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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

フェデラー生涯グランドスラム達成

federer14.jpg

今日のテニス界はフェデラーのニュースで持ちきりでしょう。

グランドスラム史上最多の優勝14回を達成するとともに
史上6人目となる生涯グランドスラムを達成しました。
表彰式にアガシが来てましたがこれはもう自然な人選です。

あまりこういう言い方はしないように心がけていましたが
正直、ナダルが敗戦してからのこの大会は、
フェデラーのために用意されたものであるかのような雰囲気を出していました。

決勝まで行けばレンドルの記録に並び、優勝すればサンプラスの記録に並び
そしてアガシ以来の生涯グランドスラム達成になると
フェデラーが勝たなければ嘘だろうというほどの条件のととのいかたでした。
今となっては途中の苦戦も良い演出のようにさえ感じられます。
まあ流石にそれは少々オーバーな表現かもしれませんが。

決勝はそれまでの苦戦が嘘のような見事な試合運びでした。
第2セットはタイブレークにもつれましたが内容はフェデラーが上でした。
ソデルリングのショットには力があり、ここまでの勝ち上がりがフロックではないのは証明できていましたが
偉業達成を目前にしたフェデラーの前ではストレートでの敗退も致し方ないでしょう。
ただ最後まであきらめない気合の入れ方や、試合後のコメントなどに非常に好感が持てました。
ただ、あの大きなスイングは若干の荒さも見られ、
調子がよくなければ勝ち続けられない選手かもしれませんね。
こういう大きな活躍を基に一気に花開く例もあります。
まだ若い選手ですから今後に注目ましょう。

ここ数年感じていたことですが今回は特に赤土の状態がハードコート的でしたね。
湿度の高さにより地面が硬くなったとの解説もありましたが
それが今大会に与えた影響は思ったよりも大きかったのかもしれません。
渾身の強打を持つ選手が勝ちあがる姿を観ると、
ボルグやビラスの頃の持久戦のようなラリーが別の競技のようにすら感じられます。
ちょうどボルグと同国のソデルリングとビラスと同国のデル・ポトロが活躍した大会でしたね。
この2人を観てこの感想を抱きました。

フェデラーの歓喜とは対照的に、ナダルの心配な情報も出てきています。
怪我の具合が思わしくなく、ウィンブルドン出場が微妙とのことです。
このまま怪我でランキングを落とすというのはなんとも残念なことなので
しっかりと治してもらいたいですが、もしもウィンブルドン欠場ということになれば、
今回の全仏のポイントも含め、途中のクイーンズの優勝ポイントも失うことになりますので
実に2000以上もポイントを下げることになります。
フェデラーとのポイント差は全仏開幕時に4000でしたからそれでもまだ逆転とはなりません。
しかしナダルは去年のオリンピックのポイント400も無条件で失うことが確定しています。
今年はオリンピックがないですから当然ですね。
現在、ナダルが一人抜きん出ていて、後の3人が2位争いをしているという形なのですが
状況によっては、またナダルとフェデラーの1位争いという形に変わってくるのかもしれません。

※すいません。この記事では色々とポイント計算が間違っております。
 お詫び申し上げます。詳細はコメントや別記事をご参照下さい。

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  1. 2009/06/08(月) 11:35:57|
  2. 2009年4~6月
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2009年全仏、決勝はフェデラーvsソデルリング

準決勝はいずれもフルセットというもの凄い展開になりました。
観ているほうも疲れますね。しかし面白さは抜群です。

フェデラーはグランドスラム19回目の決勝進出となりました。
レンドルの記録に並び史上最多タイとなります。
仮に優勝ということになればサンプラスの回数に並ぶわけですから
最高のグランドスラマーとしての名を確実なものとするわけです。

しかしそうは言ってもその勝ち上がりは非常な苦戦でした。
デル・ポトロのプレーはすさまじく、
あと一歩というところまでフェデラーを追い詰めました。
途中まではフェデラーに勝てそうな要因がなく、
まるでナダルの敗戦の再現を観ているかのような勢いでした。

これでは本当に過去の対戦などは当てにならないですね。
決勝の相手は時の人ソデルリングですからその感は益々強いものとなります。

ソデルリングは遂に決勝まで来ました。
ナダルの敗戦が決まった瞬間、今大会でのナダルvsフェデラーは実現しなくなったわけですが
恐らく多くのテニスファンが次の決勝の顔合わせ希望として考えた対戦だったのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、過去の対戦はフェデラーの9勝0敗です。
ソデルリングはセットも1つしか取ったことがありません。
しかし、準決勝でのデル・ポトロが、そしてとりわけソデルリング自身が
証明してきているように過去の成績は今回参考にはなりません。

フェデラーがはじめてウィンブルドンを取って以降、
グランドスラムでフェデラーに土を付けた選手は
ナダル、ジョコビッチ、サフィン、クエルテン、ナルバンディアン
というもの凄い面々しかいません。ソデルリングがここに加わることがあれば、
まさに一気にスターダムにのし上がることでしょう。

月曜の朝が眠いという代償は付きますが
刮目して試合の行方を心に刻み付けようではありませんか。

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  1. 2009/06/07(日) 00:15:53|
  2. 2009年4~6月
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全仏準決勝と今年引退を表明した選手について

昨日は女子の準決勝が行われ男子は小休止となりました。

本日行われる準決勝は
・フェデラーvsデル・ポトロ(5-0)
・ゴンザレスvsソデルリング(4-3)
の2試合になります。かっこ内は過去の対戦成績です。

昨日も簡単に触れましたがフェデラーはデル・ポトロに過去5戦全勝であり
全仏直前のマドリッドでも勝ってますから比較的優位な立場にあるといえるでしょう。
もっともデル・ポトロのような若い選手は突然何があるかわからないので
楽しみな試合であることには変わりありません。

フェデラーにとって幸いなのは、残っている他の3人のプレースタイルが似ていることです。
しかもフェデラーにとっては組し易いタイプということになります。
ここ数年、クレーコートでフェデラーを倒している選手は
ナダル、ジョコビッチの他、バブリンカ、ステパネク、ボランドリなど
決して強打一辺倒の選手ではないという点は試合を占う上での何かの参考になるでしょうか。

ゴンザレスvsソデルリングは、過去の対戦をみると
ソデルリングの3連勝の後ゴンザレスの4連勝という状態となっています。
クレーではゴンザレスの2勝0敗ですが最後の対戦は今から2年前です。
過去の成績ではゴンザレスがやや有利ですが、
今大会に関しては過去のデータは意味を持たないのかもしれません。


さて、実は今日の趣旨は準決勝のプレビューではなく、
これから取り上げる今年引退を表明した選手にあります。

クレーシーズン中に引退を発表したコリア、
テニス史上の超ベテラン、サントーロ、
そして最弱の最強選手、サフィンの3人です。

coria-1a.jpg
コリアはナダル以前の屈指のクレー巧者でした。
全仏の最高位は準優勝ですが、クレー勝率は非常に高く、
実は当サイトの集計が始まる直前には現役のトップという成績でした。
勝率が平均化される傾向のあるクレーコートでは高い勝率を上げるのは難しく
特に90年代以降では71%もの高い勝率を上げている選手は他にほとんどいません。
クエルテン、コレチャ、ガウディオ、ブルゲラといった
あらゆるクレー巧者を凌ぐクレー勝率であったことは、
恐らくここで触れておかなければ忘れられてしまう事実ではないでしょうか。
当サイトが開設された時から既に休みがちだったので
その活躍にはほとんど触れてきませんでしたが復活を願う選手の一人でした。

santoro-2a.jpg
サントーロには度々触れてきました。一度は引退を宣言してそれを撤回し
グランドスラムの出場記録を作り上げました。今回の出場で67回となります。
引退は今年限りということなので全英、全米にも出る可能性があり
最長で69回という記録を残すことになります。
2位のアガシが61回、3位のビョルクマンが58回ですから
随分と抜きん出た記録であることがわかります。
全仏だけでも20年連続の出場でした。
ランキングの高い選手ではありませんでしたが
それでも大きく落とすことなく活躍できたからこそ作れる記録といえます。
そのプレーも魅力的で、反時代的ともいえる魔法のようなショットには何度驚かされたことでしょう。

safin-1a.jpg
サフィンはひときわ思い入れの強い選手です。
とても「サフィン最強説」などというページが作れる選手ではありませんでしたが
同時にそういうページを最も作りたいと思わせる選手でもありました。
なんとも矛盾をはらんだ魅力に満ちた選手でした。
その名を知らしめた2000年全米の衝撃のプレーは忘れられないですが、
このキャリア初期の大会こそがキャリアハイライトだったなどという極端な評価すらあります。
おそらくは皮肉なのでしょうが、考えてみればそうともいえないような感想も抱いてしまいます。
通常の選手と違い、サフィンのキャリアベストを表現するには、
どの年とか、どの大会とかではなく、どの試合かで表すべきかもしれません。
当サイトの集計ではグランドスラム勝率に対して生涯勝率が最も低いという
歴史上類を見ない記録を持つ選手として登場します。
またNo.1経験者として史上最低勝率を持つ選手にもなります。
その強さを記録として表すことの困難なサフィンの成績を、
あえてデータとして表すのならばこのようになるわけです。
サンプラス戦、フェデラー戦、アガシ戦、ロディック戦等
相手が強ければ強いほど衝撃的なプレーを披露してくれました。
もちろん、あっという間に負けるという別の衝撃もまた多く見せてくれはしましたが。

コリアは恐らくもう試合に出ることはないですが、
サントーロとサフィンは今年いっぱいということなのでまだその姿を観る事ができます。
残り少ないキャリアで印象的なプレーを魅せて
最後の姿を我々に焼き付けて欲しいと願います。

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  1. 2009/06/05(金) 10:29:46|
  2. 2009年4~6月
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2009年全仏、もうベスト4ですね。

皆様、お久しぶりです。

私的な理由により、しばらく書き込みができない状態でおりました。
このような大きな大会の、しかも事件の連続という展開の中ですから
書き込み魔の私にとっては書き込みができないというのは中々の大事であり、
実に歯がゆい思いをしておりました。

それでも試合のほうはフォローできています。
ジョコビッチもナダルもマレーも観ました。

書きたいことを全部書いていたらきりがないので
ここはやはりナダルを中心にします。

今までナダルの負け試合をいくつか観てきましたが、
今回は、ナダルの負ける要因と相手が勝つ要因の両方が
実に巧い具合に融合したように感じます。

ソデルリングのプレーはかねてから言われていたナダル対策の王道を行くものでした。
(例によってカタカナ表記ですので、各メディアによって
 ソダーリング、ソーダリング、ソーデリングなどの他、
 最後のグがクになるもの、グを省略するものなど様々にあります。
 ここでは手っ取り早く、検索して一番多くひっかかるソデルリングを使うことにします。
 今後有名になってくれば表記もどれかに統一されるかも知れません。
 ただこれは決してブログ内での統一化を図るものではなく、
 私が書き込みをそうするだけですので
 コメント下さる皆さんは書きやすいもので書いてください。
 どれで書いていただいてもわかりますので)
速いタイミングでの強打の打ち込み、ショートクロスの効果的な使用などは型にはまって見事でした。
今までにこれを実践した選手も多くいましたがクレーでは中々勝つまでに至りませんでした。
ソデルリングのショットの好調さが最後まで持続したのも勝利の大きな要因だといえます。

また同時に敗戦にはナダル側の原因もあると考えます。
ストロークにいつもの冴えが無いと感じた方も多かったようですが
私はフットワークがいつものナダルではないと感じました。
スロースターターのナダルが第1セットのみでそう感じさせることはままあるのですが
それが最後まで修正されずに続いたのは非常に珍しいことです。

今回の大金星は歴史的に見れば1976年のパナッタvsボルグ以来のものかもしれません。
これはボルグが全仏6度の優勝の中でただ一度敗れた年にあたります。
ただ確かに今から振り返ってみれば同じくらいの重要度ではあると思うのですが
当時のボルグはまだ2連覇中であってナダルと同じ4連覇を達成するのはこの後の事だったし
しかもランキングで言えば1位を経験していない選手でしたので、
その時の衝撃度で言えば今回のほうが上だといえるでしょう。

私個人としては、同じく4回戦で驚きのパフォーマンスを見せた
1989年のチャンvsレンドルがこれに匹敵する衝撃だったといえます。
チャンはこの後優勝しました。もちろん1976年のパナッタも優勝しています。
果たしてソデルリングはどうなるでしょうか。

ナダルの敗戦によって多く取り上げられているのがフェデラーの行方です。
今回こそが最大のチャンスと考えられるのも自然なことです。私もそう思います。
しかし今年のフェデラーは苦戦の連続で勝ち上がっています。
ここ数ヶ月ずっと好調とは言えないパフォーマンスであったことも考慮には入れるべきでしょう。
ただ、それでもフェデラーのグランドスラムには異様ともいえる何かがあります。
なにせここ6年、ベスト4より前では負けていないのです。こんな選手は後にも先にもいません。

フェデラーとベスト4に残った他の選手との過去の対戦成績を見ると
ソデルリングには9勝0敗、デル・ポトロには5勝0敗、ゴンザレスには12勝1敗といずれも圧倒しています。
しかもソデルリングとデル・ポトロには全仏直前のマドリッド・マスターズ(もちろんクレー)で
いずれもストレート勝利を収めています。過去のデータからは有利なのは明白です。
しかしナダルを下したソデルリングにこういった過去のデータが当てはまるでしょうか。

あとわずか3試合しか残されていない今年の全仏ですが、
全く以って目が話せない状況となっています。

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  1. 2009/06/04(木) 16:33:26|
  2. 2009年4~6月
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2009年マドリード、フェデラー優勝

federer-7a.jpg
フェデラーが宿敵ナダルを下し、今期初優勝を飾りました。
恐らく今はナダルには勝てないと多くのファンに思われていたのではないでしょうか。
しかし、準決勝の2人の戦いを観ればチャンスはあったと感じられました
やはりナダルには早い仕掛けが有効です。というかそれしか方法がありません。
浅めの球を逃さないで前に詰めるという昨日のプレーは、
我々が本当によく知ってるあの強いフェデラーという印象がありました。
ジョコビッチとはまた違ったタイミングでの早い攻め方でした。

正直、ナダルには前日のジョコビッチとの激戦の疲れがあったと思います。
全仏で再戦があったらやはりナダルの優位は揺るがないとは思うのですが
それでもこれでフェデラーはクレー王者ナダルに2度勝った選手ということになります。
(もう一人、ガウディオがナダルに3度勝っています)

以前もクレーでナダルに勝てそうで勝てなかった試合がありました。何度もありました。
マッチポイントを掴みながら逆転されたケースもありました。
今回は第2セットでも手を抜かずに攻めきったのが大きいと思います。
ナダルに勝つにはストレートしかないです。
第2セットで競った展開になっていたら勝ちはなかったとすら思えるほどです。
その好例が正に準決勝のジョコビッチだったと思います。

開催場所は変わりましたが、この全仏直前のマスターズは
フェデラーにとって非常に相性の良い大会のようです。

nadal-9a.jpg
さて、フェデラーに連勝を止められたナダルは
マスターズ1000の3大会完全制覇をまたもや止められたことになります。
しかしそれでも決勝まで来るんですから凄いもんです。
試合数も抜きん出てますから、疲れもきっとたまっているはずです。
今年は8大会に出場してそのうち決勝進出が7という素晴らしい成績を収めています。

準決勝のジョコビッチ戦は凄まじい試合となりました。
この試合なくしてはフェデラーの勝ちもなかったと思います。
ジョコビッチは3戦連続でナダルを追い詰めたことになります。
スコアは「3-6 7-6 7-6」という劇的なものでした。
(タイブレーク2つをジョコビッチから取っていることに注目!)
しかしジョコビッチとしては惜しいとか追い詰めたではなく勝ちたかったんじゃないでしょうか。
特に今大会は勝利目前にまで達していました。
このギリギリで勝てない状態は、改めて言いますが2年前のフェデラーの時に似ていますね。

第4シードのマレーは残念ながらベスト8で敗れました。
しかし相手は第5シードのデル・ポトロでしたので取りこぼしたわけではなく、
上位陣はほぼ順当に勝ち上がった大会だったといっていいと思います。
マレーは去年の3回戦よりも1つ上の成績でしたのでランキングポイントもやや上げました。

また、同じくベスト8に残ったロディックがフェデラーと対戦して敗れましたが
これは何気にプチニュースでもありました。
ロディックがフェデラーと対戦して敗れたというのは
テニス界では日が沈んで月がのぼったというのと同じくらい自然なニュースなのですが
両者のクレーでの対戦は意外にもこれが初めてのことでした。

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  1. 2009/05/18(月) 10:20:35|
  2. 2009年4~6月
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2009年、クレーシーズン後半展望

さて、今年のクレーシーズンもいよいよ大詰めといったところです。
今週はマスターズ1000マドリッドがあり、そして月末に全仏を迎えます。
去年まではクレー3つ目のマスターズはハンブルグでしたが
今年からマドリッドに変更されました。

ここまでを簡単に振り返ってみます。

nadal-6a.jpg
まずNo.1ナダルですが、
今のところクレーシーズン全勝でタイトルも3つ獲得しています。
これはもはや珍しくも無いことです。
ナダルは意外にもこれまで1年でクレーマスターズ3つを総なめにしたことはありません。
(というより歴史上それを成し遂げた例はありません)
去年はローマでフェレーロに敗退、一昨年はフェデラーにハンブルグで敗退、
その前はローマ決勝のフェデラーとの激戦のためハンブルグを欠場、
更にその前もハンブルグを欠場と、いずれも2大会までは優勝してるのですが
最後の1つを取り逃しています。
今回はハンブルグからマドリッドへ大会が変更になりました。
地元スペインでの開催ということになります。
ナダルは今年(というより毎年)バルセロナの大会で優勝していますし
マドリッドでも年末にインドアで行われていた2005年に優勝しています。
開催場所の変更は追い風かもしれません。
マスターズ3連取に加えて全仏も取るなどという、
さながらクレーコート版グランドスラムとでも言うべき
快挙が達成されることになるのでしょうか。

federer-2a.jpg
No.2フェデラーは、少し元気が無いです。ローマでは、
ジョコビッチとのクレーNo.2対決とでも言うべき決戦にも敗れてしまいました。
また、これまで4度の優勝を誇り、クレーでナダルに唯一勝利した大会でもある
相性の良いハンブルグがなくなってしまったのは大きな痛手でしょう。
フェデラーは生涯クレータイトルが7ありますが、実に半分以上がハンブルグでした。
フェデラーは現在2位を保っていながら、
近く4位に落ちてもおかしくないなどともいわれていますが
実際には過去4つのグランドスラム全てで決勝に進出しています。
まだまだ終わった選手扱いはしたくないというのが本音です。

murray-1a.jpg
ジョコビッチは昨日単独で取り上げたので次にマレーに行きます。
マレー自身の置かれている状況はシンプルで、
今はなるべく多く勝てばいいという程度ではないでしょうか。
むしろここでへんな頑張りを利かせて、守るべきポイントの多い
グラスシーズンやハードシーズンに影響が出てはそのほうが問題です。
去年はハンブルグでも全仏でも3回戦でした。
今年はこれを超えるのが目標となります。
両方で決勝に進出したフェデラーよりも随分と楽な状態といえますが
それでも少なくとも3回戦までは勝たなくてはなりません。
クレーでやっぱり勝てない選手、という評価への
逆戻りだけは避けたいところででしょう。


この他では、キャリア組のフェレーロとロディックに注目してみます。

fererro-2a.jpg
フェレーロはこのところ復調気味です。
今年は、小さな大会ですがモロッコで優勝しています。
これで生涯12タイトル目となりました。
これまでの11タイトルというのはラフターと並んでNo.1経験者の最小の記録でした。
ここ最近の勢いだと、このまま取れずにラフターと不名誉な記録分け合うことになるのかも
という考えが頭をよぎっていましたが、なんとか無事脱したことになります。
フェレーロはもちろん2003年の全仏優勝者ですが、
その後は3回戦が最高で、目覚しい活躍の印象はありません。
しかし全仏での勝率はなんと78%でフェデラーの76%を上回って現役2位なんですね。
一番最近クレーのナダルに勝った選手でもあるし、
ここでもう一旗上げたいところじゃないでしょうか。

roddick-2.jpg
続いてロディックです。
当サイトの集計でも御馴染みですが、ロディックはヒューイットと並び
どのデータにも穴の無い選手で、苦手のはずのクレーでも勝率60%台を出しています。
ロディックが66%、ヒューイットが68%です。
二人はどこでも勝てる選手という印象が強いです。
しかし、こと全仏に限るとヒューイットが72%という立派な活躍を見せているのに対し
ロディックは驚きの36%!!という数字。なんでこんなことになっちゃってるんでしょう。
おそらくはクレーでの5セットマッチに弱いんでしょう。
出たての頃は全仏でチャンを下したり、ヒューイットとのロングマッチをこなしたりと、
クレーでの長い試合にも難なく対応する選手なのかと思いましたが
やはり本質は早い展開の選手だということなのでしょう。
因みに全仏の36%というのはなんとマレー以下です。
まあマレーは2勝2敗の50%なのですが。


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  1. 2009/05/12(火) 11:37:18|
  2. 2009年4~6月
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ジョコビッチについて

djokovic-1a.jpg
今週のランキング発表でジョコビッチが4位に落ちました。
2年前から続いてた連続3位記録は91週で終了ということになりました。

フェデラーの連続1位、ナダルの連続2位、ついでにロディックの連続6位と
このところ立て続けに連続ランキング記録が樹立されてきましたが
最後に残っていた1つが終結したことになります。

ジョコビッチは今週地元セルビアの大会で優勝したのですが
同時に去年分のローマのポイントを失ったため
ランキングを下げることになってしまいました。

一方、3位に上がったマレーはローマでは去年も今年も初戦敗退でしたが
去年の1回戦敗退に対して今年はシードされて2回戦が初戦だったため
初戦敗退でもポイントを上げるという数字のトリックで
見事ランキングポイントを上昇させることになりました。
マレーの3位というのはイギリス人最高位になるのではないでしょうか。
それまでの最高は恐らくヘンマンで最高位は4位でした。

さて、ランクを落としてしまったジョコビッチですが
実のところ落ちたということよりも、
そのプレー振りに賞賛の声を上げたいという思いのほうが強いです。
ここ最近は4大会連続での決勝進出を果たしており
年初の不調を完全に吹き飛ばす勢いを見せています。
ジョコビッチといえば、優勝した次の大会では初戦負け、
というようなことが目立つ選手だったのですが、そのイメージも払拭されています。

モンテカルロ、ローマとクレーの大きな大会でナダルと決勝を戦いました。
いずれも敗退しましたが、かなりの善戦を見せました。
クレーで圧倒的に強いナダルですが、その全てで圧勝しているわけではなく
意外にも苦戦を強いられる場面が多く見られます。
しかし、例えばある選手と2度戦った場合、
1度目は苦戦したとしても、2度目には圧勝するといった具合で、
トータルとしては他の選手を寄せ付けない印象がありました。

しかし今回のジョコビッチは2試合連続でナダルを追い詰める場面がありました。
これは正直、一昨年のフェデラー以外に無かったことではないでしょうか。
今間違いなくクレーでの対ナダル最高位に位置する選手でしょう。
この感覚は、2度目のウィンブルドン決勝でナダルがフェデラーに善戦した姿を見て、
次にグラスでフェデラーを倒すのはナダルだろうと思ったあの時に似ています。

ジョコビッチは、押している場面ではナダルを圧倒できる力があります。
しかし、勢いが削がれた時の集中力の切れ方に問題があります。
ローマでも第1セットを見る限りではどちらが勝つかわからないほどでした。
しかし結局タイブレークを取られてしまうとそのままずるずると負けてしまいました。
これがもしタイブレークを取っていたらどうなっていたでしょうか。
正直に言えば、全仏の5セットマッチでナダルに勝つのは難しいと思います。
ただ、フェデラーが唯一ハンブルグでナダルに勝ったように、
次のマドリッドでなら勝つ可能性はあるのではないでしょうか。

こんなに誉めてるといきなりひょいと負けるのもジョコビッチですが
このところの好調に期待してみるのもいいかもしれません。



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  1. 2009/05/11(月) 17:00:06|
  2. 2009年4~6月
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2009年、ローマ2回戦

ローマでは2回戦が行われました。
上位シードにとっては初戦に当たります。

トップ3は勝ちましたが、マレーが敗れました。
相手はアルゼンチンのファン・モナコで、
クレー巧者がクレー苦手のシードを倒したという
良くありがちなシーンではあるのですが
ここで一気にまくりたかったマレーとしては痛恨の敗退と言えるでしょう。

とはいえ今後まだ大きな大会が控えています。
去年までクレー勝率44%でしたから
今年いきなり常勝となるのも無理な話でしょう。
今回の負けも完敗だったわけではないので
今のところまずまずのパフォーマンスといえるのではないでしょうか。

マレーに迫られているジョコビッチは
順調に勝ちましたがそれでも気は抜けません。
今回優勝して初めて去年と同じポイントになるというハンデを背負っています。
しかもマレーは去年も初戦敗退でしたが下位シードであったため
同じ初戦敗退とはいえ今年は去年よりもポイントが上となっているのです。

フェデラーはカルロビッチを退け
次に好調ステパネクと当たることになりました。
去年のこの大会ではステパネクが勝利しています。

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  1. 2009/04/30(木) 09:28:09|
  2. 2009年4~6月
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2009年、ローマ開幕

マスターズ1000のクレーコート2大会目がローマで開催されています。

今大会はジョコビッチにとって重要な大会になります。
ジョコビッチは去年の優勝者でした。

その他の4強は、まずナダルが初戦でフェレーロに敗退し、
フェデラーもベスト8でステパネクに敗退しました。
マレーもバブリンカに初戦敗退でした。
因みにバブリンカはその後ナダルを倒したフェレーロや、
ブレーク、ロディックを次々と撃破して決勝にまで行きました。

ATPツアーでは、去年の成績がよいと
今年は同じ結果を出さないとポイントが下がることになります。
ジョコビッチは優勝、そしてすぐ後ろのマレーが初戦敗退ですから
この大会でランキング入れ替えの可能性が強くあるのです。

ジョコビッチは、去年のこの段階では2位ナダルに肉薄していました。
また今年の始めにもフェデラーに更に近づいていたのですが
ここへきて4位降格の危機とランキング争いも目まぐるしく変わっています。
この目が話せない状況はハラハラものですが同時に非常に面白く感じますね。

去年は優勝を逃したナダルですが、その前には3連覇を成し遂げています。
このローマは伝統ある大会でオープン化後の一番最初の大会でした。
つまり1968年から公式大会がずっと行われているわけです。

常に強豪が集う大会なので、過去多くの実力者が優勝していますが
それだけ難関でもあるのか複数回優勝がそう多くありません。
過去最も多いのが優勝3回というもので、ムスターとナダルが達成しています。

今年ナダルが優勝すれば単独最多ということになります。
既にナダルは歴史上最強のクレーチャンピオンですが
この上更にもう1つ勲章を増やすことになるのでしょうか。

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  1. 2009/04/28(火) 10:12:56|
  2. 2009年4~6月
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2009年、バルセロナ、ナダル優勝

今のところツアーはナダルの一人勝ち状態となっています。
1位の座を奪ってから1年も経ってないですが
完全に少し前のフェデラーと入れ替わりました。

一応4強となっていますがナダルが飛び出ていて
あとの3人が2位の座を競っているというのが正しいかもしれません。

今年からATP大会は改訂されていますし、
更に去年はオリンピックがあった関係で
今年と去年とで同じ大会でも開催にずれがあることがあります。
その影響で去年の大会のポイントがそのまま失われるというのではなく
1週ずれた状態で目まぐるしいポイント計算が行われることになります。

詳細はATPのページに詳しいですが、
例えば先週は、マスターズ500のバルセロナが行われています。
しかし去年はモンテカルロが開催されていました。
今日発表のランキングでは、どの大会にも出場していない
フェデラー、ジョコビッチ、マレーの3人はいずれも自動的にポイントを失います。

この調子でローマもマドリッド(去年はハンブルグ)も
開催週が1週ずれており、翌週に大きくポイントを失うことになるんですね。
特にマレーに迫られているジョコビッチはポイント失うだけでは
あっという間にランキングを逆転されてしまいます。

今年のクレーシーズンで失うポイントだけを計算していくと
マレーはジョコビッチだけでなくフェデラーにも追いつきます。
マレーのクレーでの活躍次第ではヘンマン越え(最高位4位)
もあっという間なのかもしれません。

また、1年も経たないうちにフェデラーがトップから4位にまで落ちてしまうなどという
去年にはおよそ信じがたかったことも現実的な可能性として存在するのです。

テーマ:テニス - ジャンル:スポーツ

  1. 2009/04/27(月) 09:58:54|
  2. 2009年4~6月
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