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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2019年、全仏決勝はナダルが勝利

ナダル強かったです。12回目の全仏制覇。

これで全仏3連覇となりました。全仏3連覇を3回以上やっているのはナダルだけです。
いや、全仏に限らず同一グランドスラムで3連覇を3回以上やっているのはナダルだけです。
いや、同一グランドスラムに限らずグランドスラム3連覇を3回以上やっているのはナダルだけ。

ナダルは全仏4連覇、5連覇ときて現在3連覇中ですが、ひょっとして6連覇の途上なのだったりして。
いやさすがにそれは無理ですか。あと3年必要ですし、3年後にナダルは35歳。
35歳でグランドスラム優勝できる選手がいますかって話です。・・・あ!

ナダルの優勝12回の決勝の相手を見てみると、フェデラーが4回でトップ、
続いてジョコビッチの2回なのですがそれ以外は1人ずつという状態でした。
今回のティエムはフェデラー、ジョコビッチ以外で初めてナダルと2回決勝を戦った選手ということになります。
4強以外で2年連続同一グランドスラム決勝進出というのも2009-2010年全仏のソデルリング以来です。

間違いなくティエムは全仏の巨大な壁をに果敢に挑んでいる最中だといえます。
今後長い長い全仏1強史の勢力図が塗り替わるとするならば、
それはティエムの手になる可能性が大きいものであることは間違いないでしょう。

かつてウィンブルドン1強時代にフェデラーに挑んだナダルの姿が頭をよぎります。
当時最強のフェデラー相手に2年連続で決勝を戦ったナダルは、どいらも準優勝に終わったのですが
3度目の正直で挑戦した際には遂に王座をもぎ取ったのでした。
その2年目の敗退の際には、もしも今後フェデラーを倒す選手が現れるとしたら
それはナダル以外にないだろうと思わせたものです。

今年のティエムが当時のナダルほど王者に肉薄していたかと言われればそこまでではないかもしれません。
しかし同じように強い可能性を感じたのは確かです。

試合の方、第1セットの出だしはティエムの守備力が、そして第2セットではその攻撃力がナダルを上回っていました。
これがもう少し持続してくれればと思うのですが、そこがまだ王者と決定的に違うところなんでしょう。
準決勝のジョコビッチ戦もそうでしたが、もうひと踏ん張り、というところでミスをしたり
攻めの姿勢を自ら崩したりで、力で打ち負けるのではない取られ方をする時間帯がちょくちょく発生します。
この辺が、見ていて惜しいというか歯がゆいというか、どうにもやきもきさせられてしまうわけです。

試合の最初の方ではナダルのミスが多かったですが、不調というよりもティエムの粘りに引きずられてのミスでした。
連戦のはずのティエムは疲れ知らずで、むしろジョコビッチ戦以上に体が動いているのではないかと思われました。
しかしその上を行き、きっちりと要所を締めてくるナダルはさすがでした。

ティエムのあのプレースタイルを5セットマッチでずっと維持させるのは難しいと思いますが
位置取りを前にしたり後ろにしたりと結構考えてプレーしている部分もあり
何より片手打ちなのにバックハンドでナダルに撃ち負けないというのは大きな武器だといえます。
新ためて現時点で既に、ナダル、ジョコビッチに匹敵するクレーコートの最強選手なのだと思いました。

ティエムは今25歳ですから、当サイトのピーク説で言えばまさに絶調の時です。
そして近年はそこからしばらくピークが持続する傾向にありすのでここからの更なる伸びも楽しみです。
来季のクレーシーズンが目玉でしょうが、まずはハードシーズンでも成績を残すことでしょう。
グラスコートについてはある程度は仕方ない部分もありますが、
昨年のウィンブルドンは初戦敗退でしたのでさすがにそれよりは勝ちたいものです。
昔から全仏王者やファイナリストがその年のウィンブルドンで初戦敗退するというケースは多くありますが
苦手コートであってもある程度は克服していかないと更に上には行けません。
ハードシーズンへの足掛かりとしてグラスでの戦い方も見てみたいと思います。

今更記録の話もどうかという思いもあるかもしれませんが
ナダルはGS優勝回数を18回に伸ばしました。トップのフェデラーが20、3位のジョコビッチは15です。
この辺はもう1回2回の優勝がどうのこうのいうレベルではなくその偉大さは既にカンスト状態といえるわけですが
それでもまだ記録を伸ばし続けるというのは異次元レベルですらあります。

例えばジョコビッチは4大会連続の優勝が途切れました。しかし言ってもベスト4ですからね。
ナダルもここ1年ではグランドスラムで成績が出せず1年ぶりの優勝ということになったわけですが
結果を出せなかった間は全てベスト4以上という成績でした。
そしてフェデラー。ご存じの通り、4年ぶりの全仏でベスト4だったわけです。
この人たちはベスト4ですら残念というか当たり前の結果とされてしまうのです。
それだけ破格の存在ということでしょう。

テニス界はクレーシーズンが終わり、グラスシーズンに入ります。これまた見どころが多いです。
前哨戦があるとはいえ、クレーと違ってマスターズがありますんからぶっつけ本番的なところがありますし
クレーシーズンで成績を残した多くの選手が活躍できない可能性のあるコート種別ということで
思わぬ選手が出てくる可能性にも注目していきたいです。



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  1. 2019/06/10(月) 12:00:00|
  2. 2019年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<2019年、グラスシーズンスタート | ホーム | 2019年、全仏決勝は昨年と同じ顔合わせ>>

コメント

ナダル優勝おめでとうございます。ティエムも頑張りましたがやはり同一大会で12回優勝は、、、、天井知らずの域ですね

お粗末ながら、自分なりにも試合分析しましたが。。。

・1セット ラリーにおいてはこの試合もっともスリリングなセットでした。ただ左右に振りまわしていたのはナダル
ティエムの守備力に焦りナダルにしては結構な数のUEを出していたが要所を締めてセットアップしたあたりはさすが

・2セット 1セット目と一転、ハードコートのようなキープ合戦になりました。これはティエムのサーブ主体の攻め
に切り替えたのが大きいと思います。ストロークではナダル優位でしたが、タイブレ戦のプレッシャーをついた
ティエムの戦略勝ちのセットでした。

・3セット ティエムの超サーブ攻撃は落ちてきました。ナダルは見逃さず冷静にストローク展開し更にサーブを上げてきました

・4セット 厳しい言い方すると、ティエムはここで一旦ここから3セットマッチをやるつもりでリセットして欲しかった。
でもそうならずナダルはバック攻めまで復活させてました。ちょっと硬くなり競った場面になりましたがティエムが
もっと硬くなってしまいました。やはり2セット失ってあとがない心境が上回ったからだと思います。

でも、時間がたつにつれて、ナダルだけができそうな試合展開に思えましたね。
思えば、クレー戦の前半の不調を考えるとよく最高のレベルまで立て直してきた。
そして素晴らしい試合をフェデラー戦に続けて決勝の舞台でみせてくれたナダルには感謝しかありません。

ティエムはクレー保守に傾かず?ハードでの適正化を最優先に目指すべきだと思います。
去年の全米、今年のIWのことを考えれば実力ありますし、やれないことはないと思います。
今後のティエム、更に期待します。
  1. URL |
  2. 2019/06/10(月) 15:37:39 |
  3. RfRn #-
  4. [ 編集]

ティエムは確実に去年より成長していたでしょうが、それでもこれだけの差があるのかという。ティエムがまだ20歳とかであれば期待度は違うんですが、25歳ですからね。
ナダルは来年、再来年と全仏優勝しても驚かないぐらい今でも相変わらず強いです。ティエムが第2セットを取りましたが、なんの心配もなくナダルが勝つのだろうなと思い見てました。グランドスラムに限らず同一大会で3連覇3回は恐らくナダル以外やったことないですね、彼はそれを全仏とバルセロナで達成しています。

私はいい加減BIG4を駆逐する若手たちの登場を待ちわびています。サンプラス、アガシ世代を駆逐したニューボールズのような存在はまだ現れないのかと。以前よりもBIG4の独占状態は崩れていますが、今大会もSFに3人が残っています。そもそも強すぎるといえばそれまでですが、彼らも明らかに衰えているわけです。
  1. URL |
  2. 2019/06/10(月) 19:24:26 |
  3. たかはし #2kbNzpR6
  4. [ 編集]

たかはし様>

確かに3人ともフットワークこそ衰えてはいるんですが、しかしテクニックでのカバーも凄まじい物がありますからね...
明確な欠点があれば突破も容易いんでしょうが中々そうはいかない所が。
ティエムは球威こそ強いですが組み立てにはまだ改良の余地ありですかね。そういうスタイルというのもありますがやや回り込みフォアに頼り気味な感じも。
  1. URL |
  2. 2019/06/10(月) 21:10:53 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

BIG4の衰えもあり、グランドスラムでも1人を倒せる若手は増えてきました。(チチバス、ティエム、チョンヒョン、あと若くはないですがデルポトロ、アンダーソン、チリッチ)ただ必ずと言っていい程、その後他のBig4(というかBig3)に完膚なきまでにやられてしまうんですよね。
その状況において、今回のティエムは1番健闘していたと思います。
  1. URL |
  2. 2019/06/11(火) 12:27:17 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

全仏とは関係ないですがATPがレーバーカップ2017の戦績を加えたようです
ナダルvsイズナーのH2Hを見たところレーバーカップ2017での対戦が載っていて、これでイズナーは公式戦でナダルから1勝あげたことになります
今日時点では2018はまだ反映されていないようですが、レーバーカップがATPとの共催になるというニュースもあったのでこのサイトのデータにも加えることになるのかなと思いました
  1. URL |
  2. 2019/06/12(水) 09:07:45 |
  3. ばっじ #-
  4. [ 編集]

若手のメンタル?

ナダル12回目の優勝おめでとうございます.V10でもすごかったのに,もうなんというか,言葉も出てこないぐらいの凄さですね.ナダルがいる限りティエムにチャンスは来るんだろうかと思わせてしまいます.「将来きっと勝つ」と言ってくれたって,自分が引退してからと言うんじゃねぇ.(無論そんな傲慢なことは言ってませんが,こっちからするとそう見えてしまいますね.)

話はちょっとズレるかもしれないんですが,ベッカーが(借金問題はどうなったんでしょう?)若手のメンタルについて苦言を呈して,奮起を促してるようです.28歳以下でグランドスラムの決勝に進んだことのあるのもティエムだけだそうで,

「ベッカー氏,『ビッグ3』に対抗できない若手を批判」となっています.
「彼ら(ビッグ3)に輝きがあるうちにくぐり抜けていくのを見たい.若手が持っていなくて,彼ら3人が持っているメンタリティはある.フォアハンドでもフィジカルでもない.勝ち負けの違いを生むのはマインドセット,姿勢だ」

というんですけど,皆さんはどう思われますか.確かにあたっているところもあるとは思いますが,お互いに切磋琢磨しあってトップに君臨し続けたなかで培われたメンタリティという部分も大きいと思います.そういう経験を持っていない若手が同じメンタルを身につけるのは容易ではないでしょう.ズベレフのことも念頭に置いているのではないかと思いますが,効果的な処方箋はあるのでしょうか.
  1. URL |
  2. 2019/06/12(水) 22:38:50 |
  3. brunello448 #-
  4. [ 編集]

皆さま、コメントありがとうございます。

ティエムも頑張りましたが準決勝でジョコビッチを下した後ですからこれはもう難しい問題です。
グランドスラムに限らずマスターズでもよくあることですが、ビッグ3に勝つことのできる選手はいます。
しかし、2連戦となるともう歯が立たないんですよね。1戦勝つだけで精魂尽き果てるのでしょう。
今回のティエムもまさにそんな感じでした。しかもあまり調子の上がらないジョコビッチが相手で
ようやくの勝利でしたから、トータルの力の差はまだあるのだと思います。
ビッグ3を倒せる選手が同時に何人か現れて、その選手同士がライバル関係になるようだと
お互いが刺激しあってまた雰囲気も少し違ってくるのかもしれません。


>ばっじ様

レーバーカップの件、情報ありがとうございます。
こうして過去の情報が修正されるとなると色々と見直しが必要なんですよね。
最近はほとんどなくなったかと思ってましたがいまだに起こるとは。
テニスデータはまだ発展途上にあると思うことにいたします。

  1. URL |
  2. 2019/06/13(木) 12:29:07 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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