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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

昔の試合観戦 2004年全豪、サフィンvsロディック

さてATPツアーも長い休止状態が続いています。
ブログも休止だなあと漠然と思ってましたが、
こういう時こそデータサイトとしての威力を発揮しなくてはいけなかったですよね。

少しずつでも記事の方アップしていこうと思ったわけであります。
本当は色々な角度からのデータ集計などができればいいのですが
ちょっとそれ向けのまとまった時間がとれないので、まずはいくつか過去の試合の感想などを。

最近、過去のテニスの試合の流し見などを結構してます。
そこで印象に残った試合の感想を上げていこうと思います。
まずはこれ。

〇2004年全豪準々決勝のサフィンvsロディック

当時ロディックは世界1位でしたがサフィンはランクを落としていて86位でした。
しかし元No.1で実力は折り紙付きということで試合前から大いに期待が集まっていたのを記憶しています。
当時生でも観ていた試合でしたが、今回改めて15年振りに再視聴したわけです。

両者は生涯で7回対戦していまして、ロディックの4勝、サフィンの3勝となっています。
同世代の元世界No.1同士ですからもっと対戦してていいと思えますが7回とは異様に少なく感じます。
まあ今の3強を基準に見てしまえばそこはやむを得ない部分もあるのでしょうね。
ただ、この2人の試合は数は少ないながらも内容は素晴らしいものが多く、
過去試合の閲覧としては非常におすすめの組み合わせといえます。

さて、では実際に2004の全豪の試合ですが、こちらはもう素晴らしい試合でした。
スコアは「2-6 6-3 7-5 6-7 6-4」でフルセットでのサフィンの勝利でした。
エースの数はサフィン19本、ロディック18本。2ndサーブのリターン側の取得率はともに44%、
トータルポイントは僅差ですが負けたロディックの方が上という数字の上からでも激しさが分かるものでした。

サーブも強いがリターンも強いという大型の両者の対決は、超攻撃型のショット一辺倒かと思いきや
良く動き、良く守り、フォアもバックも同程度のパフォーマンスを見せ、ネットにも出るという
観ててわくわくるするような展開が終始続くというものでした。

こういう、何でもできる超大型選手がこれからのテニス界を支配していくんだろうな
とは当時も観ていて思ったものです。
サーブはサンプラスよりも強く、リターンはアガシよりも強い(この評が正確かどうかはともかく当時の印象で)
という両者ですからそりゃテニス界を王座を勝ち取ると思いますよね。

まさか、それを超越した圧倒的選手が現れて、というかすぐそこにいて、
そこから15年経ってもまだ王座に近しいところに居座り続けるであろうなんてこの時には想像もしませんでした。
因みにジョコビッチはこの時まだデビューしたばかりの若者でした。

プレーを少し詳しく見ますと、15年も前とはいえ、両者のショットは素晴らしく、
威力も質も今でも十分に通じるのではないかと思わせるものでした。
サーブの威力もアンダーソンやキリオスなどと何の問題もなく張り合えるんじゃないかと思えます。
そんな中、敢えて違う点を上げるとすれば守備力になりますかね。
確かに両者ともによく動きカウンターショットも見事なものがあります。
当時としてはトップクラスの守備力を持つ選手だったと思うのですが、今のレベルは全体的に少し上なんじゃないかと思いました。
もちろんナダルやジョコビッチと比べるのは流石に気の毒ですが、
他にも例えばティエムやメドベージェフなど、超攻撃力を持ちながらハイレベルな守備ができる選手が今は多くいます。
当時でもヒューイットのフットワークやナルバンディアンのカウンターショットなど
今でも通じるワールドクラスの守備力を持つ選手はいましたが、
どちらかと言えば守備の人であり、攻守ともに最強という印象ではありませんでした。
結局、当時両方を兼ね備えていた唯一人の選手が頂点を極め、そして他を圧倒していったのはある意味当然のことかもしれません。
極論ですが15年時代を先取りしていたとすらいえるのではないでしょうか。

さて、この壮絶な試合を勝ち抜いたサフィンですが、この後の準決勝でもこれまた歴史的と言ってもいいような見事な試合をアガシと行います。
サフィンはその前にもジェームス・ブレーク、トッド・マーチンなどアメリカの名手を相手に壮絶な試合を連戦していました。
しかし、激戦をくぐりぬけ、圧倒的な精神力で決勝に向かうサフィンが頂点に立つであろう、と予測した人は意外にも多くなかったのでした。
私はこの時、ボトムハーフ側の試合をダイジェストでしか見ておらず、サフィンの凄い試合ばかりを目の当りにしていたので
これでサフィンが勝たないというシナリオはないだろうと思っていたのですが、
まあ世界のちゃんとしているテニスファンの視点というのは当時から流石なんですね。
海外メディアの論調では、凄い才能の選手が決勝に来たぞ、サフィンも頑張ったがここまでか、可哀そうに、くらいの勢いでした。
結果全くおっしゃる通りで、満身創痍のサフィンは決勝でテニス星人に哀れにも屠られてしまったのでした。

今振り返るとテニス星人側も、ヒューイット、ナルバンディアン、フェレーロという難敵を下して勝ち上がっていますから
その勝ち上がりは見事なものだったわけです。しかもヒューイットとナルバンディアンは当時苦手としていた相手で
それを克服しての勝ち上がりだったわけですからね。

さて、というわけで最後は別の選手の話になってしまいましたがサフィンとロディックの試合観戦の感想でした。
良い試合だったのですが非常に長い試合でもあります。
ネットにダイジェストが上がっていたと思うのでもしも気になる方はそちらご覧になってみてください。
過去の試合というのもまたいいものですね。


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  1. 2020/05/13(水) 09:10:02|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<昔の試合観戦 No.2 2001年全米、ヒューイットvsロディック | ホーム | 2020年3月、ATPツアーはしばらくお休み>>

コメント

サフィンが早熟でランキングの浮き沈みが激しかったから意外に対戦数少なかったんですね。やっぱりグランドスラムが多かったんでしょうか?

ロディックはもちろん好きですが、自分はサフィンもけっこう好きだったんです。当時はよく打倒フェデラーということで、この2人をよく応援してたもんです。2005年の全豪オープンでサフィンが勝ったときは、テンション上がったなぁ。

僕も過去の試合をYouTubeで見て、当時を思い返していたんですが、確かに14、5年前の試合は今よりも2ラリーくらい前の段階で勝負が決まってる印象ですね。
攻撃のショットは今に通じるものがありますが。

やっぱりフェデラーをはじめとする鋭いショットに対抗しようと、フットワークを磨いていった選手がこの後に次々と出てきたんですね!
  1. URL |
  2. 2020/05/13(水) 15:16:36 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

是非、この機会に翌年の全豪のサフィンvsフェデラーも特集して頂きたいです!

サフィンのバックハンドかっこよかったなー
当時のフェデラーのフォアの威力もとんでもなかった気がします。


その次にナダルが出てきて、とんでもない守備力をもった選手が出てきたなと思ったら、ジョコビッチやマレーなどその守備力がスタンダードになってしまいました。

それもこれも、フェデラーの超攻撃力が引き上げたんでしょうね。。
  1. URL |
  2. 2020/05/14(木) 00:11:03 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

>おスミ様
>ATPウォッチャー様

コメントありがとうございます。
私も当時はテニスファンならサフィン好きになって当然くらいに思ってました。

ロディックとサフィンはグランドスラムでは2回しか対戦していません。
どちらも全豪です。2度目の対戦はこの3年後の2007年で
ロディックが勝利しましたがこちらも4セットマッチのなかなか良い試合でした。

思いの外グランドスラムでの対戦が少なかったのは、ロディックはともかく
サフィンの勝ち上がりが安定しなかったというのがあると思います。

両者の対戦があるとすればベスト8以降が多いでしょうが
ロディックはグランドスラム46回の出場中19回ベスト8に進出しているものの
サフィンは41回出場のうち9回しか進出していません。

強い時はとことん強い選手なんですど、強い時がなかなか来ないという
ファンをやきもきさせることこの上ない選手だったといえましょう。


しかし15年前でもこのように十分ハイレベルだったのに
更にフットワークと守備力を磨かないと戦えないということになると
今の若者は本当に大変です。


リクエストにあった2005年全豪のサフィンvsフェデラーですが
これは私としても殿堂入りしていると言っても良い歴代のいくつかの名勝負の一つです。
過去の振り返りの一つとして是非やりたいですが、
観るのに気合いを入れないといけないので、実はまだ今回観戦していないんですね。観戦できましたら取り上げたいと思います。

ありがとうございます。

  1. URL |
  2. 2020/05/14(木) 10:36:55 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

両方を兼ね備えていた唯一人の選手

「当時両方を兼ね備えていた唯一人の選手が頂点を極め」の部分、
ちょうど、さっき見たTennis Channelでロディックがフェデラーを評して言ってました。
「best defenderで同時にaggressive playerなんだ」と。こちらの2:10くらいのところです。
やはり、当時はあり得ないことだったのでしょうね。

https://www.tennis.com/pro-game/2020/05/andy-roddick-federer-2006-season-he-was-downhill-snowball-us-open-nadal/88787/?jwsource=em

P.S. 気合い入れないと見れない試合、ありますよねぇ。
  1. URL |
  2. 2020/05/14(木) 23:20:51 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>かめ様

おお、ロディックと同じ意見。これ嬉しいですね。
ロディックは本当にフェデラーのやばさを一番肌で感じた人でしょうからね。


気合入れないといけない試合5選とか10戦とかしてみてもいいかなと思いました。
  1. URL |
  2. 2020/05/15(金) 18:38:02 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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