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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2013年、デ杯終了と共に

デ杯も終わり、今年のテニスカレンダーは完全に終了しました。

デ杯決勝はチェコがセルビアを3-2で下して優勝しました。
チーム戦ではあっても、テニスではシングルス結果は個人成績に影響します。
敗れたセルビアのエースはジョコビッチでしたが、
チームの敗退とは裏腹にシングルス2勝を上げまして、
連勝記録を伸ばした形で今年を締めくくりました。
年初は得意の全豪ですから、勢いは年を跨いでしばらく続くかもしれません。

当サイトとしてはなんといってもデータ更新が残ってますし、
他にもできればまだ小ネタなどを投入したいと考えておりますので
今年を振り返るのはまだ早いのではありますが
個人的にはなんといっても大きな反省がありまして、
今年は本当に嫌がらせかというくらい、大きな大会と出張が重なった関係で
思うようにテニス観戦やブログ更新ができなかったのが悔やまれます。
環境のせいにしてはいけなくて、それでもモチベーションを保てていれば
もう少し色んな記事のアップが出来たはずなのですが。

1グランドスラムで1つは変わったデータを出して
いやーさすがレンドル最強説だなあと思われたいところだったのですが
今年に関してはホント、そういうのゼロに近かったんじゃないでしょか。
すいません、面白みのないサイトになってしまいまして。

その分皆様から色んなコメント頂いてありがたく思っております。
来年はまた微妙に元に上方修正していきたいと思います。


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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/11/18(月) 09:50:40|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

2013年、ATPファイナルはジョコビッチが制覇

今年の最終戦はワンツー対決となりジョコビッチが優勝しました。
ジョコビッチは22連勝、4大会連続優勝で今年を締めくくったことになります。
ファイナル制覇は3回目、マッケンロー、ベッカーと並ぶ優勝回数です。

ジョコビッチは全豪3連覇中ですから、通年通りに行けば
またしばらく連勝が続くことになるかもしれません。
あの2011年の連勝記録に迫ることもありうるでしょうか。

案の定といいますか、多少苦戦したRRに比べて
準決勝と決勝ではコンディションをぐっと上げてきました。
決勝のナダル戦はストロークのシャープさが印象的でした。
特にコントロールが深く、あの威力であの深さでとなれば
いかなナダルといえどもまともに相手できません。
ナダルが抵抗を見せる場面もありましたが
終始ジョコビッチのペース、ジョコビッチの試合だったと思います。

ナダルのほうはあまり調子がよくありませんでした。
特に足が動いてなかったというか、ギリギリで追いついた球を
とんでもないところに返すのが本来の姿なのですが
追いついてもミスするか単純な球が多かった印象でした。
ジョコビッチの勢いのあるショットがナダルをそうさせたのでしょうか。

もっと激しい試合になって欲しかった思いもありますが致し方もありますまい。

ジョコビッチはこの後更にデビスカップ決勝が残っています。
仮にここで相手がスペインであり、更にもう一回両者の対戦が見られれば面白かったんですけど
さすがにそこまでの好演出というのはこれまでのテニスの歴史の中でも殆ど行われておりません。
デ杯決勝でもワンツー対決が行われたというのは、もう本当、
遠く1920年代にまで遡らなくてはいけないんじゃないでしょうか。

今年の最終ランキングは1位ナダル、2位ジョコビッチということになりましたが
差はそれほど大きくありません。またしばらくは2強の争いが続くことになるでしょう。
今年は、去年たっぷり休んだナダルが途中から猛烈な勢いでポイントを稼ぎましたが
来年はそうはいかないでしょう。年の前半はナダルの失効ポイントが注目点となります。
ジョコビッチがNo.1の座を奪い返すとすれば年の早い時期で可能ということになります。
今大会でもジョコビッチはナダル以外にデル・ポトロ、フェデラーを下していますから
年間のポイントではともかく、今時点では一番強い選手という印象を与えています。

さて、今回の決勝では負けてしまったナダルですが、
今年の勝率は90%を超えました(75勝7敗:91.5%)。
年間90%というのはフェデラー、ジョコビッチは達成しておりましたが、
ナダルとしては初めてのこととなります。
全豪不出場、ウィンブルドン初戦敗退がありますので
キャリアベストイヤーという評価にはならないと思いますが
怪我からの復帰だったことを考えれば特筆すべき年だったといえるでしょう。

年末に意外なほどの復調を見せたフェデラーと並び、今後とも
活躍の読めない選手の面目躍如たる驚きの結果を残してほしいものです。

この後に控えているデ杯決勝が終われば、
テニス界は一年で最も大きな閑散期に入るわけですが、当サイトは違います。
一年で最も忙しい時期が到来するのです。
フェデラーの、ナダルの、ジョコビッチの、生涯成績、気になりますよね。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/11/12(火) 10:04:52|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

2013年、ATPファイナル決勝は2強が対戦

決勝はナダルvsジョコビッチとなりました。
顔合わせ自体は戦前からの大方の予想通りといえるでしょう。
デル・ポトロが準決勝でナダルと当たればあるいは違った展開も考えられましたが、
フェデラーの頑張りによってデル・ポトロはRR敗退となりました。

元々フェデラーに期待したい気持ちはもちろんありましたが
準決勝進出の可能性で言えばやはりグループ内で3番手の位置だったと思います。
フェデラーも今年は大きくランキングを下げましたが、どうしてどうして、まだまだ行けますね。
プレーも素晴らしいです。特にデル・ポトロ戦は良かったです。
ただ、このフェデラーの頑張りがナダルを楽にしてしまった部分もあります。

ナダルはRRのグループ分けでも割と恵まれた組み合わせとなりましたし
その分、本来であれば手強い方のグループから強敵が出てくるはずのベスト4でも
最も与し易いと言って良いフェデラーが来ることになりました。

とはいえ、フェデラーのナダル戦は決して悪くなかったです。
デル・ポトロ戦の後半2セットもそうでしたが、
ナダル戦の第1セットでも、一度リードされながら追いつくという粘りを見せました。

試合の最初のほうなど、本当にナダルを苦手としているのかと
疑いたくもなるほどの安定した戦い方を見せていました。
攻めのパターンも多彩で、バックハンドを攻められてもピンチに感じませんでした。
まあ、ただナダルは凄いですね。やっぱり最後は持って行かれてしまいました。
他の選手ではありえないような針の穴を通すようなショットを事も無げに決めてきます。
それと攻めも早いです。
ナダルはそのキャリアで何度か浮き沈んでおりますが、
復活する度に、より攻撃的になって帰ってきています。
今回の試合では、ナダルの早い攻めにフェデラーが崩された部分がありました。
意外にも長いラリーのほうがフェデラーにチャンスが巡ってきそうな展開すらあったのです。
あの全仏とウィンブルドンで毎年戦っていた頃からすると、そんなバカなというレベルの話です。

さて、決勝の相手はジョコビッチです。最早テニス史上最高クラスのライバル対決でしょう。
今年はナダルの3勝2敗ですが、直近ではジョコビッチが勝っています。
ここまで大会の勝ち上がりが安定しているのはナダルの方です。
ジョコビッチはRR3試合全てがフルセットでした。
しかし準決勝のバブリンカ戦はストレートで勝っており、
良い感じでコンディションも上げてきているのではないでしょうか。
コートにフィットしているのもジョコビッチのような気がするので
ジョコビッチが少し有利かもしれないと思わせますが
正直ここまで来るとわかりません。今回のコートはバウンドが自然で、
インドアとしてそれほどの超高速ではないためナダルも戦いやすそうです。

3セットマッチであることが惜しいくらい壮絶な試合になることを願いましょう。
日本時間で朝5時から、というのがちょっと困りますけどね。
早起きが必要というのはなんとでもなりますが
平日なので後ろの時間に制限があります。凄い試合になればなるほど、
最後の方は泣く泣く電車の中でスコア確認ということになるんです。
でも良いです。どうぞ私を泣かせてください。
ファンが泣いてこそのテニスじゃないですか。


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  1. 2013/11/11(月) 09:51:36|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

2013年、ATPファイナル2戦目終了

ナダルとジョコビッチが準決勝に駒を進めています。
ナダルはバブリンカと、ジョコビッチはデル・ポトロとの対戦でしたが
どちらも良い試合でした。

負けた方の選手がまた良いプレーをしました。
バブリンカはナダルに打ち負けない場面もあって片手打ちバックだからといって
ナダルに全く対抗できないわけではないことを証明してくれました。フォアハンドも強烈でした。
最後のほうではLetにはなりましたが139mph(224km/h)というサーブも打ってました。
ただサーブの威力は充分なんですけど、確率が悪かったのが残念です。
これほど惜しいプレーをする選手なのに、ナダル戦は結局のところ12戦全敗となっていました。
しかもこれまで1セットも取れていないんです。タイブレークには結構行ってるので、
サーブは良いけど、ラリーになると結局やられてしまうということだと思います。

ナダルは今回ドロー的に恵まれたかもしれません。
ただ次のベルディフは危険な相手ですし、
敗退の仕方によっては1位通過を逃す事になります。
ナダルにとっては消化試合にもなりますから気の緩みがなければというところです。

デル・ポトロは、今回は敗退しましたが
あるいは決勝でジョコビッチ再戦することになるかもしれません。
RRで負けたほうが決勝でリベンジという例は過去にも結構ありますから
再戦となれば面白いことになりそうです。
2位通過になったほうが準決勝でナダルと対戦する可能性が高いですから
1位通過したいところではあります。今のところはもちろんジョコビッチが有利です。
デル・ポトロは次にフェデラーとの対戦ですから厳しいは厳しいですね。
まあフェデラー側から見れば相手がデル・ポトロということで同じように厳しいわけですが。
この両者が直接対決で準決勝進出を賭けて対戦するということになります。

しかしインドアの試合というのは良いですね。私は大好きです。
ラリーの軌道がよくわかるので、選手のショットの特徴が現れます。
ジョコビッチの試合を例に取ると、
フェデラー戦は山なりのスピンショットが多く使用されていたのに対し
デル・ポトロ戦は直線的な球筋が多かったのがよくわかりました。
ジョコビッチというよりもフェデラーとデル・ポトロの違いなのですが
それほど変化球を織り交ぜてこないジョコビッチを通じることで
両者の球筋の違いが明確に現れた形となります。

一方ナダルの試合では、相手が誰だろうと、もう終始ナダルの球筋になります。
フェレールやバブリンカもクセのあるショットを打ってないというのもありますが
バウンドのバリエーションが様々な他のコートに比べて
インドアではナダルのショットの特徴がより明確に見えてきます。

また、試合のテンポが早くなる傾向にありますので
良いラリーが展開されればされるほど見応えが増します。
今日の代表的なプレーではないですが、
強サーブやネットプレーでも大きな見せ場が作れるというのも大きいです。

どのコートにも魅力はありますが、やはり私にとってインドアは特別で
その中でも最高峰にあたる当大会こそが至高の大会といえます。

ボルグもサンプラスもナダルもありえないレベルの素晴らしい選手ですが
ファイナル最多6回の優勝を誇るフェデラー、そして
9連続決勝を含む出場12回全てで準決勝に進出しているレンドル、
結局この二人だよねえ、ということになるわけです。


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  1. 2013/11/08(金) 10:21:13|
  2. 2013年10~12月
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  4. | コメント:5

2013年、ATPファイナル2戦目

ラウンドロビンの2戦目が行われています。
ヨーロッパの大会というのは、ホント時差との戦いとなります。
眠い。しかし今年最後の大会ですから、観ないわけにはいきません。

え、まずは昨日の初戦、ジョコビッチvsフェデラーを観ました。
久々に動けてるフェデラーを確認できました。良い試合でした。
フェデラーの技術の高さはさすがですね。
随所に出るキラリと光るプレーは観てて嬉しくなります。

バックハンドの分、どうしても長いラリーになるとジョコビッチの決め手が増えます。
また、ある時期からフェデラーには決定打のミスが多くなりだしましたが
それがこういった接戦では大きな意味を持ちます。
それらが後を引き、最後は力尽きてしまった感がありましたが
それでも、惜しいと思わせるポイントも多く、
終始、見応えのある打ち合いが行われていました。

フェデラーもコンディションさえ整えばまだまだやれるという印象を持ちました。
まあ、そのコンディションを整えるというのが大変なんですけど。
特にベテランは、このところの記事でもしばしば取り上げていますが
2週連続での活躍というのがかなり難しくなっています。
近年のテニスはパワー重視になっている関係で体を酷使しますから。
以前にも増して大変なんでしょう。

同じようなことがダビド・フェレールにも起こっています。
フェレールは先週のパリで決勝にまで勝ち進む活躍を見せましたが
今週はその時に下したナダル、ベルディフに連続で敗退してしまいました。
特にベルディフは過去7勝3敗と分の良い相手だったんですけど。
ただ、こちらもまだやれるという印象に代わりはありません。

ここにハースを加えた3人はテニス界の宝と言えます。
大変でしょうが、若手がまだ輝かない分、
もう少しテニス界を盛り立ててもらわないといけないですね。

あと、試合とは関係ないですが今大会の公式サイトについて。
現在ATPのページを見ようと思うと飛ばされるようになってますが、
ほんっと、見ヅライですね。普通にしてくれよという感じ。
凝った作りにしたいのはわかりますが、これは失敗例です。
ドロー表も結果もスケジュールもパッとわからない。
最初に知りたいのはそれらでしょうに。
ニュース記事をトップに出すのも良いけど、デカすぎる。
結局記事内容はリンク先に行かないと読めないのですからヘッドラインでしか無いわけです。
ここまでデカイ必要ありますか?
その下に「Head to Head」を出すのも良いけどなんで次の1試合だけ?
小さくても良いからせめて同じラウンドは全て出せばよいのに。


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  1. 2013/11/07(木) 10:32:47|
  2. 2013年10~12月
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  4. | コメント:2

2013年、パリはジョコビッチ有所&ファイナル開催

少し遅くなりましたが、パリはジョコビッチが制しました。


夏場辺りまでは勝ち切れない部分が目立っていましたが
ここへ来て勝ち続けています。
ファイナルも優勝候補の筆頭でしょうか。
ただ苦戦する試合もあって決して圧倒的に強いというわけではないのです。
しかし勝つ、これは強い選手の証明です。

パリではフェデラーとフェレールが共にジョコビッチに敗れましたが
両ベテランは随分と頑張ってくれました。
フェデラーはデル・ポトロを、フェレールはナダルを下しました。
ファイナルもこの調子で頑張って欲しいですが、少しの不安は、
ベテラン選手はこのところ2週連続では活躍をしない傾向にあるという点です。

と、昨日アップする予定の記事だったので、ここまで書いておいて
新しい情報が入ってきているのですがファイナルの第一戦の試合結果が出まして
両ベテランはそれぞれ敗退してしまいました。

フェデラーはまたもジョコビッチに、フェレールはナダルにリベンジを許す格好となりました。
しかしフェデラーは2戦連続でのフルセットですから状態は悪く無いでしょう。

その他ファイナル第一戦の試合結果です。

《グループA》
○ナダルvsフェレール×
○バブリンカvsベルディフ×

《グループB》
○ジョコビッチvsフェデラー×
○デル・ポトロvsガスケ×

ナダルvsフェレール以外は全てフルセットでの決着でした。
実力伯仲で結構盛り上がってくれるのではないですか?

ファイナルの出場者はパリでのベスト8がそのままとなっています。
年齢分布は以下のようになっています。

32歳 フェデラー
31歳 フェレール
30歳
29歳
28歳 ベルディフ、バブリンカ
27歳 ナダル、ガスケ
26歳 ジョコビッチ
25歳 デル・ポトロ

欠落しているメンバーでは、マレーやツォンガの名前があってもおかしくないですが
いずれにしろ25歳~28歳のグループがテニス界の中心と言えますね。


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  1. 2013/11/06(水) 10:18:31|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2013年、パリ、ベスト8

皆様コメントありがとうございます。
ちょっと今コメントへの書き込みができないので
こちらの本記事で返信の代用をさせていただきます。

混乱の気配が強い例年のパリですが、
今年は意外にも上位シードが軒並み勝ち上がりました。
この結果、ファイナルへの進出メンバーも決まりまして、
上位8人がパリで勝ち上がりそしてロンドンへも勝ち残るという
非常にきれいな形での解決となっています。
こうなるとパリも前哨戦ではなく本番その一といった趣になるでしょうか。

マレーの不在は残念です。
ファイナルの舞台はせっかくロンドンだというのに。
去年のオリンピック、そして今年のウィンブルドンの制覇を成し遂げてからは
年末のロンドンで優勝&No.1戴冠という未来図もあったのではないでしょうか。
まあ、その一つずつを1年ごとにこなしていくというマレーらしい
緩やかなキャリア達成もあるかもしれません。

とりあえず今は勝ち残っている8人ですね。
楽しくなっています。
これからの試合を注視していきましょう。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/11/01(金) 10:53:59|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3

2013年、バーゼル&バレンシア

パリマスターズの前週にあたるマスターズ500の大会では
デル・ポトロとユーズニーが優勝しました。

まずバーゼルのデル・ポトロですが、
決勝でフェデラーとフルセットを戦って優勝、今期4勝目を上げました。
デル・ポトロは年初のロッテルダムでも優勝しておりまして
バーゼルは2大会目のインドアだったのですがどちらも優勝となりました。
今のところ今年のインドアでは勝率100%です。
ここ3大会で見ても東京優勝、上海準優勝、バーゼル優勝と、ノッてきています。
勢いが衰えなければファイナルの優勝もありえます。
ジョコビッチが一番の壁になるでしょうか。

地元大会で準優勝となったフェデラーは、ハレでの優勝以来の決勝進出でした。
久々に勝ち上がっていくフェデラーの姿を見ることができた気がします。
今年はそれ以外にローマでも決勝に出ていたはいたのですが、
ハードコートに関してはインドア、アウトドア問わず今大会が初めての決勝進出でした。
今年は本当に苦しみました。
しかも今大会はナダル、ジョコビッチ、マレーが出ていないのに
第3シードというのもある意味衝撃のポジションだったわけです。
決勝に出てくれてホッとした感があるのは否めません。
まあ勝ってくれればもっと良かったとは思いますけど、
競り合った試合でしたし、相手が好調デル・ポトロでしたので致し方ないでしょう。
両者の対戦成績はフェデラーの13勝5敗ですが、
このところはデル・ポトロの3連勝となっています。

もう一つの大会であるバレンシアでは、ユーズニーが優勝しました。
決勝の相手は同じくベテランの第1シード、ダビド・フェレールでした。
最近はベテラン選手がよく元気な姿を見せてくれます。
とはいえ、一人の選手が毎回安定して勝つというわけではなく
その時に調子の良い選手が成績を残すという感じです。
各トーナメントで、さて今週は誰かな、と、さながらなぞなぞ形式で
好調のベテランが出てくるという雰囲気があります。
今回はユーズニーだったというわけです。

こうした中で、フェレールはやはり同世代でも頭一つ抜け出ています。
もちろんベテランらしく早期敗退はちょくちょくあります。
まあフェレールはベテランになる前から早期敗退のある選手でしたので
ベテランになってからの傾向ではないわけではあるのですが
同じ世代の選手の中にあっては早期敗退の率が俄然少ないです。
今年はタイトル数が2とランキング3位にしては多いとは言えないのですが
それでもベスト8以上に進出する回数が多く、
多少の早期敗退もなんのそのと言わんばかりの安定感を見せてくれています。

ユーズニーとの試合はちょっと観たかったです。
両者は同じ年齢で過去8回対戦していますが最初の対戦は2003年でした。
実に10年位わたって対戦しているんですが正直2人の対戦を観た記憶はないんです。


さて、今週はいよいよ最後の通常大会であるパリマスターズが開催されます。
マスターズ1000ですからランキング上位陣も登場します。
ナダル、ジョコビッチ、フェレール、デル・ポトロ、ベルディフ、
ずらずらずらとフィナル進出を決めている選手たちの名前が見えます。
最後の戦いをこの大会にかけている選手たちにとっては嫌でしょうね。
ドロー運が今年の最終結果を大きく左右します。
もちろんファイナル勢もここを前哨戦的な捉え方として挑んでくる可能性があります。
マスターズ1000が前哨戦とはなんとも贅沢ですが、
ファイナルはすぐ翌週ですから気を抜いたプレーをしている暇もなく、
また、ランクの入れ替えでドローを覆すチャンスすらありますから
面白い大会になってくれるのではないかという期待がかけられます。

もっとも、例年の傾向として、選手たちの疲れがたまって
いまいちぱっとしない大会になってしまう例もありますので始まってみないとわかりません。
早期敗退は結構伝染しますからね、気を抜かずに試合をこなしてほしいところです。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/10/28(月) 10:07:44|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

2013年、今年のツアーもあと3週です

最後のインドアシーズンが始まっています。
考えてみたら年末のインドアシーズンも全部で4週ですからグラスシーズンと変わらないんですね。
昔はもっとあったんですけど。

グラスとインドアといえば昔から速いコートの代名詞ですから
最近は遅いコートが得意の選手のほうが有利と考えられるかもしれません。
ナダル、ジョコビッチ、フェレール、デル・ポトロ等が上位であるのはそういう理由でしょうか。
尤も、近年のコート速度は一概にグラス>インドア>ハード>クレー
とは言い難い部分もあるので必ずしもそうとは言い切れない部分もありましょう。

さて、最初の週であった先週はいずれも小さな大会でしたが3つが開催され
ハース、ガスケ、ディミトロフ、すなわちベテラン、中堅、若手という顔ぶれでの優勝となりました。

いや~ハース勝ちましたよ、凄いですね。
まあ今週は初戦で負けてしまいましたのでスタミナ面では
さすがに期待できない部分もあるのかなとは思いますが
それでも35歳でのトップ20は確定です。トップ10も可能性は残っています。
ファイナル出場の可能性も数字の上では辛うじて残っているようですが
パリ優勝した上で上位陣が軒並み敗退する必要があるのでちょっと厳しそうです。

ディミトロフはツアー初優勝となりました。
小さな大会ではありますが決勝の相手はフェレールでしたので価値は大きいと思います。
フェレールにはこれまで3戦全敗でしたので初めて勝ったことになります。
ディミトロフは今週のバーゼルでは初戦でもステパネクに勝利して2回戦に駒を進めています。
次の相手はドルゴポロフ、そしてその次にはフェデラーが待っています。

ガスケは、今年のUSオープンでベスト4に残ったことで、
久々の復活なったかと思わせたものですが
結果を見てみると今年は結構コツコツとポイントを稼いでいたんですね。
まだファイナル出場への可能性は残してはいますが
今週のバーゼルでは初戦敗退してしまいました。
この結果、同じく初戦敗退したベルディフの出場が決定するという
あまりパッとしない出場権争いが展開されています。

出場権争いは最後のパリに持ち越される事になります。
残り3つの枠があって、フェデラー、バブリンカ、ガスケ、
ツォンガ、ラオニッチ、ハースという順で争ってます。

このうちフェデラーだけが今週出場を確定させる事が可能です。
バーゼルでの優勝が条件となります。
次の相手はディミトロフですから、大丈夫でしょうか。
ディミトロフも大丈夫かなと思いますが、フェデラーも大丈夫かなと思いますので
結果良い勝負が期待できるといった形になっています。
仮にフェデラーが優勝してファイナル出場を決めたら
次のパリはスキップする事が可能になります。
フェデラーがどう判断するかはわかりませんが
スキップしたほうがコンディション的には良いのではないでしょうか。


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  1. 2013/10/24(木) 10:22:16|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

2013年、上海マスターズ3回戦

少々荒れてきました、上海3回戦です。
フェデラー、フェレール、ラオニッチ、錦織が敗退しました。
ん~、昨日頑張ってるとか期待してるとか
それっぽいこと書いた選手ばっかりじゃないですか。

あとハースが怪我のための棄権となりました。
これは致し方ないしでしょうか。大きな怪我でないとよいですが。
不戦勝となったデル・ポトロは、
これを機に今こそ上がっていかないといけないですね。
マレー不在、フェデラー、フェレールが敗退とあっては
現在の3番手であることを目指すべきでしょう。
ベスト4でナダルと対戦します。
ジョコビッチ以外にハードでナダルに勝てる選手
ということになればそれはそれは大きな勲章です。

年度末になるにつれて多くの選手のコンディションが乱れるのは例年のことですが
仮に今回もトップ2の決勝対決となったとしたら
ますます2強+その他という図式のイメージが強くなります。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/10/11(金) 11:37:39|
  2. 2013年10~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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