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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2010年、全米決勝はナダルvsジョコビッチ

準決勝2試合が行われました。
ナダルはユーズニーをストレートで
そしてジョコビッチはフェデラーをフルセットで下しました。

両者がグランドスラムの決勝で顔を合わせるのは初めてです。
これまでグランドスラムでは3回対戦しておりナダルが全て勝利しています
しかしいずれもハードドコートではありません。

総合の対戦成績はこれまでナダルの14勝7敗ですが
ハードコートに関してはジョコビッチの7勝4敗です。
このところジョコビッチの3連勝となっています。
過去のデータからはジョコビッチがやや有利と言えるでしょうか。

djokovic-1a.jpg
ジョコビッチはフェデラーとの壮絶な打ち合いを制して決勝に進出しました。
すごい試合でした。特にファイナルセット。
手に汗握るという言葉のこれほどぴったり来る打ち合いもそうないでしょう
準々決勝のユーズニーvsバブリンカも見ごたえのある試合でしたが
それと比べるとボールスピードが全然違いました。
もちろんその分ミスも多かったのですが迫力は満点でした。
ジョコビッチは懸念であった単調なプレーから幾分かの脱却が見られました。
それでもドロップショット後の動き出しやネットでのポジショニングなど
細かいところではまだまだフェデラーの方が上だと思わせる部分もありましたが
実に高レベルの試合だったと思います。
両者攻撃的だったので仕方が無いですが少しミスが多かった気がします。

ジョコビッチはこれまでフェデラーに5勝10敗でした。
半分しか勝ってなかったんですね。
これ以上差が開くと苦手意識のようなものも芽生えかねないかな
と思っていましたがどうやら杞憂に終わったようです。
ジョコビッチはナダルとも7勝14敗と半分しか勝ってない状態です。
この余勢をかってナダルにも勝利し一気に頂点へと行きたいところでしょう。

federer-2a.jpg
フェデラーは7年連続の決勝進出はなりませんでした。
もしもナダルとの対戦になれば長いグランドスラム史で初めて
四大会全ての決勝で顔を合わせる組み合わせとなったのですが、
残念ながらそれは叶いませんでした。
何でもかんでも歴史を塗り替えてきた2人ですので
もうひとつくらい凄いことをやってくれてもいいのですが
まあ来年にも期待できる事だと思うので、じっくり待ちましょう。

nadal-6a.jpg
ナダルはユーズニーを順調に下しました。
ユーズニーのプレースタイルは対ナダルとしては面白いものがあると感じていましたが
今回のナダルには随分と余裕がありました。特にフットワークには安定感を感じました。
ハードコートのナダルはしばしば不安な動きを見せたりするのですが今回はそれがありません。
ナダルにとっては鬼門とも考えられていた全米ですが、
なんだかんだで1セットも落とさずに決勝にまで進出しているんですね。
これは実はフェデラーでも達成していない記録です。

これまで全米でセットを落とさずに決勝に進出したのは過去7回あります。
しかし決勝もストレートで勝ったという例は一度もありません。

《過去の全米で決勝まで失セット0。○は優勝》
 1976 コナーズ ○
 1977 ビラス ○
 1977 コナーズ ×
 1983 レンドル ×
 1987 レンドル ○
 1991 クーリエ ×
 2004 ヒューイット ×

1977年のビラスvsコナーズはお互い失セット0同士の決勝でした。
ただしこの時の全米は何故か4回戦までは3セットマッチで行われてました。
フルに5セットマッチになってからの記録では

lendl-3b.jpg
1987年のレンドルが唯一失セット0でしかも優勝を達成しているということになります。
この年のレンドルは決勝でも1セットを失っただけでした。
今のところ全米で最も得失セットの大きな優勝ということになります。
因みに1985年と1986年のレンドルは決勝までに1セットを失ってましたが
決勝ではストレートだったので、3年連続で1セットを失ったのみでの優勝でした。
レンドルの3回以外に、全5セットマッチとなってから失セット1での優勝というのはありません。
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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2010/09/12(日) 09:11:00|
  2. 2010年7月~9月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

レンドルの全米8年連続決勝進出に届きませんでした。残念です。

レンドル様は偉大です。

今大会通して良いロジャーが見れたので来季も期待できますね。ジョコビッチのファイナルセット素晴らしいです。攻めて勝ちをもぎ取ったわけですから。全豪サフィンと同様ジョコビッチ本当に優勝してほしいです。
  1. URL |
  2. 2010/09/12(日) 16:16:12 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

決勝戦

決勝はナダル対ジョコビッチになりましたね。
準決勝のジョコビッチはサーブが絶好調でした。
フェデラーも1stの確率はもうひとつでしたが2ndでもある程度ポイントを稼いで激戦となりました。

ナダル対ジョコビッチはナダルの14勝7敗ですが、ハードではジョコビッチの7勝4敗です。ひっくり返すとジョコビッチはハード以外でナダルに勝ったことがないんですね。
このようにコート別対戦ではジョコビッチに分があるのですが、ジョコビッチは準決勝でフルセットを戦いました。それも相手はフェデラーとなれば、体力の消耗は尋常ではないでしょう。
ということで体力的にはナダルの圧勝です。

今大会はマレーが敗れたあたりから本当にナダルが楽になるほうへ楽になるほうへ大会が進んだ印象があります。
特に準々決勝からは3試合続けて前の試合でフルセットを戦って消耗した選手と戦うことになりますから、体力自慢のナダルにとっては理想的ともいえる展開になりました。
ナダルとしてはこういうチャンスにしっかりタイトルをとりたいですね。
  1. URL |
  2. 2010/09/12(日) 22:47:49 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

>F様

当ブログでは無理やりレンドルの凄さをアピールするところがあるのでもちろん偉大な選手ですが、
フェデラーも十二分に偉大ですから、まだまだ来年にも期待したいですね。
遂にジョコビッチに力関係で逆転された、というような
そんな試合ではなかったので、今後も応援しがいがあります。
まだコナーズの連続12年準決勝進出という不滅の記録があります。
次はこれを目指しましょう。

>2R様

グランドスラム、5セットマッチ、という点を考えればナダル有利ですね。
ジョコビッチも5セットマッチには強いですが、やはりナダルの勝率は抜きでています。
ただ、決勝の雨天順延でジョコビッチにも休息が生まれました。
スロースタートのナダルと開始からガンガンに攻めるジョコビッチとの力が完全に拮抗して
頂点に登り切った、セットカウント1-1で迎えた第3セット、
などというのが垂涎のシチュエーションです。
  1. URL |
  2. 2010/09/13(月) 09:51:11 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

コナーズ・ボルグとフェデラー・ナダル

今回フェデラーが、ジョコビッチとの事実上の2位決戦に敗れ再び3位に後退しました。
1位のナダルとの差が大きいので、当面の注目はこの争いになるでしょう。

このあとの大会を見ると、伸びしろが大きいのはフェデラーのほうで、昨年の成績はパリが初戦敗退、上海が欠場となっています。
一方ジョコビッチがパリ優勝、上海ベスト4となっています。
最終戦は前年はともに400Ptを獲得しており、こちらはより多く勝ったほうがよりポイントを伸ばすことになります。
500大会を見ると、ジョコビッチが北京とバーゼル(+年初のドバイ)で優勝しているのに対し、フェデラーが地元バーゼル(昨年準優勝)以外の500大会に出場しておらず、ここで500大会の強制加算ルールによっていくつかの大会で0が加算され、フェデラーに不利にはたらいています。
それでも1位をキープしていたのはすごいの一言ですが、ここに来てジョコビッチがフェデラーやナダルに対する気負いがなくなってきたようにも思いますので、さすがのフェデラーでもこれから先は、今回のように決勝進出当たり前という状況とは言えなくなってきました。

これまでは2強+αという印象でしたが、ここにジョコビッチが割り込んで3強+αとなる日も遠くないでしょう。いまだαの中から抜け切れていないマレーもうかうかしてはいられません。
怪我でランクを大きく下げてはしまいましたが、デル=ポトロがすぐ後ろまで来ています。
というよりむしろグランドスラム優勝では先を越されてしまいました。
デル=ポトロがランキングを下げることで、大きな大会でも早いラウンドで当たることもあるでしょうから、そういうときにしっかり勝っていくことも必要でしょう。

さて話がそれましたね。
表題の件ですが、この2人をコナーズ・ボルグにあてはめると今は1979年頃になるのかなと感じました。
ちょうどコナーズがボルグに覇権を明け渡した頃ですね(一方でマッケンローが徐々に頭角を現したのもこの頃でしょうか)。
当時のちょうどボルグのグランドスラムタイトル数もナダルのそれとほぼ一致します。

コナーズのほうはというと、準決勝でマッケンローに破れ全米の連続決勝進出が途切れた年になります。
ウィンブルドンは、優勝こそこの時点では1974年の初優勝の一回のみですが、1972年から8年連続でベスト8進出中(その後1983年にベスト16で敗れ11年連続で途切れる)で、この年は準決勝でボルグに敗れました。
残りの2つのグランドスラムは当時の経緯もありコナーズはほとんど出場していませんでしたが、コナーズはそれでもこの時点でGS決勝進出11回、準決勝進出14回、準々決勝進出18回を記録しています。
ちなみに1980年以降は決勝進出4回、準決勝進出17回、準々決勝進出23回となっていて、準決勝敗退が決勝進出が減る代わり準決勝敗退が増えています。
フェデラーは現時点で決勝進出22回準決勝進出26回準々決勝進出30回となっています。
コナーズが1979年時点では全豪・全仏にほとんど出場していなかったことを勘案すれば、ほぼ互角というところでしょうか。

ジョコビッチにはマッケンローのようなポジションになることが期待されますが、ナダルがボルグのように早すぎる引退をすることはないでしょうから、マッケンローよりも道は険しくなるでしょう。
そしてフェデラーにはコナーズのような息の長い活躍を期待したいところです。
  1. URL |
  2. 2010/09/13(月) 12:23:54 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

>2R様

コナーズの記録も凄いですね。
全盛時に全豪と全仏に出ないであの記録ですからただ事ではありません。
特に準決勝進出度合いについては歴代最高と言えます。
ただ、レンドルの決勝と同じでベスト4での敗退というのも多いのが特徴です。
その辺がフェデラーとの違いでしょうか。
  1. URL |
  2. 2010/09/14(火) 09:12:57 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

ついでにレンドルもやってみました。

レンドルに関しては一旦1985年までと1986年以降で分けてみます。

1985年以前
決勝進出8回準決勝進出11回準々決勝進出13回 決勝2勝6敗準決勝8勝3敗準々決勝11勝2敗
1986年以降
決勝進出11回準決勝進出17回準々決勝進出21回 決勝6勝5敗準決勝11勝6敗準々決勝17勝4敗

決勝進出19回準決勝進出28回準々決勝進出34回 決勝8勝11敗準決勝19勝9敗準々決勝28勝6敗

比較のためコナーズのものも再掲載。
1979年以前
決勝進出11回準決勝進出14回準々決勝進出18回 決勝5勝6敗準決勝11勝3敗準々決勝14勝4敗
1980年以降
決勝進出4回準決勝進出17回準々決勝進出23回 決勝3勝1敗準決勝4勝13敗準々決勝17勝6敗

決勝進出15回準決勝進出31回準々決勝進出41回 決勝8勝7敗準決勝15勝16敗準々決勝31勝10敗

全盛期を迎える以前のレンドルがいかに決勝で分が悪かったかがわかります。
全盛期を過ぎた後のコナーズの準決勝とほぼ変わりません。

一方でフェデラーは 決勝16勝6敗 準決勝22勝4敗 準々決勝26勝4敗 となっており、かなり優秀です。
準々決勝の4敗は全盛期前の2001年の全仏、ウィンブルドンと今年の全仏、ウィンブルドン。
準決勝の4敗は2005年の全豪、全仏と2008年全豪と今大会です。
ちなみに準々決勝で敗れた相手はヘンマンを除き全て決勝進出(いずれも準優勝)しており、準々決勝で敗れた相手は今大会のジョコビッチ以外は全て優勝しています。
  1. URL |
  2. 2010/09/14(火) 15:43:19 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

すみません。
こういうデータを出し始めるとストッパーがきかなくなってきます。

調子に乗ってボルグとマッケンローです。

ボルグは分けるようなポイントがないので一気に算出します。

決勝進出16回準決勝進出17回準々決勝進出21回 決勝11勝5敗準決勝16勝1敗準々決勝17勝4敗

出場回数が28回ですから、ベスト8進出率は75%。
ちなみにレンドルは59.65%、コナーズは70.69%です。
さすがはGSの鬼ボルグといったところでしょうか。
ところで1972年全米のボルグの成績がITFでR256となっています。

続いてマッケンローです。
マッケンローの場合後半の失速が異常ですので、1985年を境に2つに分けてみます。

1985年以前
決勝進出11回準決勝進出16回準々決勝進出20回 決勝7勝4敗準決勝11勝5敗準々決勝16勝4敗
1986年以後
決勝進出0回準決勝進出3回準々決勝進出6回 決勝0勝0敗準決勝0勝3敗準々決勝3勝3敗

決勝進出11回準決勝進出19回準々決勝進出26回 決勝7勝4敗準決勝11勝8敗準々決勝19勝7敗

出場回数は前半が26、後半が19です。
前半だけでならベスト8進出率は驚異の76.92%ですが、総合では57.78%にまで落ち込みます。
1986年以降のマッケンローは怪我に悩まされ、グランドスラム皆勤は引退間際の1992年しかありません。
それでもグランドスラム勝率は80%を越えてくるのですから、全盛期がいかに強かったかということでしょう。
  1. URL |
  2. 2010/09/17(金) 00:18:08 |
  3. 2R #3DQr1K8I
  4. [ 編集]

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