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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2023年、年末ファイナル開幕

早いもので今年も最後の大詰め大会となりました。

ATPファイナルズ、今年の組み合わせは以下の通りとなっています。

Green Group
ジョコビッチ
シナー
チチパス
ルーネ

Red Group
アルカラス
メドベージェフ
ルブレフ
ズベレフ

納得のメンバーです。上位勢が出場するわけで当然ではありますが、
今年は怪我での辞退もな上位8名が出場しています。
組み合わせもなかなか面白いです。
まあジョコビッチ対7名のような雰囲気はありますが短期決戦なのでどうなるかわかりませんし、
初戦からのハイレベルな試合が連続される面白さは通常の大会に冠絶したものがあります。

Green Groupの初戦は早くも行われていまして
ジョコビッチがルーネに、シナーがチチパスに勝ちました。
案の定ジョコビッチは勝利しましたが、ルーネも善戦してフルセットの熱戦だったので
やはり冒頭から面白さ満点の大会だなあと再確認できました。

勝ったジョコビッチですが、これで年度末No.1を確定させまして、
実に8度目という前人未踏の数字を叩き出したことになります。
もちろん既に7回の時点でATPの記録を打ち立ててはいたわけですが、
当ブログで独自に集計している歴代の記録において、
参考:【歴代ランキング1位】
これまでチルデンとパンチョ・ゴンザレスも7度の1位を獲得している判定だったのですが
遂にジョコビッチはそれを塗り替える単独の記録となったのです。
しかも2011年から2023年まで12年かけてというのが凄いところです。
36歳での達成というのも。チルデンが38歳だったのでそこにはわずかに及ばないですが
時代を考えれば破格と言えます。
むしろジョコビッチの凄さは30歳以降にこそ真価があるとも言ってもいいでしょう。

少し前にベテランが強いのが当たり前になっていた時期がありましたが、
気付けばジョコビッチただ一人が例外的に強い状況になっています。
トップ30以内の30歳以上と言えば14位のディミトロフ、22位のマンナリノがいるだけです。

27歳のメドベージェフや26歳のズベレフ辺りが、まだベテランとは言わないかもしれませんが
強い選手が集まっている最も年齢の高い層になっています。
それでもジョコビッチと約10歳も離れているのは異常ともいえますが。

さて、Red Groupの方はどうでしょうか。
順当にいけばアルカラスとメドベージェフが有利のはずですが
両者絶好調とは言えないですし、Green Group以上に混戦となる雰囲気があります。
これから行われる初戦を楽しみにしたいと思います。



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  1. 2023/11/13(月) 12:00:00|
  2. 2023年10月~12月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13
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コメント

待ってました。記事連投ありがとうございます😊
錦織、フェデラーが活躍していた時代の熱はおさまってますが、逆に冷静にテニス観戦楽しんでいる今日です(アンチだったハズのジョコビッチを気がつけば応援してます(^◇^;)
ファイナル楽しみ(楽しい)ですね。

管理人さんの言う通り、ビック3健在時は30オーバー(35歳でも)全盛期というのが普通な感覚でしたが、それは歴史上の特異点 3人の影響でシナジー効果が発揮され、同世代のマレー ワウリンカ フェレールらが居たんでしょうね。

その下の錦織世代以降となるとやっぱり20-30(25付近)でピークを迎え、その後全盛期並み活躍は難しい状態になっていると思います。
錦織 ティエムはその典型、ズブレフ チチバスも同じ流れになってしまうか
メドベージェフは何処までトップレベルで居れる?アルカラス世代はどうなるか?
興味が尽きません

その中でディミトロフの活躍は嬉しかった。かってのフェレール ベルディヒのように門番的な活躍を最近見せてますね。

今年もツアーが終わりますが、最後寝不足に負けずに観戦楽しみます。
  1. URL |
  2. 2023/11/13(月) 14:01:45 |
  3. カムイ #BsqUATt6
  4. [ 編集]

>カムイ様

コメントありがとうございます。
ATPファイナルズは連日トップの試合が楽しめるので、
1年で最も濃いテニスが楽しめる一週間ともいえます。
今年は個人的に満足にテニス観戦できてない方だと思うので
最後の一週間は思い切り楽しみたいと思います!


  1. URL |
  2. 2023/11/13(月) 17:28:09 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

いや〜今年もはじまりましたね、最終戦。
当たり前ですが初戦から決勝までトップ同士の戦いが続き、本当目が離せないです。
ジョコビッチを除けば20代前半〜後半で、ビッグ3,4がおかしかっただけで実はテニス選手のピークは結局25〜27くらい?なのかもしれませんね。
カムイさんもおっしゃる通り、何だか最近ジョコを応援してしまう自分もいます 笑

ジョコ以外では、アルカラスよりも他の選手の方がインドアハードが得意そうな気がして、どうなるもんでしょうか。
楽しんで観戦したいと思います。
  1. URL |
  2. 2023/11/13(月) 22:51:59 |
  3. ふぁぶ #-
  4. [ 編集]

>ふぁぶ様

ふぁぶ様の感覚は、かなり正しいです。合ってます。
アルカラスですが、他のコートと比べてインドアの勝率が一番低かったです。
(もっとも彼は全体の勝率が高いので一番低いインドアでも70%を記録していますが)
他にインドアが最も低いのはルブレフくらいですが、ルブレフの場合は
苦手というよりもどのコートもほとんど同じくらいの平均的な選手という感じです。

あ、もう一人いました。
ジョコビッチ。
まあ、この人の場合は一番低いインドアで8割越えですけどね。

逆に、インドアが勝率が最も高い選手が一人だけいました。
ルーネです。これは少々意外。


  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 10:26:41 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ジョコビッチを再評価してくださっているコメントにウルッとしてしまいました。私が言うことではありませんが、ありがとうございます。

グリーングループはジョコビッチ・シナー・ルーネの三つ巴を予想していました。今晩ひと枠決まるか三戦目にもつれるか、見所満載です。(起きていられる自信はありませんが)
一方レッドグループは、ずっと好調を維持しているルブレフがサクッと勝ち上がると思っていましたが、メドベージェフに完敗。意外でした。これはバブリンカが同胞フェデラーには分が悪かった「相性」というものでしょうか?
また、まだ本調子ではないだろうアルカラスであっても、しっかり勝ちきったズベレフの復調は嬉しいものがあります。

私自身寝不足を押して試合を観るような無茶ができる歳ではないので、夜中にムクッと起きてスコアを確認し、また寝るということが増えました。そういう意味で、wowowオンデマンドはありがたいですね。

ここでのコメントを見ながら試合の様子を思い浮かべるのも楽しいです。
  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 11:18:59 |
  3. tote #-
  4. [ 編集]

tote様は生粋のジョコファンのようですね。羨ましい^_^
絶対王者の強者はアンチになる傾向の私は、レンドルも勝てなくなってから好きになりましたし、フェデラーも2003-5の1強の時は相手を応援してました、ナダルに全仏で完敗したあたりからですね。ファンとなったのは。全豪で復活優勝した時は嬉しかった。
、、、という意味では、(にわか)ジョコファンになったここ1、2年は、「珍しく間に合った」という感覚です。
強すぎるジョコビッチが何処まで行くか、、、これを見守るのが当面の楽しみです。

ジャンルは違いますが、大谷翔平選手や藤井聡太棋士を見ている感覚と同じですね
  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 12:51:24 |
  3. カムイ #BsqUATt6
  4. [ 編集]

カムイさま

生粋のファンといわれるといささか面はゆいと申しますか。。。

かつてジョコビッチが万年3位と揶揄されていた頃、彼はインタビューに「1位になりたい」と応えていました。私はその記事を見て「こんなこと言ったらまた叩かれるじゃないかっ」と恐れおののいてしまった苦い記憶があります。要は「推し」を信じていなかったのです。
その後彼は有言実行、王者と呼ばれ数々の記録を樹立するような息の長い選手となりましたが、私はきかん気な「息子or甥」をただただ生温かく見守ってきたような感じがずっと続いています。

にわかだろうが何だろうが、ジョコビッチファンの存在を感じるだけで心強いですよ。

ちなみにジョコビッチの前は、ラフターが好大きでした。ラフラー引退後漂浪してジョコビッチにたどり着きました。
  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 14:07:04 |
  3. tote #-
  4. [ 編集]

tote様!ラフターは私も大ファンでした。
あのボレーで粘る(しこる)プレースタイルが好きでしたねー。
全米連覇、全英のイバニセビッチとの死闘、熱くなりました。
  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 17:02:01 |
  3. カムイ #BsqUATt6
  4. [ 編集]

tote様!ラフターは私も大ファンでした。
あのボレーで粘る(しこる)プレースタイルが好きでしたねー。
全米連覇、全英のイバニセビッチとの死闘、熱くなりました。
  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 17:04:11 |
  3. カムイ #BsqUATt6
  4. [ 編集]

カムイさまもそうでしたか!

ジャンピングボレーといえばツォンガ、そしてラフターですよね。大きなお尻がチャーミングでした。
イバニセビッチがジョコビッチのコーチになった際、WB決勝を思い出し正直イヤだったのですが、明らかにサーブとスマッシュが改善したことで、やっと無意味な逆恨みを止めることが出来ました。
  1. URL |
  2. 2023/11/14(火) 17:43:11 |
  3. tote #-
  4. [ 編集]

>tote様
>カムイ様

お二人がラフターで盛り上がっているので、ついついラフターのハイライト動画を眺めてしまいました。
いや~今の時代にはないプレーです。ボレーはさすがにものすごく上手いですね。
良いプレーを集めている動画なので当たり前ではあるのですが、
それでもボレーを最大の武器にしていない今の選手でボレーの上手い人と比べても
別格の凄さがあると思いました。反応もいいし、ショットの速度がズバンと速い感じ。
テニスは昔の動画もいいもんです。

  1. URL |
  2. 2023/11/18(土) 11:00:36 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

Au-Saga様のラフター談義参加 嬉しいです!(^^)!
触発されて私も動画見直しました♪
純粋なボレーヤーでNo1となった最後の選手ですね。
この機会に記事など漁ってみたら
「ラフターはフェデラーと3回以上対戦した選手の中で、一度も負けていない唯一のプロ選手」
だそうですね、、、当然管理人様はご存じでしょうけど(;^_^A ※どこかの記事に既出ならゴメンナサイ。
  1. URL |
  2. 2023/11/20(月) 11:16:41 |
  3. カムイ #JXoSs/ZU
  4. [ 編集]

>カムイ様

ラフターとフェデラーの件、ありがとうございます!
内容は存じ上げておりましたが、取り上げていただいて大変嬉しいです。

3度の対戦は、ハード、クレー、グラスといずれもコートが違うんですよね。
最後の対戦はハレの大会で、これは結構いい試合だったと記憶しています。
そしてその直後のウィンブルドンでフェデラーはサンプラスを倒して一躍その名を上げ、
一方のラフターは決勝にまで進出するわけですね。

  1. URL |
  2. 2023/11/21(火) 11:04:12 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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