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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

マスターズ成績(2019年シンシナティ終了まで)

全米のドローが発表されました。
いよいよ今年最後のグランドスラムが始まるわけですが、
その前に、マスターズ成績がATPサイトに載っていましたので転用の上少し更新して紹介します。
マスターズシリーズは1990年に開始されたシリーズです。
グランドスラムに次ぐ大きな大会として開催されているのはご承知の通り。

《マスターズ成績:トップ10 150勝以上》

タイトル 勝利-敗戦 名前

01. 35 381-079 ナダル
02. 28 379-107 フェデラー
03. 33 348-078 ジョコビッチ
04. 14 212-081 マレー
05. 17 209-073 アガシ
06. 01 191-117 ベルディフ
07. 11 190-070 サンプラス
08. 01 189-122 フェレール
09. 05 157-070 ロディック
10. 01 151-105 バブリンカ

勝率で並び替えると以下になります

01. 82.83% ナダル
02. 81.69% ジョコビッチ
03. 77.98% フェデラー
04. 74.11% アガシ
05. 73.08% サンプラス
06. 72.35% マレー
07. 69.16% ロディック
08. 62.01% ベルディフ
09. 60.77% フェレール
10. 58.98% バブリンカ

ナダルはタイトル数、勝利数、勝率で3冠となっています。
ナダルの出場は全てがトップ選手の出場義務が発生した2000年以降ですからこの数字はこれは相当やばいです。
こうも見事な数字が出せているのはグランドスラム成績と比べてクレーコートの大会が3つもあるというのが大きいでしょうか。

もちろん全マスターズ大会を唯一完全制覇しているジョコビッチもナダルに肉薄した成績をみせています。
勝率とタイトル数でナダルに次ぐ2位、勝利数ではフェデラーに次いで3位となっています。

因みに、ここにリストアップされた選手は全員、マスターズ勝率が、生涯勝率よりもGS勝率よりも低くなっています。
マスターズはグランドスラムに比べドロー数が少ないので1敗で下がる勝率の数字が大きくなります。
しかも上位シードは初戦免除ということもありますから尚更その影響は大きいです。
また、先述の2000年以降のトップ選手の出場義務もありますから、勝率が低くなるのは必然といったところです。
フェデラーが80%を切っているというのがその難しさを大いに物語っているといえます。
こうして考えるとマスターズで勝つというのは最も難しいことのなのかもしれません。

もう少し過去の選手、例えばコナーズ、ボルグ、マッケンロー、レンドルの旧4強も
現在のマスターズに相当する大会には出場していましたので類似した数字を出すことが可能です。
実際にこの4名は非常に高い数字を記録していて、4名まとめてナダルとジョコビッチの間の勝率に入っています。
さすがの成績といえますが、これまで何度も述べている通り
トップ選手の出場義務がない時代でしたから、現在の4強に比べれば出場大会数も多くなく、
決勝に進出したとしてもトップ選手同士が常に戦っていたわけでもありませんでした。
ボルグについては4人の中でも勝率トップ(ナダルに次ぐ歴代2位)なのですが勝利数については150勝に到達していません。

その意味で、ナダルやジョコビッチの数字の価値は恐ろしく高く、もはや異常とさえ言っていいでしょう。

グランドスラムでは長く3強による支配が続いていますが
マスターズについてもほぼ同様で、まずは他の選手はここから切り崩していかなければならないわけです。


現役選手でグランドスラムを取っておらずにマスターズを制した選手は以下のメンバーになります。
ここから新たなグランドスラマーが登場するでしょうか。

ベルディフ(2005年パリ)
ロブレド(2006年ハンブルグ)
ツォンガ(2008年パリ、2014年カナダ)
ズベレフ(2017年ローマ、2017年カナダ、2018年マドリード)
ディミトロフ(2017年シンシナティ)
ソック(2017年パリ)
イズナー(2018年マイアミ)
カチャノフ(2018年パリ
ティエム(2019年インディアンウェルズ)
フォニーニ(2019年モンテカルロ)
メドベージェフ(2019年シンシナティ)

ベルディフに関しては14年前ですね。
もはや新たなグランドスラム覇者を探せという意図とはかけ離れた存在ではありますが、その息の長さに驚嘆します。
因みに4強以外のグランドスラマーである、バブリンカ、デル・ポトロ、チリッチはいずれもマスターズを1つずつ取っています。
ただし、3者ともマスターズよりもグランドスラム獲得の方が先でした。
グランドスラムを取るのに必ずしもマスターズ優勝が必要はないということです。
ただ結果論として、グランドスラムを取ってマスターズを取っていない選手はいないわけで、
やはりマスターズ制覇経験というのは新たなグランドスラマー探訪の一つの指針とみていいのではないでしょうか。


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  1. 2019/08/23(金) 15:02:00|
  2. 2019年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<2019年、全米ドロー | ホーム | 2019年、シンシナティ決勝はメドベージェフvsゴファン>>

コメント

以前にもコメントしましたが、現役のマスターズ覇者の話の際はロブレドをお忘れなく(笑)
彼はまだ引退してません。2006年、当時はマスターズだったハンブルグを制しております。
あとバブリンカもグランドスラム優勝の方が先です。2014年に全豪を制して同年のモンテカルロを取りましたので。

ATPツアーを見るようになって GSよりマスターズの方が好きになったのですが
個人的なイメージではGSとマスターズってサッカーにおけるW杯とチャンピオンズリーグなんですよね。
出場選手のレベルの平均が高い方が どの試合も面白いので。
  1. URL |
  2. 2019/08/24(土) 06:47:04 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

「グランドスラムを取るのに必ずしもマスターズ優勝は必要ないが、
グランドスラムを取ってマスターズを取っていない選手はいない」ですか。。。。興味深いですね。
  1. URL |
  2. 2019/08/24(土) 21:22:14 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

管理人様のおっしゃる通り、ナダルはクレー3大会で25回の優勝を稼いでいるは大きいかと思います。あとフェデラーは全盛期2004-2006年で9回欠場してるのはもったいないですね。
ジョコビッチはやはり2011年以降マスターズの支配力が凄いですね、強いて言えばジョコビッチ向きの遅速ハードが多く、高速ハードはシンシナティぐらいしかないのはありますが。
あとゴールデンマスターズですが、ジョコビッチはシンシナティで5回準優勝(フェデラーに3回、マレーに2回敗退)で苦労しました。フェデラーはモンテカルロとローマですがいずれも準優勝4回(いずれも3回ずつはナダルに敗退、あとはワウリンカとジョコビッチ)、ナダルはマイアミとパリですがマイアミでは準優勝5回(フェデラーとジョコビッチに2回ずつ、あとダビデンコ)となっています。要はフェデラーナダルジョコビッチが潰し合いをしてるんですよね笑
少し彼らの時代がずれていれば、少なくともフェデラーはゴールデンマスターズ、ナダルもマイアミ優勝できていたはずです。
  1. URL |
  2. 2019/08/25(日) 12:34:50 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

新たなグランドスラマーの探訪とありましたが、いつになったらでてくるんですかね…
現在の最年少のグランドスラマーはデルポトロとチリッチで30歳であり、新グランドスラマーは約5年出てきていません。以下の2014年の記事で「26歳がグランドスラム優勝の最年少ですがこれはもしかしたら歴史上でも最高級の例」とありますが現在は神格級の例でしょうか…
https://ausaga.blog.fc2.com/blog-category-37.html
  1. URL |
  2. 2019/08/26(月) 02:16:50 |
  3. ryu #-
  4. [ 編集]

>フェレールのくわえタオル様

!!ロブレド。
ありがとうございます。完全なる見落としでした。
現役のマスターズ獲得者としてはフェデラーに次ぐ年長者ということになります。

またバブリンカの件もありがとうございます。確かにそうですよね。
全豪の方が先という認識はあったのですが、なぜ記事ではそう書かなかったのか。こちらも完全にポカでした。
どちらも記事の方修正しております。

私も、マスターズはトップ選手が出てきますし、短期決戦というのもあって
試合数が多く、様々な選手を知るのにはより都合が良いという感じを持っています。


>かめ様

約20年に及ぶ長いマスターズ史において、グランドスラムを獲得しておきながらマスターズ制覇がないというのは
ガウディオとカフェルニコフの2名のみです。1990年以降のGS覇者は31人いますがその中で2名だけということですので
さすがに例外的な存在といえます。マスターズ獲得はGS獲得よりもは遥かに達成しやすいと言っていいのではないでしょうか。
カフェルニコフはGS2つ取っているのにマスターズ0という実に不思議な選手です。
ランキングNo.1なのに唯一GS獲得のないリオスに匹敵する不思議さですね。

因みにマスターズを取ってGS獲得なしという選手は40人以上!これはさすがに比較になりませんね。


>Kosei様

そうなんですよね、フェデラーは結構全盛期でも出ていないケースがありますし
コート速度についても遅めが得意な選手がやや有利であるのは事実でしょう。
グラスの大会とはインドア大会の開催日に違いがあればもっと稼いでいたかもしれません。
まあそれでもこの成績ですからやはり次元を超えた凄さなわけでして。
上げていただいた準優勝を見ただけでも3人で潰しあっている状況がとても分かりやすいですし
そんなだからその他の選手は更に潰されてきたということなんでしょう。

2000年代まではまだロディック、リュビチッチ、ナルバンディアンなどが決勝にちょこちょこ出てきていたのですが
2010年代以降は4強ばかりが座を占めて他の選手は決勝に出てくるのすら大変という状態となっています。


>ryu様

ありがとうございます。
あの記事から早5年、まさか状況がさほど変わっていないとは驚きですね。
さすがに当時の最年少ファイナリスト錦織という点は変わっていますが優勝者についてはまさかの変化なしという。
決定的な違いといえばマレーの存在でしょうか。
まあ、ビッグ3についても実は皆一旦落ちてはいるんですよね、
そこから驚異の復活劇がやばいのであって、ある意味それが新勢力ということなのかもしれません。

因みに当時の若手のリストアップを尉していますが、一番若いところ
1996年 コリッチ、コッキナキス、ガリン
だって・・・


  1. URL |
  2. 2019/08/26(月) 10:07:31 |
  3. Au-Saga #amJC5lD2
  4. [ 編集]

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