グループAの2試合目が行われました。
今回はグループリーグ全試合でも最大の見所である
ジョコビッチvsマレーが行われました。
結果はジョコビッチがフルセットの熱戦を制しました。
ベルディフvsツォンガもフルセットとなり、
ベルディフが勝利しました。
ここまでグループAが2試合、グループBが1試合行われてますが、
全てランキング通りに決着しています。
しかも内容についてもランキングの近い同士の対戦はフルセット、
離れている場合はストレートと、とてもわかり易い状態となっています。
このままいけばジョコビッチとフェデラーの決勝となり
大接戦でジョコビッチが優勝ということになりますね。
どうなんでしょうか。
なんだか最近、どうなんでしょうか、とか、果たしてどうでしょうか、
とかいう言葉で記事やコメントを締めくくっていることが多い気がします。
こういうのって果たしてどうなんでしょうか。
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- 2012/11/08(木) 10:09:57|
- 2012年10月~12月
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パリから間髪をいれずにファイナルです。
慌ただしいです。
ナダルがいないのは残念ですが、面白そうな対戦が続くことになります。
ナダルの不在によってマレーがどちらに入るかが大きな意味を持ちます。
今回はグループAに入りました。
結果、このグループはどの試合も興味の塊となっています。
グループ分けを見てみましょう。
今年の勝敗数と勝率、タイトル数も載せています。
《グループA》
ジョコビッチ(70勝12敗 .854 5タイトル)
マレー(54勝14敗 .794 3タイトル)
ベルディフ(59勝20敗 .747 2タイトル)
ツォンガ(55勝22敗 .714 2タイトル)
《グループB》
フェデラー(68勝10敗 .872 6タイトル)
フェレール(72勝14敗 .837 7タイトル)
デル・ポトロ(63勝15敗 .808 4タイトル)
ティプサレビッチ(57勝25敗 .695 1タイトル)
既にグループAは初戦が行われていまして、
ジョコビッチとマレーがそれぞれ1勝を上げました。
ランキング的には順当な結果ですが、まだまだわかりません。
この中ではツォンガが最近ちょっと元気が無いかなと思います。
グループBでは過去の対戦を見ればフェデラーが優勢です。
勝率も87%で今年1位なんですね。大きな大会での勝利という部分で
僅かにジョコビッチが先んじているわけですが十二分の凄さです。
これ、どれだけ凄いかと言いますとですね、
今もってフェデラーと最強論を二分するサンプラスという名選手がいますが
このサインプラス、一番良かった年間勝率が86%なんです。
今年のフェデラーは決して過去最高の成績というわけではありません。
前の印象からするとちょくちょく負けているなあという感じすらあります。
しかし、実のところ一番強かった時のサンプラスよりも負けてないというわけなんです。
もちろん時代の違いもあるので、これをそのまま
フェデラーとサンプラスの直接評価とするのは早計かもしれませんが。
さて組み合わせの方に話を戻しまして、
グループBの2番手にいるフェレールの数字にもまた改めて目を奪われます。
タイトル数は今年最多、勝率も83%超えと物凄い成績です。
こちらも過去のデータとの比較といきましょう。
この83.7%という数字、以下の各データよりも上なんです。
1988年のビランデル(GS3大会優勝。タイトル数6。年末No.1。勝率82.8%)
1992年のクーリエ(GS2大会優勝、1大会準優勝。タイトル数5。年末No.1。勝率79.3%)
1995年のムスター(GS1大会優勝。クレー勝率95%。タイトル数12。年末No.3。勝率82.7%)
2002年のヒューイット(GS1大会優勝。タイトル数5。年初から年末までずっとNo.1。勝率80.3%)
どれもその時代の最高級の成績でした。
4強時代でなければ今年のフェレールはNo.1も不可能ではなかったくらいの成績です。
しかしこのフェレール、フェデラーには勝てません。
過去0勝13敗で、うち10回はストレート負けです。
これまで僅か3セットしか取っていないことになります。
しかもそのうち2つはクレーコートです。
ごく最近デル・ポトロがフェデラーに勝っていますので
過去の成績は必ずしも参考にはなりません。
フェデラーも全盛期が過ぎてからそれまで無敗だった多くの選手に敗れてきました。
今の調子を活かして今度はがフェレールの番だ、とも言いたいところですがどうでしょうか。
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- 2012/11/06(火) 11:36:21|
- 2012年10月~12月
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波乱の大会となったパリ・インドアですが
フェレールがヤノヴィッツを下して優勝を飾りました。
今大会のスター、ヤノヴィッツは優勝にこそ手が届きませんでしたが
調子の良い選手というのはノーシードだろうと良いプレーをするもんですね。
ウィンブルドンでナダルを下したロソルもそうですが
クローズアップされた試合だけを見れば
こうした選手たちが何故出てこないのか不思議に思います。
観戦の相性なんてものがあるのかわかりませんが
グルビスなんて私、見る度に良い選手なんですけど。
ヤノヴィッツは今大会で一気に26位にまでランクを上げました。
多くのトップ選手が振るわなかった隙に、
という印象を持つこともあるかもしれませんが
実際にはそのトップ選手たちを倒してきての勝ちあがりなので
今後の自信につながると思います。
それにしても、フェレールは大事なところを締めてきました。
他のトップ選手たちがバタバタ倒れる中での優勝は大きいです。
こういう時にしっかり勝っていくというところが
ランキング上位をしっかりと持続している秘訣だと言えます。
1年を通じて戦い続けるには体力の負荷も大きいと思いますが
間違いなく現テニス界の鉄人です。
決勝の試合も、そのプレーぶりには感心させられました。
約30cmの身長差がありましたが、巧く料理するもんですね。
打点の高いヤノヴィッツの球に、無理にフラット系で合わせず
スピン主体で精度を高め、結果として流れを自分に引き寄せていました。
デル・ポトロ等の強打系の選手に対してよく見せる方法です。
フェレールの本来の持ち玉はもっとフラットに近いと思うのですが
この辺の使い分けは見事です。
年末ランキングもナダルの4位はほぼ確定かと思っていましたが
今回フェレールが優勝したことでどうなるかはまだわかりません。
ファイナルでかなりの成績が必要ではありますが果たしてどうでしょうか。
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- 2012/11/05(月) 17:43:41|
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バーゼルの大会が行われ、
決勝でデル・ポトロがフェデラーと対戦し
「6-4 6-7 7-6」という壮絶なスコアで勝利しました。
デル・ポトロは怪我からの復帰後初めてフェデラーに勝ったことになります。
二人の対戦ですが、初対戦からフェデラーが6連勝していました。
デル・ポトロが最初に勝ったのは全米の決勝という大舞台でした。
その後、デル・ポトロは年末のファイナルでも勝利しました。
大きな大会で続けてフェデラーに勝利したということで、
いよいよデル・ポトロ時代が来るかという矢先だったのですが
残念なことに大きな怪我をしてしまいました。
怪我からの復帰後はフェデラーに7連敗中でした。
今回は久々のフェデラーからの勝利ということになります。
デル・ポトロから見てこれで対戦成績は3勝13敗ですが
それほどカモという扱いはされていないように思います。
1つには怪我上がりのデル・ポトロがいつ覚醒するかという期待があったから、
2つ目は勝った3戦が、全米、ファイナル、そして今回のフェデラーの地元と
結構大きな勝利だったからというのがあります。
更に3つ目ですが、負けていても善戦した試合が印象に残っているからというのが考えられます。
直近の対戦は今年のロンドン・オリンピックでしたが、
ファイナルセット「19-17」というとんでもないものでした。
また2度ある全仏での対戦はどちらも5セットマッチになっています。
まあ調べればフェデラーがこてんぱんにやっつけている試合もあるのですが
印象としては、むしろフェデラーが、これほどの強敵によく勝っているなということになるのかもしれません。
デル・ポトロに対してですが、ようやくここまで戻ってきてくれたという思いと
随分時間がかかったねという思いの両方を抱かせます。
怪我からの復帰後は、フェデラーのみならずナダルにもまだ一度も勝てていません。
ジョコビッチには2度ほど勝っていますが、上位を脅かす存在にまでは成りきれていませんでした。
(マレーとは対戦はありません)
同じような立ち位置であったはずのツォンガも一時の元気がありません。
僅かにベテランのフェレールが頑張っているくらいでしたので
4強の座はこのところ揺るぎないものになっていました。
しかし、ナダルは、その深刻は長期離脱のため今年中の復帰は無いことが決まりました。
ナダルに対する心配というのもまた大いにありますが、
この機に4強に続く存在の中で誰が抜け出すかというのは注目のポイントとなります。
デル・ポトロとしては目下のライバルはフェレール、ベルディフ、ツォンガになります。
この中ではベルディフが好調です。夏場の不調が嘘のように秋口からはトーナメントで勝ってきています。
今年の大きな大会はパリとファイナルだけとなりました。
年末ランキングはジョコビッチの1位は確定しました。
2位はフェデラーが有利ですが、マレーにも可能性があります。
ただ、この両者のどちらかが2位でどちらかが3位というのは決定しています。
現在4位のナダルは理論上逆転される可能性もありそうですが、まあこれもほぼ決定だと思います。
ということで5位が誰になるのかというのが残されたランキングについての最注目点といえるでしょう。
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- 2012/10/30(火) 12:06:44|
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ちょっと遅くなってしまいました。
丸無視していたわけではないんですが、色々ゴタゴタしてまして
大会が終わってからの上海マスターズ記事アップとなってしまいました。
さて、大会の方ですがジョコビッチがマレーを「5-7 7-6 6-3」で下して優勝しました。
ベスト4には4シード全員が残るという順当な勝ちあがりでした。
これは極めて当たり前のようでいて意外とそうでもないことです。
強い選手が勝つのは当然なのですが長いテニス史においては常識ではありません。
フェデラー時代の開始からここ10年弱がそういう状態であったために
我々もそういうものだと思い込んできていましたが、
これまでが異例であっただけで、本来はトップ選手であろうと常には勝ち上がれないものです。
今は4強時代であることには変わりありませんが
ここ1年はトップ選手たちも早期敗退している例があります。
とはいえ、トップ選手が勝ち上がってくれるとやっぱり盛り上がります。
決勝に勝ち上がったジョコビッチとマレーはお互い素晴らしいベスト4を戦いました。
このままの勢いでハイレベルな決勝を期待したかったのですが
少々期待を挫かれる内容でした。特に序盤はサーブが両者とも良くなく、
その乱れがプレー全体に広がっている雰囲気でした。
どちらかが絶好調なら簡単に試合が終わったと思います。
好意的に見れば、お互いベストコンディションでなくても
競った試合をすることができるという点に
トップ選手としての存在感を感じさせてくれたといえるでしょうか。
マレーは、ジョコビッチともフェデラーともそうなのですが
守備から攻撃への切り替えという点では優位を譲るため
毎回、守備力で対抗していくというプレーをしてきています。
しかし、準決勝のフェデラー戦では攻撃でも負けていないプレーを披露しました。
ジョコビッチ戦でもあるいは互角の打ち合いになるのではないかと思いましたが
まだジョコビッチにはその戦いでは限界があったかもしれません。
健闘はしてたと思いますがまともなラリーとなればジョコビッチが優勢でした。
しかし柔軟な粘りのプレーでマレーも主導権を与えずスコア上は接戦となっていきました。
一つ一つのプレーにどう活路を見出していくのだろうかという点に注目すると
絶好調でない選手同士のこういう試合は俄然面白くなります。
どちらも取れるポイントを取れずに落としている、という感じで試合は進んで行きました。
スタミナ勝負となれば当然ジョコビッチに軍配が上がります。
最終的にはマレーの足が動かずに試合が決しました。
しかし後半のジョコビッチももっと早く試合を決めていてもおかしくなかったのに
中々決めらることができませんでした。これはマレーの粘りもあったと思います。
ちょっと前ならあの状態ならば試合を投げていたでしょう。
そうならなかっただけでもマレーも変わっていると感じました。
煮え切らない試合でもありましたが両者の苦しい時の戦い方が観られて面白かったです。
結局アジアラウンドはジョコビッチの一人勝ちになりました。
チャンピオンズレースでは既に独走となっていて年末1位に最も近いポジションにいます。
1年間のいわゆるワールドランキングではまだフェデラーが1位ですが
フェデラーにはバーゼル、パリ、そしてロンドンと昨年の怒涛の3連覇があり
それらすべてのポイントを失うため正念場が続くことになります。
同じ大会で去年のジョコビッチはベスト4、ベスト8、RR敗退という結果でした。
大きな大会ほど成績が良くなかったということで
裏を返せば今年のポイント稼ぎが簡単になるということです。
年末の1位はかなりの確率で決したのかなという印象です。
あとはマレーのポジションがどうなるかです。
フェデラーとのポイント差はまだ少しあります。
残りの大会規模を考えれば挽回は可能ですが、フェデラーと同じ程度の活躍では意味がありません、
大きな大会での優勝といった爆発力が必要とされます。
ナダルはどうでしょうか。
今すぐに復帰して残りの試合全てで優勝というようなことは
いかな超人ナダルでも不可能に近いのではないでしょうか。
せめて年末には戻ってきて来年につなげる試合をして欲しいところです。
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- 2012/10/16(火) 11:18:48|
- 2012年10月~12月
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あめでとうございます。
錦織のツアー優勝は初めてではないですが
日本の国際大会での優勝ということには強い意味があります。
今日は日本テニス界にとって大きな事が成された日になるでしょう。
一週間を通して錦織のプレーは良かったです。
特にリターン、そしてカウンターが印象的でした。
本当に、純粋にプレーで魅せられる選手になりました。嬉しい限りです。
日本人だからというのではなく、プレーとしても、私、かなり好きな選手です。
決勝はラオニッチとの対戦でした。
久しく待望されていた「ナダル世代以降」の若い選手による決勝になったわけです。
スコアは「7-6 3-6 6-0」でした。ファイナルセットこそ錦織劇場でしたが、
前の2セットは競り合っていてとても面白い試合だったと思います。
スタイルの違う選手同士が競り合いになると、得てして面白い展開になるものです。
ラオニッチのプレーはかつてのフィリポーシスを思わせると感じていました。
今回の試合を観てもそのイメージは大きく外れませんでした。
比べると、ラオニッチのほうがストロークに確実性があるという印象ですかね。
フィリポーシスはより緩い球も使いましたし、無茶じゃないかと思えるゴリ押しの強打もありました。
ラオニッチにはそういった極端さはありません。これは時代の違いもあるでしょう。
フィリポーシスの頃は、まだ緩いスライスでネットを取るということが当たり前に行われていた時代でした。
まとめるとラオニッチはフィリポーシスよりもラリーでしっかり戦えるということでもあり、
一方でプレーの意外性は少ないということになります。
ストロークに緩急はありますが、多彩なショットを使い分けて相手を翻弄するというわけではなく
ショットの選択として緩い球も打てる、というまだそこまでの状態のような気がします。
相手に合わせることができ、よりプレーの引き出しの多い錦織としてはその点でやりやすい相手だったでしょう。
あと、ラオニッチで残念だったのはハーフボレーです。
今ネットアプローチといえば、緩いスライスではなく強打が主流です。
特にバック側に強く打ってそのまま前に出るのがメインです。ラオニッチもこれを使用します。
少し前まではこれでほぼポイントは決まりだったのですが今では事情が違います。
足元への速い球が普通に返ってきます。決勝でも錦織が多用して効果的だったプレーです。
両手打ち全盛の今、錦織のみならず誰もがこのショットを打ってきます。
これを打たれても尚ハーフボレーで切り返すことができない限りネットプレーは活きてきません。
今のラオニッチはこれを打たれたら終わりという感じで、ほとんど返すことができません。
ここが残念に感じた点です。しかし逆を言えば、ここをクリアすればラオニッチ、今後相当来ますよ。
楽しみな選手であります。今大会でもマレーを下しているわけですから立派な決勝進出です。
マレーとしてはちょっといただけないですね。
4強のうち2人しか今週は大会に出ておらず、しかもジョコビッチとは別の大会ですから
ここは優勝であるべきだったかと思います。
というのも北京ではそのジョコビッチがしっかり優勝していますから。
ランキングポイントはまだ少し離れています。
年末にかけて小休止などと言っていられない状況です。
もちろん始めから3位狙いというのであればいいのですがきっとそうではないでしょう。
上海マスターズでの奮起を期待したいです。
ジョコビッチはさすがでした。
初戦こそ苦戦しましたが、あとはもう余裕のストレート勝ちでした。
ランキング表を見ると、今年のジョコビッチの出場大会数が少ないのが目を引きます。
今現在の表で13大会です。トップ100の中でこれほど大会数の少ない選手はいません。
次に少ないのは欠場中のナダルで15大会ですからどれほどのものかがわかると思います。
それでいてポイントレースでは1番なわけですから、やはり今現在の最も強い選手なのだと言えます。
あとはやはりフェデラーですね。
去年は絶好調だったインドアシーズンですが、今年はどういうプレーを見せてくれるのか。
マレーももちろん大勝ちする可能性もありますが、フェデラーが絡まないと
ジョコビッチがまた独走になるのではないかという気がしないでも無いです。
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- 2012/10/07(日) 23:14:46|
- 2012年10月~12月
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モンフィスの怪我は大丈夫かなあと思っていた矢先、
残念ながら欠場が発表されました。
ああ!!楽しみにしていたマレーvsモンフィスが~、と思ったら
ラッキールーザーがカルロビッチですと。
現地でご覧になられた方おめでとうございます。
モンフィスと同じくらいカルロビッチも観たい選手でありましょうからね。
試合の方はストレートでマレーが勝利しました。
それでも第1セットはタイブレークでしたし、
エースの数もマレーの9に対しカルロビッチは18と
数字からでもいかにもという感じでした。
2セットでエース18というのは中々多いです。
マレーの試合後のインタビューからすると調子はよさそうですね。
因みにレンドルコーチは東京に来ているのでしょうか。
街で偶然ばったり会うことを想定してあの辺ぶらぶらしてみようかな。
さて、話を戻しまして錦織vs添田は
フルセットの熱戦となり錦織が勝利しました。
これが準決勝とかだったらなお嬉しいところなんですが。
勝った錦織は、次はロブレドです。
怪我で戦列を離れていたとはいえ強敵です。
その他、厳しい初戦の顔合わせとなった他の日本勢ですが
杉田がシャルディに、守屋がバブリンカに敗れたのは止むを得ないとしても
伊藤がアルマグロに勝利するという金星を記録しました。
守屋もバブリンカにフルセットですから充分健闘しました。
日本人、来てます。
このままの勢いでテニスブームが到来して欲しいところです。
個人的には、男女の両方で活躍があってこそのブームなのですが
どちらかといえば男子の活躍ほうが効果が強いと思います。
その意味でこれからもっと大きなブームが来てもいいはずなんです。
現在勝ち残っている錦織と伊藤には是非このまま頑張って欲しいです。
今週は北京も大会が行われていますが、上位選手が随分と苦労しているようです。
初戦では第2シードのフェレールと第4シードのチリッチが敗れています。
フェレールを下したのは台湾の盧彦勳です。
他にも、第1シードのジョコビッチも予選上がりの選手を相手にフルセットを戦ってますし
第3シードのツォンガもファイナルセットタイブレークにまで迫られています。
テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ
- 2012/10/03(水) 09:53:48|
- 2012年10月~12月
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全米後、当ブログも小休止しておりました。
このまま休み続けるのではと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが
そういう訳にはいかないですよね。
さて、日本唯一のトップ大会であるジャパンオープンが開幕します。
規模は中程度のマスターズ500です。
かつては4月にジャパン・オープン、10月にセイコースーパーテニスと
今でいうマスターズ1000規模の大会が2つも日本で開催されていたのですが
それに比べると随分と寂しくなったものです。
今週は北京でも同じマスターズ500の大会が行われます。
選手も当然分散してしまいまして、トップシードは
こちらがマレー、あちらはジョコビッチという具合です。
同じマスターズ500とはいえ、賞金総額では北京は東京の倍以上ですから
どちらかといえば選手は北京に流れてしまいます。
比較してみるとややあちらのほうが豪華な顔が揃っているかも知れません。
しかし、その分こちらには日本人選手が多く出場しますし
また勝ち上がりやすい環境になっているとも言えますから
見方を変えればとても注目度の高い大会といえるわけです。
ということで、日本人選手全員に勝ち上がって欲しいところなんですが
いきなり、錦織と添田、日本人No.1とNo.2が
初戦で当たってしまうというドローが発表されました。
ワイルドカードで出場する杉田と守屋も、
一回勝ち上がれば両者が対戦することになります。
日本人はあと伊藤が出るので全部で5人いるのですが、
どんなに頑張っても2回戦終了時に2人削られてしまうのです。
困ったものです。
まあ、錦織と添田の対戦はこれはこれで注目の一戦ですし、
守屋の初戦はバブリンカ、杉田はシャルディですから
両者の対戦が実現するということはどちらも大一番を制しているということですので
実現するならば喜ばしいことなのかもしれません。
因みに伊藤はアルマグロです。むむむ、厳しいドローですね。
結局のところ錦織vs添田があることで、
初戦での日本人全滅がないのが幸運と捉える必要があるでしょうか。
日本人選手以外でも注目の対戦があります。
ドローをつぶさに見てみると結構地味に良い大会です。
第1シードはマレーですが、いきなりモンフィスです。
本来であれば決勝か、と見まごうばかりの対戦です。
怪我が長引いてランキングを落としているモンフィスですが
本人の談では完治まではもう少し時間が必要とのことでしたが
コンディションが戻ってさえいれば、トップダウンもあります。
フランス選手は先週大活躍をしました。
タイではガスケとシモンが決勝を戦い、マレーシアではベネトーが決勝に行きました。
モンフィスは先週出場しませんでしたが、よし自分も、という気持ちもあるでしょう。
北京の方にはツォンガが出ていましてこちらも同じ理由で台風の目かもしれません。
その先週活躍したシモンですが、東京では初戦を第3シードのティプサレビッチと戦います。
他にもラオニッチvsステパネク、ロブレドvsニエミネンなど注目の一戦があります。
初戦の面白さで言うなら北京を上回っていると言えます。
因みに北京の方でも地元選手が2人出場するのですが、こちらも初戦で対戦します。
今週は地元選手に厳しいドローになっているわけですね。
テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ
- 2012/10/01(月) 09:42:05|
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