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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2020年、ATPファイナルズはメドベージェフ優勝

テニス界は3強による支配が続き、グランドスラムで同じ選手による優勝が繰り返されていますが
最強選手達が集うこの大会では2016年から実に5年連続で新王者が誕生しています。
その最初の2016年はマレーなので3強+1の選手ではあるのですが
それ以降はディミトロフ、ズベレフ、チチパスそしてメドベージェフと
次々と新しい王者が誕生しているわけです。
3強が出場していないわけではない中でのこの新戦力の勢いというものは特筆すべきでしょう。

これが、この後いつグランドスラムに飛び火するかというのは注目したいポイントです。
直近の新王者5人のうち、マレーを除く4人はまだ誰もグランドスラムを獲得していないわけですから。
逆にティエム、バブリンカ、そして何よりナダルといったグランドスラム王者は
ATPファイナルズを獲得していないのですが、それも非常に興味深いポイントです。
ナダルは当大会を取っていないもっとも強い選手ということになるでしょう。
出場回数的にも実績的にもチャンスはあったと思いますし、
今年もそのうちの一つだったとは思うのですがやはり相性というのがあるのでしょうか。
大会との相性というよりも冬場の季節との相性というのがナダルの場合は正しいかもしれませんが。

今回グループ名にもなりましたが、第1回が1970年に開催された50年もの歴史がある大会です。
その中で、グランドスラムを獲得せずに優勝した例は以下の通りです。

1998年 コレチャ
2005年 ナルバンディアン
2009年 ダビデンコ
2017年 ディミトロフ
2018年 ズベレフ
2019年 チチパス
2020年 メドベージェフ

以上です。僅かこれだけ。51回中の7回。
しかも後半の何人かは今後リストから名前を消せるかもしれません。
というか、そうであって欲しいところです。

優勝したメドベージェフですが、ランク1位~3位の全ての選手を倒しました。
1位~3位を1大会で撃破した例は1990年以降で4例目となります。
これもレアな記録となっています。達成者は以下の通り。

1994年 ベッカー(ストックホルム)
2007年 ジョコビッチ(カナダ)
2007年 ナルバンディアン(パリ)
2020年 メドベージェフ(ATPファイナルズ)

94年当時はストックホルムも現在でいうマスターズ相当の大会だったので
いずれも大きな大会で達成されていることになります。

それぞれの当時の本人のランクキングと倒した選手及びその順番です。

1994ベッカー(6位) 3位シュティッヒ、1位サンプラス、2位イバニセビッチ
2007ジョコビッチ(4位) 3位ロディック、2位ナダル、1位フェデラー
2007ナルバンディアン(25位) 2位ナダル、3位ジョコビッチ、1位フェデラー
2020メドベージェフ(4位) 1位ジョコビッチ、2位ナダル、3位ティエム

これまでの記録はいずれも3連続での勝利となっていますが、今回のメドベージェフのみ
RRでジョコビッチを倒した後にシュワルツマンを挟んで残りの二人に勝利しています。
しかしそうそうたる顔ぶれです。倒す方も倒される方も。
1990年よりも前の記録が気になるところですがちょっと調べても出てこないですね。
まるっきり無かったというわけではない気はしますが。

さて、この中では2007年が特徴的です。実に2度達成されているのです。
夏場に達成した4位のジョコビッチは、その後自身が3位になり、
そしてその年の冬に今後はナルバンディアンに達成される側になったということになります。
そのナルバンディアンは元々高位の選手ではありますが当時25位ということで
本当の意味でのジャイアントキリングを達成した選手といえるでしょう。
何より歴史上もっとも強い3人に唯一3連勝しているわけですから。

ナダルが4例中3例で倒された方として名前が入っています。これも特徴的です。選手生命の長さ。
2007年カナダのジョコビッチのみアウトドアハードですが、残りの3つはインドアハードでした。
多くの事例を見ていくと気付くことですが、やはりインドアというのは波乱の多いコートのようです。

ATPファイナルズがロンドンで行われるのは今年が最後です。
最初にロンドンで行われたのは2009年で、その時の勝者はダビデンコでした。
大会前からそうなったらいいとメドベージェフ自身がコメントしていましたが
ロンドンでの当大会の最初と最後でロシア人選手が優勝したということでよい記念になったようです。
来年はイタリアのトリノで開催されます。

個人的には今年ナダルに優勝させたかったですが、
私が大会運営ならクレーコートでの開催にしていたところです。
しかし残念ながら(?)インドアハードのようです。



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  1. 2020/11/24(火) 17:47:27|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

ファイナルズはインドアコートって決まりになってましたっけ?

記憶では2004年は屋外でやってた気がしますが。
  1. URL |
  2. 2020/11/24(火) 19:16:08 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

思ったことが全て記事に書かれていました。
メドベ、ティエムともナダル・ジョコを打ち破る素晴らしい決勝、優勝だったと思いますし、後は本当に5セットマッチのグランドスラムで同じような結果を出せるのか、はたまた阻むのか、が今後の楽しみですね。
1大会で1位、2位、3位を打倒したのが2007年ジョコビッチというのも興味深いです。
ご存じのように翌年の全豪を制覇、そして2011年に確固たる地位を気づきました。
メドベが状況的に近い気がしますので、同じような道をたどれるか、来年のグランドスラムを楽しみにしておきます。
  1. URL |
  2. 2020/11/25(水) 01:59:43 |
  3. ふぁぶ #-
  4. [ 編集]

7名のウチ 下3人は、GS優勝の可能性あると思いますが(ディミごめんσ(^_^;)
最終戦を先に獲って その後グランドスラムも優勝出来たのは、たしか1990年のアガシまで遡らなければならないという事実も面白いです
アガシの前は言わずもがな、最強説のアノお方かと・・
  1. URL |
  2. 2020/11/25(水) 13:49:39 |
  3. ぴと #-
  4. [ 編集]

>おスミ様

これまで、1974年のメルボルン(グラスコート)と2003年~20004年のヒューストン(ハード)のみアウトドアでやっていたと記憶しています。
コート種別に決まりはないですが、季節柄インドアになることが多いのだと思います。
メルボルンは南半球だし、ヒューストンもテキサス州なので比較的冬は温暖のようですからね。
因みに第1回の1970年東京はもちろんインドア(東京体育館)でした。


>ふぁぶ様

メドベージェフ、ティエムともにジョコビッチとナダル両方を倒しているんですよね。
もちろん一つの大会で2人の選手がジョコビッチとナダルの両方を倒したのは史上初めてです。
次はグランドスラムでの勝利となります。
ティエムの方は既に両者にグランドスラムで勝利した経験がありますが
メドベージェフはまだ経験がありません。ナダルに勝ったのも今回が初めてですし。
来年は全豪の予定通りの開催も危ぶまれていますがどうなるでしょうか。


>ぴと様

確かに今の状態ではディミトロフを候補から外したくなる気持ちも出てしまいますよね。
ただ元々才能型の選手ですから、円熟味を増した時に1大会だけ確変というイバニセビッチ状態を発揮できるかもしれません。
最終戦を先に勝ってのグランドスラム、なるほどアガシ、そしてレンドルまで遡らないといないんですね。
いやいや、実はグランドスラムで勝つ方が簡単なのかな???

  1. URL |
  2. 2020/11/26(木) 18:20:13 |
  3. Au-Saga #amJC5lD2
  4. [ 編集]

毎年楽しみにしているのですが2020年の選手成績データ更新は例年並の時期にアップ予定ですか?
  1. URL |
  2. 2020/12/11(金) 18:34:25 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

>おスミ様

いつも楽しみにしていただいていてありがとうございます。
結構バタバタしてましてやはり今年も年末になってしまうと思っております。
記事の更新もままならなくても申し訳ないですが、もちろんテニスのことを忘れているわけでも
興味を失っているわけでもございませんので、お待ちいただければと思います。
こうしてコンタクト取っていただけるとやらなきゃと思えるのでありがたいです。


  1. URL |
  2. 2020/12/14(月) 11:53:57 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

本サイトの方毎年楽しみに見させてもらってます。中でも対決シリーズが好きなのですが、Au-SagaさんがBIG4をどう分析するのか本当に楽しみです。
  1. URL |
  2. 2020/12/18(金) 00:13:58 |
  3. M.K #gtPeavWQ
  4. [ 編集]

>M.K様


ありがとうございます。
対決シリーズは常に充実を図りたいと思っているコンテンツのなのですが
やるからには気合が必要でそしてずるずると後回しにしちゃっていますね。
楽しみにしていただいているのに申し訳ないです。
でもいつか絶対にやりたいと思っているので長い目で見守っていたください。

  1. URL |
  2. 2020/12/24(木) 09:47:08 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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