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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2020年、全豪1回戦

1回戦が行われました。
シードは全32人ですが、実に29人が勝ち上がっています。こりゃ凄いですよ。
グランドスラムともなればシードの初戦敗退なんて当たり前ですが、これはかなりの安定感です。

ただ、負けた3人というのがちょっと問題です。
シャポバロフ、チョリッチ、オジェ・アリアシム。いずれも次代を担ってほしい若手です。
特に全豪はシーズン初めですから調整の余地はあるはずで、実力者ならば勝ち上がってほしいというのはあります。

敗退した最上位シードは第13シードのシャポバロフなので、
上位シード勢は、意外な手こずりを見せた例はあるものの、順当に勝ち上がったことになります。
上位8シードでは、ジョコビッチとメドベージェフが1セットを落として少し手間取ったものの
他の6人はストレート勝利で、中でもナダルとチチパスは失ゲーム5、フェデラーとベレッティーニは失ゲーム7と完勝でした。
この辺は様子見や相性などもあるでしょうし、まだ優勝の行方を占う要因にはならないかと思います。

年初のATPカップが不調だった第7シードのズベレフは、早期敗退癖もある選手なので一抹の不安を感じていました。
しかも相手はチェッキナートと中々の強敵です。
結果、ストレートで勝利しました。これには胸をなでおろしたファンも多いのではないでしょうか。
ズベレフは割と大変なドローに貼っていますからこの調子でいつものポカがないか気にしながら見ていきたいと思います。

ノーシードのベテラン勢も少し見ていきましょう。
私が前記事で御三家と呼んだネタ枠です。

まずはカルロビッチ。相手はポスピシルということで勝敗はまあもう決まったようなもので
後はどれだけサーブ記録とタイブレークを積み上げてくれるかという部分が注目だったのですが、
なんとストレート勝利!タイブレークは1セットだけ、しかもエース数はポスピシルの方が1本多いというおまけつき(13本と14本)。
なんともカルロビッチらしからぬ試合でした。こんなことでいいんですかね。

続いてグルビス。
今回数少ない初戦シードダウンの一つであるオジェ・アリアシム敗退を演出した選手となりました。イエーイ。
試合は4セットの激戦となりましたが見事に勝利しました。
STATSを見ると目を見張るのが2ndサーブのポイント獲得率で実に60%のも高確率です!!
この数字は初戦で完勝した上位シードであるナダル、チチパスと同等です。
しかしそれでなんで4セットの激戦になってるんですかね。ちょっと不思議ですがまあ久々の勝利ということで素直に喜びましょう。
グルビスが全豪1回戦を勝ちあがるのは2014年以来実に6年ぶりです。
という以前に、1回戦を勝ちあがったのはあと2009年があるのみで、そのどちらも2回戦で敗退していますからこれまで全豪では2勝しかしていなかったんです。
次勝てば自己最高記録ですがどうでしょうか。次の相手はベデネです。
実績で言えばグルビスの方が上なんでしょうが、現在のランクはベデネが上ですし、今回グルビスは予選上がりですから簡単でないと思います。
もっともベデネもこれまで7年連続で初戦敗退をしていまして今回初めて勝利をしたという選手です。

3人目、フィリップ・コールシュライバー。
若手選手に身をもって勝ちの喜びを教えてくれるのがいつもの氏ですが、
今回はその相手に2回戦のチチパスを選んだようです。
そのため初戦はストレートでしなやかに勝ち上がっておく必要があり、氏はそれをこともなげにやってくれました。
次のチチパス戦で、この前途有望な若者にどのような指導を入れてくるのでしょうか。

つまり、御三家はみんな勝ったんですね。これびっくりです。
氏はね、コールシュライバー氏に限っては、1回戦くらいは勝ちあがるというのはよくあることなんですが、他の2人も一緒に勝つなんて。

さて、御三家の中でも本来一番のネタを提供してくれなくてはいけない人材であるはずのカルロビッチですが
今回はサーブステータスが今一つ地味でした。
そこで他のビッグサーバーとの比較を見てみます。

1回戦のエース数と最速サーブ速度です。

・カルロビッチ 13本 221km/h
・イズナー 46本 218km/h
・オペルカ 35本 223km/h
・ラオニッチ 9本 224km/h

エース本数ではアメリカコンビが凄いですが、カルロビッチだけでなくラオニッチも意外な低さに驚きました。
もっとも、ストレート勝利のラオニッチとタイブレークをたんまり戦ったイズナーとではサーブの総数も違うのですが
それでもラオニッチの少なさは、これまでの傾向からすれば目立ちます。
カルロビッチもそうですが今回のラオニッチはネットダッシュが多く、サーブのみでは決めに行かないスタイルにしたのかもしれません。
サーブスピード自体はラオニッチが一番速いんですけどね。

参考までにここまでの催促サーブはこの中の誰でもなく、スペインのムナルと、イズナーと戦ったモンテイロとなっています。どちらも232km/h。
ただし、平均の速度は、前者は175km/h、後者が181km/hということで、200km/h前後を叩き出しているビッグサーバーと比べるととても低いです。
特にムナルはエースも2本しか取っておらず、あるいは誤検知データかもしれません。


御三家以外、ノーシードのベテランで気になるのはチリッチとアンダーソンです。
両者ともに勝利しましたが前者は快勝、後者はフルセットタイブレークの激戦でした。
アンダーソンの試合は少し観ましたが、ミスが多く探り探りという感じです。
パワーは相変わらずなので復調はしてきてくれていると思います。
今大会で本来の力通りの活躍ができるかというとわかりません。



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  1. 2020/01/22(水) 12:32:20|
  2. 2020年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ビッグサーバー勢だと今大会密かにクエリーが好調っぽいんですよね。というか通算エース数調べたら地味にサンプラスの次までに来ていて少し驚いたり。
クエリーは全仏が最高三回戦止まりなのはアメリカ勢的にまあそういうものとして全豪までも今までで最高三回戦止まりと言うのも不思議な感じがしますね。

氏は試合前棄権という残念な結果になりましたが同世代であるセッピとベルダスコが闘志をついで戦ってくれる事に期待してます。
  1. URL |
  2. 2020/01/22(水) 22:18:07 |
  3. マルト #-
  4. [ 編集]

>マルト様

クエリーもジョコビッチ世代ですから十分なキャリアがあるんですよね。
ビッグサーバーであることは重々承知で、スピードについては折り紙付きという認識はあるものの、
イズナーたちが傑出しすぎていてエースの数で語られることは少ないですが、
試合ごとのエース数でいえばサンプラスやロディック上、アンダーソンやクライチェクと同程度ということで、
なるほど納得の数字です。

  1. URL |
  2. 2020/01/23(木) 11:09:59 |
  3. Au-Saga #amJC5lD2
  4. [ 編集]

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