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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2022年、ローマ開幕

立て続けにクレーマスターズが行われます。

今回もトップハーフにナダルが入り、準決勝でジョコビッチと当たる組み合わせとなりました。

さて、今大会の台風の目は誰でしょう。
私目線で選手名を上げてみます。


・・・ルードとシュワルツマン!!

いやいやいや、ネタだと思ったでしょう。まあ待ってください。
因みにもう一人ならばシャポバロフ。いやいやいや、大丈夫、落ち着いて。

組み合わせに意味があるんです。
今大会、ジョコビッチとナダルがトップに入りましたが、この両者を除くとボトム側に有力な選手が詰まっているのです。
これは前回のマドリードと同じです。

しかも今回はアルカラスがボトムハーフに入りました。
結局その後に棄権ということになってしまいましたので残念ながら2大会連続の雄姿を目にすることはできませんが、
もしもアルカラスが出ていたら、チチパスvsルブレフ、ズべレフvsアルカラスという
大変に豪華なベスト8が組まれていた可能性もあったのです。

それだけにトップハーフはジョコビッチとナダル次第ということになってきている部分があります。
マドリードと同じですが、だからこそ他のトップハーフにいる選手にはチャンスがあるのです。
ジョコビッチは初戦でカラツェフと当たります。いきなりの強敵です。
その後最初に当たるシードはオペルカの予定だったのですが、オペルカは初戦で敗退しました。勝ったのはバブリンカです。
今のバブリンカがジョコビッチと当たって勝てる状態とは思えませんが、ジョコビッチvsバブリンカ戦見たいですよね。
そんな試合を勝ち上がってきたジョコビッチがその次に当たる位置にいるのが、
シード選手だとオジェ・アリアシムとシュワルツマンということになります。
普通に考えればマドリードでシナーに勝ってベスト8に進んだオジェ・アリアシムの方が有力でしょう。
しかし、今回がクレーマスターズ2連戦であるということ、そしてビッグ4を除いて(いや、今はビッグ4でさえも)
大きな2大会連続で調子を維持するのは非常に難しいことであることを考えると(若いアルカラスですら棄権してるわけです)
前回力を出しきれなかった、本来の実力者であるシュワルツマンが躍進する可能性は十分にあると思うのです。

シャポバロフとルードも同じです。
ナダルの最初のシード対戦選手はシャポバロフであり、その後ルードが控えています。
ルードはその前に昨年ランク争いで大いに火花を散らしたホルカチとの対戦を勝ち上がらなければいけませんが
今クレーシーズンに入ってまだ本来の調子を出せていないだけにそろそろブレークしてもおかしくないのです。

前回ダメだからとすぐに見切りを付けてはいけませんね。
「ファンなら落ち目の時こそ応援しなきゃ」のび太の名言です。

さあどうなる記事を保存でしょう。
ローマ開幕。楽しみです。


  1. 2022/05/10(火) 12:28:15|
  2. 2022年4月~6月
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2022年、マドリードはアルカラス

アルカラスの快進撃が止まりません。
ここまでの活躍も十分に予想できてた人も多いんじゃないでしょうか。

しかし、ナダル、ジョコビッチ、ズべレフと、歴代の王者を連続で打ち負かしての勝利ですから
これはもう本物と言って差し支えないでしょう。

かつてのズべレフを思わせます!(・・・お、ちょっと不穏になった。言い換えます。)
かつてのナダルを思わせます!(こちらの方がしっくりくる)

アルカラスはもちろんですが、全体としてなかなかに見ごたえのある大会でした。
怪我からの復帰という位置づけであったナダルが絶好調でなかったと考えれば
ベスト4の面々も想定通りのベストメンバーだったと言えます。
ズべレフとチチパスもなんだかんだで大きな大会で結果を出しました。
危うかったですが一応本命と言える選手たちでしたから。

やっぱり大きな大会は強い選手が勝つと引き締まります。
(シュワルツマン?ルード?誰?)

マレーが棄権してジョコビッチ戦の実現がならなかったのは残念でした。
ティエムとの復帰勢同士の対戦を勝ち上がっての対戦だったので
名前の豪華さで言えばこの一連の対戦は素晴らしいものがありました。
マレーはティエムよりも一足早く復帰していたのでその分のアドバンテージはあったとみていいでしょう。
ただ、まだ長い試合や大会を通じてのパフォーマンスには限界があるようです。
今のマレーでは正直、強烈な選手、例えば元気なシード選手などと戦って勝てる状態ではありません。
仮にマレーに負ける選手がいたとしたらそれは元気のない、シードではない、シードにはふさわしくない選手なのでしょう。

元気のない、シードではない、シードにはふさわしくない、愚かで恥知らずで、
片手打ちバックハンドのフォームだけがかっこいい、哀れな弱き選手なのでしょう。

ティエムもマレーもしっかり回復してまた元気なプレーを見せてほしいものです。

ナダルの回復具合も気になりますし、
なんだかんだで優勝したアルカラスを最後まで追い込んだのは結局はジョコビッチでした。
もはや1960年代の、半引退状態なのでたまに大会に出て、出ればやたら強いという、パンチョ・ゴンザレスのような状態です。

ズべレフとチチパスは今回こそシードを守りましたが次の大会もと言われるとわかりません。
立て続けに行われるローマは大いに気になります。
既に開幕しています、そのローマについては次の記事に譲ることにしましょう。


  1. 2022/05/09(月) 17:15:33|
  2. 2022年4月~6月
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2022年、マドリードマスターズ開幕

クレーマスターズの2大会目が開幕しました。
今大会はジョコビッチとナダルが揃う久々の大会となります。
去年の全仏以来でしょうかね。ほぼ1年ぶりです。

マドリードはスペインの首都ですのでナダルの母国開催ということになるのですが
この大会は決してナダルにとってのホームグラウンドではありません。
過去5回の優勝は通常であればそれはそれは圧巻の成績と言えますが
全仏やその他のクレー大会での無双ぶりに比べると意外や苦戦を強いられているとみることもできます。
フェデラーに3回、ジョコビッチも3回、マレーには2回優勝を許していて、いずれの選手から決勝での敗退を経験しています。
また近年ではズべレフが昨年と3年前の2回優勝していて大会との相性の良さを見せています、
トータルで見ればもちろんナダルが一番の成績を残してはいるんですけど、
ナダルの大会という見方はモンテカルロなどに比べれば薄いといえるでしょう。

今年は更に骨折からの復帰大会ですし、
ドローも準々決勝でアルカラス、準決勝でジョコビッチとなかなかタフな引きをしてしまいました。
初戦のバブリクも復帰戦としては曲者感がとても嫌な相手ですし、
次戦もカラツェフ、ゴファン、ザンスフルプ、カレーニョ・ブスタの誰かということでどの選手も嫌な相手です。
今大会の落としどころとしては準々決勝まで勝ち上がってアルカラスとの打ち合いで調子を掴むといったところでしょうか。
そこまで行ければ御の字かもしれないですね。

ジョコビッチとナダルの対戦が見たいという人も多いと思いますが
両者ともにベストコンディションでない状態で期待通りのハイレベルな打ち合いが見られるかわかりません。
まあ名前はビッグなので実現すれば話題になるでしょうが。
それに近い話となりますが、ジョコビッチの近くには、マレーとティエムがいて初戦で対戦します。
お互い復帰を目指すビッグネーム動詞ということで注目と言えるでしょう。
ただまあ、冷静に判断すればマスターズ上位を狙える状態ではないのは事実です。
ジョコビッチの近くには対戦成績で全勝記録樹立中のモンフィスがいますし、
一番近いシードはシャポバロフだしということで、ナダルに比べればジョコビッチのドローの引きはよかったと言えるかもしれません。
むしろシャポバロフと初戦で当たるウンベールや、準々決勝で当たるかルードがこの山のキーとなる選手かもしれないです。
ルードの山にはダビドビッチ・フォキナやホルカチもいますし、ジョコビッチの真の山場は準々決勝以降といえるでしょう。
逆にルードなんかはここはチャンスと思わなくてはいけないですね。
ジョコビッチとナダルを下してマスターズ決勝に行けるチャンスがあるわけです。

ボトムハーフも見てみましょう。トップハーフのジョコビッチとナダルに目が行きがちですが、
こちらにはズべレフ、チチパス、ルブレフ、オジェ・アリアシム、シナーと選手が揃っています。
むしろ優勝候補と言える選手が多いのはこちらの方かもしれません。
アメリカ勢が多いのもボトムハーフの特徴です。
オペルカとコルダが初戦で当たりますし、その他、クレッシー、ポール、ティアフォー、ブルックスビーの名がみえます。
トップハーフに入ったアメリカ選手はイズナーだけです。

どうでしょう。名前を上げるとしたら、ズべレフ、チチパス、で、アルカラス、シナー辺りになるでしょうか。
これだと一般的すぎますかね。
当ブログならではの視点で別の名前を上げてみることにするとなると、
ルードとシュワルツマンにしておきます。


  1. 2022/05/02(月) 12:00:00|
  2. 2022年4月~6月
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2022年、クレーシーズンは4週目

すいません、久々の更新となります。
公私ともに年度切り替えのゴタゴタがあった上に3回目のワクチン副反応が思った以上に強烈で
すったもんだ苦戦しているうちにあれよあれよと時間が過ぎ去ってしまいました。

ATPツアーの方は、クレーシーズンに入ってもう3週が過ぎています。
最初の週はオペルカとゴファン、2週目のモンテカルロはチチパス、3週目はアルカラス、ルブレフと
全て優勝者が違っていますが、そう大きな意外性は出ていない気がします。
ある程度優勝が見えていた選手が勝っているという印象です。
クレーシーズンは長い上に体力も必要としますので、勝ち続けるのは難しく
いかに要所を締めるかがカギになっていくのだろうと思います。

中でもアルカラスは特に注目されています。これは納得です。
その他ではチチパス、ズべレフ、ベレッティーニ、ルブレフ、シナー、ルード、オジェ・アリアシム辺りが主力となるでしょうか。

セルビアオープン決勝でルブレフに敗れたジョコビッチですが、
まだ感覚を取り戻すにはもう少しといったところでした。
決勝までの勝ち上がりも苦戦が多く、逆転での勝利にはさすがと思わせるところもありましたが、
果たしてかつての強さは取り戻せるのだろうかと不安を覚える見方もあるようで、
この点は非常に注目されるポイントだといえます。
もっとも昨年はクレーマスターズでは優勝できないまま全仏を迎えて最後に勝利をかっさらっていった経緯がありますので
今回もそうした最終調整での大きな勝利を狙っているのは間違いないでしょう。

ジョコビッチが今のところNo.1であり、もちろん大会に出れば強いのですがワクチンの問題で出場機会が減っておりますし
メドベージェフも本人由来でない理由での大会出場の制限がかかる可能性が示唆されております。
ナダルも怪我で欠場中ということで、No.1争いは少々寂しいものになっております。
この間にチチパスやズべレフがかっさらってくれてもいいのですが、安定しないところがあって
ともすれば勝ってないのに棚ぼたでNo.1という、1999年当時に大量発生した状況が再現される可能性もあるかと思えます。
勝つのが難しいクレーシーズンなだけにここでポイントを稼いだ選手が上がってきます。
毎週の戦いを注目していきたいと思います。



  1. 2022/04/26(火) 12:00:00|
  2. 2022年4月~6月
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2022年、モンテカルロ開幕

クレーシーズン最初のマスターズが始まりました。
これまでは異様な支配者の元で他の選手が躍らされている状態でしたが
本来クレー大会というのは誰が勝つかわからないことが多いものでした。

今年のクレーシーズンはどうなるでしょうか。
読めない展開が続く可能性があります。

大会は、ナダルが疲労骨折の影響でエントリーから外れています。
代わりにジョコビッチが久々に公式戦登場となりました。

しかし、そのジョコビッチも初戦でダビドビッチ・フォキナに敗れる波乱がありました。
ショット精度は相変わらず高いと思いましたが動きが鈍かったように感じました。
いかなジョコビッチと言えどもブランクが長いのは響いたのでしょうか。
怪我からの休暇明けで連勝街道をひた走ったナダルの例とは少しケースが違うので
その辺のジョコビッチの今後の修正については気にしてチェックしたいと思います。

ナダル、ジョコビッチが今この状態なので、
本来であればNo.1は改めて交代させておかないといけないはずです。
まずはメドベージェフ、チチパス、ズベレフの3名。
メドベージェフはクレーが苦手ということはありますが、
その分去年の失効ポイントが少ないのでここで踏ん張りたいところ。
後2者は逆にクレーが得意なのでここで勝っておきたいでしょう。

今年は、ルード、オジェ・アリアシム、アルカラス、シナーと
元気な選手の押し上げもあるので、ここにまくられてはいけないところです。
この辺りの攻防も今クレーシーズンの見どころだと思います。


  1. 2022/04/13(水) 11:51:00|
  2. 2022年4月~6月
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2022年、クレーシーズン開幕

クレーシーズンが始まりました。
1週目は小さな大会が二つですが、2週目には早速モンテカルロが開催されます。

まずは先週行われた小さな大会を見てみましょう。
小さいと言っても十分に注目に値する大会でした。

まずはヒューストンの大会。
クレーシーズンはヨーロッパが主戦場ということで多くの選手は既にヨーロッパにおり
出場選手のほとんどがアメリカ選手だったというのもありますが復権著しいアメリカ選手たちの腕ならしの場としても、
また、アメリカ選手が全体的に得意としていないクレー大会のスタート準備としても格好の大会です。

トップシードで出場予定であったルードが棄権したため、シード勢はほとんどをアメリカ選手が占める形となりました。
フリッツ、オペルカ、イズナー、ティアフォー、ポール、ブルックスビー・・・
第5シードにチリのガリンが入りましたが、もうアメリカオンパレードという感じで、近年では珍しいのではないかと思います。
ノーシードでも、クエリー、スティーブ・ジョンソン、ジャック・ソックといった有名選手が名を連ねました。

決勝はオペルカvsイズナー、新旧のハイパーサーバー対決となり、オペルカが優勝しました。
両者の対戦を見てみます。



意外にも初対戦以外は全てオペルカが勝利しています。このところ5連勝中です。
ストローク力の違いが原因か、などと分析しようとしましたが、
ほとんどタイブレークになっていることを考えるとそんな簡単な分類ではないような気もします。
イズナー側に苦手意識のようなものが芽生えているでしょうか。

先週のもう一つの大会はモロッコのマラケシュで行われ、ゴファンが優勝しました。
一昨年からやや調子を落とし、昨年は怪我もあって久しく思うように活躍出来ていなかったですが久々のツアー優勝となりました。
ゴファンも今年32歳なんですね。同年生まれにラオニッチ、一つ上に錦織がいます。
これらの選手も期待の若手世代だったのですが、いつの間に完全にベテランになってました。
しかし30歳くらいでは今の時代まだまだこれからという感じもします。




  1. 2022/04/11(月) 12:26:26|
  2. 2022年4月~6月
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