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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2018年、クイーンズとハレ

グラスコート前哨戦はツアー500の2大会が行われました。
もう1週ありますが、ほぼ選手たちの事前の調整は完了したとみていいでしょう。

明らかにクレーとグラスの勢力図が非共存状態となっています。
クレーで活躍した選手のほとんどがグラスで戦えていないです。
もちろん前哨戦を調整と捉える向きもあるでしょうから
そのままイコール、クレーで勝つ選手はグラスでは勝てないと言い切るわけにはいきません。

ただ、数年前であれば、4強はもちろん、トップ10に入るような選手は
軒並みクレーでもグラスでも勝つ事が出来ていました。
しかし今はかなり厳しくなっています。
以前に比べて同じような戦い方では勝てなくなっているということかもしれません。

グラスコートでネットプレーをする選手が増えてきているというのも印象的です。
完全なネットプレーヤーででなくてもネットに出る機会を増やしているケースもあります。

ネットダッシュが増えるとコート内部の芝生の剥げ具合が増します。
そうなるとラウンドを重ねるごとにリターンに影響が出てきます。
当然、サーブの威力が増し、更にネットプレーが増えるというサーブ&ボレー有効化の循環が行われていきます。

とはいえ、やはりまだストローク主体の選手が強いですが、
単純にクレーで強烈なショットを打っていたティエムやズベレフは成果が出ませんでした。
グラス特有のストロークスタイルで戦わなくてはなりません。
クレーで活躍した選手たちがどう修正してくるか、興味があります。


ハレでは、チョリッチがフェデラーを下して優勝しました。
チョリッチはクレーシーズンで活躍できなかった選手です。
元々クレーの方が得意だったような印象がありましたが思うように結果が出せませんでしたた
しかし、その分こうしてグラスコートでタイトルを取ってしまうというのは印象的です。
全仏早期敗退の方が準備がしっかりできるということなんでしょうか。
ここがピークであれば寂しいですが、本番でもこのまま調子を維持してほしいところです。

準優勝に終わったフェデラーですが、
前哨戦2試合で結果は優勝と準優勝、圧倒的な勝ち方でもなく、時にはイライラする様も見せたりして
決してベストではなかったかもしれませんが、まずまずだったと思います。
何だかんだで今年のウィンブルドンで中心となる選手であることは間違いないでしょう。
ただ、全仏のナダルと同様、紙一重のところで崩れる可能性も秘めています。
決して昨年ほどには安泰でないと感じてしまいます。
いつもの私の心配病だったらよいのですが。


クイーンズではチリッチとジョコビッチの決勝となりチリッチが優勝しました。
両者は、敢えて全仏でもグラス前哨戦でも活躍できた選手をリストアップするならば名の上がる選手となります。
両名ともクレーシーズンを支配していたとは言えませんが、本番に強いというところがありますので
両グランドスラムで同じように安定した結果を出せるかもしれません。
むしろウィンブルドンでは全仏よりも良い結果というのもあるかもしれません。
共に実績自体は折り紙付きですからね。

優勝こそ逃しましたが、ジョコビッチはじわじわと復活してきている雰囲気があります。
復帰といえば昨年のフェデラー、ナダルがあまりに衝撃的でそれとの比較をしてしまいがちですが
このジョコビッチのような緩やかな上昇カーブでも本来は何の問題もないはずです。
マレーやバブリンカは遥かに苦しんでいるわけですから。
以前の圧倒的な強さというのとは違いますけど、
他の選手も手探りのような戦い方をしている今年のグラスコートにおいては
今のジョコビッチの状態はむしろ好都合と言える状況ではないでしょうか。
過度な期待は禁物ですのでまずは全仏と同等の結果が出せるかというところでしょう。

優勝したチリッチは去年のウィンブルドン準優勝ですし、今年は全豪でも準優勝でした。
マスターズの成績はそうでもないんですが、グランドスラムでは強いです。
因みにGSでは106勝40敗で73%、タイトル1、マスターズは96勝83敗で54%、タイトル同じく1と
サフィン、バブリンカ級のグランドスラム男と言えます。
ある意味、一番注目すべき選手かもしれません。


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  1. 2018/06/25(月) 10:45:43|
  2. 2018年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

フェデラーの準優勝

フェデラーが負けると(それが決勝でなくても、小さな大会でも)、精神的に落ち込み、
次の日も嫌な気分で朝起きることになるんですが、なんか今日はすがすがしい気分です。
チョリッチの戦い方がすばらしかった。失う物は何もない状態だったからかもしれませんが、
精神的にすばらしいコントロールでした。彼はきっとさらに伸びるんじゃないでしょうか。
一度注目された後にランキングが落ちたのも、いい成長につながっているのかもしれません。

さて、フェデラーですが、最後3戦はかなり危なっかしい感じに思えました。特に精神のコントロール。
ハレの準優勝は2010年と2012年があり、2010年は全英で準々決勝負け、2012年は5年ぶりの優勝でした。
2012年の再現になることを祈ります!
  1. URL |
  2. 2018/06/25(月) 12:24:07 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

フェデラーはハレの試合を見る限り、体作りは上手く仕上がっていると感じました。
ただ、彼がやろうとしている事と出来る事・出来ない事の判断に若干のズレがあり、試合運びがチグハグだったと思います。
あと1週間でその点をクリアできれば、今年も強いフェデラーが見れそうな気がします。
  1. URL |
  2. 2018/06/25(月) 12:31:24 |
  3. hinoe' #-
  4. [ 編集]

>かめ様
>hinoe'様

私も感想としてはフェデラーは本調子ではないが仕上がってきているという印象です。
優勝を狙い選手としてはウィンブルドンのような大会では第2週にピークを持ってきたほうがいいので
今完全に絶好調でないほうが逆に良いのではないかという気もしています。
ただ、まさかと思った2013年の例もありますので、調子が上がらずに終わってしまう可能性が心配です。

  1. URL |
  2. 2018/06/25(月) 17:30:36 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ジョコビッチの場合、昨シーズンというより途中で手術して3月から復帰してることもあるので、むしろ過程としては順調ですね。芝シーズンも勝率は高いので、いけるとこまで頑張って欲しいなと個人的に思います。

それ以上に自分にとって嬉しかったのは、チョリッチの優勝ですね!ずっと注目の選手と言ってて、ちょっと勝てない時期もありましたが、少しずつ結果に繋がっている感じがします。

何となく他の次世代選手に比べて体つきがしっかりしている気がするんですよね。爆発力はないかもですが、軌道に乗ると一気にランキング伸ばせるんじゃないかとますます期待してしまいます。
  1. URL |
  2. 2018/06/26(火) 18:28:38 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

>おスミ様

チョリッチは今では数少ないセンスを感じさせる選手です。
パワー型の選手が増えている中でこういうタイプの選手が伸びてくると試合が面白くなります。
ただ、どうにもこういうタイプの選手は近年伸びが悪い傾向にあります。
結局上の方に出てこなかったとか、パワー型にシフトしてしまったとかそういうことが多いので
この勝利を機に上がってきてほしいとは思うのですが。

  1. URL |
  2. 2018/06/27(水) 09:33:11 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ミーシャ、おめでとう!

ミーシャ、やりましたね!私はミーシャのことは全く知らず、サーシャが注目された後に、
「え?お兄ちゃんもプロテニスプレイヤーなの?」ってノリでした。

改めて彼の過去のランキングを確認してみました。
2008年ころに100位以内に入るものの、2014年からは落ち続け、一度1000位からも落ちています。
2016年10月に100位以内に戻り、昨年は自己ベスト25位。
弟の活躍が影響したんでしょうね。もちろんその弟に多大な影響を与えたのはお兄ちゃんなんですが。

  1. URL |
  2. 2018/07/01(日) 10:16:51 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>かめ様

希少性の高いプレースタイルが活躍してくれると嬉しいです。
今ではテニス界を代表するネットプレイヤーといえばミーシャになりますから
このスタイルを貫いてくれてよかったです。
たぶんストロークスタイルにチェンジすべきかと葛藤した時期もあったと思うんですよ
何せジョコビッチ、マレーと同じ年齢ですからね。
正にストロークスタイルがネットプレーを封じたドンピシャの世代になります。

あと、ハレでフェデラーとエブデンの試合を観ましたが
同じように積極的にネットを取るスタイルで懐かしさを覚えました。
結構良いサービスキープもできていました。
ただ、本調子でないフェデラーにバシバシとパスを決められるシーンもあり
やっぱりサンプラスの頃とは違うんだなとも思いました。


  1. URL |
  2. 2018/07/02(月) 11:49:14 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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