アルカラスの快進撃が止まりません。
ここまでの活躍も十分に予想できてた人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、ナダル、ジョコビッチ、ズべレフと、歴代の王者を連続で打ち負かしての勝利ですから
これはもう本物と言って差し支えないでしょう。
かつてのズべレフを思わせます!(・・・お、ちょっと不穏になった。言い換えます。)
かつてのナダルを思わせます!(こちらの方がしっくりくる)
アルカラスはもちろんですが、全体としてなかなかに見ごたえのある大会でした。
怪我からの復帰という位置づけであったナダルが絶好調でなかったと考えれば
ベスト4の面々も想定通りのベストメンバーだったと言えます。
ズべレフとチチパスもなんだかんだで大きな大会で結果を出しました。
危うかったですが一応本命と言える選手たちでしたから。
やっぱり大きな大会は強い選手が勝つと引き締まります。
(シュワルツマン?ルード?誰?)
マレーが棄権してジョコビッチ戦の実現がならなかったのは残念でした。
ティエムとの復帰勢同士の対戦を勝ち上がっての対戦だったので
名前の豪華さで言えばこの一連の対戦は素晴らしいものがありました。
マレーはティエムよりも一足早く復帰していたのでその分のアドバンテージはあったとみていいでしょう。
ただ、まだ長い試合や大会を通じてのパフォーマンスには限界があるようです。
今のマレーでは正直、強烈な選手、例えば元気なシード選手などと戦って勝てる状態ではありません。
仮にマレーに負ける選手がいたとしたらそれは元気のない、シードではない、シードにはふさわしくない選手なのでしょう。
元気のない、シードではない、シードにはふさわしくない、愚かで恥知らずで、
片手打ちバックハンドのフォームだけがかっこいい、哀れな弱き選手なのでしょう。
ティエムもマレーもしっかり回復してまた元気なプレーを見せてほしいものです。
ナダルの回復具合も気になりますし、
なんだかんだで優勝したアルカラスを最後まで追い込んだのは結局はジョコビッチでした。
もはや1960年代の、半引退状態なのでたまに大会に出て、出ればやたら強いという、パンチョ・ゴンザレスのような状態です。
ズべレフとチチパスは今回こそシードを守りましたが次の大会もと言われるとわかりません。
立て続けに行われるローマは大いに気になります。
既に開幕しています、そのローマについては次の記事に譲ることにしましょう。
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- 2022/05/09(月) 17:15:33|
- 2022年4月~6月
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| コメント:10
アルカラスすごいですね!
これは本当に、今年中にグランドスラム取る可能性もあるんじゃないでしょうか?
5セットマッチの経験の差でポカもあるかもしれませんが、決して可能性低くはない気がします。
ポテンシャルは高いし早くから活躍するかもしれないとは思いましたが、それでもシナーやオジェアリアシムの方がマスターズ取るの先だと思ってたので驚き中の驚きです。しかも既に今年2つ目。
シナーやオジェアリアシムも悪くはないんですけどね。シナーなんて負けたけど相手もチチパスだし。ですがやはり今勢いはアルカラス、時代の先駆者はアルカラスという感じです。
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- 2022/05/09(月) 19:07:30 |
- おスミ #-
- [ 編集]
久しぶりにお邪魔します。
アルカラス、素晴らしいですね。待望久しい本物の英雄候補といったオーラをビンビンと感じました。
凄いと思ったのは、ナダル、ジョコビッチに対して全然位負けしていないこと、大事なポイントでプレッシャーをはねのけて、スーパーショットを決めるメンタルの強さでしょうか。
若さゆえの怖いもの知らずの強みという見方も有るかも知れませんが、今年に入ってからの躍進はそれだけではないものを期待させてくれそうです。全仏、全米での活躍に期待しています。勿論ウィンブルドンでどんなテニスを見せてくれるかにも、興味津々です。
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- 2022/05/09(月) 19:54:15 |
- brunello448 #-
- [ 編集]
アルカラスは、おっしゃるようにナダル、ジョコビッチ以来の本物感を感じます。
若手らしからぬ、プレッシャーかかるポイントでの落ち着きと安定感。
随所に光るタッチセンスとショットメイキング。
内から感じられる野性とバイタリティ。
これは久々に、きたかもしれません。
と、思わざるを得ない1週間でした。
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- 2022/05/09(月) 20:45:46 |
- ATPウォッチャー #-
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いつも本当に楽しく拝見しています。
初めてコメントいたします。
アルカラス、皆さんが書かれているように、ここ数年の期待の面々とは、特にメンタル面で明らかに違う感が大きいですね。
病み上がりとはいえナダル相手にアクシデント後捲るとか、マスターズSFジョコ相手にファイナルタイブレを競り勝てるとか…
精神面で強さと安定性を両立し不遜さが無さげな点でナダルの系譜を感じます。
技術的には、もちろん全般的に優れていると思いますが、特にバックを回転量少な目なのにショートクロスに打てるのに目が行きました。
あとは、ジョコが具体的にキックサーブを褒めていたので、それも想像以上に凄いのだろうと感じました。
たとえばティエムとか、あるいはイズナー・オペルカ等のそれよりある意味で捕えにくいということなのでしょうか?
(管理人さんネタ枠の独人ベテラン片手打ちの方も相当なキックサーブを打つと思うのですが笑)
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- 2022/05/09(月) 23:08:19 |
- ST.VINCENT #-
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ジョコビッチ戦は凄かったですね。1stの途中から完全にジョコビッチがペースを握って行った時には、やっぱり今年のクレーは今後ジョコビッチが持っていくのかな〜と思っていたらまさかそこから押し返すとは!しかしジョコビッチもだいぶ戻してる感があり、ローマ全仏も目が離せなくなってきました。
今後アルカラスはこのブログで本命視されて優勝という課題をクリアすれば、ポストbig3も見えて来そうです。
- URL |
- 2022/05/09(月) 23:50:13 |
- ぽーち #2TDfamfI
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アルカラスのコートでの立ち居振る舞いは19歳のそれではありません。
彼は一体人生を何回生きてきたんでしょうか。驚くべき成熟度です。
あと管理人さん シャポ(ですよね?)に対してどうしました?失望させられっぱなしということなんでしょうか。
冗談を含んでるとは思いますが これまで以上に辛辣な物言いといいますか すこし心配になるほどの語気ですね。
まあ個人的には辛口や毒舌は好きな方なので問題ないんですが いきなりの強烈な言葉に少々面食らったという次第です。
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- 2022/05/10(火) 00:38:29 |
- フェレールのくわえタオル #-
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皆さま、多くのコメントありがとうございます。
やはりアルカラスの勝利は衝撃的でした。
特にジョコビッチは状態も上向いてきていたので激戦となり、
その激戦を勝ち抜いたという意味でも非常に大きなインパクトを残してくれました。
全盛期とは言えないまでも、調子のよいビッグ3に勝ったというのは大きな意味を持ちます。
ビッグ3に勝ったことのない新チャンピオンというよりも、
しっかりと勝ったという実績を残した方が評価もはるかに大きなものとなるでしょう。
あと、すいません、シャポバロフはもう本当にダメな子で。
私にとってはマレーに次ぐ歪んだ愛情の注ぎ口となってしまっております。ご了承ください。
そのプレーは本当にいつ見てもほれぼれするんですよね。
もう理想のプレースタイルといえます。で、がっかりさせられるのが試合結果。
しかしそれがシャポバロフなんです。これからも見守っていきたいと思います。
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- 2022/05/10(火) 11:25:43 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
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シャポ… まさに管理人さんと同じ想いです
切れ味と躍動感は現役では唯一無二の存在ですよね
もっと言えば無茶する感笑 でもそれがシャポなんです
- URL |
- 2022/05/10(火) 20:50:51 |
- ST.VINCENT #-
- [ 編集]
そうですよね。管理人さんが話題に出す時点で それが愛情の証ですもんね。
まさに「言われているうちが花」。ましてやプロアスリートなんだから余計にそうだと思います。
ということだ、シャポ。しっかり性根入れてテニスに励めよ!笑
- URL |
- 2022/05/11(水) 00:11:04 |
- フェレールのくわえタオル #-
- [ 編集]
>ST.VINCENT様
>フェレールのくわえタオル様
叱咤いただきありがとうございます。
その効果なのか、今大会はシャポってますよ。
状態が思わしくなかったとはいえナダルからの勝利ですからね。
まあジョコビッチも下せるとは思えませんが、次のルード戦はどうでしょうか。
- URL |
- 2022/05/13(金) 11:58:55 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
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