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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

フェデラー引退~時代の終焉~

federer14.jpg

もう皆様、報道等で聞き及んでいるでしょう。
テニス史上の至上の氏、ロジャー・フェデラーが引退しました。

つい最近、別の氏の引退記事をアップしましたが、こんなに早く本物の氏の引退も記事にすることになるとは。
いや、もちろんコールシュライバーが偽物ということではないですが。
当ブログで氏といえる選手はフェデラーとコールシュライバーですが、
(男子シングルス限定のブログなので対象外となってますが、敢えてもうひとり上げるならば国枝慎吾でしょう)
その二人が立て続けに引退を表明するとは何の因果でしょうか。

当ブログのタイトルはご承知の通り、正にフェデラーを冠していますので、私にとってもその感慨はひとしおです。
まずは2005年にデータサイトの方を始めまして、その時のタイトルは「レンドル最強説」でした。
その後、2006年に日々の雑記を書くためにこちらブログを開設しました。
その当初も「フェデラー最強説」という名前は付いてなかったと思います。

「フェデラー最強説(仮)」というのがデータサイトの方の1コンテンツとしてあり、
現役選手の情報のみを表にしてやがて来るフェデラーが最強になる時代を見届けようということでした。
そして想像以上の強さで、あれよあれよとフェデラーはテニス界の記録を塗り替えていき、
当サイト及びブログの正式タイトルも「レンドル最強説&フェデラー最強説」となりました。

このように、当サイト、当ブログはフェデラーと共に歩んできたことになります。
ナダル最強説、ジョコビッチ最強説をタイトルに付けるか否かで悩みもしましたが、
タイトルとは裏腹に、私は多くの最強選手を容認していますので、厳密にはレンドル達最強説&フェデラー達最強説になるわけです。
数字の上ではフェデラーを上回っている箇所もあるナダルとジョコビッチですが、この2人を作ったのもまたフェデラーだったといえます。
そしてもちろんフェデラーしか持っていない記録が多くあるのも事実で、結論としてフェデラーはいつまでも最強であり続けます。

フェデラーという選手には本当に多くの衝撃、感動を与えさせられました。
試合そのもののパフォーマンスがやっぱり一番ではありますが、コート外でも間違いなく最高の選手だったといえます。
ここについては、フェデラーを最強であるだけでなく最高の選手であると言わしめる大きな要因で、
他の最強選手を大きく凌いでいる部分であったといえます。

まだ若い頃のナダルが飛行機に乗り損ねて飛行場で立ち往生しているのを、
たまたま通りかかったフェデラーが見かけ、自家用機に乗せてあげたというエピソードは
当時の記者たちの衝撃だったようで、かつてのトッププレイヤーがこんなことをする姿は想像できないといわれたものでした。

トップアスリートで自分以外に興味のない例は多いでしょうが、フェデラーはテニス界の他の選手にも目を配っていました
例えば今を時めくルードですが、私が最初に彼の名前を知ったのは、フェデラーが注目している選手がノルウェーにいる、という記事を読んだ時でした。

錦織圭が出る以前に、日本のある記者がフェデラーに何故日本人でテニスの強い選手が生まれないのか、
という質問をした時に「ミスター斉田とミスター国枝がいるじゃないか」と答えたエピソードは実に印象的です。

コロナ禍でツアーが取りやめになった際に、テニス選手同士がオンラインで会話をするというような企画が多くありました。
ジョコビッチやマレーなどは手慣れたもので、多くの選手とつながって話の進行もビシバシ行い陽キャ感全開の見事さを見せていましたが
フェデラーとナダルは若干不慣れで、そんな中でこの2人が対談するとなったときに、最初は中々繋がらず、
2人してそれぞれであれ、おかしいな、って感じで苦労してて、最後にやっとつながった時の
もうニコニコと嬉しそうな2人のあの感じ!あの微笑ましい対談は忘れられません。


テニスプレイヤーとしてのフェデラーは、私の理想でした。
私はレンドルのプレーに衝撃を受け、今もずっと熱烈な支持者であり続けていますが、
同時期に存在していた、レンドルにはないプレーを披露するマッケンローやエドバーグのプレーにも魅かれるものがありました。
特に後者のフォームの美しさは見事で、レンドルとは対極の理想を形作っていました。
私の中で、「レンドル+エドバーグ」というのは、存在しえない2つの理想の融合であり、究極のテニスの形だったわけです。

そんなあるはずのないプレーをもっとも完璧に再現してみせたのがフェデラーでした。
他にもレンドルとエドバーグの中間というようなスタイルの選手はいました。ベッカーしかり、サンプラスしかり。
しかしスタイルはまた少し違っていて、2人の融合というわけではなかったといえます。
フェデラーは、テニス史上でも、アンリ・コシェ、フレッド・ペリーのような伝説として登場する選手や
パンチョ・ゴンザレス、マッケンロー、そしてエドバーグのようなテニスを芸術に高めた選手達の延長に存在し、
その美しさを完璧に表現しました。
そして、力強いストロークスタイル。
ある時からサーブ&ボレーをやめ、ベースラインプレーで頂点を取るようになりましたが
それがまた最強というにふさわしいパフォーマンスでした。

ナダルをのみ唯一の苦手としていましたが、晩年はむしろ対戦成績を逆転させたのは衝撃です。
それまでナダルに負けることも多かったものの、連続での敗退は5連敗までだったのですが、
最後のほうではフェデラーはナダルに6連勝していて、最晩年に至って苦手を克服してしまったのでした。

また、ジョコビッチ戦も、対戦成績は負け越していますが、23勝27敗とそれほど大きな差はなく
フェデラー全盛時代の全てでジョコビッチがプレーしていたわけではないのに対して
ジョコビッチの全盛時代は、そのほぼ全てをフェデラーがカバーしているという点は衝撃で、
最晩年にフェデラーが勝つケースがあったことも踏まえて、正に脅威の存在だったと言って良いでしょう。

フェデラーは昨年のウィンブルドンが最後のグランドスラムとなりましたが
昨年のグランドスラム勝率はなんと87.5%となっています。
もちろん出場大会数が少ないとはいえ、40歳の最後の年の記録としては驚異的です。
今年のGSでこれ以上の成績を残している選手はナダルしかいません。
アルカラスもルードもこれより僅かですが低いのです。
最後の最後まで最強の選手であり続けていた理想の選手。それがフェデラーだったといえます。

フェデラーの思い出話はもういくら時間がっても足りないですので一旦はここで切り上げます。
フェデラー本人の長文の引退声明文もよかったですし、多くの関係者が寄せている声も感動的です。
寂しいという気持ちはありますが、悲しいというのはなく、むしろ感謝が一番大きいです。


さて、当ブログですが、もちろんやめたりとかは全然しません。タイトルもこのままで続けます。
サイトの更新が滞ってたりブログの記事アップも全然できないタイミングがあったりと
その辺はフェデラーに関係なく私の至らなさですのでご容赦ください。
今後はアルカラスもシナーも楽しみですからね。
フェデラーも、今後もテニスには関わると言ってくれていますし
ここでテニスとのつながりを断つほどつまらないことはないでしょう。
フェデラーがつき、フェデラーがこねた21世紀テニス餅、
こんなにおいしいものは他にないですから、今後も皆でありがたく頂いていきましょう。


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  1. 2022/09/17(土) 12:35:00|
  2. フェデラー引退
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:17
| ホーム | 2022年、全米はアルカラスが優勝>>

コメント

てっきりバーゼルは出場確定で来年ウィンブルドンで引退とかかなぁ。と思っていたのですが引退ツアーはしないと公言していたフェデラーらしい終わりでしたね。

ニュース見たら特に意味は無いのですが衝動的にRFロゴのユニクロシャツ買ってしまいました笑

記録上はナダルやジョコビッチの方が上回る要素は増えましたが、ユニクロとの長期大型契約などテニス選手がNBAやサッカーのスター選手と同格以上に評価されるようになったのは紛れもなくフェデラーの功績だと思います。

寂しさは隠しようもありませんが、フェデラーはテニス大好きおじさんですからエキシとかで元気な姿はちょくちょく見せてくれますかね。

しばらくはゆっくりして頂き、これからもテニス界を盛り上げて行って欲しいです。お疲れ様でした。
  1. URL |
  2. 2022/09/17(土) 16:20:50 |
  3. オギーオズボーン #-
  4. [ 編集]

ナダルとジョコビッチに記録を抜かれたといってもGS優勝回数「20」や1位在位週「300」の大台に最初に
到達した価値は計り知れないと思います。この「最初に達成した」ということは非常に大きくて 2人がフェデラーを
超えるのは「25」や「400」といった数字に到達してようやく言えることではないかと個人的に考えております。

あと他の選手によくある引退発表で「今大会が最後だ」の あのやり方が好きではなくて(真剣勝負である公式戦が
「変な空気」に包まれて対戦相手に負担をかけて失礼だと思うので) 結果的にか意図的にかは本人にしか わかりませんが
そうしなかったフェデラーはやはり「超一流」なんだと あらためて思い知りました。
  1. URL |
  2. 2022/09/17(土) 18:54:41 |
  3. フェレールのくわえタオル #-
  4. [ 編集]

また普通に復活して40代なのに…とか思いながらプレーを観れると思っていたので喪失感で一杯です。
他の選手達に失礼を承知で言いますが、テニスを実際にプレーした人なら誰しも、一般人からトッププロでもフェデラーのように華麗に強くプレーをしたいと思っていると私は思っています。その理想では勝てないから各自のプレーになっていくわけで。この先フェデラーを超えるテニスが見られるのかテニスを見続けたいと思います。
  1. URL |
  2. 2022/09/17(土) 20:55:13 |
  3. ぽーち #2TDfamfI
  4. [ 編集]

なんかこう、、フェデラーを超えるプレイヤーは出てこないんじゃないかと思えます。

プレイそのもののクオリティ、バラエティ、技巧、優雅さ、キャラクター、華、残した記録の数々、自身の年齢に合わせた変化、他プレイヤーへの影響度、などなど。

どれか2、3つならありそうですが。。

喪失感、はありますが、管理人さんおっしゃるように奇跡(軌跡)を見せてくれた感謝、ですね。
  1. URL |
  2. 2022/09/17(土) 21:21:47 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

覚悟はしてましたがそうか、レーバーでか…と何とも言えない浮ついた気持ちで引退声明を見てふわふわしていましたが暫くして他の選手達からのメッセージを見るごとにじわじわ実感が湧いております

テニス界に於ける功績を述べて感謝する選手が多い中、ナダルやロディックのそう言う事はさておいての個人の気持ちが強く出ていて余計にと言いますか、年甲斐もなく泣けてしまいましたね
フェデラーのキャリアにこの2人の存在は別のベクトルで大きなものだったと思わされました
特に何かと対比的に描かれがちなナダルに関しては向こうからしたら色々言いたい事もあったかもしれませんが常にリスペクトしてくれたのは今思えば感謝しかありません
負けてピリピリしていた当時の絶対王者、俺にライバルなんかいらないんだ!と言っていたフェデラーを今の「人々が求める理想の立ち居振る舞いをするフェデラー」にしてくれたのは彼の存在だったのかなと…これが対立要素の強かった若ジョコだったらどんな風になっていたのかなと面白半分で興味はありますが笑

ファンとしても当時あれだけ顔も見たくないと思っていたナダルを応援するようになったのも2人の関係の良さのおかげですね(最近は勝てていたから…というのもゲンキンですが否定はしませんが)

噂では3人とダブルス組んでシングルス2試合出るなんて話が流れていて本当に…?と疑ってはおりますが、最後の公式戦としてのレーバー杯を楽しませてもらおうと思います
仮に今のフェデラーが5試合も出たら真剣勝負って言って良いのか…と気にはなりますがそれくらいのプレーを見せてくれる事を願っております
  1. URL |
  2. 2022/09/17(土) 22:09:57 |
  3. #-
  4. [ 編集]

管理人さんのフェデラー愛を強く感じました。
ブログ更新、続けていただいてありがとうございます!いつも楽しみにしているので嬉しいです。
フェデラーは引退しても永遠に不滅です!
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 00:29:47 |
  3. #-
  4. [ 編集]

試合中だけでなく、コート外でもテニス界を素晴らしいものにしてくれた、本当に偉大な存在であったと思います。
私が真剣にテニスを見始めた頃には既にフェデラーが圧倒的地位を築いておりましたが、テニスにハマったのは試合の面白さよりもむしろ選手達の、試合中は激しく戦い、試合が終わればお互いにリスペクトし合う、その関係性にひかれたからだったと思います。そしてそのベースを作ったのはフェデラーの存在だったのではと思います。
私にとってはまさにテニスの象徴とも呼べる選手で、感謝しかありません。

USオープンで次世代の明るい未来を見た直後で、もう少しだけその世代とフェデラーの交わりを見たかったのは本音ではあります。でも、フェデラーやナダルを小さい頃から見て育った選手たちが、今後は代わりにフェデラーの作った素晴らしいテニス界を継いで、より素晴らしいものにしていってくれると思います。

本当に、語り出すと尽きないですね。私もこの辺にしておきます。
管理人様も、素晴らしい記事をありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 09:28:36 |
  3. ふぁぶ #-
  4. [ 編集]

管理人様のフェデラーに対する愛、テニス界全体に関する愛がうかがえる素晴らしい文章と思います。なお、僕ももともとはレンドルのファンでして、フォアとかバックのフォームはいまだに「レンドル意識してるの?」なんて言われたりする50代ですが、管理人様のレンドルとエドバーグの融合という話は、同感いたします。
フェデラー、Laver Cupで引退するようですが、その際どのような話を選手たちとするのか興味あります。予想ですがジョコビッチに対しては「テニス界全体のことを考えて、ワクチン打ってくれよ」とか伝えるのかな。。。フェデラーという求心力がツアーからなくなろうとする中、ジョコビッチとかナダルには自分が示してきた求心力を受け継いでほしいと思っているかもしれません
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 11:22:45 |
  3. pixiyu #-
  4. [ 編集]

管理人様のフェデラー愛をとても感じることができる記事ですねぇ。
私もエドバーグが大好きで、レンドルはどちらかというと敵役(憎たらしいほど強いのはナダルっぽい)でしたが、ウィンブルドンだけは結構応援してました。
私としては、エドバーク&レンドルのハイブリッドは一旦サンプラスで実現していたのかな(サンプラス好き)と思っていて、その全方位進化系がフェデラーの印象です。
管理人様の言う通り、フェデラーの偉大さはむしろコート外にあるように思えますね。
才能ある若手を潰すのではなく、ヒッティングパートナーなどに指名して引き上げる(もちろん、勝負は絶対負けたくないでしょうけど、コート外ではテニス界の同士として向かい入れる)姿が今のテニス界の発展にとんでもない貢献をした気がします。
錦織を通してフェデラーを好きになった日本人ファンも多いかと思いますね。
20年ほど時を止めていた偉大なプレイヤーが去りますが、彼の活躍は伝説、神話となっていくのでしょうね。
ジョコビッチ、ナダル、マレー&錦織もフェデラー引退年齢を目標にまだまだ頑張って欲しいものです。
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 12:07:25 |
  3. カムイ #JXoSs/ZU
  4. [ 編集]

フェデラーの引退というのは、確実に来るものであり、なおかついつまでも訪れないものではないか?と思わせられる不思議なものでした。現実にこの日が訪れたわけですが、未だにピンと来ていない自分がいます。きっと、これからのツアーにフェデラーがいない日々が続くことでようやく実感するのでしょうね。

僕にとってフェデラーは、他の応援している選手がいて常に対極に位置する倒すべき相手という印象でした。テニスを一生懸命見始めた頃虜になったロディックの前に常に立ちはだかる大きな壁。いつもいつも大事なところで対戦し、何度も敗れて悔しい思いをしたものです。09年のウィンブルドンは正にその象徴のような試合でした。

その悔しい思いはジョコビッチのファンになることで受け継がれ、フェデラーとの対戦時は常にハラハラドキドキとして見ていました。本当に本当に、いつも僕のテニス観戦時にはその動向や結果が気になった選手です。

他の方とは少し見方が違うかもしれませんが、ある意味僕もまた、フェデラーの虜となった1人なのかもしれませんね。

ぜひともレンドルのように、主要な対戦相手1人1人との特集を見てみたいです。未だに時々見返したりしていて、本当に面白いです。個人的にはボルグにエドバーグ、ベッカーとの対戦成績についての記事が面白かったです。フェデラーバージョンだとどんな風になるか、本当に興味がつきません。製作は本当に大変だと思いますが、どうか時間をかけてでも作り上げていただきたく思います。

そしてこれからも当ブログの更新、楽しみにしております!
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 14:12:51 |
  3. おスミ #-
  4. [ 編集]

いつも楽しく拝見しておりますが、コメントは何年かぶりです。(笑)
自分の1番のお気に入りはいまだにエドバーグなので、管理人様がこうして名前を挙げていただくのは本当に嬉しくて、思わずコメントしてしまいました。

>そんなあるはずのないプレーをもっとも完璧に再現してみせたのがフェデラーでした。
そうなんです!!まさにそれです!!
エドバーグは大好きだったんですが、あのフォアのストロークだけはどうしても受け入れられなくて、その物足りない部分を埋めてくれたのが、まさにフェデラーでした。
ただ、サーブ&ボレーをあまりしなくなってから、フェデラーにも物足りなさを感じていたのですが、エドバーグをコーチに迎え入れたときに、また大好きになったのを、昨日のことのように覚えています。

ブログの更新は続いていくとのこと、本当に嬉しいですし、これからも楽しみにしております。
いつか、サイト本体に、レンドルと同列でフェデラーの検証をしていただけるのも、楽しみにしております。
これからも、よろしくお願いいたします。
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 20:44:32 |
  3. gaichi #-
  4. [ 編集]

フェデラーの足跡を振り返る

こんばんは。
フェデラーの引退に際して、フェデラーの残した数々の記録を振り返って行こうと思います。

生涯成績 1251勝275敗 勝率81.98%
グランドスラム成績 369勝60敗 勝率86.01%

生涯勝利数1251はコナーズにわずかに及ばず歴代2位の記録です。
正直、1つでもこれを上回ってから引退してほしいと思っていたので少々残念です。
ですが、コナーズの記録がもろもろの事情で正確性に欠けることや当時は現在のようなマスターズシリーズが未整備であったことも鑑みれば、
事実上歴代最多とも言えます。
追うジョコビッチは1012勝、ナダルは1066勝です。
両者のレンドル越えは時間の問題です。

一方、グランドスラムに関しては正確な記録があるので比較が容易です。
369勝は言うまでもなく歴代1位ですが、ジョコビッチが334勝、ナダルが310勝まできているので、
歴代1位のまま残るかどうかは彼らがどこまで現役を続けられるかにかかってきています。
彼らもすでに35歳や36歳ですから、届くかどうかはかなりぎりぎりのところだと思います。

グラスコート成績 192勝29敗 勝率86.88%

あらゆるコートで高い勝率を残したフェデラーですが、その中でもフェデラーといえば8度制したウィンブルドンが行われているグラスコートでしょう。
グラスコートの公式戦は現在非常に少なくなっています。その中での192勝は驚異的です。
ATP準拠ではコナーズを勝利数で上回っています。コナーズ、当時は全豪(2度しか出てないですが)も全米(キャリア初期のみ、のちクレーを経てハードへ)もグラスでしたから、ツアー全体でももう少し多いかと思ったんですが。
フェデラーはハードコートでも歴代トップクラスの成績を残していますが、ここはジョコビッチがさらに上を走っているのと、このサイトの特殊なコート分類の関係で今回は省略します(インドアハードとアウトドアハード分けるの結構大変なので)。

ツアー通算103勝(ハードコート71、クレーコート11、グラスコート19、カーペットコート2)

コナーズに次ぐ歴代2位。こちらもコナーズの記録が今後修正されてさらに増える可能性があります。
また、このうち19までがグラスコートでのタイトルですが、これは九分九厘歴代最多でしょう。1年で1~3くらいしか稼げないですからね。
ハードコートでの71勝も最多ですが、こちらはジョコビッチがすでに62勝まで迫っていますので、ジョコビッチが追い抜く可能性もあると思います。
言うまでもなく、クレーコートはナダルの63勝が最多です。
ちなみに、ツアー全体ではナダルが92勝、ジョコビッチが88勝まできています。
いつのまにかレンドルクラスまで来ています。この2人が果たしてコナーズやフェデラーを捉えることがあるのか、今後も目が離せません。
ところで、フェデラーはカーペットコートのタイトルを保持する最後のナンバーワンになるかもしれませんね。

タイブレーク成績 466勝247敗 勝率65.36%
マニアックですが、タイブレーク700回戦って65%は驚異的な高数値です。
6割超えればかなり高い方と言っていいので、めちゃくちゃ高いといってもいいでしょう。
タイブレークの回数もナダルやジョコビッチと比べて多いですね。彼らはまだ400とか500台なので。
さすがにカルロビッチ大先生やイズナーは800回以上戦ってるので比較になりませんが。

第5セット成績 33勝23敗 勝率58.93%
まず第一に56戦戦っているのがあっぱれです。
このうちの何割かをナダルかジョコビッチを相手に戦っているはずなのでそれでこの数字なのはすごいです。
勝率では彼らが上です。ナダルは66.67%、ジョコビッチに至っては78.72%とかいう馬鹿みたいな数字を叩き出しています。
ジョコビッチは勝利数でもすでにフェデラーの上を行っています。

グランドスラム決勝成績 20勝11敗
こちらも22勝のナダル、21勝のジョコビッチとともに過去の記録を大幅に更新した歴代最多クラスの数字です。
決勝進出回数もジョコビッチの32に次いで2位、ナダルも30回決勝に進んでおり、勝率ではジョコビッチを上回っています。
フェデラーがレンドルの決勝進出19回およびサンプラスの優勝14回に並び、そして追い抜いたのはもう13年前の2009年の全仏・ウィンブルドンでのことです。
あのときはグランドスラム決勝でナダル以外にはまだ無敗のままでした(全米でデル=ポトロに敗れてナダル以外に初めてグランドスラム決勝で敗戦、キャリアを通じてナダルとジョコビッチ以外に敗れたのはこれが唯一)。

ツアー決勝成績 103勝53敗 勝率66.03%
こちらも156回決勝を戦っているのがあっぱれです。
全盛期にはツアー決勝24連勝という記録もあります。
最後のタイトルは2019年のバーゼル。38歳でのツアー勝利は歴代何番目なのでしょう。
ツアータイトルとなるとパンチョ・ゴンザレスやローズウォールも絡んできますね。
ローズウォールは最後の全豪優勝がすでに37歳です。最後のグランドスラム決勝進出に至っては39歳です(しかも2大会で記録)。

全豪勝利数102
ウィンブルドン勝利数 105

いずれも史上初めての100勝越えかつ歴代最多です。続くジョコビッチは現在全豪82勝、ウィンブルドン86勝です。いずれもフェデラーに次ぐ歴代2位。
全盛期に5度優勝した全米はキャリア末期にけがで出場できなかったのが痛く89勝で終わりました。
コナーズの98勝に次ぐ歴代2位ですが、こちらもジョコビッチが81勝で追っています。ジョコビッチは全仏85勝と合わせて全グランドスラム80勝を達成しています。
フェデラーの全仏勝利数は73勝です。112勝のナダル、85勝のジョコビッチに次いで歴代3位です。続く記録がビラスの56勝であることを考えると驚異的です。
全豪と全仏ではBIG3が歴代TOP3を独占しています。全豪でも次ぐ記録はエドベリの56勝です。この3人、やばい。

余談ですが、我らがサー・アンディはウィンブルドンの勝利数を60の大台に乗せています。全豪は49、全米は48とこちらは50勝まであと一歩。
苦手の全仏でもなんだかんだ39勝挙げています。腰の負担を考えるとさすがにもう全仏には出ない気もしますが、全豪1、全仏1、全米2勝するとかなりきりのいい数字で200勝になりますね。

他にも連勝記録やら年間勝率やら、フェデラーの記録はたくさんありますが、さすがにきりがないのでこのくらいにしましょう。

可能であれば、管理人様の手で、BIG3・・・いやここはサーも加えてBIG4特集とでも謳って、この4人の対戦成績を振り返ってほしいところですね。
フェデラーもさることながら、我らがサーが1位在位1年未満で終わってしまったのはおかしいというのがおそらくよくわかるはずです。
  1. URL |
  2. 2022/09/18(日) 20:48:27 |
  3. 2R #JsO8b3a.
  4. [ 編集]

フェデラー引退の報に接して、ただただ残念です。引退は近いと思っていたものの、後2-3年は現役を続行して欲しいと思っていました。

記録に関してはナダルやジョコビッチがフェデラーを上回っているので、残念ながらフェデラーをGOAT (Greatest Of All Time)とは呼べませんが、僕が史上最も好きだった選手はフェデラーです。フェデラーのフォームの美しさに、いつも見惚れていました。
  1. URL |
  2. 2022/09/19(月) 20:03:26 |
  3. KF #-
  4. [ 編集]

発表以来実感が湧かず、フェデラーの過去のプレイ集を見返したりして、あぁもうこの選手がツアーレベルで戦うことはないんだなと言葉にし難い気持ちになっておりました。
そんな中で迎えたレーバーカップのラストマッチ、最早勝敗を超越した何かがそこにはありました。セレモニーで静かに涙を流したナダルを見て、もう私も堪えられませんでした。平凡な一ファンでしかないですがフェデラーは勿論のこと、時代を彩ったプロテニスプレイヤーの皆さんには本当に感謝しかありません。
  1. URL |
  2. 2022/09/24(土) 18:21:18 |
  3. 通りすがり #-
  4. [ 編集]

ラストマッチ観るためだけにWOWOW入会して、朝から泣いてしまいました。

ファイナルタイブレークで、マッチポイントまで握っておとぎ話のような展開でしたが、最後はアメリカ勢の意地でしたね。

しかしロジャーのプレイもさることながら、タイブレークでのティアフォーのボディアタック直後のブーイングを、フェデラーがいさめた瞬間、この人は神の子かと思いました。

そして会場のチームメンバーとレジェンド達、ファミリーと、あの雰囲気、ナダルとのダブルス。素晴らしい幕引きでした。レーバーカップで良かったと思います。

もうこんな人は出てこないでしょうね。。
本当
  1. URL |
  2. 2022/09/24(土) 19:22:58 |
  3. ATPウォッチャー #-
  4. [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2022/09/26(月) 12:56:54 |
  3. #
  4. [ 編集]

レイバーカップ 初めて見ましたが、フェデラー引退舞台を差し引いても良かったですね。
お祭りモードはあるものの、勝負に拘る姿勢が随所にみられて、フェデラーに引退試合の花を簡単には持たせない世界選抜の意地も
良かったです。
フェデラーとダブルスを組んだナダル、最期のチチバスなど、フェデラー最終舞台を勝利で飾りたいヨーロッパ勢の方がプレッシャーがありましたか。
世界選抜はひたすら良いプレーをすることだけに集中していたようにも見えました。

ティアフォーはUSオープンでの覚醒からさらに自信がつきましたね、、、でも、そのティアフォーを完璧に封じたジョコビッチの凄みも流石、本日は手首を少し痛めていたようですが大事でないこと祈ります。

ATPファイナルとデビスカップを合わせたような大会。
今後も発展していくこと祈ります、、、錦織が大復活して世界選抜に選出されたらなぁ
  1. URL |
  2. 2022/09/26(月) 13:48:20 |
  3. カムイ #JXoSs/ZU
  4. [ 編集]

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