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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

第1セットを取られた後の勝率について

2017年の全米ではナダルが優勝しました。その強さの印象は圧倒的でした。
優勝までにセットを3つ落としたのですが、いずれも第1セットでした。
第2セットを以降の展開が凄かったので更に強さの印象が強まったと思います。
強い選手は第1セットを様子見で落としても試合は挽回してしまうのです。

というわけで、歴代選手たちの第1セットを失った後の勝率を調べてみました。

さて、では早速問題です。
第1セットを失った後の勝率、最高の数字を出している選手は誰でしょう?

ヒント:ほぼ2人います。





 ↓ 答えは下の方






























正解は・・・

レンドルでした。
lendl-3b.jpg 
大抵私がこういうクイズ出すときは、ほとんど答えがレンドルですから
そこから正解した人も多いんじゃないかと思います。

次点でサンプラスとなります。
sampras-1a.jpg 
何故次点かと申しますと、ほぼ同じ勝率で僅か数毛の差しかなかったからです。

勝利数についてはレンドルの方が僅かに上です。というわけで、
レンドルこそが「キング・オブ・第1セットを失った後の勝率」であることは疑いもないでしょう。

レンドルは前記事のベーグルマッチに続いて2冠達成となりました。
もうレンドルという選手はベーグルは、多いわ、いざ第1セットを取っても逆転してくるわで
相手にとってはまったくとんでもない選手ということになります。

その上コーチになったらなったで、中程度の能力しかないような選手に
輝かしい戦績という名のスパイスで彩りを加えてしまうんですからね。
ブログタイトルに偽りなし。良くご理解いただけましたでしょうか。

では、順位をずらりと見ていきましょう。
(現役選手は2017年10月9日現在の数字。データはすべてオープン化後)

《順位 勝率(勝利-敗退) 名前》
 01 43.59%(119-154) レンドル
 02 43.56%(115-149) サンプラス
 03 43.21%(070-092) ボルグ
 04 42.86%(105-140) ナダル
 05 42.49%(099-134) ジョコビッチ
 06 41.13%(102-146) マレー
 07 41.08%(099-142) ベッカー
 08 40.57%(129-189) コナーズ
 09 40.27%(120-178) フェデラー
 10 39.35%(122-188) ヒューイット

もう、強い選手ばっかりですね。
正直ナダルが歴代1位だと思いましたが実際には4位でした。
nadal-7a.jpg 
ただナダルの場合はこれから上がってくる可能性もあります。
単純に4連勝すればレンドルを抜いて1位に躍り出る計算です。
もっとも、第1セットを取られて負けてしまえば当然数字は下がるわけですが。

サンプラスが強いのも想定できていましたが2位とは正直意外でした。
ボルグよりも上だったんですね。
もちろんこの辺は僅差で皆凄いということになるんですけど。

murray-4a.jpg djokovic-8a.jpg federer-7a.jpg
現在の4強がずらりと勢ぞろいしているのも壮観です。
9位のフェデラーまでが4割を超えている選手ということになります。

hewitt-4a.jpg 
10位のヒューイットはレンドルと並んで最も5セットマッチ経験の多い選手です。
この2名が1位と10位に位置しているというのも実にいい感じです。

少し下の順位も見てみましょう。15位まで。

《順位 勝率(勝利-敗退) 名前》
 11 37.56%(077-128) 錦織
 12 37.30%(119-200) アガシ
 13 37.20%(077-130) マッケンロー
 14 36.56%(117-203) ナスターゼ
 15 34.47%(081-154) ロディック

錦織選手。
nishikori-2a.jpg 
他の全ての選手は歴代No.1です。その中に飛び込むこの存在感!
これはびっくりでした。
因みに16位以降はシュティッヒ、バブリンカ、クレルク、ゲルライティス、ツォンガと続き
さすがに錦織以外にもNo.1ではない選手も入ってくる状態です。
それにしても錦織は現役ではバブリンカよりも上なんですね。

agassi-8a.jpg becker-7a.jpg
アガシが12位です。これはもちろん全体で言えばさすがの高さなのですが、少し意外という気もしました。
ベッカーと順位が逆であっても違和感はなかったと感じます。
まあ改めて思い返してみればベッカーも5セットマッチ強かったですからね。
競り合いに強かったのはベッカーの方だったということだったのでしょう。

ベーグルマッチの方では好成績を収めていたのはアガシと、あと今回の表に出てきていないエドバーグですが
ここでは揃ってサンプラスとベッカーに後れを取る形になりました。この辺、特徴が出ていて面白いです。

参考までに、当サイトで言ういわゆる青色選手、オープン化前から活躍している選手のデータも上げてみます。

《暫定 勝率(勝利-敗退) 名前》
 01 50.36%(070-069) ロッド・レーバー
 11 38.21%(094-152) アーサー・アッシュ
 11 38.18%(113-183) スタン・スミス
 15 35.33%(053-097) ジョン・ニューカム
 21 33.76%(053-104) ケン・ローズウォール

「暫定」の欄は、その選手が今の順位では何位に相当するかというのを表した数字です。
laver-8a.jpg 
当然レジェンドですから皆ある程度凄いのはわかるのですが、レーバーの勝率はいったいどういうことでしょう。
50%オーバーとは!!
もちろんレーバー本人の全体の記録からすればほんの僅かの試合でしかないですし、
老境に至ったレーバーが、挽回する勝ち方を覚えたという可能性もなくはないのですが、
いやいや、残っている記録を見てみると、決勝で第1セットを失ってから優勝している数だけを見ても
もの凄くいっぱいありますからね、実はもの凄い数字を持っている可能性も大いにあります。
前記事のベーグルマッチにおけるローズウォールにも似た、実はもっと凄いんだろう候補の筆頭ともいうべき選手です。

続いて勝利数を見てみましょう。

《順位 勝利数 名前》
 1 129 コナーズ
 2 128 D・フェレール
 3 122 ヒューイット
 4 120 フェデラー
 5 119 レンドル
 5 119 アガシ

レジェンドがずらりと並んでいます。ヒューイットもこの分野では納得の大選手です。

ferrer-2a.jpg 
そしてこの中に何の前触れもなく飛び込んできているのが、ダビド・フェレール!
これはびっくりです。しかもトップのコナーズにあと一つにまで迫っています。
これはもう間もなく記録更新があるかもしれません。前人未到の130勝を達成してくれるでしょうか。

試合数も見てみます。

《順位 試合数 名前》
 1 433 サントーロ
 2 419 F・ロペス
 3 410 ロブレド
 3 410 D・フェレール
 5 404 ユーズニー

400を超えているのは歴代でこの5人のみです。
この数字は普通に第1セットを取られた回数ということになるので
純粋に試合数が多く、そしてあまり強すぎない選手が上位に来ることになります。
santoro-2a.jpg 
となればサントーロの1位というのは大いに納得です。

他にもこの表では、近年の選手が上位を占めているのがわかります。サントーロ以外全員現役です。
今年はトップ選手に怪我人が多く、選手の体力問題が取り沙汰されていますが
近年の選手たちのその長い選手生命というのも実はまた見逃すことができない事項なのです。

敗退数

《順位 敗退数 名前》
 1 348 サントーロ
 2 317 F・ロペス
 3 309 ユーズニー
 4 299 セッピ
 5 297 ロブレド

こちらもほぼ同じような内容になります。
フェレールに代わってセッピが出てきています。

いかがでしたでしょうか、2回に渡る、レンドル讃美、じゃなくて、
過去のデータに基づく、改めてこの選手は強いんだよ、というデータを発掘する企画。
また思いついたらやってみたいと思います。




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  1. 2017/10/10(火) 17:30:00|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<2017年、上海マスターズは頂上決戦をフェデラーが制す | ホーム | 歴代選手のベーグルマッチ>>

コメント

楽しいデータ、ありがとうございます。
正直、サンプラスは先手必勝型で体力勝負には強くない印象があったので意外でした。ナダル、ジョコビッチはメンタルの強さが最大の武器ですので、上位は納得です。(というかこの2人が1,2位かと思ってました笑)
ちなみに2セットダウンから挽回した回数とかだとどうなんでしょうね?
意外とフェデラーがやっている印象がありますが…
  1. URL |
  2. 2017/10/12(木) 22:56:47 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

そうそうたるメンバーの中に日本人がいる凄さ!よく格下にも苦戦し過ぎという話もありますが、単純に逆転勝ちは凄いですよね。
素晴らしい解析で、何か言うのもなんですが5セットマッチと3セットマッチの数も重要な気がしました。
  1. URL |
  2. 2017/10/14(土) 14:38:55 |
  3. ぽーち #2TDfamfI
  4. [ 編集]

>Kosei様
>ぽーち様

コメントありがとうございます。
5セットマッチに限定すればまた結果は違ってくるのかもしれません。

2セットダウンからの逆転勝ちですが、フェデラーはこれまでに10回やっています。
これはオープン化以降最多タイ記録のようです。

他にはボリス・ベッカーとアーロン・クリックステインがやっています。
この3人を当てるのはちょっと難しいかもしれないです。
ベッカーも多いのはわからなくもないですが、最多とは思いませんでした。



  1. URL |
  2. 2017/10/15(日) 09:17:41 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

フェレール、1位タイ?

フェレール好きの友人にこのランキングを話したら、その観点で試合を見出していまして、
昨日、早速1セット落として勝ったようです。ということは、これで1位タイでしょうか?
単独1位も今大会中に達成かも?
  1. URL |
  2. 2017/10/18(水) 21:41:22 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

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