NextGenが終わったばかりですが、間髪を入れずにATPファイナルズが始まります。
グループ分けは以下の通り。
Green Group
ナダル、ルード、オジェ・アリアシム、フリッツ
Red Group
チチパス、メドベージェフ、ルブレフ、ジョコビッチ
フリッツには悪いですが、ジョコビッチを引いたレッドグループのメンバーは嫌でしょうね。
どちらも見応え満点の試合が観られると想像できますが、
やはりレッドグループの方が比べるとより混戦というイメージです。
何せ優勝経験者が4人中3人もいるわけですからね。
一方でグリーングループには優勝経験者がいません。
そして往々にしてこのようなRRの激戦を勝ち抜いた方が最終的に優勝したりするケースも多いです。
いつもながらこの大会の公式ページは分かりにくいですが、今年は日本語ページが付きました。
まずは日本時間の今夜、レッドグループの2試合
・ルードvsオジェ・アリアシム
・ナダルvsフリッツ
が行われます。
ルードとオジェ・アリアシムは最初の対戦でオジェ・アリアシムが勝利しましたがその後ルードが2連勝しています。
直近の試合としては今年のカナダで対戦しており、その時はルードがストレートで勝利しました。
但し、どちらも若い選手同士なので過去の成績はあまり参考になりません。
むしろ、元気な状態で大会を向かるオジェ・アリアシムの方が有利という見方もできるでしょう。
ナダルとフリッツは過去ナダルの2勝1敗ですが、今年だけで2度対戦しています。
インディアンウェルズでは決勝でフリッツが勝利し、ナダルに今年初の黒星を付けると同時に
初のマスターズタイトルを獲得したのは記憶に新しいところです。
その後ウィンブルドンの準々決勝でも対戦し、その時なナダルが勝利しましたが
ファイナルセット7-6という大変な激闘で、結果としてナダルは次のキリオス戦を棄権する運びとなりました。
ナダルにとって今年のフリッツは鬼門とでもいうべき存在となっていると言えるわけです。
しかもナダルは怪我明けで、直前のパリでも初戦敗退を喫するなどコンディションは万全でないですから、フリッツには十分にチャンスがあります。
初日からいきなりどちらも読めない試合が組まれました。早速の楽しみが生まれています。
正にこれこそがATPファイナルズの醍醐味といえます。
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- 2022/11/13(日) 21:03:31|
- 2022年10月~12月
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ATPファイナルズと言えばフェデラー、ジョコビッチの土俵ですが、ここ最近は混戦で数多くの初優勝者が誕生しているので、今回も意外と初優勝者が誕生するのでは?とも思っています。実績や現在の調子からすれば優勝候補はジョコビッチでしょうけど、意外と最後に優勝したのは全盛期の2015年でその後は2016,2018年準優勝、2020,2021年はベスト4と徐々に大舞台で勝てなくなっています。最多6回優勝したフェデラーも最後の優勝は何と2011年で2012,2014,2015年と準優勝、2017,2018,2019年とベスト4とジョコビッチ同様の傾向が見られました。まあフェデラーの場合、2012,2014,2015は全盛期ジョコビッチが相手でやむを得ませんでしたが、ジョコビッチの場合はマレー、ズベレフですのでまあ負けても仕方ないとはいえこれがグランドスラムなら?とも感じました。特に2019年以降はティエムやチチパス、メドベージェフ、ズベレフがこのATPファイナルズではBig3を倒しているので、今回も意外と過去実績のないグリーングループから優勝者が出る可能性もあると思います。
- URL |
- 2022/11/14(月) 22:30:01 |
- Kosei #-
- [ 編集]
>Kosei様
ありがとうございます。なるほどジョコビッチも優勝からは遠ざかっていますね。
アルカラスが出ていないのは残念ですが、新しいチャンピオン誕生の可能性もあります。
流石のATPファイナルズ。毎試合観ている方も気が抜けません。
まずはRRの展開を楽しみにしましょう。
- URL |
- 2022/11/15(火) 13:02:54 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
- [ 編集]