並み敗れていますので
ここでもベテラン勢が苦戦しています。
フェデラーは4回戦まで比較的簡単な道のりとなりそうです。
準々決勝ではベルディフかデル・ポトロが待っていますが
ここが最初の山場となるでしょう。

マレーは伊藤と対戦し「6-1 7-5 6-0」で完勝しました。
うーん、伊藤残念でした。ただこのスコア、見覚えがあります。
1991年ジャパン・オープン決勝でエドバーグがレンドルを破った時のスコアと同じです。
同じスコアなんていくらもあるとは思うのですが
私はこの時の試合を観戦してたので強く記憶に残っています。
その頃エドバーグは全盛時で一方のレンドルは絶不調でしたが、つまりですね、
今のマレーの強さが全盛時のエドバーグ位だと仮定するなら
伊藤は不調時のレンドルくらいの強さがあるということです。今後に期待しましょう。
さて、マレーですが、次の相手はニエミネンです。
珍しくベテランが勝ち上がっていると思いましたが、
相手がこれまたベテランともいえるアンドレエフですのでドロー運によるものと言えましょう。
マレーが苦戦する可能性があるのはその次のガスケ戦ではないでしょうか。
因みにガスケのすぐ横の山ではハースが勝ち上がっています。
フェデラー世代以前の大ベテランです。元No.2です。頑張って欲しいです。

マレーと準々決勝で当たる山にはフェレールがいます。
フェデラー世代ですが珍しく元気のある選手です。
あの体格でここ数年パフォーマンスが衰えないです。頭が下がります。
マレーとフェレールで4強を欠けて戦うということになったらこの山は順当ということになります。

4強最後はナダルですが、正直苦戦する場所を見つけるのが困難です。
むしろナダルと当たる選手が皆いつも以上に力を発揮して良い試合を見せてほしいと思います。
カルロビッチは敗れてしまいました。しかしまだラオニッチがいます。
ラオニッチの山にはファン・モナコもいてシードでいえばより上だし、
クレー巧者だし、直接対決でもモナコのほうが有利かなと思わなくもないのですが
ことナダル戦ということに関してはラオニッチのほうが面白いんじゃないかなと思います。
ナダルと準々決勝で当たる山はにはティプサレビッチ、アルマグロ、バグダティスなどがいます。
この山では添田が登場したのですが、ツルスノフにストレートで敗れてしまいました。
日本人男子は初戦で姿を消しています。


こうしてみると、どうしても4強が中心という気がします。
まあマレーを除く3強とするか、フェレールを加えた5強とするか
少しの解釈の違いが入り込む余地はありそうですが。

ジョコビッチが優勝すれば、フェデラー、ナダルに次ぐグランドスラマー誕生となります。
オープン化後の約40年間でレーバー、アガシしか生み出されなかった生涯グランドスラマーですが
仮にジョコビッチが達成するとなればここ数年で3連続の達成ということになります。
異常事態とも言うべき事件です。
またジョコビッチは、決勝に進出しただけでも
全グランドスラム決勝経験者の仲間入りを果たすことになります。
オープン化後ではグランドスラマーの他レンドル、エドバーグ、クーリエが達成しているのみの
これまたレアな選手の一人として記録を残すことになります。

フェデラーが優勝すれば、ダブルグランドスラマーとなります。
過去にエマーソンとレーバーしか達成していませんが
エマーソンはオープン化前、レーバーは一つがオープン化前ということで
オープン化後であれば史上初の快挙です。
まあフェデラーの史上初の快挙はこれまでいくつもありますから
またひとつ前人未到が増えたねくらいの感覚かもしれません。
むしろ純粋に、今大会で優勝したという今時点の驚きというか喜びのほうが大きいでしょうか。

ナダルが優勝した場合、全仏は7回目の優勝となります。
一つのグランドスラムで7回の優勝というのは
オープン化後ではサンプラスのウィンブルドンがあるだけです。
オープン化前を含めるとシアーズ、ラーンド、チルデンの全米、
レンショーのウィンブルドンもありますが
最新のチルデンでさえ1920年代というはるか昔の記録です。
もちろん全仏では史上初です。
一応、1910年代にデキシュという選手が全仏8回優勝しているのですが
当時の全仏はフランス人しか参加できず、国際大会ではなかったので
現在ではこれは正式記録には含まれません。

マレーについてはまた別記事で書きます。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/05/30(水) 12:27:31|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11

2012年、全仏開幕

既に初戦がいくつか始まっています。

ドロー表のほう見てみましょう。

第1シードのジョコビッチは初戦の相手がスタラーチェです。
その後、近くにはノーシードとはいえ、ヒューイットやダビデンコが控えています。
ベスト16の位置にはベルダスコ、そしてベスト8では第5シードのツォンガと対戦します。
平常のジョコビッチの力を持ってすればツォンガ戦まで順当に勝ち進めるはずですが
比較的ビッグネームが揃っている山となっているのも事実です。
初戦のスタラーチェも危険な相手というほどではないかもしれませんが
トップ8シードの初戦の相手としては第8シードのティプサレビッチが対戦する
サム・クエリーと並んで一番実績のある選手です。

準決勝でジョコビッチと当たることになる第3シードのフェデラーですが
近くにナルバンディアン、ロディック、ステパネク、フェリシアーノ・ロペスなどがおり
ベスト8の位置ではデル・ポトロ、ベルディフ、フェレーロなどと
4強の中では最も大きな山に入ったといえるかもしれません。
フェデラーとしてはウィンブルドンまで効率的にポイントを稼ぎたいですから
準決勝までは確実に進みたいところでしょう。

第4シードのマレーの山は第6シードのフェレールの山でもあります。
ローマでもそうでしたが、現状ではクレーコートでの4強といえば
マレーではなくフェレールなのかもしれません。
尤もマレーとしてはこれを打破しなくてはならないのが現状であり、
事実去年はベスト4に進出していて少なくともグランドスラムでの実績は
フェレールを上回っていますから今年もまたここでの確実な実績が要求されます。
マレーの初戦の相手は伊藤竜馬です。錦織が出ない分、添田と共に
盛り上げて欲しいところですがいきなりマレーということになってしまいました。

第2シードのナダルは4強の中では一番危険の少ないドローとなりました。
とはいえ、それはナダルが優勝候補の筆頭だからということかもしれません。
誰がいても危険とは感じにくい部分があるかもしれません。
一応カルロビッチやラオニッチがいて対戦が実現すれば面白そうです。
ベスト8で当たる位置には第8シードのティプサレビッチがいます。
この山にはまず第12シードのアルマグロがいます。
アルマグロは今年調子がいいですから
今回は伏兵的な活躍もあるのではないかと考えられます。
そしてもう一人この山には添田が入っています。
初戦の相手はツルスノフです。
キャリアのある相手ですが充分に可能性はあると思います。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/05/28(月) 10:08:43|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12

2012年、全仏展望

さて、ドロー発表はまだですが、今年の全仏はどうでしょうか?

去年はジョコビッチの一人勝ちの状態でここまで来ていたのですが
今年はそうではありません。

一昨年以前と同じように、今年のクレーシーズンは
ナダルが一番勝っているという状態になっています。
全仏も当然ながらナダルが中心選手ということになるでしょう。

今年、クレーマスターズ1000では2つの決勝をナダルとジョコビッチが戦いました。
いずれも去年の勢いがなくジョコビッチが敗れたのですが、
それでもガチの打ち合いで一番ナダルを倒す可能性を感じられるのはジョコビッチです。
他のトップ選手たちもナダルに対して所々で良いプレーを見せますが
試合をひっくり返すというところまでの展開は中々見せられません。

今年は両者がトップ2シードということになると思いますから
順当に決勝で相まみえる可能性が大いにあります。
そうなると4回連続でグランドスラム決勝対決となります。
4回連続決勝に進んだことがある選手自体歴史上極小ですから
それが2名同時にというのは今後の100年史を想っても異例のこととなるでしょう。
まあ既に3回の時点でもはや異例なんですけどね。

次にフェデラーですね。
仮にフェデラーを全仏で勝たせるために何があればよいかということを考えてみますと
まずは第2シードのキープ、これが欲しかったところです。
一時的なランクの逆転がありましたが、結果から言えば日程のズレによるものだったとも言えます。
仮に第2シードでエントリーをしていたとすれば展開が少し変わったかもしれません。
もちろん第3シードのナダルがフェデラー側に入っては意味がありません。
あくまでも準決勝でジョコビッチとナダルが潰し合って
しかもジョコビッチが勝つということでフェデラーにもぐっとチャンスが広がってきたと思います。
ローマではジョコビッチにストレートで敗退しましたが、ナダルよりもチャンスは大きいはずです。

それともう一つ、全仏をブルークレーにする。
え、却下ですか?そうですか。

まあ非現実的な話はさておき、
フェデラーとしてはまずは取りこぼさずに準決勝まで行きたいところです。
本当の理想を言えば、準決勝と決勝でトップ2を打ち破るということになるのでしょうが。

さて、あとは伏兵達がどうかというところです。
10年前と違って、優勝候補を7~8人出して、その後に伏兵の名を上げる
というのは今の時代にはそぐわないことといえます。
上位3名以外は全て伏兵と言っても良いくらいの力関係になっているからです。

フェレール、ツォンガ、マレー、デル・ポトロ、ベルディフ等が中でも筆頭に来るでしょうか。
もちろんこれらも充分な選手たちであり、トップ3に一杯食わす可能性もあります。
本来ならば優勝候補次点という位置付けであるべきで伏兵と呼んでは失礼にあたります。
ただ現時点では、それだけトップ勢が勝ちすぎているというのも事実ではないでしょうか。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/05/23(水) 11:30:30|
  2. 2012年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
前のページ 次のページ

プロフィール

Au-Saga

Author:Au-Saga

本体へのリンク

男子テニスデータ検証サイト
【レンドル最強説】
【更新履歴】
【ATP】

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

アクセスカウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

FC2カウンター