レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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歴代選手のベーグルマッチ

テニスでは「6-0」でセットを取ることをベーグルと言います。
そのまま試合を決めるには3セットマッチならばダブルベーグル「6-0 6-0」
5セットマッチならばトリプルベーグル「6-0 6-0 6-0」を達成させるわけです。

今回は、この1ゲームも与えずに「6-0」だけで試合に勝利した例をピックアップしてみます。

さて、では早速問題です。
今までで一番多く、このベーグルマッチを達成した選手は誰でしょう?

ヒント:2人います。






 ↓ 答えは下の方






























正解は・・・

レンドルでした。
lendl-back3a.jpg 
まあ大抵私がこういうクイズ出すときは、ほとんど答えがレンドルですから
そこから正解した人も多いんじゃないかと思います。

次点でビラスとなります。
vilas-2a.jpg 
この両者は共に6回達成しています。
同じ数なのに何故にビラスが次点かと言いますと、
ビラスの6回は全て3セットマッチですが、レンドルは5セットマッチでも1回達成しているからです。

レンドルこそが「キング・オブ・ベーグル」であることは疑いもないでしょう。

もちろんビラスも凄いわけですが、この両者が凄いのは回数だけではありません。
レンドルはコナーズから、ビラスはナスターゼからとそれぞれNo.1経験者からベーグルマッチを達成しているのです。
こんなことをしているのはこの両者だけです。これは全く素晴らしい。

connors-7a.jpg nastase-1a.jpg
やられてしまったコナーズとナスターゼの名誉のために付け加えておくと
両者はそれぞれ2回ずつベーグルマッチの達成もしています。
やられはしたが、やったことも倍あるというわけですね。
最初にレンドルとビラスを出してしまったので2回というのは少ないと思われそうですが
2回達成というのでも充分に凄い成績です。

以下、改めてベーグルマッチ達成回数の多い選手を上げましょう。(2017年10月現在の数字です)

6回 ビラス、レンドル
5回 なし
4回 アッシュ、マレー
3回 ローズウォール、ボルグ、エドバーグ、ムスター、アガシ

2回になると先述のコナーズ、ナスターゼ以外にチャンやフェデラー等10人前後が達成しています。

ashe-1a.jpg murray-1a.jpg
4回達成の2名ですが、ここの方がクイズとしては面白かったかもしれません。
アーサー・アッシュもそうですが現役のマレーの登場とは驚きです。
しかもマレーは5セットマッチでの達成が1回ありますから、むしろアッシュを抑えて歴代第3位につけていると言えるのです。

rosewall-1a.jpg 
次に3回達成の選手ですが、ローズウォールはオープン化後の記録のみなので参考までに載せている状態にすぎません。
10代から活躍している選手の34歳以降の記録ですからね。その実際の数字はいかほどかとなるともう想像もできません。
6回を遥かに凌駕する数字を叩き出している可能性も大いにあります。

edberg-4a.jpg 
ローズウォールは除いて、その他の3回達成の選手の中で頭一つ抜け出ているのはエドバーグです。
エドバーグのみが5セットマッチでの達成が1回あります。

こうして名前を見てみると、レシーブ力のある選手というのが達成者の条件になりそうです。
アッシュとエドバーグはネットプレイヤーですが、同じタイプの選手の中にあって
そのレシーブ力が高評価であるのは間違いないところでしょう。

Bruguera.jpg 
2回達成の選手は少し人数が多くなりますが、特に取り上げておきたいのはブルゲラです。
ブルゲラは2回のうち1回が5セットマッチでした。またコナーズやナスターゼと同じように
ベーグルマッチをやられたこともあります。
すなわち、3セットマッチ達成、5セットマッチ達成、やられ、と実に3種類の達成があるのです。
これはブルゲラだけの記録でした。


他の何人かの主要選手も見てみましょう。

McEnroe-9c.jpg 
マッケンローは1回のみです。
ライバルであるボルグとレンドルがそれぞれ3回と6回達成しているので随分と少ない印象です。
もっとも、1回でもやっているのは十分すごいと言えるのですが。

becker-5a.jpg sampras-9a.jpg 
また、エドバーグとアガシが3回ずつなのは先述の通りなのですが
それぞれのライバルであるベッカーとサンプラスは0回でした。
この両者が一度も達成していないのは少々意外でした。
他の90年代のビッグサーバーもほとんど達成できていないです。
唯一、ルゼドゥスキーのみが達成しています。しかも2回。これはかなり例外的といえます。

agassi-2a.jpg muster-1a.jpg chang-3a.jpg
やはり、アガシとムスターが3回、チャンとブルゲラが2回というように
サーバー優位の90年代であってもレシーブ力の強い方がベーグルマッチを達成しやすいということがわかります。
そしてこれら達成のほとんどがクレーコートであるというのも見逃せません。
但しチャンの2回のみはハードコートとインドアカーペットでした。これはまた凄いですね。

90年代以降のNo.1経験者では、これまで出てきたエドバーグ、ムスター、アガシ以外に
ヒューイットが1回達成していますが、その他は達成がありません。

クーリエ、ベッカー、サンプラス、リオス、モヤ、ラフター、カフェルニコフ、サフィン、クエルテン、フェレーロ、ロディック。
90年代以降のNo.1は数多くいますが、皆未達成です。

そしてようやくビッグ4の登場となります。

fed-04.jpg nadal-9a.jpg djokovic-6a.jpg

フェデラー 2回
ナダル 0回
ジョコビッチ 1回
マレー 4回(5セットマッチ1回含む)

これは意外。マレーが多いのもあれですが、ジョコビッチが1回、そしてナダルが0回とは。
これまでの傾向から、タイプ的にはナダルが一番多いようにも思えたのですが。
フェデラーの2回も少ない気がします。
近年はどの選手もパワーがありますから、1つくらいのゲーム取得ならば
どんなトップ選手を相手にしても可能ということなのかもしれません。


参考までに、ベーグルマッチの達成が0回のナダルですが、
1ゲームだけしか落とさないで試合に勝ったという例を見てみたところ実に12回もありました。
そのうち1回は5セットマッチです。

《1ゲームだけしか落とさないで勝った試合(「6-0 6-1」、「6-1 6-0」等)》

フェデラー 5回
ナダル 12回(5セットマッチ1回含む)
ジョコビッチ 11回
マレー 4回(5セットマッチ1回含む)

ナダルに続いてジョコビッチも11回達成しています。
一方で、マレーが4回、フェデラーが5回と、ベーグルマッチの多い方は逆に少なくなっています。
こうしてみると4強に関してはベーグルマッチと1ゲームだけ落とした試合とでバランスが取れていると言えそうです。


1ゲームだけしか落とさないで勝った試合のナダルの数字は凄いのですが、調べると上には上がいました。

ボルグ 18回!!(5セットマッチ3回含む)
レンドル 13回(5セットマッチ1回含む)

borg-5a.jpg 

これにより、「キング・オブ・ベーグル」はレンドル
「キング・オブ・1ゲームだけしか落とさないで勝つ」はボルグ
となりましたことをここに報告いたします。




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  1. 2017/10/05(木) 18:00:00|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<第1セットを取られた後の勝率について | ホーム | テニス選手の名前表記について in 2017>>

コメント

ナダルの1ゲームしか落とさなかった5セットマッチは今年の全仏でしょうか。バシラシビリには悪いですがトリプルベーグルに期待してました。
それと1ゲームだけしか落とさない場合日本だとポッキーとか言われますが、海外だとBreadstickと言うんですね。
  1. URL |
  2. 2017/10/05(木) 21:16:59 |
  3. たかはし #-
  4. [ 編集]

>たかはし様

そうですそうです。ナダルは今年の全仏です。

また、情報ありがとうございます。
ポッキーやBreadstickというのは聞いたことがありませんでした。
そう頻繁に使う言葉ではないかもしれませんが覚えておきます。

  1. URL |
  2. 2017/10/06(金) 08:46:18 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

サーブキープ率の高い選手は1セットに1ゲームブレイクすれば良いので、レシーブは勝負所以外は適当(暴論)なのに対して、
ストローカーは試合の流れを変えないためにサーブ時もレシーブ時もパワーを使っている結果なのでしょうか。
興味深いデータですね。
  1. URL |
  2. 2017/10/06(金) 14:22:24 |
  3. hinoe' #-
  4. [ 編集]

>hinoe'

強いストローカーはそうなのかもしれませんね。
ペースを変えない方がプレーしやすいというようなことも考えられる気がします。

マレーについては少し毛色が違っているようにも思えます。
ナダルやジョコビッチは力の抜きどころを知っている感じですが
マレーの場合は、あのひたすら全力という、良いのか悪いのかわからないようなプレー姿勢が
運よく功を奏することがあるということのような気がしなくもないです。

そこへ行くとウィンブルドンでトリプルベーグルを達成したエドバーグはかなり例外的な記録かもしれません。


  1. URL |
  2. 2017/10/06(金) 19:37:39 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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