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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2017年、全米準々決勝

ボトムハーフから試合が行われまして
カレノ・ブスタとK・アンダーソンが勝っています。

カレノ・ブスタはシュワルツマンとの対戦でした。
注目の一戦でしたがキャリアに勝るカレノ・ブスタがストレートで勝利しています。
最近のスペイン選手はクレー偏重から脱してハードコートでも活躍出来るようになっています。
シーズンの大半を占めるのはハード大会ですからこれは大きいです。
スペイン選手の全米ベスト4進出者を見てみると、これがまた凄いメンバーです。
サンタナ、オランテス、モヤ、フェレーロ、ナダル、フェレール。そして今回ここにカレノ・ブスタが加わるわけです。
(もっともサンタナはオープン化前のグラスコート時代、オランテスはグリーンクレー時代ですが)
スペイン新時代を築くことができるのか、楽しみでもあります。
負けたシュワルツマンもそうですが、まだ現代基準では伸びしろのある選手なのでここで終わってほしくはないと思います。
一回だけグランドスラムで活躍を見せてその後さっぱりという選手もおりますのでね。

アンダーソンとクエリーの試合は好スコアになりましたが
最後はアンダーソンが地元アメリカの望みを断ち切るに至っています。
しかし、準々決勝すら遠かった地元選手としての活躍を久々に見せたということで
クエリーにとっては賞賛に値する大会だったのではないでしょうか。
勝ったアンダーソンは31歳、クエリーも今年30歳なので、ベテランの域に達しつつあるといえます。
アンダーソンは今年全豪をスキップしてますがそれ以外のグランドスラムでは全て自己最高の成績ですし
クエリーも去年のウィンブルドンから今年にかけてグランドスラムでの活躍が目立っています。
選手が高年齢化する傾向にあるなかで、ここへきて両者とも全盛期を迎えつつあるということでしょうか。
かつて、ビッグサーバーといえばパワー偏重で若い頃に暴れる選手、というイメージでしたが
最近はイズナーやカルロビッチなど、ある程度年齢を重ねたほうが成熟する傾向にあります。
もっとも、アンダーソンとクエリーはともにビッグサーバーであることには変わりないものの
イズナーやカルロビッチほどには、エースを量産するタイプではなく、ストロークでの勝負も多いです。
しかし、デル・ポトロやチリッチ、キリオスのような剛のタイプではなく
敢えて言えばベルディフに近い選手と言えるでしょうか。
最近は一言でビッグサーバーと言ってもタイプ的に一様でないのは面白いところですが
もしかしたらこれらの中では一番選手生命の長いタイプかもしれません。

今大会は、選手の高年齢化と若手の伸び悩みというここ数年のテニス界の悩みに一石投じた大会になったと言えます。
ベテランや実力者の大量欠場や早期敗退、そして若手の活躍があります。
ボトムハーフは特にこれまでのバランス崩壊が顕著で、もう私なんかは面白くて仕方ない大会に感じているのですが
皆さんはどうでしょうか。あまりにここ数年との落差があるので戸惑いを覚えている方も多いかもしれません。


で、また話をややこしくしているのがトップハーフです。
勢力図の崩壊が一貫しているのであればいいのですが、まったくそうではないのがトップハーフです。

ナダル、ルブレフ、フェデラー、デル・ポトロと4人中3人が元チャンピオンという状態で
しかもそのうち2人は10年前、いや12年前のトップ2です。
旧時代の生き残り、とも言えないのが、今もトップ2だからです。
厳密にはフェデラーは3位ですが、大会終了後、何をどうあがいても両者がトップ2になります。
デル・ポトロも現在では常勝の選手ではないですが、
この混沌の中に在っては正に勝ち残るにうってつけの選手と言えます。

唯一トップハーフの新顔として残っていたルブレフですが先程あっという間にナダルにのされてしまいました。
今後に期待の持てる選手ではありますがさすがにナダルは第2週に入ってギアを上げてきたんでしょうか、
まだもう少し時間が必要かもしれません。
でも、フェデラーとの初戦で激戦を演じたティアフォーとか、もちろんシャポバロフとか
10代の選手がグランドスラムで活躍するようになるなんてここしばらくなかったことなので新鮮でいいですね。
現在トップ100で10代はこの3人だけですが、皆がそれぞれ今大会活躍しました。
ルブレフは10月に誕生日を迎えるので「今年」というくくりだと20歳になります。
既に誕生日を迎えたA・ズベレフと同じ年齢ということになります。
この4人だと、もちろん先頭を行くのはズベレフなのですが、今大会に限って言えばズベレフが一番活躍できませんでした。

今の時点でフェデラーvsデル・ポトロは行われていません。


今朝、起きてTVを付けたのですが、なんとフェデラーvsデル・ポトロがやっているではないですか。
しかもスコアは激戦、フェデラーの動きは見事、デル・ポトロのパワーも凄まじいと、
両者、こんな全盛期のようなコンディションで戦っているのか、これは凄い!
外出の準備も忘れて夢中で魅入っていたのですが、なんと、これが2009年の決勝のVTRだと。
んなばかな。紛らわしいことをするなよと。空いた時間だったのであろうけど
昨日の試合とかならまだしもなんでそういうわかり難いことするんだよと。
まあかつての試合と見比べることで色々な違いを楽しむという奥ゆかしい狙いもあるんだとは思いますが
ハラハラドキドキのあの気持ちを挫かれた感に大いに打ちひしがれた朝でした。




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  1. 2017/09/07(木) 09:00:00|
  2. 2017年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

やっぱりフェデラーとナダルは、全米では当たらない呪いでもあるのか…

試合は昼休みの時間しか観れてませんが、デルポトロ、力がほどよく抜けてる感じ+すっごく強力なフォアハンドで素晴らしいプレーでした。

今日の2試合観てる限りでは、やっぱりナダルvsデルポトロが事実上の決勝かなーと改めて思う。
  1. URL |
  2. 2017/09/07(木) 13:06:55 |
  3. karo #vF6dOJDI
  4. [ 編集]

>karo様

実際に試合が観られないもどかしさはありましたがスコアを追うだけでもハラハラさせられました。
今年フェデラーがグランドスラムで負けたのはこれが唯一ですね。
まさかデル・ポトロがここへ来て覚醒するとは。大会前には思わなかったことです。
そりゃ覚醒すれば強いことは誰もが分かってましたけど。

  1. URL |
  2. 2017/09/07(木) 13:10:50 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

新しい記事がもう上がってましたが、ビックサーバーの話題があったのでコメントを。


何を隠そう僕がテニスファンになったきっかけがビックサーバーでした。ロディックに憧れて熱心に見たのが始まりです。管理人さんのビックサーバーの歴史も楽しみに見ていました(工事中なんですよね。復活楽しみにしてます)テニスファンにはあまり好かれていないビックサーバーですが、やはりあの有無を言わせないと言うか、見るものを一瞬で黙らせてしまうような迫力が大好きです。

でも前からなぜかイズナーやカルロビッチのようなタイプはあまり好きになれなくて不思議だなと思っていたのですが、タイプが違うというのがあるのですね。今だとデルポトロやキリオスのようなタイプが一番好きで、アンダーソンやアルマグロなんかもファンです。

大まかなプレースタイルでいうとストローカーとネットプレーヤー、そしてビックサーバーということになるのでしょうか?管理人さんのコートの歴史みたいにプレースタイルのカテゴリー紹介と細かな打ち分けの特集なんかもあるとまた面白いのかなと思ったので、一つ提案です(≧▽≦)
  1. URL |
  2. 2017/09/08(金) 13:25:10 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

>おスミ様

ありがとうございます。
ビッグサーバーの歴史は、追加記事の内容も既に頭の中にはあるのですが中々形にできなくてすいません。
必ず書き起こしますのでお待ちください。

プレースタイルの話もいただきましたが、これもいつかやってみたいと思います。
ただ、これがまた結構難しいんですよね。
大まかに分けるということだけであれば問題ないのですが
当然2つのスタイルの間の選手がいたりして、そいう選手をどう判断するか、
中間に新しいタイプを作るのかとか、考え始めるとあれこれ悩んでしまいます。

大まかにはまず時代では分けるべきだと考えています。
昔のオールラウンダーと今のオールラウンダーは違いますし、
ネットプレイヤーでさえ昔と今で違います。
ある時代のトップ選手を抜き出してタイプに分ける、というのを行っていけば
時代ごとの傾向も出ていいのかな、などと漠然と思っています。

あと、スタイルと能力の関係の問題もあります。
例えば、好きになったきっかけというロディックを例にとりますと
彼はビッグサーブを持つストローカーになると思います。
そして同じ時代に同じタイプの選手としてサフィンがいます。

で、どちらがオールラウンダーにより近いかというと
あくまでも私の印象ですが、2000年代前半のグラスコートでの戦いなど
サフィンの方がネットダッシュする機会がずっと多かったと記憶しています。
単純にスタイルで言えばサフィンの方がオールラウンダーであるかのようなのですが
いざボレーをさせると、ボレーそのものの腕前ではロディックの方が数段上でした。
この場合はさあ一体どちらをオールラウンダーに近いと判断するのか。
結構難しい問題になってきます。
もちろん確実な答えはないので結局は定義次第になるのですが
話を膨らませば膨らますほど難しくなります。そして面白いです。

ああ、すいません一人で盛り上がってしまいました。
ネットでの動画閲覧が今では簡単になってますから、
昔の選手も記憶にある状態だけでなく、改めてプレーを確認することができますし、
また、生では観てなかったもっと昔の選手のプレーを確認することもできます。
プレースタイル問題を考えるに時代の在り方を考慮に入れないといけないな、
と思ったのもこうした様々な動画に触発されたというのもあります。
いや~良い時代になったものです。


  1. URL |
  2. 2017/09/08(金) 14:39:03 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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