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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2019年、マイアミ終了。フェデラー101勝目ですって

コナーズは109勝、レーバーは非公式ながら200勝などとも言われますが、
フェデラー打ち立てている記録の偉大さは、それらに対して全く引けを取るものではありません。
もちろん先人たちの業績も素晴らしいですし、当時の大会規模はとか時代的背景はとかを
細かく述べて白黒つける必要などないことでしょう。

まあ、当サイトの趣旨としては少しばかり白黒つけて論じたいという気分もわずかながら存在し
考えれば考えるほどむずむずしてくるのは事実なんですが。

ともあれ、101勝目ですよ。
混乱の2019年、シーズン開始から全大会で別の選手がタイトルを取ってきた中にあって
最初にそのジンクスを破った選手があろうことかテニス界の大重鎮というこの離れ技。

ベテランも中堅も若手も実力が拮抗して誰が強いのか分からない中でこういうことをするのがこの人なんですね。
今、混沌のテニス界で敢えて頭一つ出ている選手は誰かという話になると、
当然フェデラー、そしてグランドスラム3つも取っているジョコビッチ、
更に試合数が少ないながらも勝率が抜きんでているナダル、
どうしてもこの3人になるんですよねえ。10年前と変わらないですね。

因みに2008年度末のランキングトップ20の中で
現在も現役の選手を当時のランク付きで見てみますと

01.ナダル
02.フェデラー
03.ジョコビッチ
04.マレー
06.ツォンガ
07.シモン
09.デル・ポトロ
12.フェレール
13.バブリンカ
14.モンフィス
16.ベルダスコ
18.アルマグロ
20.ベルディフ

なんと半数以上!!
マレーやフェレールは今年で最後ではありますが
それにしてもトップの3人だけかと思いきや随分いるんですねこれがびっくり。
引退した選手にしてもロディックやブレーク、ダビデンコ、ゴンザレスなどフェデラー世代ばかりです。
当時の大ベテランというのはトップ20には存在しませんでした。
因みにマイアミ準優勝のイズナーやケヴィン・アンダーソンは大学を経由してプロ入りしていますので
この時はまだデビュー間もなくランク入りしていませんでしたが、この後間もなくトップ入りしてきます。
ここ10年のテニス界は本当にこれら世代の選手達がずっと引っ張ってきてくれたんですね。恐れ入ります。


さて、話をマイアミに戻しましょう。
優勝したフェデラーは初戦こそフルセットだったもののその後は1セットも落としませんでした。
会心の優勝と言っていいでしょう。
インディアンウェルズでも準優勝だったわけですから、他のベテラン選手に多くある
1大会だけ急に調子が良くなるといった瞬間火力状態とははっきり違います。
コンディションさえ良ければグランドスラムでも充分戦えることが分かりますし
そのコンディション調整も抜群に巧い選手ですからまだまだいけます。
心配なのは5セットマッチの連続となった際の疲労ですかね。

今年はクレーシーズン出場するみたいですけど、無理せず楽しんでくれるくらいでお願いしたいです。
変に勝っちゃいそうじゃないですか。全仏とか。
うっかり勝ち続けて準決勝でナダルと対戦なんてことになったら本人も楽しみ出すんじゃないですか?
それでうっかり激戦になったりして。もちろんそれも大変楽しみなんだけどウィンブルドンに影響が出るようではいけません。


ディフェンディングチャンピオンのイズナーは準優勝でした。
こちらも充分いベテランと言っていい選手、頑張ってます。
そして今大会で取り上げるべきはそのスコアです。

「7-6 7-6」
「7-5 7-6」
「7-6 7-6」
「7-6 7-6」
「7-6 7-6」
「7-6 7-6」
「1-6 4-6」

2回戦ラモス・ビノラス戦の「7-5」の余計な事!
そして決勝でのフェデラーの無慈悲な勝利が目立ちます。
カルロビッチとの対戦でもそうですが、イズナーのような選手には先にとっととブレークしておくに限ります。

今年、イズナーはオークランドでのシーズン初戦をテイラー・フリッツ相手に「6-7 6-7」で落としました。
これがスタートです。
その後、全豪初戦でオペルカに「6-7 6-7 7-6 6-7」、続くニューヨークでオペルカと2大会連続で当たり「7-6 6-7 6-7」
更にアカプルコの準々決勝ミルマン戦では「7-6 6-7 7-6」、そして今大会のタイブレークラッシュと
3か月の間にタイブレークだけの試合をこれでもかと体験しています。

今年のここまでのエース数は466本。これはもちろんATPの第1位です。
1stサーブの確率は73%、1stサーブポイント取得率が82%、サービスゲームの取得率が94%と
どれも恐るべき高確率を叩き出しています。
各サーブ項目でのライバルはカルロビッチ、ラオニッチ、そして新鋭のオペルカということになりますが
今の時点ではイズナーがシーズン最高サーバーの称号を手にしていると言っていいでしょう。

もっとも、サービスゲームの取得率のみはナダルが同じ94%、フェデラーがその上を行く95%と
サーブ力だけではない要素も入り込んできています。でも一番はカルロビッチの96%なんですけど。

ひとまず、年初のハードシーズンはこれにて終了です。
クレーシーズンはまた少し違った展開になっていくでしょうか。
サーブ力の落ちるクレーシーズンでイズナーがどれだけ好調のサーブで暴れられるかも注目です。
あとはやっぱりナダルの復帰です。クレーシーズンにナダルがいないなんて寂しすぎるじゃないですか。


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  1. 2019/04/01(月) 12:00:00|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、マイアミはベスト8へ

私事ですがやっと体調の方も落ち着いてきました。
こうなると、年間通して果敢に戦っている選手達には改めて尊敬の眼差しを向けざるを得ません。
同じく体調不良や怪我もあるでしょうが、こうして常に私のような1テニスファンを楽しませてくれているのです。
「夜更かししてテニスを観る」というのでもある程度体力が必要ですからテニスを楽しむためにも元気でいないといけませんね。

さて、マイアミはベスト8にまで進んでいます。
インディアンウェルズに続くジョコビッチの敗退は少々意外でした。
調子があまりすぐれなかったとのことですので影の心配はないかと思います。
改めてコンディションを整えてまた活躍してくれることでしょう。

ジョコビッチに勝ったのはバウティスタ・アグーでした。
年初にも勝っていますのでこれでジョコビッチに2連勝ということになります。
年間でジョコビッチから2勝を上げるというのはなかなかないことです。
ジョコビッチは2017年にキリオスに2敗していますが
それが2011年の覚醒以降、ビッグ4以外で年間2敗した唯一の例でした。

勝ったバウティスタ・アグー、
前回ジョコビッチに勝利したドーハではそのまま優勝しましたが
今回は次戦でイズナーに敗退してしまいました。
この辺は上位陣の力関係も混戦気味で中々勝ち上がりの予想が立てられないところです。

イズナーは準決勝進出1番乗りとなったわけですが、
今大会の勝ち上がりがまたいい感じになってます。
スコアを羅列します。
「7-6 7-6」
「7-5 7-6」
「7-6 7-6」
「7-6 7-6」

さすがカルロビッチの恒久的ライバル!
そしてカルロビッチとの決定的な違いがタイブレーク勝率です。
勝ってしまうので、タイブレーク回数そのものはカルロビッチよりも少ない傾向にあると言えましょうか。

イズナーはチョリッチとオジェ・アリアシムの勝者と対戦します。
どちらが勝ってもベテランと若手の対戦になります。
(22歳のチョリッチは、まだ若手でいいですよね?)

ボトムハーフではフェデラーvsアンダーソンのベテラン対決と
シャポバロフvsティアフォーの若手対決が組まれますので
どのような勝ち上がりであっても準決勝は同じくベテランvs若手になります。
男子テニス界は何年も前から今のベテラン(当時はまだ中堅だった)がずっと強い時代が続きました。
そろそろ若手が出て来て勢力図を塗り替えるのではないか?
という淡い機体もあったかもしれませんが中々そうはなりませんでした。
今回もベテランvs若手とはいえ、やはりまだベテランの方が力が上に思えます。
当時から期待されていた「若手」がいつの間に中堅になっているというのも驚きです。

ここを抜け出てくる選手がいればあるいは、という所なんですよね。
若くてマスターズで優勝なんかしちゃってランキングもビッグ3の間に割って入るような
夢のある選手なんてどこかにいないものかしら?



  1. 2019/03/28(木) 09:35:05|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、マイアミ

ううう、すいません、皆さん。
先日からちょっと体調を崩してしまいまして、思うように更新できていないです。

インディアンウェルズが終わり、マイアミも始まってますね。
色々語らなくてはいけないこともあるのですが今は何と言ってもフェレールですよね。

素晴らしいプレイヤーが空気を読んでくれたおかげで
去り行くフェレールに華を持たせてあげることができました。
勝利に箔をつけさせるためにわざわざ第2シードにまで上り詰めて、
からの、取りこぼし。憧れます。


  1. 2019/03/25(月) 12:23:09|
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2019年、インディアンウェルズはベスト8

昨日の記事でなんだかまた私バンバンにフラグ立てましたね。
何が無欲の応援か。

あろうことかコールシュライバーはモンフィスに「0-6 2-6」て。
モンフィスは次にティエムと対戦します。
ティエムはカルロビッチ戦をタイブレーク抜きの完勝で勝ち上がりました。
さっさとブレークする。カルロビッチ戦の奥義です。

西岡は腰の怪我のために棄権となりました。とても残念でした。
試合開始から痛みがあったらしいですが、それにしては出だしはよく食らいついていたと思います。
勝ったケツマノビッチは19歳。また若い選手の登場です。
先日初タイトルを取ったばかりのジェレとの同郷対決を制して勝ち上がってました。
ベスト8ではラオニッチとの対戦ですが、これは既に結果が出ていましてラオニッチがストレートで勝利しています。

ボトムハーフではナダルとフェデラーが勝ち上がってまして
それぞれカチャノフ、ホルカシュと対戦します。2人はいずれも22歳です。
22歳といえばナダルもフェデラーもNo.1に就任した時の年齢でした。
今22歳といえば期待の若手という印象ですが、昔の22歳というのは強かったものです。


  1. 2019/03/15(金) 12:00:00|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、インディアンウェルズ。「氏」

Q:最強の選手とは?

A:最強の選手を倒した選手。すなわち「氏」

戦前の予想通りですね。
もしも仮に現在最強の王者を下す選手が現れるとしたら
それはドイツの選手なのではないか、と誰もが思っていたのではないですか?

そう、正解です。氏がやりました。

私くらいになると、正直氏が初戦のエルベールに完勝したのすらびっくりでしたが、
2回戦のキリオスという相手を見ただけでもはや一切希望を持たず、
そして3回戦などせめて1ゲームでも取ってくれれば、と無欲の応援をしていたくらいです。
この私の無欲が結果につながったのでしょう。

いけませんよ、ドイツ選手に有欲の応援をしてしまうと。
どんな上位シードだろうが早期敗退してしまいますからね。

氏は次にモンフィスと戦います。
絶好調モンフィス。これは駄目でしょうね。
もうだめです。無欲。無欲の応援です。

今大会は他の山も面白いです。
カルロビッチがタイブレークをビシビシ勝ち上がり(3試合で「4-0」!!)次にティエムと対戦します。


さて、期待をいつも裏切るのがドイツ選手です(氏を除いて)。

ドローでは凄く近くにズベレフ兄弟がいて、ミーシャが1回勝ち上がれば兄弟対決が実現する!
という所だったのですがミーシャがクリザンに完敗してしまいました。
そしてリベンジとばかりにクリザンを退けた第3シードのアレクサンダーは(優勝候補の一角だったらしいですね、この人)
続く同郷シュトルフ戦で「3-6 1-6」と大いなる完敗を喫してしまいました。
シュトルフはプレーを見ていると良い選手だというのもわかるのですが
ドイツ選手がこう3人も並んでいて、シュトルフの勝ち上がりを予想した人はほとんどいないでしょう。
これもある意味期待を裏切った結果です。
せっかくなのでこのまま勝ち上がっていただきたいですが、次の相手はラオニッチ。
おっと、これはいけませんね。無欲。ドイツ選手には無欲であるべきです。


日本の西岡が快進撃を続けています。
バウティスタ・アグー、アリアシムと連続撃破しています。
ワイルドカード出場のアリアシムは18歳という非常に若い選手ですがチチパスを下しての勝ち上がりでした。
大接戦となりましたが逆転勝ちで西岡が4回戦に進んでいます。
ここも無欲ですね。次がどうとかはいいじゃないですか。4回戦に進んだだけでも凄いことです。


ボトムハーフ行きましょう。第6シード錦織が敗退しています。いけませんね。
西岡の勝ち上がりに反して、ちょうどコールシュライバー&ズベレフ状態を再現してしまいました。
ドイツと同じ、日本人選手も無欲の応援ですよ、皆さん。

その他、ナダルは危なげなく勝ち上がっています。
カチャノフvsルブレフという興味深い対戦も行われました。カチャノフが勝ち、次はイズナーとの対戦に挑みます。

まだ行われていない3回戦では、フェデラーvsバブリンカが実現します。
バブリンカは調子を上げてきているのでこれば熱い対戦になりそうです。

さて、最初に戻ってコールシュライバーに敗退したジョコビッチについてですが、
最強選手とは言えもちろんこういうこともあるわけです。
しかし、すぐに次のマイアミがありますから、そちらに焦点を切り替えることができます。
マイアミでも断然の優勝候補であることには変わりないでしょう。
GSで圧倒的な強さを見せているのはご承知のとおりで、ここぞという時に力を入れていくことができますから
一度の敗退はむしろコンディション調整に有用と思える部分すらあります。
今大会も全豪以来の実戦でしたので、そういう意味でも敗退のショックはないと感じます。


  1. 2019/03/13(水) 12:00:00|
  2. 2019年1月~3月
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気付けば3月

すいませんすいません。
テニス閑散期が常である2月の更新を思いっきりさぼってしまいました。

実は今年の2月は閑散期らしからず結構盛り上がった月でして
本来ならばもっと更新しなければいけませんでしたね。
ついついバタバタしててと言い訳すいません。

この1ヶ月の優勝者を眺めると若手からキャリア組まで豊富な顔ぶれとなっています。
小さな大会の集合ですので自然とこうなるのもわかりますが群雄割拠感が見ていて楽しいです。
特に、4つあったツアー500の優勝者は興味深いです。
まずモンフィス。もちろん実力者ではありますが少々意外なタイトル獲得でした。
特に決勝では多くの人がバブリンカ勝利を予想したんじゃないでしょうか。
モンフィスは実にここ8年、バブリンカに勝っておらずセットすら取れていませんでした。
続いてセルビアのジェレという選手。クレー大会でしたが、いきなりティエムを破ってそのまま優勝でした。
ティエム以外トップ選手と当たったわけではないですが失セット0での優勝ということで
セルビアからまた注目のニューカマーの登場といったところです。
キリオスは久々に活躍した姿を見せました。
優勝までに撃破した相手はナダル、バブリンカ、イズナー、ズベレフですから
この月で一番強敵を倒した選手と言えるかもしれません。
そして最後にフェデラーの100勝達成。これは何と言っても最良のニュースでした。

それぞれにもっと深く語るべき内容はあるのですが
何せもう3月でして早くもインディアンウェルズが開幕となってしまっています。
本格的にシード勢が出てくるのは来週からですがグランドスラムレベルに
気合を入れなくてはいけない大会ですから頑張ってテンション上げていきます。
ジョコビッチ一択の状況を他の選手たちは打破できるのでしょうか。

  1. 2019/03/07(木) 09:17:44|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、全豪はベスト4へ

てゆーか、えー!
フラグとかいう問題じゃないですよね、もう残念無念。

錦織は全く体が回復せず、ジョコビッチ戦途中棄権となりました。
ほぼ不戦敗といってもいいくらいの結果といえます。

しかしもう一つ、プイユですよ。
全く問題なくラオニッチが勝つと思ってましたがこれは一体どういうことなのでしょう。
こちらは完全にフラグがビンビンだったと言っていいと思います。

いやでも皆さんおっしゃいますけどね、プイユの勝利予測できてましたか?
出だしの数ゲームなんて、ラオニッチが格の違いを見せつけるかのような見事な試合運びだったわけです。
ああ、やっぱラオニッチ強いね、と思った人いっぱいいるはずなんです。
しかし途中からなぜかネットプレーがうまくいかなくなってもう色々と崩れ出しました。
あの強靭なサーブもどうにも今一つでした。
プイユも最高の内容というわけではなかったかもしれませんが
最後まで気を抜かなかったのがよかったです。ライジングやロブなど小技が光りました。
ショットが不調なラオニッチにはこうしたジャブがじわじわ効いていったのでしょう。

準決勝でプイユはジョコビッチに挑みます。
前記事でも言いましたがプイユはこれまで全豪勝率0%、5年連続初戦敗退という選手です。
一方ジョコビッチはご存知、全豪優勝回数史上最多の選手です。
すごい実績差の組み合わせとなりました。
そして意外にも両者はこれが初めての対戦となります。

もう一つのベスト4はナダルとチチパスです。
チチパスももちろん新顔ですが、こちらはフェデラーからの勝利の後、ナダルとの対戦が約束されていたきらいはあります。

もう予想はしないですが、試合の方楽しみにしたいと思います。


  1. 2019/01/23(水) 21:16:10|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、全豪4回戦トップハーフ

世界3大がっかり

シャポバロフ、ベルディフ、アレクサンダー・ズベレフ

いや、シャポバロフをここに並べるのは可哀想です。今考えると結構頑張ってました。

正直、ここまでの仕上がり方を見るとラオニッチの方が有利かなとは思っていましたが
それでも「1-6 1-6 6-7」って、完敗にもほどがあります。
ベルディフvsナダル戦にも似た、最後だけ頑張った風の結局は大敗です。

言っても、シャポバロフとベルディフは勝てるとまでは思われていなかった部分がありますが
ズベレフは勝てると思われていた部分もあったはずです。
何より第4シードで、いかにラオニッチが好調とはいえ、今現在は格上なわけですから。

しかも本人はグランドスラム優勝を目指している身ですからね。
ベスト4でジョコビッチやナダルに勝てなかったというのならまだしも、まだ4回戦なのです。

まあ今回初めて全豪4回戦まで行けわけで、
期待値が大きいだけでその程度のまだまだの選手ということかもしれません。
コーチを変えたから4回戦まで行くことができたんですね。
よかったですね。んもう。

それとは別に、今大会のラオニッチはいいですね。
特にストローク。ただのサーブマンではないぞという見事さを感じさせます。

ラオニッチは次にプイユと対戦します。
プイユは24歳。比較的若い選手ではありますが、多少のキャリアもありますので、
チチパスやティアフォーのようなピチピチの未知数の若さとは少し違います。
ベテランにして初のベスト8進出を果たしたボトムハーフのバウティスタ・アグーと並ぶ驚きのベスト8入りと言っていいでしょう。

しかも、プイユは全豪との相性が悪く、ここまで5回の出場がありましたが1度も勝ったことがありませんでした。
5年連続、全て初戦敗退。ウィンブルドンと全米ではベスト8入りがありますから全豪でだけそんなに勝ててなかったとは全く驚きです。
因みに2016年には(もちろん初戦で)両者は対戦しています。勝ったラオニッチはそのままベスト4にまで勝ち上がりました。


ジョコビッチはメドベージェフの挑戦を退けてベスト8進出を決めています。
昨年は4回戦での敗退でしたからこれでまたランキングポイントも上げることになります。
ウィンブルドンまでは失うポイントも少ないのでしばらくNo.1の座は安泰といえるでしょう。

シャポバロフ戦に続く若手の挑戦で、同じく1セットを失いましたが、終わってみれば余裕の勝ち上がりであったと思います。
相変わらず強いと感じさせますが、ただ、2011年や2015年のような他に冠絶する圧倒的な強さとは少し違った雰囲気です。
昨日の試合でも、ペースを乱してミスが多くなったり、焦れているのが分かるような時間帯があったりしました。
それでも、ペース配分の妙はさすがの一言に尽きますし、
決めるべき時にしっかり決められるのは、実績に裏付けされた真の強さだと思います。

負けたメドベージェフですが、あの出所の分からないショットは相変わらず面白いですね。
最後の方は疲労困憊という感じで、もはや勝てる雰囲気はありませんでしたが
曲者感のあるショットセレクションで何とか打開しようとする姿勢は、その是非はともかくとして観てて面白かったです。
この、「疲労を感じた時に老獪なプレーで相手をいなしていく」というのには相当な腕前が必要ですので
さすがに今のメドベージェフでは、しかも相手がジョコビッチでは状況改善は難しかったでしょう。


ジョコビッチは、遂に来ました、次に錦織と対戦します。
昨年のウィンブルドン、全米に続き、グランドスラム3大会連続で当たることになります。

錦織はカレーニョ・ブスタとの大会最長マッチを戦いました。
大会2度目のスーパータイブレーク(テンブレークとでも呼んだ方が分かりやすいか)を勝ち抜いて、
文字通り、ヘロヘロの状態でジョコビッチに挑むことになります。
ん、ヘロヘロでしょ、次、ジョコビッチ、大丈夫なの?あわわわ、心配、心配、心配です。

カレーニョ・ブスタも良かったですね。攻撃力、守備力、良いものを持っています。
ファイナルセット、通常のタイブレークであればこの試合も錦織は負けていたわけですから
新ルールに何度も助けられての勝ち上がりということになります。


さて、次のジョコビッチですよ。
対戦成績で圧倒されているのはご承知の通りです。2勝15敗。実に14連敗中。
グランドスラムでの対戦を見てみますと、両者は5度、4つ全ての大会で対戦しています。
一番最初の対戦は2010年の全仏で錦織はまだランク200位台でした。
その後は4度の対戦があります。錦織が勝ったのは1度だけ、そう、あの時の全米です。
残りの3つ、ジョコビッチが勝ったときはジョコビッチはその全てで優勝しています。
つまりジョコビッチにとって錦織は、勝ちさえすれば優勝を呼び込んでくれるちょっと危険だけどおいしい女神なのです。

正直、ジョコビッチは今大会ここまで対戦した中で錦織が一番やり易い選手なのではないでしょうか。
なにより良く知っている選手ですし、メドベージェフのような曲者感もなく、
シャポバロフの思い切った勢いもなく、そしてツォンガのようなプレー引き出しの多さもありません。
ただ、まともな打ち合いが抜群に強いだけの選手なのです。
そしてまともな打ち合いであればジョコビッチよりも強い選手はいません。

更に朗報、錦織は疲れている。
だめ、だめなんじゃないの、頑張ってほしいけど、ジョコビッチ強いですよ。



  1. 2019/01/22(火) 10:30:54|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、全豪4回戦ボトムハーフ

なんとなんと、なんとなんとなんと、なんと、チチパスがフェデラーを下しました。
激戦だったのでこれをもって世代交代などとは言いませんが
実力者相手にそうした激戦をものにすることができるかできないかでは大きく違います。
スコアは「6-7 7-6 7-5 7-6」でした。フェデラーが勝ってもおかしくない試合でしたが
第1セットでフェデラーが取ったタイブレークも「13-11」という凄いもので、
振り返ってみると今日はチチパスの日だったと言っていいのだと思います。

実際のところ、フェデラーはミスが多かったです。
展開力もショットバリエーションもフェデラーの方が遥かに上でしたが
いかんせんあのミスの量では敗退も致し方がありません。
そして確実なプレーで重要なポイントをものにしたチチパスの勝利も十分に称賛に値するものです。

チチパスはグランドスラムで初のベスト8進出となります。次の相手はバウティスタ・アグーです。
バウティスタ・アグーもフルセットの激しい試合で格上であるチリッチを下すという活躍をして
初のベスト8進出を決めています。
20歳と30歳の対戦です。この年齢分布の広さが今の男子テニス界らしいところです。

チチパスと同じ20歳のティアフォーもディミトロフを下してベスト8進出を決めました。
こちらも初めてのグランドスラムベスト8です。新顔ずらりと並んできますね。
ティアフォーの次の相手はナダルとなります。こちらも若手のベテランの対戦です。

ナダルは3回戦でベルディフと対戦しました。
今回のベルディフは結構やるんじゃないかと私は睨んでいました。
試合の方は立ち上がりから、ベルディフの老獪なラリーが見られました。
ナダル戦はこういうプレーで粘ればいつかチャンスが生まれるだろうというお手本のようなプレーです。
決して打ち急がず、チャンスでは無理な強打よりもコースを狙っていくことを心掛ける。
普通はエースとなる球でもナダルは返してくるので、それも予期しつつ、
決められないことに苛立たないで慌てず粘りのラリーを続ける。
これでよい試合になるわけです。予想通り、良い試合になりました。最初の1ゲームだけ。
その後、続かない。びっくりするほど続きませんでした。
ベルディフはゲームが取れない。ポイントが取れない。
慌てずラリーを続けるべきところがどんどんミスをする。サーブが入らない。気づけば「0-6」。
昨日のシャポバロフ以上のがっかりでした。もうびっくりしました。
ナダルを知らないわけではないだろうに、実戦経験豊富なベテランだろうに。
第3セットはまともに試合になりましたが、もう既にナダルには随分と余裕があったでしょう。


私、ベルディフが結構やるのではないかというのと、ディミトロフが台風の目になるかもしれないというのと
フェデラーもまさか敗れることはないというのとチリッチもまあ勝つだろうというのと
なんだかものすごい逆張りの予想をしてますね。これはやっちゃってますね。

2019年版当ブログの本領発揮といったところでしょうか。
こういう時は予想ですね。普通に予想します。
本当に普通です。優勝はジョコビッチ。決勝の相手はナダル。
ん~あまりに普通でつまらない。
しかもこの2人は私のフラグの上を行ったりしますから、予想としてはもう一人ほしいですね。
よし、チョリッチ。今大会の台風の目はチョリッチと見ました。


  1. 2019/01/20(日) 21:43:15|
  2. 2019年1月~3月
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2019年、全豪は3回戦が終了

全豪は3回戦までが行われました。面白い試合が多いです。

ジョコビッチに挑んだシャポバロフでしたが、それではジョコビッチには勝てないだろ、
と言いたくなるような粗削りというよりも雑なプレーに終始して敗退してしまいました。
ジョコビッチから1セットを取りましたし、随所に光るものがあったのはわかるのですが、
さすがにジョコビッチの本気を引き出すに至ったかといわれれば疑問です。
とても勝てるとは思ってませんでしたが、もう少しは見せてくれるかと期待していただけに少々残念でした。

ジョコビッチの次の相手はメドベージェフです。
メドベージェフはここまで失セット0ですがこれはナダル、フェデラーと並んで3人だけです。
調子がいいので、ジョコビッチのどう挑んでいくのか楽しみです。
今のジョコビッチはどんな選手が来てもペースを崩さずに迎え撃つことができています。
少しでも慌てさせるような場面を作るることができるでしょうか。

最初を2戦を苦戦で勝ち上がった錦織ですが3回戦ではストレート勝利を収めました。
コールシュライバーとジョアン・ソウザ、当ブログ肝いりの両者からのプレゼントだったのかもしれません。
次はカレーニョ・ブスタです。初対戦となります。気の抜けない相手です。

次は4回戦ですが、ここまで来ると注目の試合が目白押しです。
中でも恐らくズベレフvsラオニッチは最注目の一戦といえるでしょう。
激闘を次々と勝ち抜いてきたラオニッチは復活を兼ねての躍進といった趣です。
この調子で更にどんどん勝ち上がっていくのが王道の筋道といえそうですが
ズベレフが将来絶対的なチャンピオンになるには、これを阻止しなければなりません。
真の王者とは他者のストーリーなどガン無視で勝ち続けていくものなのですから。

チョリッチはプイユと対戦します。
ここはベスト16の中で一番地味な組み合わせかもしれません。
しかし、私はチョリッチには注目しています。今回は若い選手が結構残っています。
チョリッチは、プレーの魅力的なことでいえば同世代のどの選手にも負けていません。
ショットそのものの良さもありますが、何といってもショットセレクションにセンスを感じさせてくれます。
こういう選手が伸びてくると楽しいですし、伸びてくる可能性は十分にあると思います。
まあ悪評高い私の注目度ですからね。逆にチョリッチの将来を阻害する要因になるかもしれませんので
話半分くらいに聞いておいてもらった方がいいかもしれません。

ボトムハーフではチリッチがベルダスコとの激戦を制して勝ち上がりました。
これは実に面白い試合でした。ベルダスコが勝ってもおかしくない展開もありました。
ラオニッチvsバブリンカや錦織vsカルロビッチと並んで、今大会のベストマッチ候補の一つでしょう。
若手に期待する気持ちは大いにありますが、やはりまだキャリア組の試合に魅力を感じてしまうことがい多いですね。
勝ったチリッチはバウティスタ・アグーと対戦します。
マレーからの勝利も記憶に新しいバウティスタ・アグーは、
錦織同様、最初の2戦はフルセットを戦い、3回戦はストレートでの勝利でした。
相手はカチャノフで、これまでで一番手強いと思われる相手からのストレート勝利ということで少々意外ではありました。
カチャノフは昨年3タイトルを取りランクをぐっと上た選手で、今大会でも注目の一人でした。
パリでのジョコビッチからの勝利も記憶に新しく、パンチのある選手であることはわかりますが
早期敗退もかなり多く、もう少し安定して成績を残してくれる選手になってもらいたいところです。
まあビッグ3以外のどの選手でも多かれ少なかれ安定感の欠如というのはあるわけですが。
特に若手はこれを少しでも克服することで今後大きく伸びてくることになってきます。

フェデラーはチチパスとの対戦となります。
初顔合わせとなりますが、これまた楽しみな一戦です。
ディミトロフvsティアフォーも同じく楽しみです。
ベテランの奮闘、若手の台頭といった話題が重なると、
どうしても存在感が消されてしまうのがディミトロフのような選手でし。
しかし、その注目度の低さと実績のアンバランスさを考えると台風の目になり得る可能性を秘めています。
ナダルとフェデラーに囲まれてしまっているドローの中でどう戦っていくことができるでしょうか。

ナダルはベルディフとの対戦となります。
これまで散々戦ってきた両者でして、対戦成績はナダルが大幅にリードしていますが
最後のグランドスラム対戦である2015年の全豪ではベルディフが勝っています。
ベルディフ昨年ランクを落としてしまったがために今大会はノーシードでの出場となっています。
元々実績のある選手なので驚きは少ないですが、ここまでエドムンド、シュワルツマンという2人のシード選手を下してきています。



  1. 2019/01/20(日) 11:38:34|
  2. 2019年1月~3月
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