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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

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昔の試合観戦 No.2 2001年全米、ヒューイットvsロディック

過去の試合第二弾はまたもロディックを取り上げます。しかも負け試合。

しかし勝ち負けでなく、当時最高の試合を見せてくれていたのがやっぱりロディックなんですよね。
2001年はヒューイットのベストイヤーですから勝てなかったのは仕方ないのですが
当時はロディックの評価もうなぎのぼりでした。

サーブが圧倒的なのは既に全てのファンが知っていましたがリターンの数値が高いというのも話題になっていました。
これは凄い選手が出てきたものだと。プレーも実に勢いがあって観ていて楽しい選手という感じでした。
正にその当時のノリにノった選手同士の対戦がこの全米の試合だったのです。

この年の年度末にNo.1に就任するヒューイットですが、大会当時は第4シードでした。ロディックは第18シード。
サンプラスが第10シードで、フェデラーは第13シドでした。正に混戦の時代でしたね。
参考までにトップ3シードはクエルテン、アガシ、サフィンです。

誰が勝つかの予想は当時非常に難しかったと思います。
もう信じられないかと思いますが、実は私、この時ヒューイットの優勝を予想してたんですよ。
当サイトが始まる実に4年も前のことですね。私でも予想が当たる時代があったんです。

大会は結構凄い展開になりました。フェデラーはアガシに敗れています。
そのアガシは準々決勝でサンプラスに敗れました。この時の試合は両者の多くの対戦の中でもベストマッチの一つです。
サンプラスは4回戦でラフター、準決勝ではサフィンと相当な難敵を下して決勝に勝ちあがりました。
決勝ではヒューイットに敗れるわけですが、そのヒューイットも
ハース、ロディック、カフェルニコフと実力者との連戦を潜り抜けての勝ち上がりでした。
誰が勝つかわからない時代ですから難敵がたくさんいるんですよね。
そしてこの大会屈指の名勝負がサンプラスvsアガシとそしてこのヒューイットvsロディック、
どちらも準々決勝で行われたわけです。

ヒューイットとロディックは全部で14回対戦していまして7勝7敗です。
生涯を通じてある意味ライバルと言っていいほど拮抗した戦績を残している両者ですので納得と思えるのですが
実は最初の7戦ではヒューイットが6勝1敗で、その後ロディックが6連勝するという具合に
両者の力関係は時代で意外なほど落差がありました。

さて、試合の方ですが、前回取り上げたサフィンvsロディックに劣らぬ壮絶な打ち合いが展開されます。
印象ではパワーのロディックと防御のヒューイットと思われるでしょうが、なんのなんの、
パワー差があるのはサーブだけで、ストローク戦では全く遜色ない素晴らしいショットをヒューイットも見せていました。
むしろ決めの一撃における鋭さではヒューイットの方が上と思えるほどで、これはこの年No.1になるというのも納得の好プレーでした。
しかし、それに食らいついて一歩も引かないロディックのプレーも見事なものです。
何だか後のマレーを思わせる部分が感じられました。
ショットレベルではジョコビッチやナダルの方が一つ上なんだろうけど、
頑張って喰らいついて好ゲームにしてしまうあの不思議なまでの必死さと言うんでしょうか。

ヒューイットもロディックも、目立ったショットの特徴としては、
上から叩きつけるタイプのものはあまり多くありませんでした。
今の多くの選手の方が高い打点で打ってるかなと思いました。
相手ショットもペースを利用したカウンターショットや
腰の高さ当たりボールに対するナチュラルトップスピンでの処理が目立ちました。
両者ともに芝のコートを得意としていましたがそれも納得という感じのプレースタイルといえます。
もしかしたら時代とともにボールのはね方にも変化があるのかもしれません。

いやしかし、ロディックもそうなんですが、ヒューイットって強かったんですね。
当時も観てはいたはずなのですが、今回改めて観てそのキレのあるプレーには驚かされました。

この試合は実に今から19年も前ということになります。
この両者のプレーなら今でも十分通じるとは思いました。
この後にティエムの試合を見たら、そのもの凄いショットパワーにちょっとびっくりしましたが
決して対抗できないものではないという気はします。

ヒューイットとロディックの試合では2009年ウィンブルドンもフルセットの凄い試合でした。
こちらでもよかったのですが、両者とも全盛期は過ぎていた頃ですからね。
やっぱり若い頃の方が両者らしいプレーになっているといえるでしょう。
まあこの2名に関しては全盛期が早すぎて、
全盛期を過ぎてからこそがキャリアの本番だったといえなくもないわけですが。


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  1. 2020/05/15(金) 19:34:13|
  2. 過去の記録
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

管理人さんくらいになると、レンドル時代の試合を観戦しているのかと思ったら、けっこう最近の試合をよく見ているのですね。
僕は2003年インディアンウェルズのヒューイットの試合を自粛中見ました。ヒューイットは本当にキビキビとしているという印象で、ロブなどショットも多彩だしテニスの楽しさを感じさせてくれる選手ですね。
自分は何となく全仏オープンと同じくらい全米オープンて誰がかつかわからない波乱の起きる大会というイメージがあります。フェデラー対ナダルが唯一グランドスラムで実現してないし、ビッグ4以外の優勝者も比較的多いからそう思うんですが、この当時からそんな感じですね。今年もし開催されるとしたら例年以上に優勝予想が難しそうですね。
  1. URL |
  2. 2020/05/16(土) 09:36:38 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

喰らいつき

マレーの評、「頑張って喰らいついて好ゲームにしてしまうあの不思議なまでの必死さ」は同感です。リターンでもそれを感じます。ショットの質自体はジョコの方がいいのかもしれませんが、返している率はマレーの方が高いのではないかなと感じます。実際の数字がどうなのかは知りませんが。

ただ、マレーは走らされるときに声を上げてしまうのがよくありません。相手はいくら返球されても、「マレーが苦しんでいる、自分が支配している」と精神的に余裕を感じちゃいます。
  1. URL |
  2. 2020/05/16(土) 20:07:03 |
  3. かめ #k0H9quHE
  4. [ 編集]

>おスミ様

もちろんレンドル時代も、更にもっと前の時代もよく観るのですが、最近は2000年前後を多く見ています。時代を極端に変えるとプレーの違いや画質の違いが露骨に出ちゃって試合に入り込みにくい部分があるので、私は近い時代の試合をまとめて観る方法がお勧めです。意外な選手が良いプレーをしていると嬉しくなります。


>かめ様

マレーの王者感のなさは圧倒的ですね。同じNo.1経験者でもリオスやラフターなんて全然マレーよりも実績がないんですがマレーはそれらにくらべても本当に威厳がないです。まあそこが良さなんでしょうけどね。そんなマレーも今はインスタライブなどでジョコビッチやナダルと対談したりしていますが、そこでの態度は一番大人びているんですよね。まあ不思議な人です。


  1. URL |
  2. 2020/05/19(火) 16:06:47 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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