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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2012年、マイアミ開幕

さて、インディアンウェルズの試合レビューをするつもりが
もたもたしていたらマイアミが開幕してしまいました。
取り急ぎマイアにも方に触れたいと思います。

インディアンウェルズと同じくドロー96の大きな大会です。
シード選手32人が1回戦を免除されるのも同じです。
早速組み合わせを見てみましょう。

まずトップ勢ですが、前回と違って第3シードのフェデラーは
準決勝でジョコビッチと当たるドローに入りました。
マレーがナダル側ということになります。

ジョコビッチと準々決勝で当たる位置には第5シードのフェレールがいます。
ジョコビッチ側にはフェリシアーノ・ロペス、ガスケ、バグダティス、
フェレール側にはデル・ポトロ、カルロビッチ、トミックなどと結構選手が揃っています。
デル・ポトロは実績よりも低いランクに位置していますので
どこに入るかで大会の鍵を握る選手になりえます。
前回もフェレールとベスト16で当たる位置にいたのですが
フェレールがその前で敗退したために両者の対戦は実現しませんでした。

続いてフェデラーを見てみます。ここは少々気になるドローになっています。
まず、一番近くのシードにはロディックがいます。
このところの元気のなさから印象が薄れていますが、
やはり両者の対戦が実現するというのはテニスファンにとって嬉しいものでしょう。
今回はお互い1回勝ち上がれば対戦が実現します。
そしてそれよりも前に、フェデラーは初戦でハリソンと戦う可能性があります。
ハリソンは今回もワイルドカードでの出場で初戦でスタラーチェと対戦します。
因みにセルゲイ・ブブカもフェデラーの山にいます。
また準々決勝でフェデラーと当たる山には、第8シードのフィッシュを筆頭に
サム・クエリー、ドナルド・ヤングなどアメリカ選手が揃っています。
インディアンウェルズではアイズナーがひとり気を吐きましたが、
今回もアメリカ選手の活躍があるならこの山から出ることになるでしょうか。
この山には他にもアルマグロ、ベルダスコ、そしてケヴィン・アンダーソンといった
なかなかに注目に値する選手が揃っています。
フェデラーを中心に見てしまえば特別警戒が必要な選手がいるわけではないのですが
それでいてこれだけ注目選手が集まっているのも珍しいです。

次にボトムハーフです。ここは既に1回戦が行われています。
まずナダルですが、ベスト16で当たる位置には第16シードの錦織がいます。
この山にはステパネクやハースといった油断のならないベテランがいますが
それほど強敵が揃っているわけではないので、
錦織が勝ち上がってナダルと当たる可能性も充分にあります。
インディアンウェルズでは見せ場がなかったので是非とも実現してほしいと思いますが
現状では錦織も強敵ではないと言われるうちの一人かもしれず、
何よりもまずはしっかり勝ち上がっていくことが大事だと思いまうす。
ナダルと準々決勝で当たる位置には第6シードのツォンガと、
そしてインディアンウェルズの主役の一人であった第10シードのアイズナーがいます。
アイズナーのすぐ隣ではダビデンコvsジェームス・ブレークという
5年前であればベスト4級ともいえる対戦が組まれています。
既に結果は出ていて、フルセットでダビデンコが勝利しました。
アイズナーは初戦でいきなりダビデンコとの対戦することになります。

最後にマレーの山ですが、一番近くのシードにはラオニッチ、ベスト16で当たる位置にはシモン、
準々決勝で当たる位置にはベルディフとティプサレビッチがいます。
またインディアンウェルズで活躍を見せたベテランのナルバンディアンもいます。
ナルバンディアンは今回もノーシードなのでまずは1回戦を勝たねばなりませんが、
勝ち上がればティプサレビッチの初戦の相手になります。
またこの山で最も注目に値する選手は、大会後の引退を表明しているフェルナンド・ゴンザレスです。
初戦はマウーとの対戦になります。現在ちょうど試合が行われておりまだ結果が出ていません。
結果が出る前にこの記事をアップしようと必死になっています。
ここで勝ち上がった方はベルディフの初戦の相手となります。
マウーも名手ですが、ベルディフとゴンザレスの高い打点の打ち合いも観たいですね。
見納めとするには充分に迫力のある試合になると思います。
まあ更にゴンザレスがガンガン勝ち上がったりしたら面白言うのですが少々望み薄でしょうか。

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テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2012/03/22(木) 09:58:17|
  2. 2012年1月~3月
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

クレーシーズンどうでしょう。今年は全く予想がつきません。ナダル次第でしょうか。
  1. URL |
  2. 2012/03/23(金) 00:46:27 |
  3. F #-
  4. [ 編集]

>F様

ん~そうですねえ。確かに今年のクレーシーズンは読めません。
例年どおりであればナダル中心のはずですが、去年は少し違いました。
去年のあのジョコビッチの強さがどの程度再現されるかという点はポイントになるでしょうか。
去年は実質ジョコビッチがクレーシーズンを制した形にはなりましたが
今年のこれまでの戦いを見ていると
ジョコビッチが去年のままナダルを圧するとも考え難いところです。
去年ジョコビッチに唯一土をつけたフェデラーも鍵を握ると思います。
  1. URL |
  2. 2012/03/23(金) 13:07:52 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

モンテカルロ

フェデラーは現在スキップの予定です。去年のスイスインドアからほぼ働き詰めなので、ここで1月ばかりオフをとるみたいですね。マイアミで早期敗退でもすれば分かりませんが。

ナダルの8連覇なるか。去年欠場のジョコビッチがまたナダルを止めるのか。はたまた、まさかのマレーの覚醒か。ランキング争いの面からも一つのキーポイントになりそうですね。
  1. URL |
  2. 2012/03/23(金) 14:20:51 |
  3. Black Prince #-
  4. [ 編集]

>Black Prince様

去年はジョコビッチもモンテカルロをスキップして結果見事なクレーシーズンとなりました。
インディアンウェルズ、マイアミと続くハードの激戦からクレーへの切り替えということを
考えると良い結果を生むのかもしれません。

調べてみると、過去マイアミとモンテカルロを同一年で優勝している人は一人もいませんでした。
一人もです。これにはびっくりしました。
  1. URL |
  2. 2012/03/24(土) 14:24:03 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

Au-Saga 様

> 調べてみると、過去マイアミとモンテカルロを同一年で優勝している人は一人もいませんでした。
> 一人もです。これにはびっくりしました。

私もびっくりして咄嗟に口を衝いて出た言葉が「うっそう!」でした。
相性が良くないんでしょうかねぇ。でも、今年あたり出たりして? 
いやいや、それは困ります。フェデラーがマイアミの優勝候補から外れることに
なりますので。(^^;  

フェデラーにはモンテカルロの大会ディレクターからラブコールがきているようです。
「君のためにWCを用意しているから、いつでも来て下さい」って‥‥。

F.ゴンサレスですが、残念ながら負けてしまいましたね。片手バックハンドの選手が
また一人消えてしまいました。そう言えば、4月のモンテカルロの試合を最後に引退する
リュビチッチも片手バックハンドですよね。こうして片手バックハンドがどんどん消えていって、
10年後にはジ☆タ君、ただ一人になるかもしれません(笑)。

ゴンサレスはよくラケットをぶっ壊してましたよね。でも、そういうシーンをみせられても
バクダティスやサフィンと同じで憎めないところがありました。真面目一方のバブリンカなんかに
あれをやられると、ちょっと怖くなりますけど‥‥。(^^;

個人的にはあのラケットたたきは好きじゃないです。ですから、壊れたラケットをみるたびに私、
思うんです。選手のストレス解消のために、モグラたたきの装置でも休憩用の椅子のそばに
置いておけないもんかと‥‥。だめですかねぇ。(^^;

昔の選手の中にもラケット壊しで有名なひとっていましたか?
  1. URL |
  2. 2012/03/25(日) 00:10:39 |
  3. 河谷K子 #-
  4. [ 編集]

>河谷K子様

クレーからグラスももちろん切り替えが大変ですが、
ハードからクレーというのも中々に難しいんですね。

あまり参考になるデータとは言えませんが
一応モンテカルロに優勝した翌年のマイアミに優勝した選手ならいるようです。
列挙してみますと、レンドルが2回、ビランデル、ムスター、リオスが各1回となります。
やはりそれでも少ないです。
マイアミはハードの中でも球足が遅いのでクレー巧者にも比較的向いているはずなのですが。

最近についてはナダルがモンテカルロ7連覇中で、
そのナダルがマイアミに一度も勝っていないということで
当然のことながらここしばらくの達成は0回です。

またラケット破壊についてですが、
壊せるようになったのは最近のカーボン素材になってからだと思うので
昔から伝統的に壊されていたわけではないと思います。
しかもテニスは紳士のスポーツでしたから。

やはり有名になったのはマッケンローからでしょうか。

以前かめ様にラケット割についてコメント頂きまして、
その時に教えて頂いたリンクがあります。
今年全豪のバグダティスの連続4本というのが今のところ最多のようです。
もちろん記事内にはゴンザレスの記述もあります。
参考までにどうぞ。
http://www.australianopen.com/en_AU/news/articles/2012-01-20/201201191327014821996.html
  1. URL |
  2. 2012/03/26(月) 10:52:46 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

Au-Saga 様

ご丁寧な回答をどうも有難うございました。

でも、ひとつお詫びをしなければいけません。
私の質問の仕方が舌足らずだったばっかりに、Au-Saga 様に
余分なお時間をとらせてしまったようで大変恐縮しております。
申し訳ありませんでした。

「ラケット壊し」事件なら、スイスのスポーツサイトのニュースでも
その日のうちに取り上げてくれますので、ここ数年の事件なら
私も知っていました。

ですから、かめ様がバクダティスの件でコメントされた時には
気持ち的に一致したところもあったので、横レス参加をさせて
もらおうと思っていたのです。結局できませんでしたけれど。(^^;


>またラケット破壊についてですが、
>壊せるようになったのは最近のカーボン素材になってからだと思うので
>昔から伝統的に壊されていたわけではないと思います。

テニスをするどころかラケットすら握ったことのない私には、これは貴重なお話です。
ラケットも日進月歩でどんどん変化し進化しているだろうなとは想像できても、
どう変わってきているのかまでは知らなかったですから‥‥。
壊せるようになったのは、まだそんなに遠い昔のことではなかったんですね。
このAu-Saga様の解説で、質問の件に関してはほとんど理解できました! (^^)
有難うございました。

追記:ヨーロッパでは昨日の日曜日の午前2時がいきなり午前3時にジャンプして
夏時間に突入しました。これで日本との時差は7時間になりました。
(イギリス、ポルトガルなどは8時間の時差ですが。)
  1. URL |
  2. 2012/03/26(月) 21:30:25 |
  3. 河谷K子 #-
  4. [ 編集]

>河谷K子様

わざわざ丁寧にご返信ありがとうございます。

かつて、ボルグがサーブを打つ際にラケットがすっぽ抜けて
地面に叩きつけられて壊れたことがありました。
それが私が見た初めてのラケットが壊れた状態でした。
ラケットってボルグが地面を叩けば壊れるんだ!と驚愕したのを覚えています。

夏時間、懐かしいです。
秋はいいのですが春は一時間損した気分になりますよね。
  1. URL |
  2. 2012/03/28(水) 11:33:17 |
  3. Au-Saga #3/VKSDZ2
  4. [ 編集]

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