
さて、昨日はフェデラーとジョコビッチの敗退に
焦点をあわせるためにあえて素通りしたわけですが、
やはりリュビチッチ!この選手に触れないわけにはいかないでしょう。
リュビチッチはここ最近、大会自体には出ていたようですが
勝ち上がる姿を見ることはあまりありませんでした。
ほんの数年前のフェデラー最盛期には上位の常連の選手だったのですが。
データ至上主義の当サイトにおいては
生涯勝率とGS勝率の差が激しいことで知られた選手です。
生涯勝率が高く(60%)、GS勝率が低い(48%)というパターンです。
その差12%というのは、当サイト収集データの現役選手の中でダントツの成績です。
2位のカルロビッチが6%差ですからその凄さもわかろうというものです。
そんなリュビチッチが活躍できる場といえば
やはりなんと言ってもマスターズ1000ということになります。
このインディアンウェルズは相性がよく、
過去5年のうち3回準々決勝に進出していました。
今回は初めての準決勝到達です。
しばらく低迷していたかのリュビチッチですが
実は去年のマスターズ1000に関しては結構な頑張りを見せています。
去年は7大会に出場しましたが、そのうち4大会でベスト8に進出しました。
負けた選手もナダルに2敗、ジョコビッチに2敗、マレーに1敗と
トップ選手と当たるまで負けないことも多かったのです。
ベルダスコ、ツォンガ、モンフィス、シモンといった選手にも勝っています。
まあもっとも、グランドスラムに関しては相変わらずで
1回戦敗退が3回、2回戦敗退が1回という有様でしたが。
さて、そのリュビチッチ、今日3/19が誕生日で31才になります。
完全にベテランと言っていい選手ですね。
全盛期は過ぎているのでしょうが、プレースタイルは
速いサーブがあり、柔らかなショットやネットプレーをこなすということで
こういうタイプの選手は結構晩年に一花咲かせたりします。
ダビデンコのケガで大いに残念な思いをしていたところですので
リュビチッチのこの頑張りには大いに勇気づけられました。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ
- 2010/03/19(金) 10:49:36|
- 2010年1月~3月
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| コメント:2
準決勝対ナダル戦で第1セットを落としたあたりでTVの電源を切ったのですが、実は第2セットから大逆転。ついに決勝も2セットともタイブレークながら、ロディックを退けました、すごいぞイヴァン!!!
- URL |
- 2010/03/22(月) 21:18:36 |
- White City T.C. #o/PXu/q6
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>White City様
リュビチッチ、まさかの快進撃でした。
これが最後の華となってはほしくないですね。
今年、鬼門であるグランドスラムでの奮起はあるのでしょうか。
- URL |
- 2010/03/30(火) 13:52:26 |
- Au-Saga #3/VKSDZ2
- [ 編集]