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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2018年、ジョコビッチの復活

皆様すいません。全米のあと随分と時間が経ってしまいました。
多忙とか体調不良とかいろいろ重なってしまって、というまたいつもの言い訳となります。

さて、アジアラウンドが終わりまして、今年のツアーもいよいよ大詰めです。
選手たちのファイナルのエントリーや怪我の具合など気になる部分も色々ありますが
今回はジョコビッチを取り上げたいと思います。

強いですよね。
もちろん以前から信じられないくらい強い選手ですが、
今の状態は第3全盛期と言っても良いゾーンに入ってきていると感じさせます。

ショットの精度が凄いです。サーブ、フォア、バック。
展開も多彩だし、受けて立つことも攻めてポイントを取ることもできます。
全く隙が無く、他の選手が勝つビジョンが浮かばないです。

昨年、フェデラーとナダルが驚きの復活を見せました。
両者は復活直後から衝撃の勝ちを重ねて、観ている我々の度肝を抜きました。
それに比べてジョコビッチは、復帰直後こそそれほどのインパクトはありませんでした。
その点でフェデラーとナダルが人知を超えた神の域に達しているとするならば
ジョコビッチはそれに一歩届かない、限りなく神に近い人というあたりなのかという気もしました。
しかし、今のジョコビッチはどうでしょう。昨年のフェデラー、ナダル以上の存在感があります。
復帰に時間をかけた分、熟成度も更に図抜けたのだと思わせます。
やはりジョコビッチも神の域に達していたのでした。

昨年のフェデラーとナダルは、両者が同時に復活したというのもあり
支配域を上手く分割しているという印象がありましたし、
何より重要な大会へのコンディション調整の妙というのもを感じさせました。
さすが百戦錬磨のベテランという感じだったわけです。
中には調整大会もあり、出れば全ての試合で無敵という印象ではありませんでした。

それが、今のジョコビッチはどうでしょう。
確かに復帰して1年以上トップに君臨しているフェデラーとナダルほどにはまだ支配時間が長くはないのですが
今年の夏にウィンブルドンを制して以来、誰も寄せ付けない圧倒的な強さというものを感じさせます。
本当にジョコビッチが一番強かった時のあの感じに近い状態です。
昨年のフェデラーとナダルの復帰とはまた一味違う凄みがあると言えるのではないでしょうか。

この状態がいつまで続くかというのは分かりません。
来年のことを言うと鬼が笑うと言いますので今年までの話に留めておきますが
年末までこのまま一気に突っ走る可能性は非常に高いのではないでしょうか。
フェデラーとナダルのコンディションが万全でないだけに尚更そう思えます。
ここでジョコビッチを止められる可能性のある選手として結局大ベテラン2人の名が先ず上がるという点で
テニス界全体の低迷を憂慮せざるを得ない部分は往々にしてあります。
以前のジョコビッチ時代であれば、他にマレーやバブリンカがいましたし、デル・ポトロにも可能性はありました。
しかし、これらの選手は現時点でジョコビッチの敵になり得ません。
では、新しい選手はどうかといいいますと、これまた本当に可能性が感じられません。
圧倒的なジョコビッチ時代を演出しているのは、これら他の不甲斐ない選手達でもあると思えてしまうほどです。
まあそれほど異様な強さをジョコビッチが発揮しているということになるのでしょう。

ジョコビッチがNo.1に就任しますと、今年3人目のNo.1ということになります。
春先にはフェデラー、ナダルの激しい入れ替え劇がありました。
前にも少し触れましたが、2004年のフェデラー就任以来、年間で3人がNo.1になるというのは初めてのことです。
少々意外ですが、3強、4強と言われていた長い年月の中で、彼らは激しく1位争いをし続けてきたというよりも
中でも特定の選手が支配する状態というのがう勢力図のメインだったといえます。

ここ10数年間変わらぬメンバーによるNo.1争いが展開されてきたわけですが
もう少し、この見慣れたメンバーによる熱い戦いに注目していきたいと思います。

しかし、本当にこれでこの3者がツアーを離れたらどうなるのでしょう。
女子のようにジャンケンでNo.1を決めるかの如く大量生産王者が生まれる時代が到来するのでしょうか。



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  1. 2018/10/22(月) 12:02:32|
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2018年のATPツアーはこのままフェデラー一強なのか?

2月も終わり3月になります。
今月は大きなマスターズが2つありますのでランキングも動いてくる可能性があります。
それはもう本当にごちゃごちゃと動くんじゃないでしょうか。

昨年怪我のためにランクを落とした多くのトップ選手達もいまいち回復の見込みなく
更にナダルも怪我ということで、いよいよフェデラーの一人勝ちの雰囲気も漂わせています。

もっともフェデラーも、他の選手と同じようなスケジュールでツアーをこなしていくことはないでしょうから
混沌とした状況はますます激しくなっていくものと思われます。

クレーシーズンにナダルが間に合うかどうかというのも影響が出てくるでしょう。
ナダルが2位から落ちるということはしばらくはないでしょうが
他の選手がマスターズでポイントが稼げるかどうかというのは大きいと思います。
いずれにしろ3位以下はどうなるか分かったものではありません。

今のフェデラーの状態は特殊です。出てくれば強いが、常に大会に出るわけではない状況です。
ベテラン選手がランクを気にせず出たい大会にエントリーしてくるということはよくあることです。
しかし、出てくれば誰よりも強いというのは異例といえます。

辛うじて、1960年代のパンチョ・ゴンザレスに同じような状況を見て取ることができます。

それでも、ゴンザレスの時にはローズウォールとその直後にレーバーという大選手が登場しているのです。
いうなればジョコビッチやマレー時代がこれから到来するというような感じです。
フェデラーの場合は違います。
そのジョコビッチ、マレー時代を通り越してしまっていて、それでも尚トップにいるのです。

現在トップ10にいるディミトロフやティエムやゴファンやズベレフが
ローズウォールやレーバーに並び得ているとは思えませんし、もちろんジョコビッチ、マレーにもなり得ていません。

このままフェデラーがいなくなったとしたらテニス界はどうなるのでしょうか。
これまでにない混乱の時代が訪れるのかもしれません。
2004年のフェデラーや2011年のジョコビッチのようにある時吹っ切れたように強くなるケースもあります。
今まだ未完の選手が一気に躍り出ることもある可能性はあります。
しかし、このどちらのケースもブレーク時には22~23歳なんですよね。若いんです。
今のトップ20でこれに該当する選手はズベレフとキリオスしかいません。

もっと若いデニス・シャポバロフ辺りが一気に飛び出てくるなどというようなことでもあればいいんですがどうでしょうか。
いい選手ですが荒削りすぎます。ここ1、2年で洗練されてくれればまた違ってはくるでしょう。

いずれにしろ、焦点を定めにくいところはありますが、この状態のATPツアーを観戦することに楽しみもあります。
これから注目されるべき選手が出てくると思えば、将来を見据えたテニス観戦といういつもと違った味わいがあるのです。
誰が勝つかわからない今のこの状態だと、ベスト16やベスト8辺りが面白みを帯びたりしてきませんか?


  1. 2018/03/05(月) 10:59:04|
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前記事コメントへの返信

皆様、コメントありがとうございます。
前記事のコメント欄への返信をと思ったのですが
少し長くなりましたので記事としてアップします。
内容はコメントの返信です。


さて、コメントに書き込みいただいています通り、
今回のフェデラーの優勝はグランドスラム高齢優勝としてはオープン化後で2位の記録となっています。
素晴らしい記録ですが、範囲をオープン化前にまで広げると5位となります。

1.1909全英 アーサー・ゴア 41歳6月
2.1911全米 ウィリアム・ラーンド 38歳8月
3.1930全英 ビル・チルデン 37歳4月
4.1972全豪 ケン・ローズウォール 37歳2月
5.2018全豪 ロジャー・フェデラー 36歳5月

上には上がいるという思いもありますが、上位2例は、テニス史を頑張って扱っている当サイトですら
先史時代と位置付けている実に100年以上前の記録であります。
3位のチルデンからローズウォール、そしてフェデラーまではそれぞれ40年以上離れていますので
今回のフェデラーの記録に肉薄する選手が現れるのは実に40年後かもしれません。
まあ近年は、妙に意味の分からないことをやるナダルというもう一人の異質の存在はあります。
ただ、さすがにここまでの記録に迫るのはどうだろうかという気もしますけど。
今回のフェデラーの記録は、ローズウォールと比べても近年の選手のアスリート化を考えるならば異例のことと言えるでしょう。

因みに去年のセレーナ・ウィリアムズの全豪制覇も女子歴代で5位の高齢優勝だったようです。
ん~珍しいです、私が女子の話題を取り上げるのは。たまたま目についただけではあるのですが。


あと、チリッチですね。
今のチリッチはほぼ誰にでも勝てる選手になっていると思います。
これまで同格にいた選手達がコンディションを崩している中で着実に調子を保っている感じです。
これはまことにポストバブリンカ襲名となるかもしれません。

過去の対戦成績を見ると、チリッチは例に漏れず4強に阻まれてきた典型的な選手です。
 対フェデラー 1勝9敗
 対ナダル 2勝5敗
 対ジョコビッチ 1勝14敗
 対マレー 3勝12敗

ナダルに対してのみは善戦していますが、他の3人には、ほぼ成すすべなくやられています。
他にも、バブリンカに2勝11敗、デル・ポトロに2勝10敗と、大実力者に比べると一段下にいる選手という雰囲気があります。
特にデル・ポトロとは良いライバル関係を築いてテニス界を引っ張る存在になると思われていた時期があっただけに
このところ実に7連敗というのは何とも解せない成績と言って良いでしょう。

全米で優勝した時はこれらの苦手な選手の多くが逆のハーフに寄って、そちら側で錦織が次々と撃破していったというのがありました。
もちろん準決勝ではフェデラーから勝利を上げているので運だけで勝ったなどと言う気はありませんが
どうにも、何で錦織じゃなくてチリッチが優勝しちゃったのと、しばらくは言い続けたものです。

しかし、今のチリッチはどうでしょう。
今回もフェデラーに勝てなかったとはいえ、あわやという大善戦でした。
もちろんそれまでの試合で苦戦もありましたからフェデラー意外に負けない選手というわけではないのも事実で
安定感の獲得というのは課題となってくるかもしれませんが、このまま要所を抑える選手になれば
正にポストバブリンカ、過去の対戦成績は当てにならない新たなグランドスラム強者が生まれることになります。



それと、本サイトの方、2R様に再集計していただいたマレーのトップ10在位週を修正しました。
ありがとうございます。
前にも同じようなことをぼやいていたと思いますが、実に集計しずらいんですよね。
確かにATPのサイトには全ての情報が載ってはいるのですが、さくっと数字が出てこないです。
もう少し改善してくれればなあという気持ちがあります。



ヒートポリシーの話も出ていましたので少々。
皆さんも仰ってますが、フェデラーを贔屓したというのは強引な批判だと思います。
フェデラーの年齢ばかりがピックアップされますが、
決勝に至るまで、フェデラーは約10時間、チリッチは約17時間戦っていました。
2週間の疲労がたまっていたのはチリッチの方、という見方もできなくはないのです。
単純にチリッチにとっても戦いやすい環境になるわけですから、フェデラーを利する決定はチリッチを利する決定でもあったわけです。
仮にポリシー基準外だったとしても、その時の判断で選手にとって戦いやすい環境を作るのは問題ないことだと思います。
コメント内でも触れていただいている通り、観客にとっても良い環境であれば更にいうことなしです。
結果、あのような名勝負になったのですから良かったのではないでしょうか。
これが、フェデラーの席の前にだけ大型の扇風機が置かれていたとかだったら紛れもない贔屓でしょうが。

歴々の名選手などに言わせれば、全豪は以前から暑い中で開催されてきたぞ、という気持ちもあるのかもしれません。
ただ、現在の選手の体への負担は以前と比べると桁違いであることは事実です。
更に近年はハードコートですから、コート上の体感温度は以前のグラスコートに比べるとより高くなるでしょう。
それでも、例えば戦前の名手であるフレッド・ペリーは、当時の試合について、
チェンジコートの際には休憩時間はなく、当然椅子もないので試合開始から終了までずっと立ち続けていたということ、
審判席を横切る時に辛うじてぬるい水を飲むことのみできたということを語って、昔の選手の過酷さを表現していました。
さらにはタイブレークもありませんでしたし、メディカルタイムアウトもありませんでしたので、昔は昔で大変だったのは事実でしょう。
ただ、今と昔、どちらがより大変かという論争はここではあまり意味のないものです。
様々な意見を受けて環境が改善されてきたのですから、現在の選手たちの意見を反映してまた新たな改善がなされることを望みたいと思います。



最後にATP出場義務についてですが、今のように厳しいルールが必要かという疑問はあります。
皆さんも同じような気持ちをお持ちだと思います。
ペナルティが発生するなら、不調でも出た方がましという判断になり、選手への負担やプレーレベルの低下につながる恐れもあるのです。
そのようなことがあまり大々的に指摘されてこなかったのは、これまでの4強の異例の活躍にあったようにも思います。
どんなに大変でも強い選手が勝ってきてしまっていたという事実が、問題の深刻さを隠してしまっていたように感じるのです。

もう少し前のトップ選手達、ヒューイット、ロディック、フェレーロ、サフィンやサンプラス、アガシに至るまで
常にマスターズに出ればトップが優勝していたということはありませんでした。
そのような誰が勝つかわからない状態であれば、大会レベルを保つために出場義務を考えるのもある意味自然という部分もあったのです。
すなわちこれは、4強が異例の頑張りを見せていたがために改善されなかったルールと考えられなくもないのです。
運営が4強以外の選手にも目を向けていれば深刻さも感じられたかもしれませんが
4人が出てくれさえすれば他の選手がいくら怪我をしようとコンディション調整ができなかろうと
興行には影響がないという部分があったんじゃないでしょうか。
今後は4強が頻繁に決勝に出てくることはなくなると思います。
運営側が選手たちの負担を深刻に受け止めるようになるが、
あるいは大会レベルの更なる引き上げを目論んでより強力な義務を準備してくるのか注目に値するところではあります。





  1. 2018/02/01(木) 12:05:00|
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2017念、全仏シード発表

さーて、いよいよ全仏が始まりますね。

シード選手のドローが発表されました。
デル・ポトロの近くを引いたかっわいそうなシード選手は誰かいな、と










  1. 2017/05/27(土) 01:11:52|
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ナダルvsゴファンの誤審について

記事の連続投稿となります。

コメント欄でナダルvsゴファンの誤審の話が上がりましたので
今回は少しばかりその辺の話などを。

まず、あのナダルvsゴファン戦は確かに誤審だったと思います。
当然のことながら誤審というのは無い方が良いわけですし、
今回のようにいざ発生してしまうと折角の試合に水を差してしまうのは間違いないです。

このような前提は当然というの上でのことではあるのですが、
反面、私は正直そこまで騒がなくてもいいのではないかという思いもあります。

ホークアイが設置され、チャレンジシステムが導入された時、私は実に画期的だと思いました。
それは正確な判定を機械に任せられるから、というわけではなく、
機械判定をチャレンジという独自のシステムに組み入れることで
審判の人間的な判定も残し、人と機械との両方を尊重するような形にしたからです。

チャレンジシステムでは今回のような誤審は防げますが、
しかしチャレンジを使い果たしていれば、同じように誤審のままになるわけです。
如何にホークアイが正確とは言っても決して審判を排除するのではなく
機械と人を上手く共存させるという点で非常に成功しているのではないかと感じています。

どのようなスポーツでも審判の問題はつきものですが、
テニスを知らない人との話になった時に、私はよくこのチャレンジシステムの話をします。
試みとして最も成功している例だと思うからです。
最近は他のスポーツでもビデオ判定が取り入れられてきていまして
それぞれに工夫が施されていますが
中でもテニスのそれはいまだに一番洗練されていると思います。

そういうことも含めて誤審というのはない方が良いものの、
ある程度の許容はありじゃないかとも思っています。

今回ゴファンにとっては大いなる不幸であったと思います。精神的な影響も多大だったでしょう。
しかし、あの1判定で試合が終了したわけではなく、ゲームは続きました。
両者はその後11ゲームを戦っていてゴファンが取ったゲームは僅かの1。
実にナダルに10ゲームを取られたことになります。
誤審の影響というのはいくらなんでも酷すぎる結果です。
誤審がなかったとしてゴファンが勝てたかといえばとてもそうは思えないですし、
仮に、あくまでも誤審のせいだった、ということであったならゴファンのメンタルは弱すぎます。
今後テニス界を引っ張っていって欲しい選手だというのにそれではいけません。

サッカーなどではよく判定が物議を醸すことがあります。
僅か数センチが入っていたか入っていないかでおお揉めに揉めたりすることもしばしばです。
それが大舞台の決勝点ともなれば大騒ぎするのも当然のことと思います。
しかし、ラインを割ったか割らないかがどれほど重要かということよりも
そもそも数センチずれていたら確実に点になっていたようなシュートを打たれている時点で
やられてもともとなんです。
決定的なシュートを打たせないようにできなかったのか、
そこまでボールを展開される前に止めることはできなかったのか
その決勝点の前に自分たちでもう一点取れるシーンはなかったのか。
そんなことを言い出せばきりがなく、数センチを話題にするのは
正直負けた悔しさを人のせいにしているに過ぎないとも思えるわけです。
まあこれは誤審とは少々違う話になってきますけど。

話を戻しますが、仮にゴファンがあの後フルセットにまでもつれていたらどうだったのか。
私はそこまで行っていたらあの誤審を大きく取り上げても良いと思います。
しかし不思議なもので、その後大いに競った試合になったのであるならば
試合の最初の方の誤審などは人々はあまり大きく取り上げないのではないかと思います。
試合が競れば競るほど、何十何百とあるポイントの中の一つにしか過ぎなくなるわけで、
ポイントの印象度は間違いなく薄れていくことでしょう。

次に、クレーでチャレンジシステムを導入したらどうかという話ですが、
それはすなわち、これまでクレーで行われていた折角の確認方法が無くなることを意味します。
今はクレーであれば、際どい判定に関して選手は何度でも審判に確認を依頼することができます。
しかしチャレンジシステムでは回数が付与されることになります。
これはこれでテニスの判定とはそういうものだ、という風にするのもありだとは思いますが
クレーコートならではの伝統的な判定は残したたいという意見もまた多いのではないでしょうか。
確かに今回の誤審に関してはホークアイで見たほうが良かったということにはなるのですが
必ずしもそれで全てが解決、好転するというわけではないのもまた事実だと思うのです。

まあ、今回はシステムがどうこうというよりは明らかな誤審が問題ということでありますので
再確認のために審判が任意でホークアイでチェックするというような決めごとの追加はありかもしれません。

個人的にはあの試合はゴファンのその後の落ち込み方の方が問題だと思ったのが一番でした。
もちろんそれはゴファンだけが原因ではなく、
ナダルが勝負どころを見極めて一気に勝負に出たのというのもあります。
スロースターターのナダルが相手の乱れに乗じて一気に攻めだすというのはこれまで何度も観てきたことですから、
トラブルをきっかけとして経験の違い、格の違いが如実に表れたとそのように思います。


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  1. 2017/04/25(火) 13:27:51|
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2016年末、ただのぼやき

皆さま、お久しぶりです。

最終戦後にぱたりと記事更新も止んでしましました。
すいません。

恒例のデータ更新を行っていかないといけません。
一応この更新は毎年最低限できているので今年も継続することを目標に頑張れます。

何でしょうね、以前のバリバリ更新してた時に比べて
プライベートの方での猛烈な忙しさが中々テニスデータに向き合わせてくれないというか、
もう少しテニスに没頭するまとまった時間が欲しいというのが正直のところでして。

今年だけでも撮りためたままでまだ観てない試合の多い事。
去年の分も一昨年の分もありますが、その辺はもう観ている時間がないかなあ、などと諦めていたり。

最近はネットにハイライトなどが上がっていてそれは凄く助かります。
そういうのも活用しつつ、選手のプレースタイルを把握していっています。
若い選手もまた少しずつですが出てきていますからね。

ただ、凄く観ている選手だと、追い詰められた時にこういうプレーをする傾向にあるとか
チャンスではいつもこのショットを選択するとか、
そういったその選手ならではの特徴を感じ取ることができるのですが
ハイライトだけではその辺の微細な感触がつかめないというのがあります。

年が明けるまでまだ少しがありますので
時間を見つけてはテニスに接する機会を何かと増やしていきます。

更新がないとブログに広告が出てきてしまうので取り急ぎただの近況でした、

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/12/12(月) 12:32:30|
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2016年、年度末1位の行方は?

djokovic-murray-2.jpg
パリ優勝でNo.1に到達したマレーですが、年度末のNo.1はまだ決まっていません。
ATPファイナルでマレーとジョコビッチは王座をかけた戦いを行います。

ジョコビッチは今年グランドスラム2つを取っているのですが、
仮にATPファイナルで結果を残さないと
グランドスラムを2つ取りながらNo.1になれないという不名誉な記録を作ってしまうことになります。

過去、このような例は4例あります。

1977年 ビラス(全仏、全米) No.1はコナーズ(GSなし)
1978年 ボルグ(全仏、全英) No.1はコナーズ(全米)
1982年 コナーズ(全英、全米) No.1はマッケンロー(GSなし)
1989年 ベッカー(全英、全米) No.1はレンドル(全豪)

もしもジョコビッチが年度末No.1を取れなかったとしたら、
ランキング制度発足以降の5例目を記録することになります。

過去の4例を少し見てみましょう。

vilas-2a.jpg connors-7a.jpg
ランキングの歴史を語る上で、よく取り上げられるのは1977年です。
この年のビラスはグランドスラム2つを含む16大会で優勝しました。
年間勝利数も132勝と歴代でも群を抜く記録を打ち立てています(参考までに去年のジョコビッチが82勝です)。
No.1の資格も十分なようですが、実際にはコナーズが1位、ビラスは2位でした。
この年のコナーズはグランドスラム獲得無し、タイトル数は8、勝利数は65と、
数字だけだとビラスの半分に過ぎなかったのですが、
当時の平均ポイント制度ではビラスを上回る結果となったのです。
ランキングポイントの算出方法にケチをつけるのも意味のないことで
当時の方式ではこういう結果だったというだけのことなのですが
多くの大会に出て、しかもよく勝っていたにも関わらず
出場大会の規模が小さいがためにポイントが薄められてしまったというのは少々気の毒に感じます。
現在の基準であれば恐らくこの年のビラスは1位評価だったでしょう。
また、この年にはもう一人好パフォーマンスを見せたボルグの存在もあって
ランキング評価を更に複雑なものにしています。
ボルグはウィンブルドンで優勝し、年間タイトル数はコナーズを上回る11で、
年間勝率に関してはビラスをも上回って第1位でした。

borg-8a.jpg connors-2a.jpg
翌1978年も同様の例ではありますが、遥かにまともなランキング争いとなりました。
グランドスラムはボルグが2つ、コナーズが1つでしたが、
タイトル数ではコナーズが10でボルグの9を1つ上回り、ATP最終戦でもコナーズが優勝しました。
年間勝率はコナーズが90%を超え、ボルグは僅かに90%を割りました。
ボルグを1位評価とすべきという声もあるのかもしれませんが、コナーズが1位でも全く問題はありません。
これは今年のマレー、ジョコビッチの争いに最も近い例ではないかと思います。

connors-6a.jpg McEnroe-9d.jpg
3例目の1982年ですが、これがまた1977年に近い印象を与えます。
1位はマッケンローでしたが、グランドスラムでも最終戦でも優勝しておらず、年間タイトルは5つでした。
そして2位のコナーズがグランドスラムを2つ取り、年間タイトルも7とマッケンローを上回っていました。
どちらも準々決勝以前には一度も負けておらず、年間通じてハイパフォーマンスだったといえます。
僅かに出場大会数がマッケンローの14に比べてコナーズは18とやや多く、
すなわち負け数の多さが平均ポイント制度での差となって表れたといえるかもしれません。
また、この年には1977年と同じく第3勢力がいました。
年間106勝を上げ(マッケンロー71勝、コナーズ78勝)、15タイトルを取り
年間勝率でも第1位と、77年ビラスにも匹敵する成績を収めたレンドルです。
グランドスラムこそ取りませんでしたが最終戦では優勝しましたから
これまたこの年のランキング評価を一層難しいものにしています。

現在のATPサイトで2位以下のランキングポイントが詳細に記録されているのは1984年からです。
それ以前に関してはデータが残っていませんので、
2位在位週やトップ10在位週のような詳細な記録を確認することができません。
これはすなわち1984年にランキング算出制度が変更されたということを意味します。
時期的にも1977年や1982年の結果が影響を及ぼしたことはほぼ間違いないでしょう。

becker-5a.jpg lendl-2b.jpg
さて、最後の例は1989年になります。
この年、グランドスラム2大会優勝のベッカーは2位で、1大会のレンドルが1位でした。
勘の良い方はお気づきと思いますが、両者、現在のジョコビッチ、マレーのコーチになります。
すなわち、今年2人はコーチの代理戦争を行うことになるのです。
その意味でも大いに注目されるところなのですが、
実は、この年のランキング評価はこれまでの4例の中では一番納得のいくものではあるのです。
確かにグランドスラムではベッカーの成績が上でした。
しかしグランドスラム以外の年間通じての活躍となると、ベッカーは他に3タイトルを取りましたが、
いずれも現在のマスターズ1000に匹敵するような規模の大会ではなく、より小さな大会でした。
一方でレンドルはマスターズ相当の大会4つを含む9タイトルを獲得しました。
全仏ではあの有名なチャン戦の4回戦敗退がありましたがそれ以外の大会では全てベスト4以上、
17大会出場中10大会優勝、出場大会での優勝率が50%を超えるという圧巻のパフォーマンスでした。
グランドスラムの成績だけを見てベッカーをこの年の1位評価すべき、
という声があるのも事実ですが、その意見に賛同はできません。

djokovic-murray-1.jpg
最後に今年のマレーとジョコビッチの成績を見てみましょう。
マレーはこれまで73勝9敗(89%)、タイトルは8。
ジョコビッチは61勝8敗(88%)、タイトルは7。
肉薄しています。
マレーのタイトルにはオリンピックを含みんでいますがこれはポイントには一切関係のない大会ですので
すなわちタイトル数は実質同じということになります。
グランドスラムはジョコビッチが2つ、マレーが1つ。
マスターズはジョコビッチが4つ、マレーが3つ。
大会規模で言えばジョコビッチがややリードしています。
決勝進出の数ではマレーが11(オリンピック除く)ジョコビッチが9と僅かににマレーがリード。
ランキングレースポイントではマレーが11,185、ジョコビッチが10,780、その差は405。
ATPファイナルの1勝は200ptですからもう、ほとんど差がない状態です。
たまたま僅差で今マレーが1位になっていますが
実質同じライン上にいる両名が最後の大会で決着をつけるという形になるでしょう。

もちろん、対戦成績は違います。
マレー10勝、ジョコビッチ24勝です。
ライバルというには結構数字に開きがあります。
この数字、エドバーグvsベッカーに似ています。(エドバーグの10勝25敗)
この両者もライバルと言われながらも直接対決では随分と差がありました。
しかし、先に上げた1989年では、
エドバーグがファイナルの決勝でベッカーを下しているというのは付け加えておきましょう。
もっともRRではベッカーが簡単に勝ってるんですけど。

今の勢いではマレー有利の声が大きいかもしれません。
しかし、パリ以前から述べていますが、ジョコビッチはここまで様子見で来ています、
絶不調というよりもファイナルに合わせた調整をしてきているのではないでしょうか。
ATPファイナルというのは正にジョコビッチ向きの大会です。
大会では1度の敗退は許されますから、試合を重ねて調子を上げてくるタイプのジョコビッチとしては
RRを突破してしまいさえすればもう怖いものはないでしょう。
一方で連戦連勝のマレーはどこまで体が持つか、どこで力尽きるのか、その点にかかってきます。

逆に言えば、ここでジョコビッチが勝てないとなると
今後に影響も出てきかねません。
ジョコビッチとしてはその意味でプレッシャーのかかる大会といえそうです。

ファイナルのグループ分けが発表されましたが
少し長くなりますので大会プレビューはまた別記事で行いましょう。


テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2016/11/09(水) 09:23:42|
  2. 雑記
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2016年、ウィンブルドンを終えて

ウィンブルドン後というのはテニス界では2月、12月と並ぶ3大「休止期間」といえます。
それだけに「祭りの後」感が大きいですが、それほど大きなお祭りだったということです。

今年はオリンピックがあって、それもスポーツ界の大イベントなわけですが
テニスに限定して言えば、変わり種という感じなのも事実です。
もちろん、無視できない大会であることは疑いもないですが
オリンピックを含めてゴールデンスラムというなら
むしろATPファイナルの方を割り当てるべきではないかと思ったりします。

どうしてもオリンピックを特別感を持って扱いたいのであれば
国別という部分を強調して、デビスカップと重ね合わせ、
2大国別タイトルという位置付けで語るのではいかがでしょう。
タイトルとしてはデ杯、オリンピックシングルス、オリンピックダブルスの3冠になるでしょうか。

参考までに、この国別タイトル3冠をすべて獲得しているのは歴史上で1924年のアメリカだけです。
そもそもオリンピックで単複両方金メダルというのが難しいです。
1988年の復活以降は2004年のチリが唯一の成果になっていますがその年のデ杯優勝はスペインでした。



肝心のウィンブルドン決勝ですが、2つくらい前の記事のコメント欄でも書いた通り
私は生でしっかりと観戦することができませんでした。
最後の何ゲームかと表彰式の模様は辛うじて確認できましたが
マレーとラオニッチの詳細な戦いぶりがレビューできずに残念です。

実際には、今の時代ですからいくらでも後から観戦する方法はあるのですが、
やはりここはさすが大きなお祭りというべきか、
終わった感が強くて、今から改めて観る気がせずに今に至ってしまっています。
ラオニッチはともかく今回はトップハーフに気持ちを奪われていた関係で
マレーのプレーをあまり見ていないんですけどね。いずれ取り上げる機会があれば。



最後にコメント欄について。
ここ2、3の記事でコメント欄において色々と盛り上がりを見せていただきありがとうございました。
ありがとう、というのも変な話かもしれないですが、丁度私が書き込みのできない時に重なってしまった関係で
一部話題に対して勝手に収束をお願いしたような雰囲気になってしまいました、大変申し訳ありませんでした。

ここで改めて取り上げる事項ではないかもしれませんが、
様々な意見があると共に皆さん熱心に当ブログに対してコメントを書き込んでいただいているということで
やはり私としてはありがとう、ということになるわけです。

膨大なコメント数になってしまっておりますので一つ一つに返信することはできませんがその点はどうぞご了承ください。

コメント頂く皆さんによっていくらか捉え方にブレがある場合もあるようですが
基本テニスの話題から大きく逸れることはないですし(もちろん逸れても可、なんですけど)
当サイトの最大の売りであるデータサイトという部分を最近さぼり気味の私以上に強調して取り上げていただく例もあって
結果的に非常に充実したものになっていると思います。
純粋な感想というか昨日の試合が面白かったとか誰々が良かったといった簡単なものでも
やはり私としては書き込みをいただくととても嬉しいです。

そもそも自由に書いてどうぞ、となっているコメント欄ですので
書き込み内容に関してはルール的なものを設けることはしていませんしその必要もないかと思っています。
皆さんの良識に委ねている部分ではありますが、私の感覚としてはほぼ完ぺきに守っていただいています。
毎度書き込みいただいたいコメントを読むのは大きな楽しみになっています。

様々な書き込みがあるわけですから当然ながらいくらかの意見の食い違いがあるとは思いますが
概ね「そういうものだ」と捉えていただく位の気楽な感覚でいただければよいのではないかと思います。

これからテニス界は休息期間に入ってしまいますが、
テニスのことも当ブログのことも頭の片隅に入れておいていただき、
たまに思い出してはまたご訪問下されば幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


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  1. 2016/07/13(水) 12:08:20|
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デル・ポトロのプロテクトランキング再考


さて、長期ブランクの前にコメント頂いた件でデル・ポトロのプロテクトランキングの話がありました。
ふうたん様よりいただいたコメントです。

私の方でもそれについて調べて少々返信の書き込みを行いました。
コメントの最後の方の部分です。


結論として、ATPサイトの記述から
プロテクトランキングがどんなものであるかは分かったが、
実際にデル・ポトロのプロテクトランクがいくつになるのかはわからない、というものでした。


ん~、一旦よくわからないで済ませはしたものの、
やっぱりどうしても気になってしまいまして、改めてもう一度確認してみました。

で、結論ですが、結局わからない!!

わからないです。

デル・ポトロが休みすぎというのもあるんですが、一体どこかから数えるべきなのか??

そもそも連続でプロテクトランキングって申請できるんですかね。
とにかく今回のデル・ポトロについてはいくつかの憶測を挟まないと解決には至らないと判断されました。

改めてプロテクトランキングについてコメント欄で記載した内容を転載します。


>現在のATPでは、かなり明確にプロテクトランキングの定義がされていますね。
>http://www.atpworldtour.com/en/rankings/rankings-faq
>
>なんとなく読んでいきますと、
>まず、6カ月以上の休養を取る選手が申請すれば認められる制度のようです。
>(サイトには書いてはいないですが、恐らく何度でも取得可能です。
> あるサイトではデルポトロは2014年の時点で実に7回目の取得となってました)
>
>ポイントの算出方法ですが、
>休養をスタートした日から3か月後までのランキングから平均値を出します。
>その平均値がプロテクトランキングとなります。
>
>プロテクトランキングを使わなくても直接エントリーができる場合や
>ワイルドカードで出場できる場合にはプロテクトランキングは有効ではありません。
>例えばナダルが6カ月休養して復帰したとしても
>ランキングが高すぎて復帰後も普通にエントリーできるでしょうから
>こうした場合にはあまりメリットのない制度となります。
>
>プロテクトランキングは復帰後最初の9大会かもしくは復帰から9カ月を経ることで失効しますが
>休養が12カ月を超える場合は12大会または12カ月に延長されます。

私の解釈がどこか間違っているのでしょうか?だとしたら申し訳ないのですが
どうにも解せない部分がありましたので再度検討してみたいと思います。


以下にデル・ポトロの状況を書きます。

2014年2月 ドバイ出場 大会後ランク7位

欠場11か月

ランク338位で復帰
2015年1月 シドニー出場 大会後ランク276位
2015年3月 マイアミ出場 大会後ランク555位

欠場11か月

ランク1042位で復帰
2016年2月 デルレイビーチ出場 大会後ランク420位
2016年3月 インディアンウェルズ出場 大会後ランク366位
2016年3月 マイアミ出場 大会後ランク340位


デル・ポトロも大変ですね。立て続けに欠場しています。

デル・ポトロは今年2016年のマイアミでプロテクトランクを使って出場しました。
マイアミはデル・ポトロにとって復帰後3大会目になりますが、前2大会はワイルドカードでしたので
実質プロテクトランクを使ってエントリーする最初の大会ということになります。

で、そのプロテクトランクはいくつなのかというと、
単純に考えれば、2015年3月が最後の出場なので、555位の時点でプロテクトがかかったことになります。
で、そこから3ヶ月後までの平均で算出するので、3か月後が572位、
すなわち凡そ500位台後半がプロテクトランクということになるでしょう。
でも500位台ってあまりにも低すぎてとてもマイアミにエントリーできるレベルではないです。

デル・ポトロは復帰後最初のデルレイビーチでいきなり準決勝に進出したので
本ランクは420位にまで上がりました。
これで既にプロテクトランクを超えてしまっています。
全くプロテクトランクの意味がないことになるんです。

ATPの記述からはここまでしかわかりませんでした。
仕方がないので、ここで仮説を出す必要があります。
注目は、今回の欠場の前にも、もう1つ2014年2月からの欠場があるということです。
この時はランク7位で欠場に入っているわけですが、
2015年に一旦復帰した時には当然ながらこの時のプロテクトランクが採用されたはずです。
この時の欠場では最初の3ヶ月は7位からほとんどランクが動きませんでしたので
プロテクトランクも7位ということになります。

つまりデル・ポトロは2015年に一旦プロテクトランク7位で復帰したものの、
すぐにもう一度欠場してしまったということになります。
プロテクトランクが効いている間にもう一度プロテクトをかけるとどうなるのか?
もしかしたら本ランクではなく、プロテクトランクにプロテクトがかかるのではないでしょうか?
そうなると、今回500位ではなく、7位のほうが採用されたことになります。

7位であればマイアミにも余裕でエントリーできます。
やれやれこれで解決か、と思いきや、そうもいかない部分がありました。
7位って今度は高すぎるんです。シードです。
ランク一桁台であればどんな大会であれ余裕でシードがもらえます。
しかし、デル・ポトロはマイアミでシードされていませんでした。

ここでもう一つの仮説です。
プロテクトランクでは、如何に高位であってもシード権はもらえない、というもの。
ここまで来ればようやくそれらしい感じになってきます。

しかし、2つも仮説を立てないと納得できない制度というのも、
一見簡単で明確に定義されているようでいてなかなか難しいものなんですね。

こんな長々と書いておきながらどこかで思いっきり間違っているかもしれませんが
その際にはご容赦ください。

結局のところ、あくまで私の勝手な憶測が思いっきり入っての記事ですので
結論は変わっていないです。

「よくわからない」


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  1. 2016/04/20(水) 17:53:52|
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マレーは最強ジョコビッチを崩せるか

前記事のコメント欄で、決勝でのマレーの戦い方についてラカン様とちょっとした会話になりました。
その流れでもう少し個人的に色々と考えてみようかなということになり、
ぐだぐたと思い付いたことを書いていこうと思います。
(ラカン様ありがとうございます。)

今の力関係では、「マレーがジョコビッチに付け入るには」
といったタイトルの方がふさわしいかもしれませんがね。

さて、対ジョコビッチを語るに、今大会では何を置いてもシモン戦を取り上げるべきかと思います。
ジョコビッチ自身の不調が原因でまさかの苦戦になりました。

不調が最大の原因であるのは事実ですが、それだけが原因だとするのは少々乱暴です。
シモンの戦い方にも十分に参考になるものがあったと思います。
これで少しは面白くなるかと思ったのですが、残念ながらそれ以降にジョコビッチと当たった
錦織、フェデラー、マレーは、いずれもシモンを参考にしたかのようなプレーは見せませんでした。

シモンはジョコビッチを相手に角度をつけないショットを多用していました。
角度のついたショットはジョコビッチの逆襲の餌食になりますのでそれを可能な限り封じたことになります。

また、強打での打ち合いにも付き合わず、緩い球を多く使いました。
これもジョコビッチは結構嫌がっていたように感じました。
浅く入った球を上から叩きつけるのがジョコビッチ必殺技ですが
球を緩くすることで深いコントロールショットが可能になりますし
仮に少し浅くなったとしてもシモンの球筋はフラット気味なのであまり跳ねないボールになりました。
ジョコビッチとしては短期で決定打を打ち込む隙が少なかったと思います。

それでも好調のジョコビッチであれば
長いラリーからチャンスを算出する余裕のラリーが展開可能なのですが
不調であったことも災いして長いラリーになってミスを重ねるというシーンが多くなりました。

確かに錦織やフェデラーは長い打ち合いでチャンスを待つタイプではなく
短期決戦の方が向いていますのでシモンと同じようなプレーは難しいかもしれませんが
マレーであれば、球筋もフラット系を多用できますし、何より守備力がありますから
シモンの様なプレーをすることでチャンスを待つこともできたのではないかと思うのです。

今のままでは勝てないのですから、
今後ジョコビッチを打破するには真っ向からの打ち合いは避けるのも手でしょう。

マレーは馬鹿正直に正面から行ってしまいました。
なんというかマレーには狡猾さがないというか、プレーが常に全力なんですよね。
そこが好ましく思える点であり、同時に物足りなく思える点でもあるのです。

ジョコビッチの試合前のコメントで
「マレーは常に全力の勝負を要求してくる」というようなものがありました。
これは事実なのでしょう。相手を疲れさせるプレーというのはマレーには大いに当てはまります。
ただ、相手を疲れさせるのはまだ良いにしても、自分がもっと疲れながらというのでは結局やられます。
ジョコビッチにもナダルにも対戦成績で分が悪いのは、
自分よりも体力がある相手に体力勝負を仕掛けているからに他ならないのです。
自分は疲れずに相手を疲れさせるよなプレーでなくてはいけません。

出たての頃のマレーを知っている人ならば同じ思いを抱いてくれるのではないかと思うのですが
かつてのマレーはもう少し多彩で幅のあるプレーの可能性を感じさせてくれていました。

当時は正にフェデラーの一強時代でしたが、フェデラー以外の選手は全てのパワー型という印象でした。
緩急自在のフェデラーに対し、その他大勢のパワーが全く通用しないという時代だったわけです。
その中で、例外的に柔らかなタッチやネットプレーもこなす緩急を持つ選手として
リュビチッチとマレーの名前が上げられ、その可能性に注目されていました。
この両者は、緩急を使いこなした上に更にパワーもあったということで印象が格別でした。
フェデラー時代の少し前には非パワー型としてヒューイットやハースが隆盛を誇っていましたが、
フェデラーと他のパワー型選手の登場により次第に追いやられてしまいました。

可能性ばかりが取り沙汰されてグランドスラムで一向に実績の出ないリュビチッチに比べて
マレーはめきめきと頭角を現していきました。
一時はフェデラーに4連勝して対戦成績も6勝2敗と大幅にリードしました。
フェデラーと同等の緩急を持ち、フェデラー以上のパワーを持つ、そんな大げさな評価もあったでしょう。
2009年にはランキング2位になりました。ジョコビッチが2位になるのはその翌年ですから、
フェデラー、ナダルの2頭体制に最初に物言いをつけたのは他ならぬマレーだったのです。
2008年の全米準決勝でナダルを下したときのマレーなど、
正に緩急自在のプレーでナダルのパワーとスピードを翻弄する姿を魅せていたのでした。

しかし、その後、ナダルの更なるパワー強化、ジョコビッチの台頭などに合わせて
緩急では対抗できないという雰囲気が出はじめます。丁度フェデラーが苦しんだように。

フェデラーはその頃にはプレーをストロークスタイルに切り替えていました。
マレーもまた次第にパワー型のプレーにシフトしていきました。
元々パワーはあったのですからそのプレーでもやっていけたのはわかります。
一般にプレースタイルを変えるのは難しいことですが、この場合は単純化ですのでそう難しくありません。
こうしてマレーは長いキャリアの中で、ただ走って打つという単純なプレーに落ち着いていったのです。

確かに一時期はそれで結果が出せてたのだから良いでしょう。
ただ、今は違います。現にそれでは既にジョコビッチに通用しなくなってしまっているのですから。

以前のイメージを持っていると、マレーはネットも多様にこなす選手という気がしますが、
今のマレーはネットに出る回数は思いの外少ないです。
折角良いものを持っているのに使いこなせていない感が強いです。

一時期ストロークスタイルにシフトしていたフェデラーが、
パワー対決では完全に遅れを取ってしまったことを自覚し、
またネットに出るようにスタイルチェンジさせました。
そして見事に結果を出しています。これは凄いことです。

今のテニス選手は目の前にこういう生き字引がいるのです。
マレーが目指すのはフェデラーではないですか。
もちろんプレースタイルを全く同じにするということではありません。
あのプレーは歴史上でただ一人にしかできないでしょうから。
ただ、マレーはその姿勢をこそ見習うべきなのです。

何より、フェデラーが諦めたパワーがマレーにはまだあります。
シモンのプレーを取り入れて緩急を自在にするだけでも格段にプレーの幅は広がると思うのです。
先にスタイルチェンジは難しいと述べました。
マレーも中堅からベテランに近くなる年代ですから当然大変でしょう。

単純に緩急を使えばいいだけならば簡単なのではないかと思われるかもしれません。
しかし「使いこなす」となるとちょっと違うのです。
緩急を取り入れることで大変なのはミス対策です。
緩い球の応酬からあるタイミングでハードヒットに切り替えるというプレーになるかと思いますが
このようなショットを多様するとなるとミスが多くなります。
リュビチッチが正にそうでした。タッチも強打も良いものがありましたが、
大事な場面でミスが多かったし、一度ミスが出はじめるとその後の連発が目立ちました。
多彩さを持っているその反面、安定感の欠如があったのです。
緩急を多用しない今のマレーのショットには安定感があります。
この安定感をキープしたまま緩急を積極的に取り入れていくのはなかなか難しいと思います。
それでもチャレンジする価値はあるのではないでしょうか。
ジョコビッチに対抗していくにはこうした変化が必要だと思うのです。

マレーには、グランドスラムのタイトル、ランキング1位など欲しい物はあると思います。
でも、テニス界の現状を見れば、ただジョコビッチを倒すことだけを考えていれば
その他の結果はおのずとついてくるのではないでしょうか。



《追記》

記事をアップした後に前記事のコメント欄にぐるぐる様からのコメントをいただいていたのに気付きました。
マレーのプレースタイルについての見解が私の否定的で頑なな意見とは違っていてとても面白いと感じました。
観る人による見解の違いによって色々と意見もあるというのが面白いところです。

参考までに以下のリンクです

http://ausaga.blog71.fc2.com/blog-entry-982.html#comment4270

私も思ったことを書いてはいますが、自分の意見が正しいなどとは思っておりませんので
こうした様々なご意見いただけると嬉しいですしまたとても楽しいですね。
(ぐるぐる様ありがとうございました)


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  1. 2016/02/03(水) 10:44:12|
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