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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2015年、ATPファイナル終了

結局最後はジョコビッチでしたね。
やっぱり強いです。

今年は正にジョコビッチの年でした。
グランドスラム3大会制覇、1つは準優勝、ATPファイナル4連覇、マスターズ1000の6大会制覇
年初から年末までNo.1をキープ、年間82勝6敗、年間勝率.932、グランドスラム27勝1敗、
出場した16大会のうち15大会で決勝に進出、11タイトルを獲得、
グラス、クレー、アウトドアハード、インドアハードの4種類制覇
最終的なランキングポイントは16,585pt

これと同等以上の成績を収めた選手がこれまでいたかと言われれば探すのが困難です。
辛うじて2006年のフェデラーくらいじゃないでしょうか。
あとは1969年のレーバーとか、1938年のバッジとか、1925年のチルデンとか
比べようにも比べようのないレジェンド達しか対象となる選手がいません。

自身の2011年も記録的な大暴れをした年でしたが
全仏はベスト4だったし、後半の息切れが響いてファイナルの獲得はできませんでした。
今年の方が絶対王者感の強い1年だっと思います。
今年は全部で6敗しましたが、年初のカルロビッチに喫した敗退の何と邪魔な事か(むしろ微笑ましい)
そしてこれが今年決勝に進出できなかった唯一の大会ともなっています。

まあ実際にはカルロビッチ戦ではなく、全仏のバブリンカ戦なんでしょうね。
全てのテニス選手の全仏での大きな壁となっていたのがナダルですが、
ジョコビッチはそのナダルを下していたわけです。しかも簡単に勝ちました。
そんな中で勝てなかったというのは大きいです。

今年、ジョコビッチはフェデラーに3敗しました。しかし、5勝しています。
ほぼフェデラーしか勝てない選手というわけですが、
そのフェデラーも今年散々触れてきまた通り、本番前には勝てても
本番ではジョコビッチが勝ってしまうという状態でした。
むしろよく3回もフェデラーに負けたなあという印象です。

話を総合するとですね、カルロビッチへの微笑ましい敗退もなく、
バブリンカへの敗退もなく、フェデラーの3回の敗退もなかったとするならば
今年何と1回しか負けなかったことになるんですよ。
誰だ、その1回をやっている愚かで恥知らずな選手というのは。

さて、ジョコビッチは今年連勝というのも結構やっています。
中でも最終戦まで触れられていたのがインドアの連勝記録というものです。
38連勝でフェデラーに止められたことになります。
(因みに連勝前の最後の敗退は2012年パリのサム・クエリーです)

これって、単純に2年間負けなしで凄いぞ、ということだったんでしょうか?
昔はカーペットがありましたので明確にコート種別で切り分けができましたが
最近はインドアハードとアウトドアハードという切り分けになるため、
コート種別としては曖昧な感じになっています。
カーペットであればレンドルの66連勝というのが記録ですので
これに対比しているわけではありません。
また、カーペット連勝の次点はマッケンローで65連勝なのですが
これはインドアハードの10連勝を挟んでおります。
つまりインドアというくくりであるならばマッケンローの記録は75連勝なのです。

カーペットコートが完全になくなって以降のインドアハードでの記録ということならば
ジョコビッチの38連勝はもちろん最多になります。恐らくそのような考え方でいいのでしょう。
近年インドアの大会は少ないですから、38よりも2年間負けなしだったという点が
より高く評価される部分かもしれません。


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  1. 2015/11/24(火) 11:14:59|
  2. 2015年10月~12月
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2015年、ATPマスターズRR終了

さて、RRが終わり、ベスト4が出揃いました。
フェデラー、ジョコビッチ、ナダル、バブリンカ!

無事、4強が揃ったことになります。
いやー今の時代、4強って言うとバブリンカが入らないとね、締まらないですよね。

・・・って。

ホント、そういうとこ、そういうとこあるよね。
もちろんバブリンカは頑張りました。それはいいんです。素晴らしい。
しかしね。
いや、ナダルがね、今年に関してはナダルが漏れるのは致し方無いですよ。
でも予想外にナダルは頑張ってくれたじゃないですか。
で、あの人ですよ。大会前の順位ではたしか2位だったんじゃなかったでしたっけ?
もうこれならいっそ初戦でもフェレールが勝ってて欲しかったですね。

さて、ナダルvsフェレールはフェデラーvs錦織に匹敵するスコアの熱戦となりました。
ナダルは思いの外ミスが多く、フェデラーともども最初の2戦の好調を
そのまま持続していなかったということになりますが
逆に一旦苦戦をしておくことで準決勝に体の温まった状態で挑めるかもしれません。
フェレールのショットも良かったですが、最後はナダルでした。
締める所をわかっているのはフェデラーと同じですね。
ジョコビッチとの対戦は大いに楽しみです。

バブリンカはストレートで勝利し、ベスト4進出を決めました。
格下が相手だったのでまあストレート勝利は当然ですね。
準決勝ではフェデラーと対戦します。これも好勝負が期待できそうです。
そりゃあ格下が来るよりもバブリンカのほうがいい勝負になるでしょう。
フェデラーとしてはやりにくいかもしれませんね。


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  1. 2015/11/21(土) 13:40:49|
  2. 2015年10月~12月
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2015年、ATPファイナル グループS第3戦

ここへ来ての大会ベストマッチ登場でしたね。
敗れはしましたが錦織圭、良い試合でした。
相手がフェデラーともなると胸を借りる気持ちで思い切っていけるのでしょうか。
ラリーは互角でしたし、錦織の方が押している場面も数知れず。
純粋に試合として面白かったし、どちらのファンであっても
結構ハラハラして観ることのできる中々に熱い展開だったのではないかと思います。
第2セットでフェデラーにリードされた時点で、
今年はどの試合でも片方が第2セットで勢いを失うものなんだなあ、などとと思っていたら、
あれよあれよと錦織が追いつき、そして逆転してしまいましたし、
第3セットも同じような展開となり再び盛り返した様を見て夜中ながら相当ワクワクさせられました。
ただ、要所をきっちりと締めるのはさすがフェデラーでしたね。
サーブ、ネットプレー、そしてセイバーと
大事なところで好ショットを出してくるそのプレーの幅にはうならされます。
こういう試合を魅せられると今年の大会が今週で終わるのがもったいなく思います。

ジョコビッチも勝ち、ベスト4進出を決めました。
ベルディフも悪くはなかったですが、全体的に上回られている印象でした。
ベルディフは今大会は3試合ともそのような負け方でしたから、もう少しやれた感もあります。
でもこの短期決戦の連続で勝っていくのがファイナル勝者の条件ですからね。
今回はフェデラーとジョコビッチ。これはもう妥当というか必然だったでしょう。
グループNではナダルが既に1位通過を決めていますのでジョコビッチの次の対戦相手ということになります。
いいですね。最後まで楽しみが続きます。この連日の楽しみ。
グランドスラムのように、あ、そうか今日は女子の試合しかないんだった・・・
というような浮いた日がないわけです。


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  1. 2015/11/20(金) 11:12:45|
  2. 2015年10月~12月
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2015年、ATPファイナル、グループナスターゼ第2戦

グループナスターゼ、てなんか長いなあ。
グループスミスと字の長さも合わないし、グループNでいいですかね、今後。
グループSとグループN。こうなるとなんかもうAとBでいい気もしてきますが。

さてさて、強いナダルを観るのは久しぶりです。
第一戦でも感じましたがインドアでここまで動けるナダルを観ることができるとは。
ショットも攻撃的ですね。サーブ、ストローク共に。
これは、歯車が狂うとガクッと疲れが来てしまう系のプレースタイルだと思うのですが、
今だけでもいいから強いプレーを披露してくれるというので嬉しいです。(疲労する前に披露する、なんて)

今年のナダルは本当にナダルじゃなかったですから。
格下にはそこそこ強さを見せてましたが、トップ10との対戦となると
ほとんど勝てない選手になってしまっているのではないかという予感がありました。
それを今大会は払拭してくれています。でも優勝、となると厳しいですよね。
何度も繰り返しになりますが、この好調は週末まで持たないと感じています。
ナダルほどの選手であればこの大会で一回くらい優勝しておくべきだとは思うので
優勝させてあげたい気持ちもありますが、まあ、優勝できなくても
全仏で他の選手を散々苦しめてきた報いというわけでしょうか。

今後の展開で一番いけないのはナダルが準決勝でフェデラーと当たって勝利し、
その後へとへとになった状態で決勝でジョコビッチにボコられるというパターンです。
こういうのは駄目です。今年はですね、準決勝、決勝は名勝負でなくちゃいけないんです。
4強が揃い踏みするのももう最後かもしれないですから。

だから今年は、頑張っている錦織やバブリンカなどには悪いですが
やはり元祖4強が勝ち上がるべきなんです。
私はこの大会に尋常ならざる神聖なものを感じていますからね。理想も高くなります。
それだからあれなんですよ、大会の初代王者はスタン・スミスではなくレーバーであるべきだったんですよ。
あとチリッチでなく錦織が勝つべきだったんですよ。ついでにキャッシュでなくレンドルが・・・
(テニス史上三大こっちが勝つべきだったシリーズ)

話を試合の方に戻しまして、ナダルのプレーは良かったですが、マレーが良くなかったです。
ナダルとすればもっと早くにブレークするポイントがあったので
更に簡単なスコアで取っていてもおかしくなかった試合だったと思います。
最後の方のマレーは自分で試合を落としていった感がありました。
どうも、ひとたびやる気が挫かれると
そこからのリカバリーというのに期待できない選手になってしまっていますね。
近年のジョコビッチからの敗退などでもそれを強く感じます。
昔はそんなことはなく、もっと粘りのある選手だったはずなんですが。

バブリンカvsフェレールも面白い試合でした。
スタイル的に当然なんですが、フェレールの切り替えしは錦織に似てますね。
守備と攻撃の切り替えがテンポよく、観ていて楽しい選手です。
ただ、最後はバブリンカのパワーに逆襲されてしまいました。
バブリンカもパワー型に分類はされますが、技術もまた高い選手です。
好勝負となった第一セットと違い、第二セットが簡単に終わってしまったのは残念ですが
それでもスコア以上に楽しめた試合でした。

今大会はここまで錦織vsベルディフ戦を唯一の例外としてその他の7試合が全てストレート勝負となっています。
しかもそのうち6試合が第二セット「6-1」または「6-2」というスコアです。
連日激しい試合となるので、負けてる方も形勢不利となると無意識に体力を温存しようという気持ちが働くのでしょうか。
あるいはこちらの寝不足を少しでも解消しようという選手たちの優しい配慮なのか。

また、今大会は試合によって好不調が目まぐるしく入れ替わる傾向も見られますから
2戦とも好調のフェデラーとナダルが次も好調である保証もありませんし
2敗の2選手も次に凄い試合を見せるかもしれません。
というわけで第3戦も目が離せないですね。


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  1. 2015/11/19(木) 09:48:15|
  2. 2015年10月~12月
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2015年、ATPファイナル、グループスミス第2戦

グループスミスの第2戦ではフェデラーがジョコビッチを、錦織がベルディフを下しました。
結果としてとてつもない驚きということはないですが、
ジョコビッチと錦織は第1戦と全然違うプレーぶりだったのでそれが意外に感じました。

この状態の錦織とジョコビッチが対戦していたら
第1戦の結果もまた違うものになったのではないだろうかと思ったり思わなかったり。
まあ、1日でコンディションは変わりますし、試合の中ですら変わります。
相手によって色々と与し易さ等あるでしょうから
この辺の変化が連日味わえるというのもこの大会のいいところというわけです。

錦織は試合を通して概ね良かったですが、第2セットの後半については、それまでの好調はいずこ、
ジョコビッチ戦に戻ってしまったかのようなあっけなさでポイントを取られまくっていました。
若いころのジョコビッチを思わせるような試合途中での急な低調ぶりでした。
最後にきちんと締めたのは救いですが、まだ試合の中での持続力が十分ではないということなんでしょうか。

ベルディフのほうですが、負けはしたものの改めて安定して良いショットを持っている選手だと感じました。
同時に、決定打という部分では不足気味に思えてしまうこともあるのは事実です。
それでも、上背があるから高い球への対応はもちろん、低い球の処理がうまく、その辺のバランスが良いです。
グループスミスは全員が低い球の対応が良いので打ち合いにシャープさが感じられます。
やはりインドアではこれがないと勝てませんし、試合も面白くなりません。
かつてのナダルのようにひたすら強引な強打で勝っていくのももちろん面白いっちゃ面白いんですけど。

グループスミス第2戦の2試合では総じて低い球の処理に感心させられたといえます。特にフェデラーですね。
ベルディフも良かったですが、ショット一つ一つに関していえば錦織のシャープさと精度が一つ上でした。
一番精細がなかったのがジョコビッチで、いつもよりもネットにかけるミスが多かったように感じました。
まあフェデラーが素晴らしいライジングショットを連発していたのでこれはもう仕方のない事だったでしょうか。

フェデラーの勝利は見事で、そのプレー内容も実によかったですが
今年の全米前のマスターズでフェデラー、マレーが勝利したにも関わらず、
結局全米ではジョコビッチが勝った、ということを振り返れば
大会全体としては決してフェデラーが優勢のままとは言えません。
今のジョコビッチには最後の最後にいいところを持っていく力というか
オーラというかなんというか存在感そのものがあります。
終わってみれば、ああ、やっぱり最後はジョコビッチだったか、となるような気がしていますがどうでしょう。

このATPファイナルでは、過去にも
ラウンドロビンで敗退した方が決勝で再戦して勝っているというような例が結構あります。
当サイト本体の大会特集記事の中で、これまでで印象に残った年を4つ取り上げていますが
そのうちの実に3つで決勝の組み合わせがラウンドロビンの再戦となっているのです。
その中でRR、決勝のどちらでも勝利しているのは1981年のレンドル(vsゲルライティス)だけでした。
1996年のサンプラス(vsベッカー)、2005年のナルバンディアン(vsフェデラー)はいずれRRでは負けていました。
両方勝ったレンドルもどちらの試合も非常に苦戦した末の勝利だったことは付け加えておきます。
何となくですが、決勝がRRの再戦となる方が歴史的な大会となる傾向にあるように感じます。

フェデラーは既に準決勝進出が決まっています。
1位通過であることは決まっていないですが早くも対戦相手が誰になるかというのは気になります。
っと、その前にRR第3戦の錦織戦ですね。
もう決まっているからと少し調子を落として挑んでくれないだろうかという気にならなくもないですが、
まあそんなことするのはフェデラーじゃないです。
何せ彼は過去に大会史上唯一のダブルベーグルというとんでもない試合をやってますからね。
容赦ないことにかけては右に出る者はいないでしょう。
錦織も今年最後の試合だと思って全力で向かって行って欲しいです。

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  1. 2015/11/18(水) 15:54:40|
  2. 2015年10月~12月
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2015年、ATPファイナル グループナスターゼの初戦

意外やと言ってはあれですが、ナダルが強かったですね。
最近の調子もコート種別的にもバブリンカ有利の票が多かったようなのですが。

バブリンカもよくはなかったですが
ナダルはまだインドアであそこまでしっかり守備ができて攻撃にも出られるんですね。
もっとも、こ牛た試合は連続せず単発で終わってしまう傾向にあるのも事実でなのですが。

しかし、ナダルもこうまで怪我と復帰を繰り返しておいて、普通はこんな上の方にはいられないですよ。
ヒューイットは特殊すぎますが、ロディックもサフィンもフェレーロも、
強いと思われていた選手は、トップから落ちてからはもう結局復帰しなかったですからね。
サフィンなんて、いつ覚醒するんだろうと思わせて思わせて思わせ続けて結局そのまま引退しました。
もう才能詐欺でしょ、ありゃ。

マレーもフェレールをストレートで下しましたので、
大会初戦は全ての試合でストレート勝負となりました。
現在のランキングはともかくこれまで散々一括りにされてきた4強が強さを見せつけたことになります。

中でも私は、繰り返しになりますがナダルの勝利に驚き、嬉しかったこと
そしてこの調子が大会終了まで続かないだろうなという残念な予感もあることを申し上げておきます。

そうなるとマレーがグループナスターゼの中で一つ抜け出ている感じがします。
ただ、サフィン級に当てにならない才能の持ち主ですからね。
このグループはバブリンカが復調して来れば混戦にもなり得るでしょう。
フェレールも対ナダルならまだ与し易いかもしれません。

この大会はあまり伏兵が優勝することがないですが、
最近の例だとダビデンコ、そしてナルバンディアンでしょうか。
まあ最近といってもナルバンディアンは10年前ですが。
今回ダビデンコやナルバンディアンに該当するのは、やはりバブリンカなんですよねえ。

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  1. 2015/11/17(火) 12:07:05|
  2. 2015年10月~12月
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  4. | コメント:4

2015年、ATPファイナル開幕

ATPファイナルが始まりました。

ジョコビッチ一択のような雰囲気の中での開幕ではありますが
他の選手もそんなこと言われてただ黙って準優勝狙いをしているようではいけません。

グループは今年からスタン・スミスとイリー・ナスターゼに分かれています。

《スミス》
 ジョコビッチ
 フェデラー
 ベルディフ
 錦織

《ナスターゼ》
 マレー
 バブリンカ
 ナダル
 フェレール

ポイント的に見てもメンバーは今年の8強です。疑いの余地はありません。
8位の錦織のポイントが4,035、9位のガスケが2,850ですから随分と差が離れていました。
7位フェレールと錦織の差が270、その上のベルディフとフェレールとの差が315ですから
この辺は比較的混戦模様となっています。実力が拮抗しているということで良い大会になるといいですが
これを完全に破壊しているのがジョコビッチで、フェデラーとマレーのポイントを足してようやく届く
というほどのかけ離れた位置での圧倒的なNo.1を確保しています。
そりゃ、誰もがジョコビッチ一択と言いたくなります。

しかもジョコビッチは大会とは相性が良いです。
このファイナルで勝てる選手というのはインドアに強く、
かつトップ同士の対戦に絶対的に強いという両方の要素を備えてないといけないわけですが
ジョコビッチは全く問題なくその両方を持ち合わせています。
5~10年前のフェデラーとの比較でも劣らぬ存在感と言えます。
まあ、そのフェデラーがまだ出ているというのももちろんすごいですが。

さて試合の方、グループスミス(っていう言い方でいいのか?言いにくいなあ)の方は最初の試合が行われました。
やや調子の落ちている錦織がジョコビッチに勝てる要素はさすがにありませんでした。
一年前だったらあるいは、だったんですが。
ジョコビッチはきわどいショットがどんどん決まる、錦織はきわどいショットが僅かに外れるという、
典型的な、好調王者と一歩及ばぬ挑戦者の対戦推移となりました。
僅差のようで僅差でないこのような展開は、場合によっては良い試合のように進むこともないではないですが、
結局は出だしの数ゲームで試合の決着もわかってしまいます。
1セットを失った頃には錦織の気力も完全に萎えてました。
この、健闘する相手をいなしての勝利、ここファイナルの舞台では過去にレンドル、フェデラーで何度も見た光景です。
思い返してみればサンプラスだけは少し勝ち方のイメージが違うんですよね。
もう見るからに圧勝か、あるいは接戦かのどちらかに傾く傾向にありました。
プレースタイルの違いも大きな要因だと思います。

さて、ジョコビッチの容赦ない完勝の後にフェデラーがベルディフを下しています。
こちらもストレートでの勝利でした。まだ1試合しか行われていませんが、
戦前の予想通り、ランキング順での結果となっています。

本日行われるグループナスターゼもランキング順の結果となるのではないか
という予想が大方を占めているようですが
未知数のスペイン勢がどう健闘してくれるのか楽しみにしたいと思います。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2015/11/16(月) 10:38:27|
  2. 2015年10月~12月
  3. | トラックバック:0
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