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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2019年、ウィンブルドン準決勝

いや~、テニスっていいですね。
いや、違うな。こうかな。
フェデラーvsナダルっていいですね。

なんという、なんという、試合後の観戦感。
観たぞ、というこちらまでが高ぶる気持ち。
試合内容が良ければ良いほどそういう気分に浸れます。

決勝はジョコビッチとフェデラーとなりました。

まずはジョコビッチの方から行きましょうか。
バウティスタ・アグー戦。
バウティスタ・アグーの粘りに調子が狂わされたのは少々意外でした。
昔のジョコビッチにはそういう面も結構あったのですが、覚醒してからは
ましてやグランドスラム第2週ともなればその安定度は極上のものとなっていましたから。
第1セットを簡単に取っただけにその後のミス連発は想像外のものでした。
このところ2戦連敗していたというのもなんらかのプレッシャーになったのでしょうか。

単にジョコビッチが調子を崩しただけという可能性もありますが、
もしかしたらここにジョコビッチ攻略のヒントがあるのかもしれません。
バウティスタ・アグーは良く戦いましたが決定打に欠けました。
これでもしもゴファンや錦織のような一撃があれば展開は大きく変わったかもしれません。
ジョコビッチも我慢することで調子を取り戻すことができました。
せっかく狂わせたのに、改善する時間を与えてしまったとも捉えられます。
良い時間帯に一気に畳みかけることができなかったのは残念なポイントでした。

まあ、選手に振り分けられるステータスには限界がありますので
バウティスタ・アグーの粘りとゴファンの強打とでは
どちらかを選ばないといけないということなのだろうとは思います。
これを両方持っている選手などというのは通常はあり得ず、
あるとすれば、それはすなわちジョコビッチ、ということになるのでしょう。

まあただ、隙のないジョコビッチを苦しめた一例として
ダメもとでも、そのプレーを参考にしない手はないと思えるのですがいかがでしょう。


さて。そしてフェデラーvsナダルです。
もうなんて言うんでしょうね。素晴らしい。見事な試合でした。
正直、ナダルはいつもよりもショットが入らず、調子は最高潮ではなかったと思います。
それでもあの粘り、恐るべしです。ブレークポイントをいくつ凌いだでしょうか。
ジョコビッチも同様にブレークポイントセーブが異様に多い選手ですが、
この両者の追い詰められた時の強さというのは、
恐らくテニス史上でも他を圧する最高のものだといっていいと思います。

第2セットをナダルが簡単に取りましたが、それでフェデラーが調子を崩さなかったのは大きいです。
以前のフェデラーは、バックハンドがナダル戦での最大の弱点だったのですが
2017年の劇的な復活以来、一気に有効な対抗打に生まれ変わらせました。
逆にナダルのバックハンドを責めるスタイルが効果を発揮し、
フェデラー最大の持ち味であるショットの多彩さが最大限に発揮された試合になったと思います。
躍動感のあるフェデラーの動きと高精度のナダルのショットを存分に味わうのはテニスファン無上の喜びです。
全仏の時と違い、最後までどちらが勝つわかわからないような展開だっただけに
この試合は最大のプレゼントになりました。ありがとうございます。


決勝は、まあ正直ジョコビッチ優勢ですよね。
準決勝の両者の調子で言えばフェデラーの方が上だったと思いますが、
それは展開によるものであり、ここまで何度も戦っている相手に対して
ジョコビッチが調子を狂わせたままで試合を迎えるとは思えません。
願わくば良い試合になることを期待したいです。
今年行われたビッグ3同士のグランドスラム決戦は、全豪決勝、全仏準決勝と一方的な展開でした。
今回ようやく内容の良い試合が行われましたので、この勢いのまま決勝も観戦後の満足感を味わいたいものです。

このところフェデラーはジョコビッチに勝っていません。
最後に勝ったのは2015年の年末ですので実に3年半勝ってないことになります。
またグランドスラムに限定すると2つのウィンブルドン決勝を含み実に4連敗中となっています。
最後にグランドスラムで勝ったのは2012年のウィンブルドンですので実に7年前ということになります。
実はビッグ3同士の対戦のうち、近年一番差が出ているのはこの両者なのです。


さて、もう一つ、ちょっと決勝とは離れますが、教えていただいた情報によると
錦織は現在実にグランドスラム21連勝中だそうです(対人間成績。人以外の何かとの対戦は除外)。
凄いですよね。凄いんですが何故タイトルはないんでしょうか。
こういう素晴らしい選手の才能をむしり取る現在のテニス界の制度はいかがなものでしょう。
これを受けて、私は新たなレギュレーションを考えました。

「グランドスラム優勝15回以上を達成した選手は、年間一つのグランドスラムにしかエントリーできない」

どうでしょう?マスターズに出場義務がありますが、それを逆手に取った大胆な発案です。
これにより一気に優秀なグランドスラム成績を収める選手が増加することになります。

しかも「年間一つのグランドスラム」というのも、
好きなものにエントリーできるのではなく、一番優勝数の少ない大会に限定されます。
こうすれば、フェデラーとジョコビッチは全仏のみ、ナダルは全豪のみにエントリーすることになります。

かなり強引なレギュレーションチェンジですが、かつてのジャック・クレイマーなら強行したかもしれません。
他の前途ある選手の未来のためには致し方ないことなのです。


と、ここまで考えておきながら、準決勝のフェデラーvsナダルを観て考えを改めました。
だって、この試合が観られないなんて考えられない。
ゴファンvsバウティスタ・アグーも素晴らしいとは思いますが、やっぱりフェデラーvsナダルが観たい!

こんなこともわからないなんて、
ジャック・クレイマーもまだまだテニスのことがわかってないなあ(トバッチリの極み!)。




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  1. 2019/07/13(土) 09:54:00|
  2. 2019年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
<<2019年、ウィンブルドン決勝はジョコビッチ | ホーム | 2019年、ウィンブルドンはベスト4へ>>

コメント

参考までにご存じない方のために、「ジャック・クレイマーと」は

かつての名選手ですが、引退後は剛腕プロモーターとして活躍した悪名高い人物です。
その強引で大胆な手法は賛否を巻き起こしました。

詳細は当サイト本体の「パンチョ・ゴンザレス最強説」で触れていますので参考までに。
http://www.jouhoumou.net/~au-saga/lendl/gonzales_index.htm

  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 10:04:17 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

決勝はジョコビッチ優勢との管理人様コメントがありますが、私はどうしてもフェデラーに期待してしまいます。ここ最近の4連敗も、フェデラー視点だとフェデラー復活&好調時の2017年-2018年前半でジョコビッチが不調で勝ち上がってこなかった点もありますし、グランドスラム4連敗もジョコビッチ最強時の2015年ウィンブルドン、全米、2016年全豪の3連敗がありますし。フェデラーは2017年含めてここ数年では1番調子が良いと思いますし、ジョコビッチは逆に最強だった頃と比べて磐石ではないと思います。(かなりフェデラーファンに都合の良い考えですが笑)
  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 13:36:48 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

やっぱこの二人の試合はすばらしいですね。お互いがお互いを限界に押しやり、相手のベストを引き出してしまう。。。
正直、フェデラーが勝つのは厳しいと思っていましたが、ナダル用の戦略を徹底的に考え抜いてきていました。
ラリーも含め、リターンでスライスを多用しませんでした。
リターンはハードヒット、エンドラインギリギリを執拗に続けました。
ネオバックハンドは2017年の全豪同様、有効でしたね。
あと、なんといっても、ロングラリーでフェデラーが点を取ることが多かったのは意外でした。

11年前、何週間も引きずった気持ちをやっと立て直せた気分です。(笑)
  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 17:03:04 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

テニス界の最近の片手打ち事情

管理人様
お疲れ様です。データオタク2Rまた登場です。

ウィンブルドンの決勝はジョコビッチvsフェデラーとなりました。

すなわち両手打ちvs片手打ちですね。
ウィンブルドンでは、2003年のマーク・フィリプーシス以来フェデラー以外の片手打ちバックの選手は1人も決勝まで進んでいません。
現役選手にも片手打ちの有力選手は次々現れていますが、その中で特に活躍したといえるグランドスラム決勝経験者の2人(ワウリンカ、ティエム)はどちらもグラスコートを苦手としています。フェデラー・ワウリンカ・ティエム以外でグランドスラム決勝に臨んだ片手打ち選手はF・ゴンサレスが最後のはずです。片手打ち同士の決勝もその時が最後です。ワウリンカ、ティエムともに決勝で戦った相手は全てジョコビッチかナダルのどちらかです。
フェデラーのほうはゴンサレスと対戦した2007年全豪より後に限定すると、対ナダル7回、対ジョコビッチ4回、対マレー3回、対チリッチ2回、対デル=ポトロ1回、対ロディック1回、対ソデルリング1回となっています。
ベスト4まで見ていくと、ほかにディミトロフ、ガスケ、チチパスといった名前が見えます。

現在のTOP30では、フェデラー、ティエム、チチパス、シャポバロフの4人が片手打ちです。
残念なことにフェデラー以外の3人はいずれもこのウィンブルドン、初戦敗退です。
3者ともにウィンブルドンではここ3年で複数回の初戦敗退を経験しています。
まあ、シャポバロフとチチパスの最初の初戦敗退はまだグランドスラム未勝利のころでしたから責めるほどではないですが。

しかし、片手打ちバックハンド最後の砦だったウィンブルドンが唯一2004年以降フェデラー以外の片手打ち選手の決勝進出がないというのは面白いです。
まあ、9割がたワウリンカのせいですが。


このあたりの両手打ちと片手打ちの最新事情について、ちょっと特集が見たいかな、とリクエストしておきます。

さて余談です。
このところ、過去の記事を読んでいくとほかにも最新の数字が知りたい!という項目があります。

・グランドスラム準々決勝成績ランキング
・各グランドスラム大会の勝利数ランキング(前回ある程度触れましたが)
・グランドスラムベスト8進出回数ランキング

パットと思いついたのでこういうのでしょうか。

あとは結構前に注目の若手特集みたいなコメントをした記憶があるのでその結果がどうなったかというのも気になります。
結構、当時の期待通りに伸びてきた若手って少なかったように思います。
  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 17:35:39 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

各グランドスラム大会の勝利数ランキングやグランドスラムベスト8進出回数ランキングはWikipediaの記事から拾えます。
https://en.wikipedia.org/wiki/Lists_of_tennis_records_and_statistics

Grand Slam tournamentsのMatch winsの項とCareer totalsの項
https://en.wikipedia.org/wiki/Open_Era_tennis_records_%E2%80%93_men%27s_singles

誰でも編集可能なので確認は必要ですが、各グランドスラム大会の勝利数ランキングは以前2Rさんが書き込んでいた数値と一致していたためそこは合っていると思われます。
  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 19:37:25 |
  3. たかはし #mQop/nM.
  4. [ 編集]

ナダルは少しストロークのパワーが落ちてたようにも見えますが、ここは打ち勝ったフェデラーを褒めなければならないでしょうね。
いやいや、いくらスポーツ医学の進化など色々あるにしてもそもそも38手前でこれほどやれるというか11年前の時点で
全盛期を若干過ぎてた感もあったはずなのに本当に常識では測れない人っているんだなって痛感させられます。
ウィンブルドン1大会100勝もそうですし全豪との2大会でほぼ200勝、全GS353勝なんて宇宙を超えて外宇宙レベルなのでは…
コナーズがもし全豪と全仏を皆勤してたらあるいはいくらか迫ってるのかそれももしかしたら怪しいぐらいでしょうか。
  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 21:38:16 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

ゴンサレス!

ゴンサレス、懐かしいです!実は男子の片手BHで一番好きなのは彼だったりします。
女子はもちろんエナンです。重すぎもせず軽すぎもせず、カミソリのような鋭さがたまりません。
(過去の記憶なんで、頭の中でドンドン美化されている可能性もありますが。)
  1. URL |
  2. 2019/07/13(土) 21:49:29 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>たかはしさん

実のところ、こちらも大抵wikipedia(の個人ページ)から拾って書き込んでいます。
裏が欲しいときはATPで確認していますね。

いや、たしかにまとめてくれてるんですけど、多すぎて見づらいときがあるんですよね。
後、ざっと見てみるといくつか1984年以前の選手が除外されてるものもあるみたいですね(このサイトでもTOP10在位週数はそのようになってます)。

基本的にwikipedia、ATP、ITFから拾うスタンスなのでオープン化前が絡むときと1980年代以前のATP全体に関する記録に関しては管理人様に丸投げしております(調べきれない)

準々決勝勝率に関しては、データを出した後の使い方が個人的に好きでしたね。
  1. URL |
  2. 2019/07/14(日) 00:16:55 |
  3. 2R #2mo2qD.Q
  4. [ 編集]

( Kosei さん↓)
>決勝はジョコビッチ優勢との管理人様コメントがありますが、

管理人さん、どうかどうかこの予想は、
フェデラーファンのためにも覆さないで、
そのまま置いておいて下さいませ。(^_-)-☆
  1. URL |
  2. 2019/07/14(日) 01:01:02 |
  3. 河谷 #-
  4. [ 編集]

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