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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2009年、全仏ナダルに栄冠

さて、ようやく体の方も復活してまいりました。
今後は記事もぼちぼち書けると思います。

もう遅いニュースではありますが全仏はナダルの優勝で幕を閉じました。
ほぼ語られていることになるのでざっと列挙で済ませます。

・ナダルはランキング1位へ返り咲き
・これによりフェデラーは惜しくもサンプラスの在位記録を抜けず
・全試合ストレートでの優勝はナダル自身二度目
・これはナスターゼ、ボルグ×2に次ぐオープン化後5度目の記録
・ナダルはATPファイナルへの切符を一番乗りで手に入れる
・クレーの主要大会、マスターズ1000、GS完全制覇はもちろん史上初

等々

荒れた大会でしたが結果だけを見れば本命の優勝だったことになります。

決勝で敗退したソデルリングはヒーローになりそこねた感があります。
ディフェンディングチャンピオンを2年連続で撃破するというのは快挙でしたが
いずれも決勝で敗退してしまうことで同時に
大きな引き立て役になってしまったとも言えるでしょう。

私は前回の記事でこのソデルリングの活躍を、
1976年のパナッタ、1989年のチャン、1997年のクエルテンなどになぞらえましたが、
彼らとの決定的な違いはやはり優勝できなかったことに尽きると思います。
もちろん2年連続という意味では彼ら以上のインパクトではあるのですが。

全仏で2度決勝に進出し優勝できなかったコレチャの姿が頭をよぎりました。
ただしコレチャはクレー巧者であり、優勝候補にも上げられる選手でしたので
その意味ではソデルリングとはイメージが違うかもしれません。
むしろ90年-91年に決勝に進出しいずれも準優勝に終わった
アガシの方がイメージに近いでしょうか。
もっともアガシはその後8年かけてリベンジを果たしたわけですが。
ソデルリングの今後はどうでしょうか。

さて、決勝の試合を見て、やはりナダルは脚力なのだなあと思いました。
ソデルリングの準決勝までの試合を見る限り、
その痛打は今年もナダルに通用するかもしれないと感じさせました。
現に第1セットは互角に打ち合っていたように思います。
むしろ打ち勝つ場面も多かったのではないでしょうか。

去年はそれにナダルがあと一歩で追いつけず、
ソデルリングのショットがますます冴えていくのがわかる展開でした。
しかし今年のナダルはそのあと一歩が出ました。
結局、決めきれないソデルリングは詰めの一撃でミスが目立つようになり
最後は完全にナダルの流れになりました。
スコアは「6-4 6-2 6-4」でしたが
最初の6-4と最後の6-4では内容が全然違ったと思います。

さて、ナダルとフェデラーの今後です。
皆さんも予測している通り、しばらくはナダルのNo.1が続くでしょう。
フェデラーにとっては苦しい時期が続きます。
次のウィンブルドンでフェデラーが優勝、ナダルが1回戦敗退であっても
ポイントはナダルの方が伸ばしてしまうのです。

ランキングポイントは現在両者ともに8000pt強ですが
ナダルは今回のクレーマスターズ1000×3と全仏の優勝で
実に5000ptを獲得したことになります。
約1年、このポイントが失われることはありません。

一方フェデラーも今回の全仏はベスト8でしたが、
残る3つのGS(優勝×2と準優勝)で5200ptを保持しています。
両者が如何にクレーの人、そしてGSの人であるかがわかるデータだと思います。

また、いつものようにサイト本体の更新時期に来ましたが、今回は申し訳ありません。
ウィンブルドン後にまとめて更新とさせていただきます。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/06/08(火) 18:12:35|
  2. 2010年4月~6月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13
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コメント

こんばんは。
来たばかりですが手伝えることがあったら言っていただくとうれしいです。

アウトドアハードは
(ハード+カーペット)-インドアでよろしいのでしょうか?
カーペットコートがすべてインドア、グラスとクレーがすべてアウトドアであればこれでいいんですが・・・

全仏終了時点で前回のランクイン選手を中心にまとめてみようと思います。
  1. URL |
  2. 2010/06/08(火) 21:14:55 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

お久しぶりです。ソデルリングは惜しかったですね。自分としてはソデルリングがこのポイントを守るかでウィンブルドンのシード順も変わってくると思っていたので、ロディックファンから言えば困ったなと思っていました(笑)。
  1. URL |
  2. 2010/06/08(火) 22:01:46 |
  3. kou34615 #-
  4. [ 編集]

初めまして

 以前から楽しく拝見しております。精密な集計とテニスに対する愛情が感じられて、大好きなブログ(&サイト)です。

 クイーンズ、ハレを見ないとわかりませんが、いくらフェデラーが調子を上げたとしても、現在のナダルの調子を考えるとウィンブルドンは2008年の再現になってしまうかもしれないですね。個人的には芝ではフェデラーに勝ってほしいと思っているので、ちょっと心配です。
 
 あと芝といえばロディック。一回ナダルと芝でやってほしいですね。絶対に一度は見てみたいカードです。
  1. URL |
  2. 2010/06/08(火) 22:25:52 |
  3. dtlotp #ftr86F3A
  4. [ 編集]

いつも詳細なデータをまとめていただき、現在のテニス界を鳥瞰するのに役立てております。(しかも私のとるに足らない質問にも答えて頂いて…)

フェデラーは本当に追い詰められましたね。今回ばかりはズルズルと行きそうな気がします。ランキング2位でも違和感があったのに、3位や4位となったら…

そんなフェデラー見たいような見たいような見たくないような…
  1. URL |
  2. 2010/06/08(火) 23:33:23 |
  3. マックスサフィン #-
  4. [ 編集]

グラスでのナダルvsロディック 1度だけありました。

2008年のクイーンズです。
ただ、このときのロディックはウィンブルドンで2回戦で破れ、一方のナダルはウィンブルドン制覇というときですからあまり参考にはならないかもしれませんね。
実際このときも7-5,6-4でナダルが勝ってます。

GSでは2004年の全米で1度だけ。
このときはロディックが圧勝していますがナダルのブレイク前なので当然ともいえると思います。

ちなみにロディックの勝利はすべてハードで、ハードではロディックの3勝2敗です。
  1. URL |
  2. 2010/06/09(水) 00:26:19 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

皆様コメントありがとうございます。

やはり去年のことがありますのでロディックへの注目度は高くなりますね。
その期待もむなしく簡単に散ってしまうのがロディックなら
思わぬ大活躍をしてくれるのもまたロディックでしょうか。

ロディックは現在7位ですので9シード以降に落ちることはなさそうです。
シードは4と5、そして8と9の間は大きく違いますが5~8ではさほど違いは無いわけで、
あとはくじ運でドローがどう出るかが注目になるでしょう。
トップ4の誰かとベスト8で当たる組に入るかですね。

意外とこういう時に意地悪をするのがテニスの神様です。
結構フェデラーと当たったりするんですよね。
去年の決勝の再現が早くも準々決勝で、という勿体なさ!

2001年全米でサンプラスvsアガシがベスト8で当たったのを思い出します。
何故ここで、という思いでしたが、名勝負となりました。

さて、もう一人の注目はやはりフェデラーだと思います。
得意のグラスコートシーズンに入るわけですが、その分のプレッシャーも感じるわけで、
今回のクレーシーズンで見せたナダルの精神力が必要になってきます。

フェデラーが全仏でベスト8だったというのは
個人的にはそこまで悪くない成績だったとは思うんですけど
力が落ちた、という世間の目と何よりもフェデラー自身のモチベーションが気になります。
去年復活を果たしたときはフェデラー自身の好調もありましたが
ナダルが落ちていったのが先だったので、気持ちに余裕があったとの見方も可能です。
これからの巻き返しは状況が違いますのでやはりずっと苦しいでしょう。
ウィンブルドンでも早期敗退などということがあったらもう大変ですね。
もっとも、フェデラーの場合はベスト4ですら早期敗退になってしまうのが気の毒なところですが。


>2R様

コート種別についてですが、インドアクレーというコートがあります。
今は通常のツアー大会では使われてないですが
デビスカップで使われることがありますのでデータに反映される選手はいます。
やはり「インドア」というだけでは算出できないように思います。
また古くはアウトドアカーペットというコートももありました。
こちちらは70年代まででほぼ姿を消していますあg。

参考までにかつて当サイトでもデータを参考にしていた
Tennis Cornerというサイトがあります。
コート種類のほかにアウトドア、インドアの集計があり、
選手の年ごとの集計まで付いていてコンセプトは非常に良かったのですが
ATPやITFのデータ整備されてくるにつれ、データの抜けが目立つようになり
現在では正直、正確なデータになり得ていないため
私ももう残念ながらほとんど参考にしていません。

ATPですら未だ混乱しているのですから
どうも完全なデータ整備というのは道のりが険しいようです。
  1. URL |
  2. 2010/06/09(水) 16:00:24 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

2Rさん

 ご教示、ありがとうございます。
 2008年の対戦は全然印象に残ってませんね。なぜだろう。
  1. URL |
  2. 2010/06/09(水) 21:10:08 |
  3. dtlotp #-
  4. [ 編集]

Au-Sagaさん

インドアクレーにアウトドアカーペットですか・・・・

グラスに関しては日照が必要なのでインドアはないというのはわかってはいましたがやはりそうなりますか・・・

メールをお送りしましたが、ソースはATPのみなので、多少のズレがありそうです・・・。

メールの件ですが、ロペスがある意味見事です・・・。
  1. URL |
  2. 2010/06/09(水) 21:18:12 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

>dtlotp様

2008年のその時期は正にナダルの独壇場でしたので
フェデラーとのランキング争い等に目が行っていたのかもしれませんね。
ロディックにはスポットが当たっていませんでした。
ウィンブルドンではサフィンとシュトラーというややレトロなメンバーが
ベスト4に進出していましたのでその辺の思わぬニュースなども重なって
前哨戦の印象は薄くなってしまったのかもしれません。

>2R様

ありがとうございます。メールの方も拝見いたしました。
結構面白いデータが取れましたね。
特にF・ロペスは当たりだったと思います。
強さでいえばフェデラー、ナダル以上のものはないわけですから
あとは面白いデータがいかに収集できるかというのが楽しみになります。
その意味ではロペスはカルロビッチ、ソデルリング級といえます。
次回の更新で是非取っもロペス適用させていただきます。
また、現役の選手であればATPのデータのみでほぼ完全に網羅できると思います。
  1. URL |
  2. 2010/06/10(木) 12:21:06 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2010/06/10(木) 14:20:19 |
  3. #
  4. [ 編集]

さらにATPのデータをあさると、レイナー・シュトラーがロペス型とも言える選手でした・・・が、ロペスのそれほどのインパクトはないです。
強いて言うならタイブレークの面がロペスよりその傾向が強いというだけでしょうか。

補足

ロペスにもアウトドアカーペット1試合(敗)を確認

よってハード関係の成績に微妙な誤差が出ます。
  1. URL |
  2. 2010/06/10(木) 19:58:52 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. |
  2. 2010/06/11(金) 19:40:31 |
  3. #
  4. [ 編集]

シュトラーについてははるか昔、2005/12/27に
一度追加して削除したという経緯があります。
http://www.jouhoumou.net/~au-saga/lendl/whatsnew200510.html

成績があまりに普通だったというのが理由です。
グランドスラム決勝進出経験者は全て取り上げるつもりでいたのですが
スティーブ・デントンやフェルケレクといった
勝率50%を切る選手まで入ってきてしまうので
そこまでするときりがなくなると思い止めました。

今のところ引退選手に関しては年度末トップ10の経験者、
現役選手は気になる選手(最低でも勝利数100以上)
という漠然とした基準を設けております。

ただ、シュトラーは何だかんだで実績のある選手ですから
改めて取り上げてもいいかなあとも感じています。

今過去の履歴を見たら、2008/7/15に
http://www.jouhoumou.net/~au-saga/lendl/whatsnew201002.html
またシュトラーを取り上げようかなという記述を行っていました。

今回のクイーンズでは偶然にしてそのロペスとシュトラーが
ベスト4に残るという活躍を見せましたね。
これはもうサイトのデータに加えろというお告げなのかもしれません。
  1. URL |
  2. 2010/06/14(月) 10:52:38 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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