「地元最後の星、デミノー君がもう少しやってくれると思っていた者は素直に名乗り出ずべし!」
前記事の続きでボトムハーフの4試合を取り上げます。
ルブレフvsルーネは、流石、今大会初の一桁シード同士の対戦でした。
実に「6-3 3-6 6-3 4-6 7-6」とファイナルセットタイブレークの激熱の展開となってルブレフが勝ち上がっています。
やっぱり今大会は燃える接戦が多いですね。トップ同士のぶつかり合いだから自然そうなるんでしょう。
て、おーい!それに引き換え「6-2 6-1 6-2」!
ジョコビッチ、もうアイドリング状態で勝ち上がってんじゃんよー。
聞いてんのかデミノーさんよー。
まあジョコビッチはアイドリング状態でようやくめちゃめちゃ強い人間レベルですから仕方ないですが。
バウティスタ・アグーvsポールは、ノーシードのポールがまさかの番狂わせを演じて勝ち上がりました。
ベテラン実力者のバウティスタ・アグーもこれまでの勝ちあがりで大会を大いに盛り上げてくれましたが
さすがに長い試合も多かったですから、やはり体力が影響する今大会のような展開では、若い選手のほうが有利という面もあるのかもしれませんね。
て、おいー!デミノー!23歳、もう若くないとでも言うつもりなのか!え?どうなんだ!
相手は今年36歳だぞ、しかもジョコビッチ怪我してるんじゃないんかーい!
まあジョコビッチは怪我してようやく最強地球人レベルですから仕方ないですが。
ベスト8で唯一のノーシード対決となったのはウォルフvsシェルトンで、アメリカ人対決でもありました。
こちらもまた見事なファイナルセットの熱戦となり最後はシェルトンが勝利しました。
シェルトンは父親も元プロ選手で、90年のウィンブルドンでレンドルと戦っていましたから私もよく覚えています。
この選手がまさかその息子とは知りませんでした。
シェルトンは昨年末をサテライトとはいえ3つの大会の連続優勝で締めくくっていたようで、今乗りに乗っている選手なわけです。
しかしそれでもグランドスラムでベスト8進出とは本人も驚きでしょう。
何せ昨年の全米がグランドスラムデビューで、しかもその時は1回戦敗退だったのです。
また、負けたウォルフも今回が3回目のGS出場で、前の2回はいずれ3回戦まで進んでいました。
しかも負けた相手もメドベージェフとキリオスですから、中々見事なグランドスラム成績を収めていると言えます。
そして今回も初の4回戦進出ということで、グランドスラムの順調な旅は続いています。
実に1回戦負けがまだないというのは凄いことです。ベスト16に勝ち進んだ選手の中では
ウォルフが唯一のグランドスラムで1回戦負けを経験していない選手ということになります。
しかし、ポールもコルダもまだ残っているわけですし、アメリカ人選手の躍進は楽しみですね。
やっぱりグランドスラムが地元で開催されるっていうのは大きいです。
そんな国の選手はグランドスラムで活躍するに決まってます。
て、おいー!おいおいー!オーストラリアー!地元ー!おいー!
一体どういうこっちゃー。セルビアにグランドスラムはないんだぞー!
デミノーさんよー、もうちょっとやると思ったぞ。
まさか当ブログのシャポバロフの立場奪う気なのか!!
てまあ仕方ないですね、終わってしまったものは。怪我した年齢のいった地球外テニス選手が、
地元の平凡なテニス少年をアイドリング状態でフルボッコにしたと、ただそれだけの話です。
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- 2023/01/23(月) 21:52:22|
- 2023年1月~3月
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| コメント:8
管理人さんは今シーズンも いつもの調子でまったく問題はないようだ(笑)
あっ、あけまして おめでとうございます。今年も変わらぬAu-Saga節 期待しております!
- URL |
- 2023/01/23(月) 22:42:07 |
- フェレールのくわえタオル #-
- [ 編集]
安定の管理人様節が早速見れて安心しました笑。
ジョコビッチ、1つ前のディミトロフ戦にて、足の痛みで動きがおかしくなった後の2ndセット方が1stセットよりもアンフォーストエラーが少ないというのも、なんともジョコらしいなーと思ってしまいました。
「なんだかんだ最後はジョコビッチ」感をいつも以上に感じてしまっている今大会ですが、ダークホースとなりうるのは、予想外に躍進するアメリカ勢だったり?!
と思いつつ、でも管理人様に取り上げられちゃったからアメリカ勢はもう厳しいかもしれない…笑
- URL |
- 2023/01/23(月) 23:34:24 |
- karo #vF6dOJDI
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管理人様、明けましておめでとうございます。
全然更新されないなーとか思っていたら立て続けの投稿ありがとうございます。
大荒れの大会ですがベスト8のメンツは若い人多くていいですね〜。地球人じゃない人はカウントしませんよもちろん。
今大会は元地球人最強なのか、星人に片足突っ込んでたのか諸説あるあの人の活躍が涙無しには見れませんでした。ベレッティーニのパフォーマンスも素晴らしかったですし、間違いなく大会を荒らした要因の一つだと思います。
2Rさんの情報ではGS200勝までこれで後2つですかね。頑張ってほしいです。
- URL |
- 2023/01/24(火) 03:39:22 |
- ふぁぶ #-
- [ 編集]
ジョコビッチ デミノー戦 最初の3ゲームほどを見た後、これは長くなるな!と確信し、ちょっと用事で外出し、その後帰宅したものの20時ごろまですっかり失念(管理人様のせいですよー 冗談です)
ヤバイヤバイ、まだ2セット目か? それとも3セット目に入っているか?とチャンネルを合わせると あれ? あれれ? なぜ、アメリカ若手の戦い(再放送)が?
で、結果を見ずにオンデマンドで続きを観戦、、、もしやジョコビッチはリタイアか? 、、、
いやー 久しぶりの無慈悲ジョコビッチを見ましたね~ 錦織ファンを何度絶望の淵に落としたかの相手が為す術を全て奪うプレーでした。
デミノー君 初ジョコビッチのようでしたが、プレスタイル的にジョコビッチとかみ合い過ぎましたかね?
管理人様節も健在(すいません、挑発してしまいましたか?)で、これからも記事楽しみながらベスト8を堪能します。
- URL |
- 2023/01/24(火) 03:59:27 |
- kmui #JXoSs/ZU
- [ 編集]
皆さま、コメント書き込みありがとうございます!!
おいおいー!(気に入った)
遅ればせながら今大会のジョコビッチのプレー観ましたが、ヤバすぎですね。
省エネプレー。こういうので勝てるんだ、と感心させられます。
まあジョコビッチは2012年の全豪決勝でナダル相手にこれをやってますからね。
ナダル相手にできるんだからそりゃ他の選手に使うのなんてわけないですよ。
しかし、あの時の壮絶な決勝、もう11年も前のことなんですね。参考までにその時の記事です。
https://ausaga.blog.fc2.com/blog-entry-684.html
- URL |
- 2023/01/25(水) 19:59:04 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
- [ 編集]
あの壮絶な決勝からもう11年経つのですね。
試合後ソックスが血に染まってたことや、表彰式で二人が同じタイミングで膝に手をつき、急遽イスが用意されたことなど思い出しました。
それにしても、2Rさまのコメントにサラっとコルダが登場していることに、何とも予言めいたものを感じます。
セバスチャン・コルダの活躍は今大会を盛り上げてくれました。ケガが長引かないことを祈ってます。
- URL |
- 2023/01/25(水) 23:11:05 |
- tote #-
- [ 編集]
なんと懐かしいものが(笑)
父親であるペトル・コルダですね
この頃は息子の事など何も知らない頃ですが、コルダのことはデータ漁りのときに不思議とちょいちょい言及していて我ながら笑ってしまいました。
そういえば期待の若手について言及していたことも何度かありました。
https://ausaga.blog.fc2.com/blog-entry-930.html?sp&m2=reshttps://ausaga.blog.fc2.com/?mode=m&no=960&m2=resさすがにコルダに言及したのはかなり最近だったと思います。コルダの息子だ!とびっくりした覚えがあるので。
https://ausaga.blog.fc2.com/?m2=res&no=946&sp=1&page=1https://ausaga.blog.fc2.com/?m2=res&no=991&sp=1&page=2このへんも今答え合わせをしたいわーどがたくさんあります。
ナダル以来のグランドスラム10代優勝は当分見れる気がしない→見れました
などなど
ところでコメント欄は検索が面倒なのでその時にもいろいろ他の書き込みもみていたのですが、それにしても昔の私はどこにそんなバイタリティがあったんでしょう(笑)
ベルダスコvsアルマグロとか渋すぎて笑ってしまいます。ここにでてきた選手にもちらほら引退選手が混じってきて、そろそろ最終比較ができるものも出てきそうです。
また錦織をデル・ポトロやチリッチと比較していますが、いまとなってはそこにディミトロフやラオニッチを加えてみたいですね。
まさかデル・ポトロがあんなに復帰に苦労するとは…。まさかチリッチがこんな渋くて息の長い選手になるとは。そしてティエムも気がつけば彼らにほど近いビッグ4被害者世代といって良さそうです。
それにしても、グランドスラムでは日本で言う平成生まれの選手はいまだに全米でしか優勝がありません。
準優勝とか、あるいはマスターズ1000まで見ると結構勝ってると思いますがことグランドスラムではあのテニス星人達が立ちはだかります。
ここ3年の全米こそニューヒーローが生まれていますが、テニス星人を倒しているのは一昨年のメドベージェフだけです。まあアレのせいでいろいろややこしくなりましたからね。
3年前の全米は、ジョコビッチのよもやの反則負けというなんとも言えない形でベスト8の時点で平成生まれ(世界的には90年代生まれ)初のグランドスラマー誕生が確定しました。
昨年はナダルが敗れた時点で95年生まれのキリオスが最年長勝ち残り者になっていました。そこから最年少だったアルカラスが優勝してナダル以来の10代優勝に史上初の10代でのナンバーワン奪取と記録づくめでした。
ナダルもあのレジェンドがいなければこの記録やってたかもしれませんね。10代で2位って他にどのくらいいましたっけ。こういうときはたいていボルグとかやってそうですが。
最近は忙しくなかなかデータに触れられません。
同年代も30代になりこれからのツアーは年下の活躍を見守ることになりそうです
- URL |
- 2023/01/26(木) 08:15:07 |
- 2R #JsO8b3a.
- [ 編集]
>tote様
>2R様
コメントありがとうございます。
すいません、返信できておりませんで。
昔の書き込みの答え合わせやりたいですね。
以前、最強兄弟は誰かというような記事を取り上げた気がしてマッケンローを回答としたように思いますが、
最強親子であれば今はコルダかもしれませんね。
また、コメントの検索が不便なのは申し訳ないです。ブログにコメント検索の機能がなくて。
ご存じかもしれませんが、ある程度の絞り込みなら、Googleの検索窓で当サイトのアドレスを絞り込んでいただければ少し絞り込めると思います。
検索したい語句が「コールシュライバー氏」であるならば、Googleで以下のように入力します。
site:
https://ausaga.blog.fc2.com/ コールシュライバー氏
- URL |
- 2023/01/31(火) 17:02:06 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
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