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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2021年、今年トップ100に入った若い選手

ATPのサイトで、今年初めてトップ100に入った若い選手を特集しています。
詳細な内容はサイトに載っていますが、少しかいつまんで紹介してみます。

サイト内では5人のメンバーを紹介しています。

・セバスチャン・バエズ(20歳 アルゼンチン)最高位:97位(11/22に記録)
・ジェンソン・ブルックスビー(21歳 アメリカ)最高位:56位(11/01に記録)
・フアン・マヌエル・セルンドロ(20歳 アルゼンチン)最高位:85位(11/01に記録)
・ヒューゴ・ガストン(21歳 フランス)最高位:66位(11/22に記録)
・ブランドン・ナカシマ(20歳 アメリカ)最高位:62位(11/15に記録)

5人全員が最高位を記録したのは11月に入ってからとなっています。
今年に入ってからブレークしたのだということがわかりますが、これにはもう一つからくりがあり、
昨年までは2年間のプロテクトポイントがあったため(今年もまだ少し残ってますが)
古い選手のポイントが保護される一方で新しい選手の伸びが表れにくい形となっていたのです。
来年はプロテクトポイントも大きく減ることからランクの入れ替えは更に行われると思います。

5人を簡単に紹介します。

バエズ:ATPチャレンジャーツアー史上最年少でシーズン6タイトルを獲得し20歳以下では最多の年間44勝を記録。

ブルックスビー:5人の中では最上位の56位を記録。全米ではカラツェフを下し、ジョコビッチと対戦し1セットを取る。

セルンドロ:2月のトップ大会デビューでいきなり優勝。NextGENでは優勝者アルカラスから唯一セットを奪った選手となる。

ガストン:昨年全仏で名を知られ、今年はパリマスターズでカレーニョ・ブスタ、アルカラスに勝って準々決勝に進出。

ナカシマ:7月に2大会連続で決勝に進出。2001年ロディック以来の10代で複数大会決勝に進出したアメリカ選手となった。

5人は何れも今年のNextGENファイナルズ出場権を獲得しました(ブルックスビーは怪我で棄権)。
NextGENは他に優勝のアルカラス(18歳)、準優勝のコルダ(21歳)、一足先に名前の知られていたムゼッティ(19歳)が出ました。
そしてもう一人、デンマークのルーネも出ていましたが、彼は惜しくもランク103位となっていて
残念ながらこの記事からは外れています。アルカラスと同じ18歳というとても若い選手です。
ルーネは今年全米1回戦でジョコビッチと当たり、1セットをタイブレークで取っています。
アイドリング状態であったとはいえグランドスラムのジョコビッチからタイブレークを取るとは自慢していいレベルです。

他にトップ100に入っている若い選手(21歳以下)でいうと、
もはやツアーレベルでもトップ選手のシナー(20歳)とオジェ・アリアシム(21歳)がいます。
さすがに10代となるとアルカラスとムゼッティだけですが、若手選手の話題は豊富で特集を組むに値するコンテンツだといえます。

当ブログの今年の振り返り記事の中でも取り上げていますが、
今年のランク上位者は若い選手の比率が非常に多いのが特徴です。
男子テニス界では、少し前まで、あの人やあの人やあの人のせいで、
若い選手は出ると同時に死んだ魚のごときとなって、青田買いなどというものに意味を感じることができませんでした。
しかし、さすがにもうそろそろ若手への期待値も上がってきて良い頃合いではないでしょうか。
抑えに抑えられた鬱憤が、例年にない若手の伸びを感じさせてくれています。



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  1. 2021/12/06(月) 11:38:00|
  2. 2021年振り返り
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2021年、振り返りその5

今回も振り返りです。
これまで各選手やデータについて詳細を取り上げましたが
もう少し雑談っぽく取り上げていきたいと思います。
ATPのサイトにも同じような特集があったのでそこからの引用も含みます。

メドベージェフが年間2位で終了しましたが、
そういえば年間2位というのはビッグ4以来では結構久しぶりのことです。
調べてみました。2004年のロディック以来でした。
実に16年前、いや長いです。
年末1位がビッグ4以外になるのもそう遠くないでしょうか。
来年か再来年か。

そして変わらず強かったジョコビッチ、
年末1位が7回目でこれはサンプラスを交わして単独1位でした。
オープン化後では当然前人未到ですし、テニス史においても私の集計ではチルデン、ゴンザレスと並びます。
もうレジェンド&レジェンド。
チルデンもゴンザレスも、そしてサンプラスもですが、ライバルはいたものの、No.1在位については独占状態でした。
逆に、強烈なライバルがいると、レーバー&ローズウォールや、コナーズ&ボルグ、マッケンロー&レンドルのように
一人が年末No.1を占める年数は分散されるものです。
しかししかし、ジョコビッチはどうでしょう。
フェデラー、ナダルという強烈でヤバいライバルがいたのにも関わらずこれですから、
しかも、フェデラー、ナダルだって十分ヤバいという状態でもう一体どうしちゃったんでしょうという感じです。

2010年代は3強、4強だけでなくベテランたちが軒並み強い時代で、
今後のテニス界はこううなっていくのか、と思ったこともありましたが、
さすがに今思うとあれは特殊なケースで、あんな時代はもう来ないのかもしれないです。
トップ10選手も急に若返りましたす。
もちろんまだメドベージェフやズべレフが10年経っても強いかもしれず、答えを出すには早すぎますけど。

今年はトップ10のメンバーのうち実に8人が25歳以下となっています。
急な若返りでびっくりします。
8人ものトップ10がいるというのは1995年以来のこと、という大変久しい例のようです。
1995年といえば、サンプラスやアガシですら25歳以下ですから
これはもう4強とかの話ではなく、ある意味特殊な例なのかもしれません。
最年少はシナーの20歳。10代のトップ10とはなりませんでしたがこうも若いトップ10選手の登場も久々です。

ノトップ100の中に、アメリカ選手が12人入ったそうです。
国別で最多といわれてちょっと驚きますね。
アメリカってテニス界はもう終わったのるかと思いきやそうでもなかったようです。
以下、スペインの10名、府rナス9名、イタリア8名、アルゼンチン7っ名と続きます。
トップ50でも、アメリカとスペインが6名で最多ということでした。
アメリカの最上位はテイラー・フリッツの23位、続いてイズナー24位、オペルカ26位と続きます。

最後にフェデラーとナダルを。

16位のフェデラーは今年40歳で最年長のトップ100選手となりました。
これまで40歳で年末トップ100というと、ローズウォール、コナーズ、カルロビッチ(!!)。
そこに加わったことになります。
40歳でのトップ20となるともうローズウォールだけです。
まあローズウォールは40歳でトップ10に入っていますのである意味化け物じみていますが
フェデラーもそれに近い存在になっているわけです。
そして40歳代での年間のグランドスラム勝率87.5%というのはもちろん史上最高になります。

ナダルは17年連続トップ10入りを果たしています。
去年までコナーズと並んで1位タイでしたが、これで単独1位になりました。
フェデラーは2016年と今年、ジョコビッチは2017年に年末をトップ10外で終わらせているので
これはナダルのみが到達し得た驚異の記録です。


  1. 2021/12/02(木) 13:12:21|
  2. 2021年振り返り
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2021年、ATPデータ振り返り、その4(各種STATSの続き。最後ATPサイトについて少し)

前々々回前々回前回に引き続き2021年を振り返っていきます。

今回もSTATSです。ATPのSTATSページで「52Week」で表示した数字を確認しています。

《インドア勝率》
1. 87.5% 07-01 ジョコビッチ
1. 87.5% 07-01 クォン
3. 83.3% 10-02 アルカラス
3. 83.3% 05-01 ゴファン
5. 81.3% 13-03 ズベレフ
5. 81.3% 13-03 メドベージェフ
7. 80.0% 12-03 チリッチ

おお、これは意外な、ジョコビッチと並んでクォンが1位。
第1セット取ってからの負けなさが高いとインドア勝率も高いの法則発動!!
アルカラスはNextGENの結果が、そしてチリッチは年末辺りの駆け込み勝利が大きく影響しています。
インドアの大会は少ないですから1~2大会の結果が極端に数字に表れます。
因みに最多勝利は9位にランクされているシナーの14勝でした(6敗、勝率70%)。
今年のシナーはよく試合に出ましたから。


《対左利き成績》
1. 100% 6-0 ベレッティーニ
1. 100% 6-0 ルースヴオリ
3. 100% 5-0 ナダル
4. 87.5% 7-1 ジョコビッチ
5. 85.7% 6-1 ルード

ちょっと特殊なので本来は特に取り上げる数字ではないのですが
今年は上位陣にとってはだいぶ稼ぎやすくなった数字なのではないかと思います。
全ての右利き選手の勝率を下げ続けてきた元凶が、長期休暇に入ってますんで。
まあ、まだ今年は本人もちゃんと3位に名前入ってますけどね。ジョコビッチの1敗もそれですし。
来年はどうなりましょう。現在トップで左利きというとノリー、シャポバロフ辺りです。
2位のルースヴォリはランク94位、フィンランド22歳の若い選手です。今年はノリーに勝ってます。
対左利き成績とは関係ないですが今年のハイライトは3月のマイアミで、
アルカラス、ズベレフ、イマーに勝ってベスト16に進出し、準優勝者のシナーに敗れています。


《マスターズ勝率》
1. 81.8% 09-02 ジョコビッチ
1. 81.8% 09-02 ナダル
3. 79.2% 19-05 ズベレフ
4. 75.0% 18-06 メドベージェフ
4. 75.0% 12-04 イズナー
6. 74.1% 20-07 チチパス
7. 72.7% 16-06 ルード
8. 69.6% 16-07 ホルカチ
9. 68.8% 11-05 ノリー
10. 68.0% 17-08 ルブレフ

だから~、だからさ、もうグランドスラム以外は若手が主導権握ってるんじゃなかったのか?
ここでもこの2人がトップとは思いませんでした。もうびっくり。まあ試合数は少ないですけどね。
それを言うとイズナーも試合数が少ない割に好位置につけているという点で意外です。
もっとも、試合数も鑑みれば、ランク上位の選手が順調に数字を上げているといえます。
ホルカチやノリーなど優勝者が高いのは当然のことと思えますが、
ルードやルブレフなどマスターズで大活躍したわけではない選手でもランク入りしているのは
年間通じて安定して戦えていたのだということができます。
今年のマスターズ最多勝利者は唯一20勝を上げたチチパスでした。


《クレー勝率》
1. 86.4% 19-03 ナダル
2. 85.7% 18-03 ジョコビッチ
3. 84.8% 28-05 ルード
4. 82.1% 23-05 チチパス
5. 81.0% 17-04 カレーニョ・ブスタ
6. 77.8% 14-04 ズベレフ
7. 76.5% 13-04 ベレッティーニ
8. 73.7% 14-05 ノリー

もうわかりました。わまりました。強いです、認めます。
トップの2人はもうしょうがないとして、別のことで盛り上がるべきでしょう。
ルードですが、今年は勝ちも勝ちました。
クレー最多勝利であり、勝率も人間では第1位です。
年間勝率でも数字の高かったカレーニョ・ブスタがここでもさりげなく顔を出しています。
ノリーも今年はクレー勝率がことのほか高かったのが印象的です。


《グラス勝率》
1. 100.0% 07-00 ジョコビッチ
2. 91.7% 11-01 ベレッティーニ
3. 85.7% 06-01 アンダーソン
4. 81.8% 09-02 チリッチ
5. 80.0% 08-02 ウンベール
6. 80.0% 04-01 ブルックスビー
7. 77.8% 07-02 メドベージェフ
7. 77.8% 07-02 ルブレフ

その年のウィンブルドン優勝者が100%でグラス勝率1位というのは例年よくあることです。
ジョコビッチはいつも通り前哨戦には出ませんでしたからわかりやすく7勝0敗で1位となっています。
準優勝者のベレッティーニが2位であるのも納得ですが、
更に前哨戦でも優勝しているので勝利数も最多となっています。
グラス大会は開始自体少ないので安定して勝っていたとかではなく
各大会の優勝者や上位者がピンポイントで上位に入ってきます。


《ハード勝率》
1. 86.7% 26-04 ジョコビッチ
2. 85.2% 46-08 メドベージェフ
3. 82.0% 41-09 ズベレフ
4. 72.0% 36-14 シナー
5. 71.4% 25-10 ルード
6. 71.1% 32-13 チチパス
7. 70.8% 17-07 ベレッティーニ
8. 70.4% 19-08 イバシュカ

強さを如実に示す指標としてハードコート勝率は重要となります。
やはりトップ3が8割越えで他を圧倒していました。
4位のシナーも立派です。数字は3位と結構離れていますが多くの試合をこなして結果を出しました。
クレー特化と思われていたルードもそうですね。今年は頑張ったと思います。
ハードでも戦えるということはランクの伸びにも直結することになります。
8位に入ったイバシュカは27歳の中堅選手で、小さな大会での活躍がほとんどでしたが
今年は自己最高のランク43位を記録しています。


《タイブレーク勝率》
1. 70.0% 14-06 バシラシビリ
1. 70.0% 14-06 カレーニョ・ブスタ
3. 67.6% 25-12 ズベレフ
4. 66.7% 22-11 イズナー
4. 66.7% 16-08 ムゼッティ
4. 66.7% 14-07 フォニーニ

年間で見るタイブレーク勝率というのはまあ参考程度という感じですが
今年は1位が二人70%に達しています。タイブレークで70%というのは凄いです。
カレーニョ・ブスタは結構ちょくちょく色んなところに顔を出してきますね。
因みにノーマークであったもう一人の1位、バシラシビリですが
今年だけでなくタイブレークには強く、生涯成績でも60%を超えています。
現役で60%超えはフェデラー、ジョコビッチ、イズナー、マレー、ナダルだけです。
ズベレフはタイブレーク勝利数年間1位でした。多く勝って率も高いとは立派です。
今年の活躍で生涯タイブレーク成績を59.9%にまで上げてきました。6割まであと一歩!
イズナーは例年通りさすがのタイブレークマスター戦績といえます。
因みに今年タイブレークを最も多く戦ったのはオペルカで、
22勝16敗(57.9%)とズベレフを一つ上回る38戦に達しました。
イズナーと並ぶタイブレークマスターであるジョコビッチは
今年は12勝12敗とやや低迷したのは意外でした。


さて、4回に渡ってしまいましたが、ひとまずデータで見る今年の振り返りは一旦ここまでです。
楽しんでもらえれば幸いです。


最後に、だいぶデータが整備されてきたATPサイト
ありがたく使わせていただいておりますし、大変助かってもいます。
今回もこれを信じて記事にしてきたわけですが、
それでもまだいくつか、おや?と思うようなものもあります。
いつもの私のぐちぐちした話なので、興味の無い方は以下はスルーして下さい。

例えば、ATPのSTATSサイトでは今回取り上げた「52Week」の他に「Year To Date」
という選択肢があります。年の最初から今日まで、ということですね。
年末に至った現在では両方はほぼ同じ意味になるかと思うのですが、
なぜかデータが少し違ったりします。

例えば、52weekの方では、過去一年ということなので、厳密には昨年の年末も含まれるわけです。
例年であればまだデ杯がありますから少し違うのは当然なのですが、
昨年はこの時期にデ杯はありませんでした。つまりもうデータは同じはずなんです。

しかし、例えばタイブレークで「Year To Date」を選ぶと、52weekとは違って
バシラシビリ、カレーニョ・ブスタでなく1位がストリッカー、2位がキリオスになります。
両者ともに試合数が6-1、5-1と少ないので、恐らく52weekの方ではそれが理由で省かれているのでしょう。
まあこの辺りは理由が想像できるのでまだいいのですが、
そうしたことはちゃんと欄外にでもいいので書いておいてほしいところです。
パッと見違うので一瞬困惑してしまいます。

不可解だったのは、今回取り上げなかった「Versus Top Ten」という項目です。
対トップ10選手との対戦成績ですね。
一見面白そうだったので取り上げたかったのですが、内容が実態と全然違います。

2021vs10_52week.jpg

ティエムが5勝5敗です。おお、そんなに戦ってのか!と感心したのですが実際には0勝2敗でした。
そしてズベレフの12勝12敗というのも多すぎます。
一応計算してみたところ去年の全米までさかのぼれば両者ともこの数字になります。
しかし、52weekですらないとは何とも不可解な数字なんですね。

今度はここを「Year To Date」にしてみると以下のようになります。

2021vs10_uptodate.jpg

これは合ってる気がします。ジョコビッチの数字はこれが正しいものでした。
つまり、この項目に関しては「Year To Date」で見るのがいいということですね。

こういう具合につぶさに見ていけばデータの正誤も判別していけるのですが、
普通にATPのサイトで出てくるデータであればそのまま信じたくなるものです。
今回は細かいところなのでまだいいのですが、少し前までは勝利数とか優勝数とか
重要な箇所ですら全然信用できないデータが公開されていたという経緯がありますから
こうしたエラーが他にもあるのかも、とまだまだ疑いながらの触れ合い方になってしまいます。



  1. 2021/11/29(月) 06:00:00|
  2. 2021年振り返り
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2021年、ATPデータ振り返り、その3(各種STATS。GS勝率は意外なランクに!)

前々回前回に引き続き2021年を振り返っていきます。

今回はSTATSです。ATPのSTATSページで数字を確認できます。
ここで「52Week」で表示した数字を確認し、気になるものをピックアップしてみました。

《勝率》
1. 87.9% 51-07 ジョコビッチ
2. 82.8% 24-05 ナダル
3. 81.7% 58-13 メドベージェフ
4. 79.7% 59-15 ズベレフ
5. 77.4% 41-12 ベレッティーニ
6. 76.4% 55-17 ルード
7. 74.3% 55-19 チチパス
8. 69.0% 49-22 ルブレフ
9. 68.5% 37-17 カレーニョ・ブスタ
10. 68.2% 15-07 ブルックスビー

当然ながらジョコビッチが1位。
試合数が少ないものの2位はナダルでした。ズベレフは惜しくも80%に届かず。
そして9位と10位の選手が少々意外でした。
カレーニョ・ブスタはオリンピック銅メダルでしたが、それ以外に目立った活躍をしていません。
タイトルは一応2つ取っているんですが。
また、ブルックスビーは全米では4回戦に進出してジョコビッチに敗れましたが、その前にカラツェフを下しています。
試合数も少なく、まだこれからの選手です。
今年はNextGENにもエントリーされていましたが怪我のために出場を断念しています。
両者はノリー、シナー、ホルカチなどよりも勝率が高かったということになります。


《最初のセットを失った試合での勝率》
1. 70.0% 14-06 ジョコビッチ
2. 53.8% 07-06 ゴヨフチク
3. 50.0% 09-09 メドベージェフ
3. 50.0% 08-08 ズベレフ
5. 47.4% 09-10 チチパス
6. 40.0% 06-09 ベレッティーニ

ジョコビッチの70%という断トツの数字が凄いです。通常この数字は50%でも破格です。
メンバーを見るとほぼ実力相応と言えるでしょう。ほぼ。
えーと、ゴヨフチク?
錦織と同じ年齢のドイツのベテラン選手ですね。
今年のランクは85位、出場大会は9、戦績は13勝9敗。
今年上げた13勝のうち実に半数以上が1セットを失ってからの勝利ということになります。
比較的多めのジョコビッチですら51勝のうち14勝が該当ですから
ゴヨフチクの第1セット失い力には感服といったところです。
率ではジョコビッチの数字は本当に破格なんですが、
ここではゴヨフチクに話題持ってかれちゃいました。


《最初のセットを取った試合での勝率》
1. 97.4% 37-01 ジョコビッチ
2. 95.8% 46-02 ルード
3. 94.4% 34-02 シュワルツマン
4. 94.1% 16-01 クォン・スンウ
5. 93.5% 29-02 オジェ・アリアシム
6. 93.1% 27-02 アルカラス
6. 93.1% 27-02 コルダ

では、持っていかれた話題を思う存分に取り返してもらいましょう。
ここでもジョコビッチの数字は破格でした。
逆に敗戦は1試合あったというのが意外なくらいですが、
その唯一の敗戦はオリンピックのズベレフ戦でした。
ジョコビッチのテニス人生でも特に強烈なプレッシャーのかかった1戦で、
その非常に珍しい逆転劇が話題になったのも記憶に新しいところです。
そこまでの状況が揃わないと他の選手はジョコビッチ相手に成す術なしということになります。
試合数は少ないですが韓国のクォンも敗戦は1試合のみでした。
全体的に勢いに乗ると止まらない系の選手が強いでしょうか。
NextGENファイナリストのアルカラスとコルダが6位タイで並んでいるのがいい感じです。


《5セットマッチ勝率》
1. 100% 4-0 ジョコビッチ
2. 100% 3-0 アルカラス
2. 100% 3-0 錦織
2. 100% 3-0 シャポバロフ
2. 100% 3-0 イマー

5セットマッチを3試合以上していて全勝しているのは5人です。
やはりここでもジョコビッチ、もう貫禄の1位ですね。
そして2位タイの4名の顔ぶれたるや、いやいや。もう完璧なネタ枠って感じ。錦
織がここで出てくるとは嬉しいじゃないですか。


《決勝勝率》
1. 100% 6-0 ズベレフ
2. 100% 5-0 ルード
3. 100% 3-0 ホルカチ
4. 100% 2-0 デミノー
4. 100% 2-0 ナダル

決勝負けなしの選手は5人でした。
最多タイトル獲得者でもあったズベレフが決勝で全勝だったというのは凄いです。
因みに、ジョコビッチは5勝2敗、メドベージェフは4勝3敗で、タイトルこそズベレフが上でしたが、
決勝進出回数に関してはこの2名の方が1つ多く、今年の最多となっています。
参考までに、ノリーが2勝4敗で決勝進出6、
チチパスが2勝3敗、シナーが4勝1敗で決勝進出5でした。


《グランドスラム勝率》
1. 96.4% 27-01 ジョコビッチ
2. 87.5% 07-01 フェデラー
3. 87.0% 20-03 メドベージェフ
4. 84.2% 16-03 ベレッティーニ
5. 81.8% 09-02 ナダル
6. 81.0% 17-04 ズベレフ

まあまあまあ、ジョコビッチがトップ。これはもう圧倒的。
その他今年活躍したランク上位者がランクインしているのはさすがにわかります。
あ、メドベージェフは20勝上げてるんですね。凄い。おめでとうございます。

で、なんでいるのよ、そこの2人。

活躍しなかった年でも取り敢えずGS80%勝っとかなきゃ気が済まない人たち、一体何なんでしょう。
2位のフェデラーは今年2大会に出てますが、全仏は試合前の棄権だったので
記録上敗戦は付いておらず、今年は1敗しかしてないことになります。
このフェデラーの7勝1敗というのがどのような数字かといいますと
ある選手がグランドスラムに出場しました、準優勝しました、すごい、ということになりますが、
それで、6勝1敗です。おおフェデラーよ、なんじゃそりゃ。

まあ、その凄いフェデラーの数字から、更に単純に勝利が20だけ多かったジョコビッチ、
というのがどれほどヤバいのかは想像に絶するところだと改めて感じます。

また長くなったので一旦切ります。
結局グランドスラム勝率だったかな、ここでインパクトのあった数字というのは。


  1. 2021/11/28(日) 09:44:00|
  2. 2021年振り返り
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2021年、ATPツアー振り返り、その2

前回に引き続き主な選手の今年を振り返ってみます。

ノリー
インディアンウェルズを含むタイトル2つ獲得、自己最高の12位、代役によるATPファイナルズ出場と
ノリーも今年大きく飛躍した選手です。今年の戦績は50勝24敗(.676)。
率は高くないですが、勝利数50を上げたのは他にズベレフ、メドベージェフ、チチパス、ルード、ジョコビッチなので
こうしてみると今年はかなり勝ったということがわかります。
タイトル2つはいずれもハードコートでした。
また、クイーンズで準優勝、ウィンブルドンは3回戦だったものの
フェデラーと接戦を演じるなどイギリス選手らしくグラスコートに強いのも納得です。
しかし今年の戦績ではクレーコートでの数字がよかったのが目を引きます。
クレー大会では2つの準優勝がありました。
このままどのコートでも安定して勝てる状況が続くと来年のトップ10入りもわけないでしょう。

オジェ・アリアシム
タイトルこそなかったもののインパクトのある活躍をした若手選手でした。
特に全米ベスト4、ウィンブルドンベスト8、全豪でも4回戦とグランドスラムでの活躍が目立ちました。
年間を通して見ると敗退も多く安定して勝っていたわけではありませんが
倒した選手にはフェデラー、ズベレフ、ベレッティーニ、ホルカチ、ノリー等上位選手を含みます。
この辺りもインパクトの強さを感じさせる部分だったと言えるでしょう。
クレーが苦手なので年間のランキングを考えた場合にそこをどう克服するか、
あと、負けるときは簡単に負ける傾向にあるので好不調の波をどうしていくかが課題と言えます。

シャポバロフ
同郷で年齢も近いオジェ・アリアシムと共に今後テニス界を引っ張って行ってくれるであろう、
本当に引っ張って行ってくれるのかはわからないがそのように言われている、
今より若い時からずっと未来を嘱望されてき続けている若手選手のベテラン。
素晴らしい能力を活かした豪快で長続きしないプレーの持ち主。
衝撃のブレークを果たした2017年以降、どれだけ伸びるのかと思いきや
勝率55%くらいを行き来し、ランクもトップ10~20を往来し、タイトルもほとんどとらず
勝ったり負けたりを繰り返しながらも、時には今年のウィンブルドンベスト4のように
妙に印象に残るプレーをするという、大変不思議で、たまに見るには楽しいが
注目して追っているとがっかりされられることの多い、観ているものに安らぎを与えない選手。
そんなタイプの選手なので時に大物を倒してほしいところなのに久しくそのような姿は見てない不思議。
そういうところだぞ!

アルカラスコルダ
かつての期待の若手がもたもたしている間にも新しい顔は登場します。
今年はまずもってアルカラスの名前を上げることになりましょう。
能力もさることながらこの若さで結構考えたプレーをします。
膠着状態になるとスピンをかけたり左右に散らしたり単調でないプレーをするのがいい感じです。
ちょっと前までは、あらゆる希望に満ちた未来が恐怖の魔神によってどん底に封じ込められ続けてきたのですが
さすがに以前ほどには、テニス界の若手の未来も暗いものではなくなっているのではないでしょうか。
NextGENでアルカラスと決勝を戦ったコルダもよい選手です。
長身の割に強打一辺倒でないところもいいですね。今でいうとズベレフに近いスタイルでしょうか。

ナダル
今年はわずか7大会にしか出ておらず、前半で姿を消してしまったので長く不在の選手のように思われますが
出ていた期間は非常に強力で、勝率に関してはメドベージェフを上回り、
ジョコビッチに次ぐ2位につけています(24勝5敗.828)。
タイトルは2つですが、他の選手の3分の1ほどしか出ていない状態なのでその点考慮するとさすがと言えます。
いくつかのプロテクトポイントもあるとはいえまだランク6位にいるというのも異議なしでしょう。
やはり、あとはどれほど怪我の状態が回復するかという点になります。
クレーであっても以前の無敵状態でなくなっているのは事実で、試合数もそう増やせないでしょうから
今後はランキング争いという観点でいえば難しいとは思います。

フェデラー
フェデラーもナダルと同じくウィンブルドン終了後は試合に出ていません。
出場大会はナダルよりも更に少ない5大会のみで、
ナダルと違って出れば強かったというというわけでもありませんでした。
もっとも、世界のファンも勝ち続けるフェデラーの姿を観たいというよりも
その貴重な残りのプレーを目に焼き付けたいという状態だとは思うので
怪我でプレーできないという状態で終わってしまうという事態だけは避けられればと願います。

マレー
ぼちぼち試合にも出ているマレーですが、こちらもフェデラーと同じような状態です。
出てきてくれるだけで嬉しいですが、まだ快調でないだろうにそんなに走って大丈夫?!
という全盛期さながらの苦しみダッシュを見せるので、うれしいやら心配やら。
まだ我々はマレーを見る楽しみをしばらくは味わえるのだと思うと救われますが。

チリッチディミトロフ
両者とも年間通じて安定して活躍したわけではないですが唐突に勝ち出す大会がありました。
これはいつの時代でもベテランに見られる傾向です。
元々実力者なので調子のよい時はどんな選手とも効果的に戦えるのです。
ただ、それが長続きしないのでランク争いでは上位に来ません。
他の選手にとってはそれがまた厄介で、下位シードやノーシードとして当たることになります。
はまると台風の目になる存在として大会にエントリーされるわけです。
来年は何人の元実力者がこのような思わぬ活躍をしてくれるでしょうか。

ティエム錦織
復活を待つ元実力者というくくりではこの両名を代表としましょう。
ティエムはまだベテランという年齢ではないですが、
今年は昨年から打って変わっての急降下だったのでまずは一歩ずつの復活を目指すことになります。
このまま落ちてしまうのはあまりにももったいないです。
本来であればメドベージェフの前にティエムの時代がないといけないはずでしたから。
錦織は、さすがにもうトップ10に返り咲くというような狙いではなく
今年のチリッチのような活躍ができればという感じです。こちらもまだ終わってほしくない選手です。

次回は今年のデータを振り返ってみます。


  1. 2021/11/27(土) 11:54:00|
  2. 2021年振り返り
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2021年、ATPツアー終了&今年の振り返り

さて、ATPファイナルズも終了しました。
まだデ杯は残っていますが、個人のランキングに関わる大会はここで終了です。

って、その前に一つだけショックな出来事が。いや二つというべきか。
ATPファイナルズの準決勝が終わった時、そして決勝が終わった時の2度記事を書いたのですが
あれ、今見たらどちらも公開されていない!!何の不具合か!!
私の多分PC環境の問題だと思いますが、もうショック。結構書いたのに。

きちんと確認しなかった自分が悪いですよね。
結果として、一番好きとうそぶいている大会であるATPファイナルズの最大の見どころである
準決勝以降をまるっと無視したというとんでもない不届きものになってしまいました。
大変申し訳ないです。

と、愚痴っていても仕方がないですね。
気を取り直して、古い記事を再掲するのもあれなので(てゆーか下書きも残ってない!!)
今年を振り返ってみましょう。

一番強い選手はジョコビッチでした。
タイトルは5つ。うち、グランドスラム3つ、マスターズ1つ。まあこれで1位でないというのはあり得ないです。
勝率も87.9%(51勝7敗)でトップとなっています。出場大会数は少ないですがそれで十分という戦いぶりです。
デ杯で少しは変動があるでしょうが、勝率1位の座は確定と言っていいでしょう。
オリンピック、全米、ATPファイナルズ。この3つの優勝を逃したのは残念でした。
3つもの大きな大会をリストアップして、これ全部勝っていれば、などとは他の選手ならばただの夢物語ですが
今年のジョコビッチに限ってはそうではありませんでした。それほどの選手であり、
2位、3位が肉薄してきている感はあるものの、まだまだ当分は一番の選手だといえましょう。

メドベージェフ
タイトル数は4。全米とカナダマスターズを制しました。
今年はウィンブルドン直前のグラスコート、マジョルカで優勝したのも特筆すべき事項です。
小さな大会ですが、ハードコート以外では戦えないと思われていた昨年までのイメージを払拭する結果でした。
過去4年一度も勝てずに大いに苦手としていた全仏でベスト8まで進んだのもまた大きな進歩だったといえます。
計算上では年末までジョコビッチに1位を確定させなかったのも
メドベージェフが年間通じて安定してポイントを稼いでいたからだと言えるでしょう。
間違いなく次期No.1候補の筆頭です。

ズべレフ
タイトルは最多の6を獲得しました。
グランドスラムはまだですが、マスターズ2つ、ATPファイナルズ、そしてオリンピックを含みます。
2017年のブレーク当初のタイトル5を上回り、これまででのベストイヤーとなりました。
2019年頃の落ち込みは解消され、完全復活なったといえます。いやむしろ今の方が完成度の高いプレーをしています。
今年はジョコビッチを唯一2度倒した選手となりました(とはいえ3敗してますが)。
またメドベージェフとは最終戦決勝で勝利して対戦成績を6勝6敗とし、正に良きライバルとなっています。
それまで5連敗と偏りのある対戦でしたが、こうして互角となってくれたことで
今後この二人が君臨するテニス界での頂上決戦というのもまた大いに見応えがあるものになってきます。

チチパス
本来であればトップに食い込むべき選手でしたが、後半は怪我に泣かされることになってしまいました。
元々むらっ気の激しい選手でランキング争い向きではない部分もありますが
その爆発力は一流で、当たればビッグ3ですら打ち負かす力を持っています。
今年の戦績は55勝19敗で、勝利数は現時点でズべレフ、メドベージェフに次ぎ、ルードと並んで3位タイとなっています。
タイトル獲得は2つですが、うち一つはモンテカルロマスターズですから4位でのフィニッシュは実力相応だったと言えるでしょう。
近年の選手は怪我との戦いが避けられないです。まずはオフの間にしっかり治して、得意の全豪でまた暴れてもらいましょう。

ルブレフ
ネクストビッグ4というものがあるのなら、その一角に食い入るであろう期待の選手といえます。
今年は後半に息切れしてしまったのが残念ですがそれでもランクは5位に入りました。
タイトル数1、勝率.690(49勝22敗)はどちらも物足りないと感じます。
チチパスとは逆で、爆発力ではなくどんな相手とでも安定して戦えてしっかりとポイントを積み重ねていくタイプなので、
不調が続いてくると少々心配になってしまいます。
大きな大会での勝利も欲しいのですが、全体的な勝率がもう少し上がってくれたらなと思います。去年は80%でしたから。

ベレッティーニ
今年は大会出場数があまり多くありませんでした。
それでもウィンブルドン準優勝など大きな大会での上位進出もあり効果的にポイントを稼ぎました。
勝率も41勝12敗.774と悪くはありません。
ただ、タイトルも2つあるものの、トップ10でかつ実力者とみなされる選手としてはあまり目立たなかったかもしれません。
最終的にチチパス、ズべレフ、メドベージェフなど上位の選手との対戦に一度も勝なかったというのも印象を下げています。
パワーがあって守備もうまく、どんなコートでも勝てて何でもこなすハイスペックな選手のはずなのに、いまいち地味です。
潜在能力は測り知れないので、あともう一皮というところでしょうか。

ホルカチ
表記揺れのホルカチ、フルカシュ問題はまだ継続中ですが、今年は取り敢えずホルカチのまま行きます。
初の最終戦出場に初のマスターズ制覇、タイトルはそれまで1つだけだったのに今年だけで3つ、
ジョコビッチ戦で善戦を見せ、ウィンブルドンではメドベージェフ、フェデラーに勝利するなど
大いなる飛躍の年とすることができました。早期敗退と上位進出を繰り返していますが、
大きな大会で強かったのが今年のランキングアップの要因となったでしょう。
有力選手との熱戦もあり、活躍の印象は強かったです。
フラット系の鋭いショット、守備力、センスあるタッチなど
プレーそのもののファンも結構いるのではないでしょうか。

ルード
こちらもホルカチと同様大きく飛躍した選手です。
タイトルは昨年まで1つだけでしたが、今年は2位タイの5を獲得しました。
取ったタイトルはいずれも小さな大会で、5つのうち4つはクレーでした。
早期敗退はほとんどなく、非常に安定して1年間を戦えた選手です。
プレースタイルも堅実なストロークタイプ。
何から何までホルカチとは逆で、かなり面白い対比となっています。
ランキングはルードが上ですがポイントレースではホルカチが上でした。
最終決戦向きではないと思われましたがATPファイナルでは準決勝進出を果たしました。

シナー
トップ10の中で最も若い選手。生まれは2001年なので21世紀生まれの選手がトップ10に入る時代になったわけです。
皆がよく知る最年長選手の実に半分の年齢。
シナーの生まれた2001年にその最年長選手はウィンブルドンでサンプラスを下して一躍時の人となりました。
ベレッティーニと並んでトップ10にイタリア選手が2人入ったことになりますが
ロシアと並んでイタリアもテニス大国に名乗りを上げています。
今年のシナー個人の活躍は素晴らしかったです。獲得したタイトルは4つ、代役とはいえ最終戦への出場も果たしました。
出場大会数25はトップ10の中で最多でした。ここは経験を多く積もうという若さならではの戦略でしょうか。
早期敗退と上位進出を繰り返していた部分はありますが、大きな大会で結果が出なかった傾向があります。
上位の選手との対戦では跳ね返されてしまっているので次に大きな勝利を得ることでさらに飛躍するでしょう。
身体能力だけのエセ期待の星とは違って、彼はもう正真正銘テニス界で今後一番の楽しみだと思われます。

選手紹介を続けていくと長くなるので一旦切りましょう。
次回、引き続き他の選手やデータ等を取り上げます。


  1. 2021/11/26(金) 10:34:00|
  2. 2021年振り返り
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