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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2019年、ATPファイナルはチチパスが優勝

昨年のズベレフに続き若きチャンピオンの誕生となりました。試合の方は壮絶でした。
ハイライトでしかおっていませんが、ピンチの時の両者の戦いぶりなどフルマッチを観て確認したいところです。

試合後のチチパスとティエムがやたらと仲良く感じたのですが
3年前のファイナルの時にティエムがチチパスをヒッティングパートナーとして呼んだという経緯があったようです。
チチパスにとってティエムは兄貴のようなものなのかもしれません。

両者ともに本当に強靭な戦い方をしますね。
選手生命が伸びているのが昨今のテニス界ですが、この方法で果たして10年後も戦えるんでしょうか。
ナダルの例がありますから可能性はありますが、ナダルのみが本当に例外中の例外というだけかもしれませんし。
現在の代表的長寿選手であるフェデラーもジョコビッチもあんな強打の連続という戦い方はしていません。
もちろんビッグ3に対抗するために生まれてきた戦い方なのだというのはわかります。
これが今後のスタンダードになっていくのでしょう。
長寿を犠牲にしていくことにならないのか、はたまた、
プレーが成熟するまでに時間がかかるということもあるのではないかなど
テニス界の将来というものにも、また更に興味が出てきます。

今回のこの頂上決戦の大会で全勝した選手はいなかったことになります。
それほど力の差は接近してきているとも言えます。
年末のビッグ3に疲れが出てきていた時期だから、という注釈をつけることはできるかもしれませんが。

いずれにしろ、まずか優勝したチチパスをまずは褒めるべきでしょうし、
フェデラー、ジョコビッチを撃破して準優勝に至ったティエムも素晴らしかったです。
ただ、私としては怪我&不得手なコートで死闘を連続で制し、
最終的にNo.1の座を手にしたナダルを功労の選手として称えたいと思います。

これで、フェデラー、ジョコビッチ、ナダルがそれぞれ5年ずつ年度末No.1に君臨したことになります。
合計で15年です。途中マレーの1年を挟んでいますのでそれを入れて16年です。
因みに2003年のフェデラーは2位でしたが、年明けの全豪ですぐ1位になりましたので実質17年間トップというわけです。
ナダルも2年後、ジョコビッチも5年後にはこのトップの集団に加わります。凄いですね。
ジョコビッチの12年間だって充分おかしいです。


さて、いつものように最後にデ杯を経て年間の全記録が決定します。
今年からデ杯の仕組みが変わりましたので少し多めに試合が行われます。
トップ選手の何人かにもまだ少し勝率等に変動が発生します。

因みに参考までにここ16年の勝率1位を見てみましょう。
今年のナダルは現在のところまでです。カッコ内は2位と3位になります。
最後の※印は勝率1位とランキング1位が一致している年です。

2004年 フェデラー 92.5%(ロディック、ヒューイット)※
2005年 フェデラー 95.3%(ナダル、ロディック)※
2006年 フェデラー 94.9%(ナダル、リュビチッチ)※
2007年 フェデラー 88.3%(ナダル、ジョコビッチ)※
2008年 ナダル 88.2%(フェデラー、ジョコビッチ)※
2009年 マレー 85.7%(フェデラー、ナダル)
2010年 ナダル 87.7%(フェデラー、ジョコビッチ)※
2011年 ジョコビッチ 92.1%(フェデラー、ナダル)※
2012年 ナダル 87.5%(ジョコビッチ、フェデラー)
2013年 ナダル 91.5%(ジョコビッチ、マレー)※
2014年 ジョコビッチ 88.4%(フェデラー、ナダル※)
2015年 ジョコビッチ 93.2%(フェデラー、マレー)※
2016年 マレー 89.7%(ジョコビッチ、ラオニッチ)※
2017年 フェデラー 91.5%(ナダル、ジョコビッチ)
2018年 ナダル 91.8%(フェデラー、ジョコビッチ)
2019年 ナダル 88.1%(フェデラー、ジョコビッチ)※

年度末No.1と必ずしもイコールではないですが概ね一致しています。
トップの回数はナダルが一番多く6回。フェデラーが5回、ジョコビッチが3回、マレーが2回でした。
やはり勝率ではナダルなんですね。
マレーも2度トップになっているのは凄いです。
彼はビッグ4の中で唯一、ビッグ3全員と戦わなくてはいけない選手でしたからね。

ビッグ3が3位までを占めた回数は、9回。
ビッグ4が3位までを占めた回数は、12回。
ビッグ4が4位までを占めた回数は、意外と少なく、2009年と2011年の2回だけでした。

そして燦然と輝く、2016年の3位、ラオニッチ!
2016年はこの中で唯一フェデラーとナダルがトップ3に入ってない年でした。
記録の上でも十分に衝撃的な年だったといえます。(まあ、4位と5位なんですが)
しかしこの衝撃があったからこそ、翌年の両者の復活劇が更なる劇的なものになったということなのでしょう。

今年のチチパスは勝率にすると意外とだめで、6位、68.0%でしかありません。
ティエムが4位で73.44%、メドベージェフが73.42%でそれぞれ4位と5位でした。ズベレフなど、63.0%で16位です。

勝率で言えばビッグ3と若手との間にはまだまだ差があることが分かります。
勝率が80%に届かないとまだ強い選手とは言えないです。

これまで、80%に達しなかった選手が一人もいない年というのは2年だけありました。

1992年 クーリエ 79.3%(サンプラス、ベッカー)
2000年 サンプラス 76.4%(ヒューイット、クエルテン)

どちらも正に時代の移り変わりという時期です。
メンバーを見ると、サンプラスの前とサンプラスの後というのが分かります。
また、90年代にはサンプラスのみが80%を超えていたという年が3年もありました。
90年代は本当にサンプラスの時代だったんですね。
今回ビッグ3全員が5回ずつ年度末No.1で並んだわけですが、唯一それよりも上を言っているのがサンプラスの6回です。
仮にサンプラスがいなかったら90年代はどれほど大荒れの時代になっていたのでしょうか。


ここ16年の中でビッグ4以外に80%に達している選手は以下の通りです。

2004年 ロディック
2005年 ロディック
2005年 ヒューイット
2012年 フェレール
2011年 ソデルリング

ロディックとヒューイットは元No.1ですのでそう大きな驚きではないですが、
それ以外となるとあと2人だけ、2例だけしかなんです。これは凄いです。

2011年のソデルリングはこの年の7月に地元スウェーデンの大会でフェレールを下して優勝したのですが
その後、病気を発症しそのままツアーに戻れずに引退することになってしまいました。
それ故にこの年は試合数も少なかったというのは事実です。しかし年の途中までとはいえ充分に勝っていただけに本当に惜しいです。
結果としてキャリアを優勝で終わらせたということになっるのですが、これは私の知る限りあとサンプラスのみじゃないでしょうか。
奇しくもここで話題になった2名による偶然の大記録です。

そのソデルリングの最後の試合で敗れていたフェレールは、正真正銘、1年を戦っての80%達成者となりました。これは快挙でした。
ロディックとヒューイットの80%超えはナダルが出てきた時までですから、
ビッグ4の時代になってからビッグ4以外で唯一80%を記録した選手というわけです。

次は果たして誰が年間80%を超えることができるしょうか。
75%の壁ですら大きい今、結構大変なことだとは思いますが、来年以降の記録には大いに注目されます。


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  1. 2019/11/20(水) 10:34:00|
  2. 2019年10月~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
| ホーム | 2019年、ATPファイナルはティエムvsチチパスの決勝。(追記あり)>>

コメント

細かいですが、レーバーカップの戦績が反映されるようになったため、2017年フェデラーの勝率は91.5%です。(54-5)
あとジョコビッチは不調に陥った2017年もギリギリ勝率80%だったので、まだ連続勝率80%以上の記録を維持してるんですね、これで9年連続。フェデラーとナダルが共に10年連続だったので、ジョコビッチはあと2年頑張れるでしょうか。
  1. URL |
  2. 2019/11/20(水) 12:44:05 |
  3. Kosei #-
  4. [ 編集]

チチパスとティエムは壮絶な打ち合いでした。
ティエムは少し世代が上ですが、やはり新時代を感じさせる内容でした。

フェデラーはチチパス戦、ジョコビッチ戦ほどの凄みはありませんでした。チャンスが取れそうで取れない。管理人さんおっしゃるように、チチパスのピンチ時のビッグサーブがそうさせた要素が大きいですが。
ズべレフやチチパスはスター性というか華もありますね。

2020年は、新しいGSチャンピオンが生まれる予感がします。
錦織はもう厳しいのかなぁ。。錦織が持ってないサーブはもちろんのこと、ストロークも彼ら十分強いですからね。

オリンピックだけでも金を取らせてやりたいです。
  1. URL |
  2. 2019/11/20(水) 12:59:39 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

なんだか最後の最後まで慌ただしいというか、波に乗っていく選手のいない1年でしたね!

チチパスはスター性もあるし、一発で最終戦を優勝するということで、勝負所を押さえるという力もある選手なのかな、と思います。

でも、1年通してというとやはりメドベージェフやズベレフの方があるのかな、と感じますね。ランキング1位に先に就くのは彼らなのかな?と思っています。新世代の中ではグランドスラム覇者と1位就任者は別で誕生するかもしれませんね。

それと、今年はあまり活躍できなかったですが、チョリッチ!まだまだ彼に期待しています。遅咲きのタイプだと思うので、トップ5までいくのは再来年くらいになるかもですが、必ずたどり着ける選手だと思っています(^^)

もし、チョリッチがビッグタイトルを取ったりランキングで急上昇したら、ちょっとだけこのおスミの発言を思い出していただければ幸いです。
  1. URL |
  2. 2019/11/20(水) 13:21:21 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

>Kosei様

ご指摘ありがとうございます。記事の方修正しました。
最長記録としてはコナーズの12年というのがあります。
ジョコビッチがあと3年頑張ってくれたらここにも追いつけるんですが。


>ATPウォッチャー様

錦織はマスターズも取ってないんですよね。
理想を言えば全米がいいですが、オリンピックかマスターズでも取ってほしいですね。
今年は怪我もありましたが、4強の次点集団の一員ですらなくなってしまいました。


>おスミ様

わかりました。チョリッチとおスミ様を結び付けて覚えておきます。


若い選手たちは良いライバル関係にありますね。
直接対決でもその時に調子のよい選手が勝つ感じに思えます。
ここから力のある選手が抜き出て勝ち続けるようになってくれれば新王者も誕生するのでしょう。
ビッグ3がいなくなってからも、トップ選手達が調子の良し悪しで結果を出し続けていると
長く女子がハマっている泥沼化、真の王者不在という混乱期が訪れてしまうでしょう。
短い期間だったらそれも面白いのですが、長く続くと低迷期に入ってしまいます。

  1. URL |
  2. 2019/11/21(木) 11:30:42 |
  3. Au-Saga #amJC5lD2
  4. [ 編集]

こうやって改めて考えると2014年の錦織の79.41%って本当にすごい記録ですよね
  1. URL |
  2. 2019/11/26(火) 04:08:23 |
  3. masakano #-
  4. [ 編集]

>masakano様

そうなんですよね。何せクーリエ全盛の1992年が79.3%ですから。
当時のクーリエは全豪、全仏を制覇し、途中4タイトル連取、24連勝というもの凄い勢いの選手でした。
当然最終ランクはNo.1です。

2014年の錦織はビッグ3と9回も対戦してますからね。それでこの勝率というのは凄いです。
因みにビッグ3を除くとこの年の錦織の勝率は88%になります。

  1. URL |
  2. 2019/11/26(火) 12:26:51 |
  3. Au-Saga #amJC5lD2
  4. [ 編集]

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