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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2018年、バルセロナベスト8

今週はバルセロナとブダペストで大会が行われていますが
まずはなんと言ってもツアー500のバルセロナでしょう。

現在ベスト8まで進んでいます。
モンテカルロと同様というか、それ以上に上位陣は安定した勝ち上がりとなっています。

上位8シードのうち6人がベスト8に勝ち上がっています。
敗退したのは第6シードのジョコビッチと第7シードのシュワルツマンですが
この両者を下したクリザンとチチパスがそれぞれ代わりにベスト8に残っています。

日本勢は、杉田がガルシア・ロペスに敗退し、
第14シードの錦織が次にガルシア・ロペスと当たりましたが怪我で途中棄権となりました。

錦織は、クレーシーズンを通じてモンテカルロの調子が持続できるか心配だと感じていましたが
シーズンどころか次の大会すら無理でしたね。
しっかりとコンディションを整えれば戦えることは確認できたわけですから
ここは無理せず立て直してほしいところです。
錦織にとってはアメリカハードシーズンこそが復活の本番でしょうから。

両日本人を下したガルシア・ロペスですが、次にナダルと対戦しました。これはついてないです。
ストレートで勝利したナダルはこれでクレー連続セット取得記録を40の大台に乗せました。

既にニュースとなっていますが改めて記録を見てみると、以下のようになっています。

01 40連続 2018年 ナダル(継続中)
02 35連続 2004年 コリア
03 34連続 1973年 ナスターゼ
04 32連続 2011年 ナダル
05 31連続 2008年 ナダル
06 30連続 2012年 ナダル
07 30連続 2007年 ナダル

あらゆる記録を持ってるナダルとしてはもはやおまけ感の強い記録ですが
意外や新記録ということになります。

ナダルに勝つのは誰か、ではなくナダルからセットを取るのは誰か、
といった趣すらあるのが現在の状況と言えるでしょうか。
もっともナダルもシーズン中にコンディションを崩す時はあるでしょうから
他の選手も狙い時はあるはずです。

ハンガリーで行われているツアー250の大会にも触れておきましょう。
こちらもベスト8まで進んでいますが、上位4シードが全て敗退しています。
バルセロナに比べれば出場選手のランクが高くはないので同じ感覚で語るわけにはいきませんが
こういう感じの混沌が、予想されていた今クレーシーズンの展開でした。

敗退した中にはモンテカルロでズベレフと激戦を演じたガスケも含まれています。
ガスケは第3シードでした。

因みに第1シードはプイユ、第2シードはジュムール、第4シードはシャポバロフです。
ジュムールは少し聞きなれないですが、
ボスニア・ヘルツェゴビナの選手で今年の全豪でナダルと対戦しています。
また、大会で勝ち上がっている最上位シードである第5シードのベデネはスロベニアの選手です。
共に旧ユーゴ出身ということになります。

旧ユーゴといえば何と言ってもセルビアとクロアチアがお馴染みですが
他の国の名前をこうしてちょくちょく目にすると少し嬉しく感じます。

というのも、私は昔からバルカン半島の歴史に興味があって
イギリスにいた時はユーゴ人の友人がおりましたし、
90年代のユーゴ情勢などかなり気にして注目していたことがありました。
当時はネットも発達してなかったですからユーゴ情勢を知るのも楽ではありませんでしたが
スポーツと結び付けることで大きな流れの再確認などもできていました。

テニスではイバニセビッチやプルピッチ、セレス等がいまして
デ杯やフェド杯への出場をめぐる直接な問題が出ていましたし
サッカーのW杯では90年がユーゴ代表、94年は不参加、98年はクロアチア代表という具合に
情勢に合わせて出場国の変遷を見て取ることができました。

ちょっとテニスと関係のない話になってしまいましたね。
いずれにしろ、かつてのオーストラリアやアメリカの1強時代は終わりを告げ
幅広い国の選手が活躍する時代が来ているのだと認識することができます。
イギリスの選手がウィンブルドンで優勝するくらいですからね。
日本人だって活躍できるのですからある意味良い時代です。



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  1. 2018/04/27(金) 10:14:16|
  2. 2018年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

ユーゴ

こんな複雑な地域にご興味がおありなんですね!今度、裏ページで特集してほしいです。(これ以上、忙しくさせてはいけませんね)
若いころから、ニュースになるたびに知識を入れようとするんですが、どうも理解できません。
(日本も含めた)西側のニュースばかりが情報源なんで、なんとなく色眼鏡で見てしまっているような気もするし。。。

ATPのサイトではプレイヤーの国が国旗で表されますよね。初めてボスニアの国旗を見た時、「どこだ、これは!」と思いました。
今、改めて、モンテネグロやマケドニアの国旗も調べてみましたが、いやぁ、これも全然知らないですね。

サッカーとかでは、戦後(中?)はクロアチア対セルビアをやると、観客の怒号でひどいことになったようですが、
テニスではそんなことはなかったのでしょうか?

現在の男子テニスにおいて、ユーゴの影響力はすごいと思います。
海を渡ったラオニッチやトミックなどもいますし、ベスト100で10人前後はいますよね。
今も一国なら、フランス、スペイン、アメリカと肩を並べている。
ただ、ずっと平和で今も一国だったなら、ここまで強くなかったのかなとも思います。
(戦前のユーゴのテニス界ってどうだったんでしょう?)
経済危機に陥ったアルゼンチン同様、理不尽な苦境に陥った国ならではの強さかなと。
  1. URL |
  2. 2018/04/27(金) 22:14:30 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>かめ様

コメントありがとうございます。
旧ユーゴの選手というと、私の知っている限りで最初の選手は1973年全仏準優勝のピリッチです。
デ杯出場を拒否したことでユーゴテニス協会から重い処分が下され、
いくつかのトーナメントで出場停止になったのですが
個人の意思と国の圧力とが連動するなどということがあってはならないという論争が巻き起こり
多くの選手によるウィンブルドンボイコットなどスキャンダルに発展しました。

あとはジボイノビッチでしょうか。ビッグサーブで知られた選手です。
1986年ウィンブルドンベスト4で、この時はレンドルとの対戦でしたのでよく覚えています。

どちらの選手も今でいうクロアチアの選手で、案の定というか長身でビッグサーバーでした。
ピリッチの方は実際に試合を観たことはないですが、ジボイノビッチのサーブは確かに速かったです。

ゴラン・プルピッチという選手もいました。ユーゴ代表としてデ杯でイバニセビッチと共闘した選手です。
ただし、クロアチアが内戦状態になるとデ杯出場を拒否しました。
その後、92年バルセロナ五輪では新生国クロアチアの代表として出場し
イバニセビッチとのダブルスで見事銅メダルを獲得しています。
グランドスラムシングルスでは91年全豪、93年全仏のベスト8が最高成績です。
それぞれレンドル、クーリエに敗れていて、どちらの試合も観た記憶があります。
この選手はクロアチアとしては珍しいビッグサーブでない選手で、クレーコートに強いタイプのストローカーでした。
ちょうど私のユーゴ興味と重なっている時期の選手なだけによく覚えています。

男子のユーゴテニス界は何といってもクロアチアが先鞭をつけていましてトップ選手といえばクロアチア選手でした。
それ故に幸いというか戦時中のセルビアvsクロアチアというようなケースは
少なくとも大きな大会では実現しなかったように思います。

同じ時期に女子ではセレスがいまして彼女はセルビアなのですが、
逆に女子のクロアチアトップ選手はいませんでした。

女子ではもっと昔にはヤウソベッツという選手がいました。スロベニア出身です。
1977年の全仏優勝者で最初の女子ユーゴテニス界トップ選手といえます。

普通はほとんど触れない女子テニスですが、旧ユーゴ関係の話ということで少し取り上げてみました。


  1. URL |
  2. 2018/04/29(日) 11:13:29 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ありがとうございます!

ユーゴネタ、ありがとうございます!

ユーゴの中ではクロアチア”地方”が先行していたんですね。
セルビア”地方”の有力な選手が少なく、大ブーイングの試合はなかったようで、
それを聞いて、少しホッとしました。テニスでそういうことが起きるのは悲しいですよね。

プルピッチという選手、ビッグサーバーではなく、どちらかというとクレーが得意というのは、
カテゴリー的にはチョリッチと同じ感じですかね。

最後にセレスですが、恥ずかしいことにアメリカの選手だと思ってました。
途中でアメリカに帰化したんですね。全く知りませんでした。。。
  1. URL |
  2. 2018/05/02(水) 20:35:01 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>かめ様

テニスは個人のスポーツですがどうしても国別に見てしまう部分があります。
選手の傾向も出てくるので大まかなカテゴライズができますし
中にはレアなタイプの選手も居たりして、そういうのを見るのも楽しいです。
時代によってタイプの移り変わりなどもありますしね。

ビッグサーバーとなると大半がユーゴ系ですが
オーストラリアのグロートもクロアチア系だというような話を聞いた記憶があります。
しかし、今改めて調べてみるとどこにもそんな記述はなく
もしかしたら私の勘違いだったかもしれません。


  1. URL |
  2. 2018/05/08(火) 09:52:57 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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