その1の続きです。
さて、パリ・マスターズは通常大会としては今年最後の大会です。
上位8人はこの後マスターズカップを争うことになりますが
それ以外の選手はこれで今年のランキングが決定します。
もちろん、上位選手にとっては
マスターズカップ出場権の最終決定の場でもあります。
現在、マスターズカップ争いは以下の通りとなっています。
1.ナダル 1310pt(決定)
2.フェデラー 1016pt(決定)
3.ジョコビッチ 914pt(決定)
4.マレー 659pt(決定)
5.ダビデンコ 418pt(決定)
6.ロディック 369pt
7.デル・ポトロ 354pt
8.シモン 341pt
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9.フェレール 338pt
10.ブレーク 310pt
11.バブリンカ 301pt
12.ツォンガ 290pt
今年後半のスパートでデル・ポトロとシモンが一気に圏内に入ってきています。
また、去年と一昨年のファイナリストであるフェレールとブレークが
いずれも9位と10位でぎりぎり圏外にいるというのは印象的です。
両者とも勢いのあるときのプレーを観れば上位にいて当然と思えるのですが
こうしてみると成績を安定させるのは難しいんだということがよくわかります。
しかしこの中で一番の驚きは5位でちゃっかり出場を決めているダビデンコでした。
マスターズ出場が決定したのはたしか先々週だったと思いますが
どこかの大会で勝って決定したとかいうのではなく、
他の選手が伸び悩んでいるうちにいつの間に決まっていたという感じでした。
この選手はいつもいつもいつも知らないうちにポイントを稼いでますね。
今年活躍した印象ってありましたっけ?
確かにマイアミでは優勝してますが、
ウィンブルドンは初戦敗退全仏、全米でも3回線敗退でした。
それでもなんだか上位にいるのはこの選手独特の凄さなのだと思います。
さて、パリ・マスターズといえばもう1つ、
当サイトでは死活問題(?)ともいうべき
コート種類について触れなければなりません。
ATPのカレンダーでは直前までカーペットコートとアナウンスされていましたが
現在はハードコートに改められています。これ、実は予想の範囲内のことでした。
というのも去年も同じだったからです。やはりカーペットからハードに改められました。
これで、今年のカレンダーにあるATP全大会のうち、
カーペットコートは先週のリヨンの大会のみとなってしまいました。
この調子でいけば間違いなくカーペットコートは駆逐されるでしょう。
当サイトでも、現在の分類を変える必要があるかもしれません。
現在はハードコートとカーペットコートに分けてますが
これを、2000年のトーナメント改革以降に関しては
アウトドアハードとインドアハード&カーペットに分類にするという方法ですかね。
うう、やりたいけど凄い労力を必要としそうです・・・。
もしもこれをやるなら、いっそのことかつてのグリーンクレーとレッドクレーも
分類してしまいたいくらいなのですが、資料が不足していてそこまではできなさそうです。
いずれにしてもデータ集はまだまだ完成しそうにありません。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ
- 2008/10/28(火) 10:32:24|
- 2008年10~12月
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