グリーングループの2試合が行われました。
・ルードvsフリッツ
・オジェ・アリアシムvsナダル
前者が勝者です。
ルードは2連勝で、大会前の不調との評価を一掃しました。
他にグループ内で2勝できる選手があと1人しかいないため準決勝進出を確定させました。
フリッツ戦はファイナルセットタイブレークの熱戦でした。
フリッツはオジェ・アリアシムと準決勝進出をかけて3戦目を戦います。
こちらもアルカラスの棄権により急遽手にした出場権ですが存分に暴れまわっています。
さても心配なのはナダルです。
今大会はいいところなく2連敗となりました。しかも1セットも取れていません。
怪我明けというのと毎年年末はナダルのシーズンではないというのはありますが
全米から続けて4連敗となっています。
ナダルは過去に一度、2009年に、パリからATPファイナルズまでで4連敗というのを経験しており
それ以来の連敗記録ということになるのではないかと思います。
次のルード戦に負ければ自身初の5連敗になるのではないでしょうか。
年初の活躍とは全く逆の年末を迎えてしまうことになります。
年初は連勝街道をひた走り、最初に土がついたインディアンウェルズの決勝も
実はろっ骨を疲労骨折していたという、とんでもない状態でなお準優勝という凄みがありました。
一時はジョコビッチ、フェデラーにグランドスラム優勝数も2つの差をつけ、
ウィンブルドンまでは強さを見せていましたが、
それ以降は疲れと怪我からの完治ができないまま来てしまった印象です。
フェデラーの引退と共にナダルも失速したという論調の出てきそうですね。
流石にまだもう少し強いナダルを見せてほしいものですが果たして今後回復してくれるでしょうか。
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- 2022/11/16(水) 12:00:00|
- 2022年10月~12月
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| コメント:2
ツアーファイナルの良い所の一つは負けてもまだ試合が続き挽回のチャンスがある所だと思いますが、
トップレベルの選手しか出ていない&すぐ次の試合があるのが調子を落としている選手にとって難しい所ですかね。
通常は負けたら翌週まで時間はありますし、1回戦レベルの相手からはじまるので。
とは言いつつ、おっしゃる通りナダルはシーズン後半はフィジカル面でもプライベートな面(フェデラーの引退含む)で不利な要素が多かったですし、そもそも不得意シーズンですしで、まあ特に心配することはないかな、と。
仮に来年のクレーシーズン、特に全仏で即負けとかしてしまったら本気で心配しますが。
そして、二世代くらい下のメンバーだらけの中で物凄く楽しませてもらっている中、しっかり勝ち続けるジョコビッチの存在感よ。。。
全米は出れなかったですが、実質No.1はやはりまだまだ彼なのかもしれませんね。
- URL |
- 2022/11/17(木) 07:37:36 |
- ふぁぶ #-
- [ 編集]
>ふぁぶ様
ジョコビッチは本当にいまだ影の支配者という印象です。
確かに以前のように常勝ではないですが、出ればやっぱり強いですし、特に大きな大会でそれが顕著になる点が凄いです。
まともに打ち合えるのはメドベージェフくらいかなと思っていたけど今大会はメドベージェフも調子落としちゃってるんで、一人勝ちなんじゃないかという予感もあります。
- URL |
- 2022/11/17(木) 18:01:28 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
- [ 編集]