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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年最後の更新

皆様、すいません。
もう長いこと放置してしまいまして。

これまでにないほど多忙な年末で、どうにも時間を作ることができずじまいでした。
まったく申し訳ない限りです。

データ更新のほうですが、集計まではできているのですが
記事のアップは来年になってしまいそうです。
全豪が終わるとイメージも変わってしまうので、それまでには完成させないと思っています。

多忙に加えて新しい選手を追加しようと色気を出してしまったのが良くなかったです。
とはいえ、今年のデータ更新にズベレフもティエムもゴファンもキリオスも入っていないのでは
とうてい満足できるものではありませんよね。

その他、アンダーソン、クエリー、ソック、カレーニョ・ブスタ、バウティスタ・アグー、
フォニーニ、コールシュライバーなどを加えています。

中には、何で今まで入っていなかったのか、という選手もいます。
いずれにしろ、鋭意、頑張ってますのでもうしばらくお待ちください。



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  1. 2017/12/31(日) 11:23:37|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

秘蔵DVD!!

終了しました。たくさんの応募ありがとうございました!


さて、物凄く遅くなってしまいました。

秘蔵DVDです。

皆さん忘れていましたか?

覚えていた方も、このままなかったことにする気だなと思っておられたでしょう。
いえいえ、そんなことはありません。
宣言したからにはやりますよ。ええ。

事の発端はこの記事です。
【2013年、ウィンブルドン開幕】

で、結果がこれ。
【2013年、ウィンブルドン2回戦ボトムハーフ】


・・・そもそも秘蔵DVDって何ですかね?

とりあえず考えもせずに書いてしまったので、大会後に慌てて秘蔵DVDを用意しだしたのが
こうまで遅くなってしまった原因です。

でも考えました。絞り出しました。4案です。

では順にその4案を発表していきます。


1)ロッド・レーバー名プレー集

いかにも秘蔵っぽいタイトルですね。
もっといろんな過去のレジェンドをと思ったのですが、さすがに映像自体殆ど残っておりませんで
当サイトでも最強の歴史的選手としての扱いが定番になっているロッド・レーバーの特集にしました。
手持ちの断片的な映像を中心にレーバーのプレーをこれでもかと集めました。
一部、私見ではありますが。当時の他のプレイヤーと比べて、
レーバーのショットのどんなところが凄かったのか、といった解説も入れてあります。
オープン化前とオープン化後のプレーの違いにも触れてます、結構マニア心くすぐる内容です。


2)ウィンブルドン・名試合4連発

ウィンブルドンの名試合を70年代、80年代、90年代、2000年代から1試合ずつ選びハイライト形式にしました。
ウィンブルドンには1980年決勝とか2008年決勝とか超有名なのもあるけど
市販されているものとかあまりにも有名すぎるものは除外しました。
あと決勝も除外です。敢えての準決勝しばりとなっています。
気になるラインナップはこちら。

・1976年 ボルグvsタナー
・1986年 レンドルvsジボイノビッチ
・1997年 ピオリーンvsシュティッヒ
・2001年 イバニセビッチvsヘンマン

いずれも自信を持ってお届けする名勝負です。
ビッグサーバー特集のような感じにもなってますが、そこはいかにもウィンブルドンです。
70年代は79年決勝の同じ顔合わせのほうが5セットマッチでより名勝負と呼ぶにより相応しいのですが
決勝は除外であるというのと、市販もされているということでこちらのほうにしました。
タナーがサーブだけの選手でないことがわかりますし、何よりボルグのプレーの見事さに目を奪われます。
80年代はもう初めからこれと決めていました。ジボイノビッチをしっかり観たのは
後にも先にもこれが唯一ですが最高の試合の一つじゃないでしょうか。
90年代は1998年のイバニセビッチvsクライチェクのファイナルセット「15-13」という凄い試合もあったのですが
残念ながら状態の良い映像がなく断念しました。
選んだ97年の試合も、柔が剛を制すという感じのすごく面白い試合です。
しかも剛担当はシュティッヒですので決して剛だけというわけではなく、そこがまた面白さを倍増させています。
2001年の試合はもはや伝説です。今年はイギリス人優勝者が誕生しましたが
それと絡めるのに取り上げない訳にはいかない一戦です。
この4試合、画質が悪かったり、実況が英語だったり日本語だったりと
統一感はありませんがその点はご了承下さい。


3)マスターズファイナル・名試合4連発

今度はATPファイナルの4試合です。
当サイト【ATPファイナル特集】の最後で取り上げた過去の名勝負4をまとめました。

・1981年 レンドルvsゲルライティス
・1988年 ベッカーvsレンドル
・1996年 サンプラスvsベッカー
・2005年 ナルバンディアンvsフェデラー

試合の方はいずれも折り紙つきの名勝負です。
詳細はサイトの方の紹介記事を見ていただければと思いますが、
いずれも頂上決戦でもあるので歴史的な意味も強いものがあります。
その点でウィンブルドン4戦とは差別化が図られているといってよいでしょう。
テニスファンならば観ておいて損のない試合です。


4)レンドル名プレー集

かつてサイト開設1週年としてプレゼント企画を行いました。
その時の私的編集動画が「レンドル名プレー集」です。
当初は当たりを10名程度と考えていたところ、
予想以上に応募が多く急遽何十名だかに変更したのでした。

しかしその時の動画はプレゼントで全部配ってしまいました。
作りきったことで満足してしまい、手元に原本を置いておくのを忘れてしまったのです。
その後、破損してしまったという方がいて再配布をお願いされたのですが
その希望に答えることができないという事がありました。

また作ればいいんですけどその気力も・・・ということで嘆きが長くあったのですが
ある方からご好意で、先日この原本を再度入手することができました。

というわけで、レンドルのショット別プレー集、いくつかの試合のハイライト映像など
盛りだくさん(かな?)の動画です。今回もこれをプレゼント対象にしたいと思います。





以上4種類の候補があります。
皆さんはこれらのどれがほしいですか?

せっかくの秘蔵DVDプレゼントですから秘蔵感をたっぷり出そうと思います。

1~4のうちどれが良いか、皆様からアンケートを取りたいと思います。
答えの一番多かったものを秘蔵DVD認定とし、
その番号を指定していただいた方にプレゼントという形を取ります。

というわけで、欲しい番号をご指定下さい。
指定方法はブログへのコメントメールの2種類があります。

まずコメントですが、この記事のコメント欄に、
お名前(ニックネーム可)メールアドレスを添えて書き込んで下さい。
書き方は、
1 レーバー
2 ウィンブルドン
3 ファイナル
4 レンドル
といった簡単な書き方で良いです。
もちろん、暖かな励ましや、心に染み入る文章、
当サイトの感想等を添えていただいても、全然良いです。
メールアドレスの公開が嫌だという方は、「管理者にだけ表示を許可する」
というチェックがありますのでそちらをお使い下さい。

もう一つ、当サイトのメールアドレスに直接送っていただくという方法あります。
送付先アドレスは「au-saga☆jouhoumou.net」です。
(☆の部分を@に置き換えて送付して下さい)
こちらも同様に
1 レーバー
2 ウィンブルドン
3 ファイナル
4 レンドル
等、内容がわかればどんな書き方でも良いです。
ただ、公開しているメールなのでスパムも多く、その対応をしています。
うっかり見落とすことがないように、件名には「レンドル」と入れて下さい
「レンドル」だけで結構です。件名でアンケートの答えだと判断いたします。
秘蔵DVDとかだとスパムっぽくなってしまうので件名には書かないようにして下さい。

さて、この秘蔵DVD、申し訳無いですけど、何せ秘蔵ですので当たりは基本1名様です。
ただ、4番の「レンドル名プレー集」だけは
既に原本があって今から編集する必要がないということで10名様にしようと思います。

それでは皆様、どうぞよろしくお願いします。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2013/07/29(月) 18:51:01|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:26

あっという間に今年のカレンダーも終わりました

さて、すいません。
毎度のことで恐縮ですが、ゴタゴタしてて、
私が一番好きな大会であるATPファイナルも最後の方は記事にできずに
さも興味が無いかのように振る舞ってしまいました。
実際には1試合1試合狂喜乱舞しておりました。

1年の総括とか、収集データの更新とか
色々しなきゃいけないことがあります。
年内に、というちょっと長い期日をいただきまして
その辺をコツコツとやって行きたいと思います。

取り急ぎお知らせです。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/11/15(木) 09:21:43|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9

小休止

テニスファンに取ってこの上なく大事な時期を迎えていますが
残念なことに私はこれから数日間、仕事の都合でネットが確認できない状態になってしまいます。
時々こういう事があるんですが、まあ仕方がないですね。
準々決勝あたりには戻ってきていると思います。
試合の方はなるべくフォローしたいですが可能かどうかが不明です。
これから大事な試合も増えてきますので、
皆さん、私の代わりに好勝負、見届けておいてください。
また数日後にお会いしましょう。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/09/03(金) 23:26:07|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

ATPデータについて

長文になりますが当サイトでは重要な話題です。

当ブログで度々話題に取り上げてますが
ATPのデータにまた大きな変化がありました。

ATPのデータ変動は当サイトを開始した2005年から絶えず行われてきていますが、
そのほとんどが70年代のものになっています。
ですのでフェデラーとかアガシとかにはあまり影響がないのですが
もろに影響を被るのがコナーズ、ビラス、ボルグといった選手です。

ATPがデータを変えたら更新を発表する、とかしてくれればいいんですけど
変更は突如として行われます。まあこれは仕方がないですね。
このようなデータ変動があると当サイトではその都度見直さなくてはならなくなります。
どうしても時間差が生まれるのは、個人運営サイトの限界と思いご勘弁下さい。

再三にわたり述べてきておりますが改めて公式データの簡単な説明を。

現在テニスの公式データを扱っているのはATPとITFです。
それぞれでデータの発表をしておりまして、両者では数字が違います。
お互いに「公式」と定めている大会が違うからです。
ATPで公式となっていてITFでなっていないもの、またその逆もあります。
その差は先も述べましたが70年代のデータに顕著な形で現れます。

connors-2a.jpg
データ検証をする上で指針となるのがコナーズのデータです。
試合数も多く、データの定まらない70年代に活躍した選手なのでうってつけです。

当サイトでデータ収集を開始した2005年当時、
コナーズのデータは次のようなものでした。

ATP勝利数「1225」
ITF勝利数「1154」

数字の多いATPのほうがどちらかと言えば詳しそうですが、
それでも例えばコナーズのタイトル数は「105」となっており、
これは一般に紹介されるコナーズの正式タイトル数「109」よりも少ない数字であり、
やはりどちらにしろ数字が足りないということになります。

そのため当サイトでは独自に両方のデータを合算して数字を算出していました。

両方のデータに違いがあると、以下のような問題も発生します。
これは3年前にフェデラーとナダルが連勝記録を作らんと勝ちまくっていたときの記事です。
ボルグの連勝について
ビラスの連勝について

簡単に述べますと、どの記録を採用するかで
誰が何連勝か、過去の記録が変わってきてしまうというものです。

2007年にフェデラーが連勝記録を樹立しそうなとき、
マスコミはビラスの数字をこれまでの記録として紹介し、
フェデラーの記録更新に期待を寄せました。

しかしATPの公式記事では、フェデラーの連勝について述べはするものの、
過去の記録を提示することができませんでした。
というのも、ビラスの記録にはATPでは公式でない数字が含まれていたからです。
結局フェデラーの連勝記録はカニャスに敗れて達成されず
この問題もその場では有耶無耶にされた感がありました。
しかしATPもこれではいかんと思ったのではないでしょうか。
その後大幅な見直しが敢行されるようになったのです。
何度かのデータ修正が行われ、現在、以下のようになりました。

コナーズの勝利数「1242」
コナーズのタイトル数「109」
(参考までにITFの勝利数も「1155」と1つだけ上がっています)

遂にATPのコナーズのタイトル数が一般に正式データとされるものに並んだのです。
これはテニスデータを愛する者にとって大きな前進だと言えます。
当サイトが集めたデータでは勝利数が「1244」ですのでまだ僅かに違いがあります。
そのため、まだ全データをATPに準拠するとまではいきませんが
もはやここまで来るとATPのデータが正しいとなるのも時間の問題だろうと思います。
もっとも、ATPのデータにもまだ間違いがあるのは事実です。
(前回見つけた間違いでまだ修正されていない部分もありました)

今後、ATPのデータが完全に整備され,、正式データ=ATPのデータということになれば、
そしてコート別勝率やタイブレーク勝率なども公開されるようになってくれば
2005年以来果たして来た、データサイトとしての当サイトの役割も
ひとまずお役御免といったところになるのではないでしょうか。

さて、今回このようなデータの変更が発覚したのは
「コナーズvsボルグの対戦成績が違いますよ」というご指摘メールをいただいたからです。

日々ATPのサイトを隅々まで眺め倒しているわけではないとはいえ
データについては時々チェックをしているつもりでした。
しかし、去年は個人的に多忙ということもあり、データ集計を何度も遅らせたりしましたし
ほとんどATPのページは見ておらず、全く気づくことはありませんでした。
このメールをいただかなかったらまだ気づいてなかったかもしれません。
匿名の方、ご指摘どうもありがとうございました。

connors-1a.jpg borg-4a.jpg
ここで少し、当サイトの最初期の記事でもある
【対決!コナーズvsボルグ】について述べますと、

この記事は2005年の9月に最初に書かれています。
その時は両者の対戦成績はボルグの「8勝7敗」だったか「10勝7敗」だったかのように思います。
その後データが修正され、ボルグの「10勝8敗」となりました。
しかし現在、ATPのページを見るとボルグの「15勝8敗」となっています。

ボルグに5勝が追加されているわけですが、
これはそれまでATPでは公式大会と認めていなかった「Pepsi Grand Slam」や「WCT」
などが含まれるようになったからです。
去年の4月にデータの大幅な見直しを行った際にはまだ反映されていなかったので
この1年で追加された、ATPとしても新しいデータということになります。

実は、両者の対戦がボルグの「15勝8敗」というのは随分前から一部では言われていました。
ボルグファンが作った海外のボルグサイトではずっと前からこの数字でした。
気にはなっていましたが、長くATPでもITFでも「10勝8敗」でしたので
そのまま変えずにいたのですが、現在では両サイトとも「15勝8敗」になっています。
ようやく「15勝8敗」というのが正式なデータになったということになります。

こうなるとサイト内の対戦表だけでなく記事も書きなおさないといけません。
全体の傾向自体が変わってきていることになります。
例えば記事の中ではクレーコートでコナーズの3勝0敗となっていますが、
追加になった5大会のうち3大会がクレーなので、
新しいデータでは3勝3敗の五分という事になっているのです。

これらを踏まえて、今後、また少々時間がかかることになりますが
データの大幅な見直しを敢行したいと思います。
ビラスの連勝記録がATP公式でも更新されているのかも気になります。
完了するまでしばしお待ちください。

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  1. 2010/04/20(火) 16:01:47|
  2. お知らせ
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  4. | コメント:5

データ更新遅延のお詫び

2009年のカレンダーも終わって久しくなりますが
なかなかデータ更新に手が付けられません

色々と多忙でまとまった時間が取れていないのが原因です。
遅れているときにはいつも同じことを書いていますが
決してテニスに対する興味が薄れているわけではありません。

というよりむしろこういう状態のほうが色々とやりたいことが
頭を駆け巡って困っております。
今年中というのをなんとか目標にしていきますので何卒ご容赦下さい。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/12/25(金) 10:32:52|
  2. お知らせ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメントの書き込みについて

複数の方から当ブログのコメントへの書き込みが
できない場合があるとの連絡をいただきました。

広告やスパムが多いので、
そういったのが書き込まれるたびに禁止設定をしているのですが
その関係で禁止せずとも良いものまで
禁止されてしまっていたのではないかと思います。
ご迷惑をおかけしております。

禁止設定と言ってもホスト名指定だけですので
スパム業者と健全な利用者が同じプロバイダを使っているなどすれば
こういうことも起こってしまいます。

原因はそれだけでは爾とは思いますが
一旦これまでの禁止設定をクリアしました。
スパムもまた書き込まれるだろうとは思いますが
その都度あらたに対応していきます。

仮に今後また書き込めなくなったとか
まだ書き込めないということがあれば
サイト本体の下部にあるメールアドレスまで
ご一報いただければと思います。

それでは今後ともどうぞお願いします。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/11/14(土) 06:39:22|
  2. お知らせ
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  4. | コメント:0

コート種別問題対応、続報その4

前記事の続きです。

超マニアックなデータ分析解説も最後の「その4」まで来ました。
お付き合いありがとうございます。

「コート種別問題」と銘打っていながら
コート種別にあまり触れていなかったので
最後にビッグ4の新しいコート種別での勝率を見てみましょう。
今回の再集計に伴い、グラス、クレーの他に

・アウトドアハード
・インドアハード
・カーペット
・ハード合計(アウトドアハード+インドアハード)
・インドア合計(カーペット+インドアハード)

が算出可能となりました。

今までは「ハード合計」と「カーペット」で算出していました。
そして次の集計からは「アウトドアハード」と「インドア合計」での算出となります。
ただし現役選手への適用だけです。

以下がビッグ4の勝率です。
「ハード合計」「カーペット」→「アウトドア」「インドア合計」の順です。

Con 「82.50%」「82.12%」→「82.75%」「82.01%」
Bor 「75.16%」「82.16%」→「75.26%」「80.59%」
McE 「80.72%」「84.39%」→「77.97%」「85.42%」
Len 「82.60%」「82.66%」→「82.34%」「82.89%」

コナーズとレンドルにはほとんど変化はありません。
この二人の安定度は相変わらずたいしたもんです。

一方ボルグとマッケンローには少し変化があります。

borg-5a.jpg
まずボルグですが、
カーペットからインドアにすることで勝率が落ちています。
すなわちインドアハードの勝率が低いということがわかります。
ボルグのインドアハードの勝率は「75%」です。
つまりアウトドアでもインドアでも、ボルグは
ハードコートであればほぼ同じ数字であったということになります。
明確にハードとカーペットで勝率に差が出た選手と言えるでしょう。

McEnroe-6a.jpg
続いてマッケンローですが、
ハード合計からアウトドアハードにすることで勝率が下がっています。
つまりボルグとは逆にインドアハードに強かったということがわかります。
インドアハードの勝率を見てみると、恐るべき「90.91%」という数字になります。
インドアハードはカーペットと合わせて「インドア合計」となるか
アウトドアハードと合わせて「ハード合計」となるので
単独の算出は基本行われませんが、もしも単独で語られることがあれば
現在のナダルのクレーにも匹敵する壮絶な数字だということになります。

マッケンローの例はありますが、やはり当初の予定通り
引退選手についてはハード、カーペットでの分類を続けたいと思います。
やはり「コート種別」ですからね。
もちろん全ての数字を出せるのが理想で、後々はそうしたいと思っていますが
当面は引退選手は現行のままで行きます。

カーペットがなくなってしまった現在、
代替案として「アウトドアハード」「インドア」、
という分類を持ち出したわけですので
2009年時点での現役選手のみをこの集計に当てはめる、
というスタンスに変化はありません。

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  1. 2009/04/02(木) 17:20:35|
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コート種別問題対応、続報その3

前記事の続きです。

さて、とりあえず算出してみたビッグ4、
コナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドルの数字です。

生涯成績の変化です。
「今までのデータ」→「最集計後のデータ」

Con 「1240-294(80.83%)」→「1244-279(81.68%)」
Bor 「 631-136(82.27%)」→「 601-132(81.99%)」
McE 「 882-201(81.44%)」→「 876-200(81.41%)」
Len 「1072-243(81.52%)」→「1071-239(81.76%)」

勝率は4人とも元々同じくらいでしたが今回の集計で更に縮まっています。
ほとんど誤差の範囲で、皆同じ数字と言ってもいいくらいです。

因みに順位としてはコナーズが4位だったのですが
今回の集計ではマッケンローを抜いて3位になりました。
まあ、とはいえここまで来るとほとんど同じです。

この中で気になるのは
コナーズの敗退数とボルグの勝利数の変化ではないでしょうか。
それぞれ「294→279」「631→601」と結構大きな変化になっています。

connors-1a.jpg
順に解説していきます。
まずコナーズですが、勝利数でも例に出しているとおり
勝ち負けの基準が曖昧なデータが多くあります。
特に70年代最初のほうでは、勝ち上がっているものの
途中から大会を棄権しているといった記録が多くあります。
普通に不戦敗または不戦勝というのはよくあることなので
集計の問題になることはありません。
しかしコナーズの場合は少し違います。
不戦の場合、普通は「W/O(Walk Over)」と記録され
勝ちにも負けにもカウントされないのですが
コナーズは何故か「DEF(Defeat)」となっています。
すなわち、試合に出ていないにも関わらず
勝敗が決したということになっているのですね。
このため、不戦なのにコナーズが負けたことになっていた試合、
というのが実に10試合ほどありました。
この頃、コナーズはテニス協会と対立していたようなので
そういった要因が絡んでいるのかもしれません。
これまではATP又はITFにならって当サイトでも負けにカウントしていたのですが
さすがに試合をしていなのに負けというのはおかしいので
今回の集計では敗退のカウントから除外しました。
数字が大きく減っているのはそれが原因です。

borg-4a.jpg
次にボルグです。これはもっと単純な理由です。
前に集計したとき、ATPのサイトではいくつかの大会を二重カウントしていたようでした。
凄く勝っていた時期なので負け数はそれほど差がなく
勝利数のみに極端な差が出たことになります。
こういったATPのサイトのミスももしかしたらどこかにまだ残っているのかもしれません。
そういう意味でも時々記録を見返してみる必要があるのかもしれないですね。

まだ続きます。次で最後。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/04/02(木) 17:18:39|
  2. お知らせ
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コート種別問題対応、続報その2

前記事の続きです。

さて、引退選手再集計の詳細です。
ATPに数字で追い抜かされてしまったコナーズの勝利数ですが、
頑張って再集計をしてみました。
その結果、ATPが追加した情報の多くがITFからのものだということがわかりました。

それでもなお、ITFにしかないデータがあります。
今回算出した当サイトによるコナーズの勝利数は「1244」となりました。
ATPが「1242」ですから、わずか「2」増えただけということになります。

しかし、実際には単純に「2」という数字をITFから持ってきたわけではありません。
実はATPにもITFにも細かく見ていくと誤りがあるのです。
ATPのサイトでどのように集計しているのかわかりませんが
詳細情報と合計情報の数字が違っているケースが多々あります。

コナーズの場合、ITFでは負け試合となっているものが
ATPでは試合なし、すなわち不戦となっているものがあったりします。
また、どう考えても勝利としてはいけないと思われるデータが
勝利と認定されてしまっている例もあります。
こういった問題を1つずつ見ながらクリアして行き
到達した数字が「1244」ということになります。

もちろん私の集計が絶対ではありませんが
かなり自信を持ってお届けする最新情報です。

また、ATPとITFのデータには
明らかに公式データとすべきではないものもあります。
サテライトの試合やデ杯のローカル地区での試合などがそれです。
今までも極力そういうデータは減らしてきましたが
今回更に見直しをかけることにしました。

その結果、「数字が少なくなる」という例も出てきます。
例えばマッケンローですが、
ATPで「875」、ITFで「881」という勝利数になっています。
しかしITFのみにあるデータのほとんどが
デ杯ローカルの数字ですのでこれらは除外することにしました。
この結果、当サイトでのマッケンローの数字は「876」となります。

このような具合に、ビッグ4、すなわち
コナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドルの4人を算出してみました。

データ検証へ続く

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/04/02(木) 17:16:57|
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