いつものように全仏終了から間髪入れずにグラスシーズンが開幕しています。
先週はドイツとオランダでツアー250の大会が行われました。
シュトゥットガルトではベレッティーニとマレーという実力のある怪我からの復帰組による決勝が行われ
熱戦の末ベレッティーニが勝利しています。
マレーはチチパス、キリオスと立て続けに強敵を倒しての決勝進出でした。
中々なハードモードで、結局それが仇となってクイーンズは腹部の痛みを理由に欠場することとなりました。
ウィンブルドンには戻ってくれることを期待しましょう。
スヘルトーヘンボスの大会では、地元オランダの伏兵、ライトーフェンが優勝しました。
決勝はNo.1に返り咲いたメドベージェフを相手に完勝でした。
準決勝ではオジェ・アリアシムを下しているので第1、2シードを倒しての優勝です。
最近は同じようン選手が勝つ傾向にはなっていましたが
クレーとは違う動きを見せるのが本来のグラスコートで今回はその一端が垣間見られた気がします。
また以前のようにクレーとグラスで勢力図がパかっと分かれる時代も訪れるでしょうか。
ランキング争いですが、メドベージェフが1位、ズベレフが2位となっています。
私はてっきりしばらくはまだジョコビッチが1位を守ると思っていましたが
意外にもこうもあっさり陥落するとは思いませんでした。
もっとも今年は出場していない期間も大かttですし、全仏では準々決勝での敗退でしたから
失ポイントが多かったのは事実です。ウィンブルドンのポイントも入らないとなると
今後しばらくはランク変動が忙しくなるかもしれません。
3強が2位までに入らないのは実に2003年以来とのことです。
もっとも、現在3位がジョコビッチ、4位がナダルなのでまだまだ時代が動いたというまではいえないかもしれません。
もちろんベテランが少なくなっているのは確実で、若手も伸びてきていますから
緩やかな変化はもう起こっているのでしょう。
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- 2022/06/14(火) 16:59:25|
- 2022年4月~6月
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ウィンブルドンのポイントは本当にプロテクトされないのでしょうか?
ポイントなしの決断は戦争が原因ですし、ウィンブルドンだけでも昨年の据え置きにしないとなんだか公平性に欠けるような気がします。
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- 2022/06/14(火) 21:47:07 |
- おスミ #-
- [ 編集]
>おスミ様
コメントありがとうございます。
なるほど確かに昨年のポイントのプロテクトはあってもいいですね。せめて半分でとか。
まあ今回は、ATP側と大会側との意見の相違ということなのでまたちょっと複雑なのかもしれませんが。
- URL |
- 2022/06/15(水) 10:05:00 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
- [ 編集]
ポイントの件、個人的には出禁食らった選手達だけ維持、他の選手は通常通り…が無難ではと思いましたが運営への制裁名目が強いのでしょうね。。
コロナの時は維持はされるけど大会開催の上で出られれば加算は可能と言うルールだったので維持のみで加算無しだとそれはそれで不公平だと思います
コロナルールのせいでアレですが去年の分が消える事自体は本来普通の話ですし
まあ本音を言えば選手がボイコットでもしてくれれば話は早いけど…みたいな感じですよね、これ
国の意向も大きいので仕方ないですがそもそも出禁などがなければ一番良かったですけども…男子以上に女子の抜けが多くて残念です
- URL |
- 2022/06/15(水) 14:42:05 |
- #-
- [ 編集]
なるほど、選手ごとの救済措置ですか。それもありですね。
怪我ではプロテクトポイントがありますからそれに準じたルールがあってもおかしくないです。
しかしウィンブルドンはイギリスで行われるだけの国際大会というわけじゃないんですね。
イギリスの政治色が色濃く出るというのはどうなんでしょうか。
GSがATPとは運営が違うというのはこういう時に問題をはらみますね。
- URL |
- 2022/06/16(木) 17:35:31 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
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