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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2021年、ローマは頂上決戦を制したナダル

すいません、ブログの方、週一回の更新になってしまってますが
テニスの試合はしっかり追っています。

ローマはナダルvsジョコビッチの頂上決戦となり、ナダルが優勝しました。

今期のクレーシーズンは、両者の強さが相変わらずであることは認めつつも
他の選手たちもかなり良い戦いをしており、そうした選手たちがナダルやジョコビッチを下すと、
これは素晴らしい、新しい風はすぐそこに、などと新勢力を歓迎するコメントをしてもいるのですが
やっぱり、いざ両者が勝ち上がってきてくれると嬉しいものですね。
もちろん他の選手への賛辞も気持ちを偽っているわけではないのですが。

両者の最近の傾向として、ハードはジョコビッチ、クレーはナダルと勢力図がはっきりしているところもあります。
その中でもどちらかといえばクレーのほうがまだ接戦になりやすいかもしれませんし、
実はグラスが一番読めなくて面白いかもなどとも思えますが、そんな戦前の予想は置いといて
試合内容はさすがに素晴らしかったです。本当にショットレベルが高い。
ああ~やっぱりこの二人好きだわ~

結果だけを見れば予想通りナダルの勝利だったわけですが、
こんな試合を見せられたらもうニヤニヤが止まらないです。
私、終始ニコニコしながら試合見てたと思います。
ジョコビッチが追い上げる時間帯もあり、ファイナルセット途中まで試合の行方わからなかったですから。

両者を見て思いますが、一歩目の早さが素晴らしいです。
例えば5年前よりはフットワーク自体は落ちているのかもしれない。でもそれを感じさせません。
だからよく拾うし、その上ショット精度が高いから、追い付きざまのスーパーショットが実に映えます。

今回でナダルのローマ優勝は10回目となりました。
1つのトーナメントで10回優勝なんて、1920年代とかにしか記録がない状態です。
唯一ナダルを除けばフェデラーがハレとスイスインドアで10回を達成しています。そしてジョコビッチは全豪が9回です。
とんでもない記録なんですが、それでも尚ナダルにとってローマはそこまで多く勝ってるクレー大会ではないんです。
全仏13、バルセロナ12、モンテカルロ11がありますんで。
因みに現在ナダルとランク2位争いをしているメドベージェフは生涯タイトル数が10となります。
もう比較とかいうことができない別世界の記録ですね。サッカーのスコアとバスケのスコアみたいな。

さて、ローマから全仏までは少し期間が空きます。
ナダルとジョコビッチががここで調子を上げてきたということは他者にとっては厄介です。
コンディションがいい上に、しっかり休息もできるわけですから。
これが他の選手だったら、ローマにピークを持ってきちゃって全仏は大丈夫なんだろうか
という心配が先に来てしまうのですが、その差はホント何なんでしょうか。
いや、マスターズ優勝にも見事な価値がありますから、
そんな杞憂、実際に選手たちにとっては余計なお世話なんでしょうけど。

さて、今クレーシーズンの戦力図ですが、
ローマでもジョコビッチを追い込んだチチパスは2強への対抗馬として筆頭に来ている選手です。
荒れ馬ズベレフは次点に入るでしょうか。
錦織、ズベレフ、ナダルの2大会続いた因縁が全仏に引き継がれたら面白いです。
ただ、錦織にもナダルにも完勝だったズベレフが翌週には錦織に接戦に持ち込まれ、ナダルには完敗
というのではチチパスと同列には置けない気もします。
不調、好調を繰り返す選手と考えれば、場合によって大暴れする可能性もあるわけですが。

本来、クレーであれば3強といわれているべきティエムが本調子でないのも残念です。
全仏では巻き返してくれるのかな。
他にルブレフ、ベレッティーニ辺りが有力ですが、この辺はまずはベスト8といったところでしょうか。
全豪のシンデレラボーイ、カラツェフも、ボーイという見た目でも年齢でもないですが
2GS連続での活躍というのは見てみたいです。
あと若い選手ではシナー、そしてルードに可能性を感じます。
まあこの辺は対抗馬というのでなくあくまでも台風の目としての存在ではあるでしょう。

それとランキングが気になります。全仏の第2シードはメドベージェフなんでしょうか。
普通に強い選手が上位シードでいいのですが、クレーのメドベージェフはさすがにどうなんでしょう。
第3シードのナダルがジョコビッチ側に入ってしまうのではちょっと。
今回の決勝を見せられた限りでは両者決勝の可能性は持っておきたいのです。
これはまあ勝手な願望ですけど。

あとこれもさらに勝手な願望ですが、ナダルとジョコビッチ、
両者負けるなら揃って負ける、勝つなら一緒に勝ち上がる。
そうしてくれないと、片方が決勝だったらもうそれで優勝決まりじゃないですか。そういう決勝ではだめなんです。
今までこの2人に勝ってGS優勝した例って2014年全豪のバブリンカしかないんです。歴史上1回だけ。
当ブログのネタ的に「人間では」という言葉を付け加えたいところですが、実はそれが必要ありません。
なんとフェデラーでさえやったことないんです。(フェデラーは一応ATPファイナルであれば2010年にやってますが)

もうここは切実に新しい選手同士のフレッシュな決勝か、超王者の頂上決戦でないと。



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  1. 2021/05/17(月) 12:00:00|
  2. 2021年4月~6月
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2021年、マドリードはズベレフが制覇

ズベレフは2度目のマドリード制覇となりました。
マスターズ優勝は4回目、これまでメドベージェフと並んで現役選手トップタイ(現役トップの選手達を除く)でしたが
今回の優勝で単独で1位となりました(単独で1位~4位の選手を除く.もはやよくわからない日本語)。

ズベレフは2017年以降トップ10をキープし続けている選手ですが、
それでも出たての頃のあの勢いを思い返すと低迷しているといっても良い状況でした。

最後のマスターズ優勝は2018年、ここマドリードでした。
その時、現在のライバルとおぼしきメドベージェフはまだタイトルを1つしか取っておらずランクも50位くらいでした。
現在トータルのタイトル数ではズベレフが15、メドベージェフが10ですが、
2018年のマドリードを境に考えると、それ以降はズベレフが6,メドベージェフが9で
マスターズに関して言えばズベレフが0、メドベージェフが3ですから
ズベレフはその急激な伸びに随分と押されていたことが分かります。

直接対決はズベレフが最初4連勝していましたが、このところはメドベージェフが3連勝中、
トータルではズベレフの5勝4敗となっています。良い関係です。
もっとも、クレーの適性が抜きんでて違うので、しばらくは両者がライバルらしい戦いを演じる機会は少ないでしょうが。

いずれにしても今回のズベレフはナダル、ティエム、ベレッティーニに勝利しての優勝ですから
その勝ち上がりは立派でした。クレー大会の本命の一人に名乗りを上げたのではないでしょうか。
これで、ジョコビッチとナダルが本調子でないことも踏まえて、いよいよわからなくなってきます。
ズベレフも今回優勝したとはいえ次がどうかわかりませんし、クレーでは調子が大きくものを言います。
誰がどの大会でピークの調整をしてこれるだろうかという点が大きいように思えます。
まあ、そうなるとあの人とあの人がなんだかんだでやっちゃうんだろうなという気もしなくはないです。

ツアーは間髪入れずにローマへと移ります。
また難しいですね、このマスターズ連続開催というのは。
通常の日程ですら難しいのに、このご時勢で開催が直前まで不透明であったりするとコンディションをどう整えていいのか。
そして今年の全仏は1週間遅くなったためローマと全仏の間には2週間の空きがあります。これもまた難しい。
そしてそのあおりを食って、全仏とウィンブルドンの間もまた中2週間となっています。

どうでしょう、調整の難しさから波乱のグランドスラムとなる気がしませんか?
もっとも、その難しさを直に浴びるのがその他多くの選手だったとしたら、
ただの本命が圧倒的に優勝するだけの大会になる可能性もまあ十分にあるわけですが。



  1. 2021/05/10(月) 12:37:35|
  2. 2021年4月~6月
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2021年、クレーシーズン

今年のクレーシーズンが始まってますね。
ジョコビッチの調子が上がってないとか、チチパスが好調とか興味も尽きない状態です。
もちろんナダル、ルブレフ、カラツェフ、シナーといったところも注目されます。

私個人ですが、実は首を痛めて腕が上がらなくなるという不覚を喫しておりまして
しばらくは書き込みもままならぬ状態でした。最近更新が停滞していて申し訳ないです。
いや皆さん本当にお身体にはお気を付けください。

混戦模様なので、だれが勝つか読めない部分もありますが、上位はみな良い選手なので、
どの試合もショットパワーと守備力が堪能できるとても面白いものとなっています。
バルセロナ決勝のナダルvsチチパス、ベオグラード決勝のベレッティーニvsカラツェフはどちらも凄かったです。

一時期、クレーコートでもパワーの比重が大きいように思いましたが、今は守備力のある選手が増えています。
10年前であればナダルとジョコビッチだけが備えていたあの突出した守備力は今では多くの選手も持っています。
それだけに1ポイントのにかかるスタミナも多くなりますし、試合時間も長くなります。
この中で戦っていくのだから選手たちがコンディションを維持していくのも大変だろうと思えます。
30年前ではクレーコーターはだれが勝つかわからない状態でしたがもしかしたらそれに近くなる可能性も懸念しています。
ふと考えると、不調と言われているものの、今体力を使い切ってないジョコビッチが
結局は全仏に照準を合わせてくるのではないかと思えたりもします。
優勝、準優勝とこのまま勢いがあると思わせているチチパスが全仏では早期敗退などということがないといいですが。
一時期のズベレフがそうでした。直前のマスターズが絶好調でなぜかグランドスラム早期敗退という。
この辺の選手たちの戦い方を見ていくのも面白さの一つです。



  1. 2021/04/27(火) 09:27:23|
  2. 雑記
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2021年、マイアミはホルカチが優勝

マイアミはホルカチが優勝しました。
戦前の評判から言えば伏兵の優勝だったといえます。もちろんマスターズ初優勝。
24歳なのでテニス史では若くないですが、ここ10年限定で言えば若いほうの選手といえます。

前記事のコメント欄でも書きましたが、
これまでホルカシュと記載していたのをホルカチにしたいと思います。
スペルは「Hurkacz」です。

ATPのページに選手名の発音がありまして、
聞いてみると最後の発音は明らかに「チ」と言っていました。
試合中のアンパイアは「チュ」みたいな「シュ」と聴き取れなくもない発音をする人もいますが
「チ」のほうがよさそうな気がするのでここではそれを採用いたします。
頭の「ホ」は「フ」でもいいのですがフだと「Fu」と混同するのでホでいいかと思います。

ただ、ネット上で検索するにはまだ「ホルカシュ」のほうが多くヒットします。
私はこれまでネットでヒットする件数で表記を決めていたのですが今回は発音を重視しました。

もっとも、発音を重点的にカナ表記を決めるのであれば
当ブログではお馴染みの「ベルディフ」表記は「ベルディヒ」とすべきでありました。
私もベルディフと書いておきながら実際に発音するときはベルディヒでしたし
ベルディフはブログ内で表記を定着させてしまってからヒにすればよかったなと後から思ったものです。
他にもメドベデフとメドベージェフのように特別な根拠もなく英語表記と母国語表記を使い分ける例もありますので
この辺り、明確な基準はなく曖昧な部分あるの点はどうぞご容赦ください。

というわけで、ホルカチ。優勝おめでとうございます。
そのジョコビッチライクなバックハンド、柔軟な体のさばき方、今大会でかなり衝撃を受けた人もいるんじゃないでしょうか。
ベスト8でメドベージェフとチチパスが敗れ、ベスト4でルブレフが敗れ、決勝でシナーが敗れと
ラウンド進むにつれ、評判の選手は常にホルカチではなかったわけですが、そのほとんどを下していったのが他ならぬホルカチでした。
特に印象的だったのはボールを深く打つ姿勢です。これについては、現役では正にジョコビッチが使い手といえます。
ホルカチはそのバックハンドフォームといい、かなりジョコビッチに寄せたプレースタイルのように感じました。
前にジョコビッチとの対戦を見たことがありますが、その時には特にそう感じなかったのですが。

いずれにしても、その深く打つ球は大会では非常に効果的でした。
ルブレフもシナーも決定打を打つ回数が少なかったと思います。
攻守のバランスが非常に良かったです。その意味ではメドベージェフに近い選手ともいえるかもしれません。

今大会は、4強もティエムもいないということで注目の中、開催されました。
終わってみればこれはこれでとても面白い大会だったと思います。
ホルカチやバブリクなど再評価できた選手もいましたし、シナーとルブレフは期待通りのプレイヤーでした。
メドベージェフ、チチパス、ズベレフあたりは4強の後釜になれていないということも再認識しました。
でも、次に戦えばズベレフが他の誰よりも強いのかもしれません。
ジョコビッチさえいなければATPは既に混戦模様なんですよね。
そんな乱世感を感じつつ、注目選手を「実力」+「調子の良し悪し」で図りながら
クレーシーズンの到来を我々は受け入れることといたしましょう。


  1. 2021/04/06(火) 17:31:21|
  2. 2021年1月~3月
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2021年、マイアミ準々決勝

大会はベスト4まで進みました。
準々決勝ではTOP2シードが敗退しています。
やっぱり安定度が課題ですね、これからの上位陣にとっては。

中でも最も安定感のあるルブレフが上位4シードの中で唯一勝ち上がっています。
残っている4人は以下の通り。

バウティスタ・アグーvsシナー
ルブレフvsフルカシュ

準々決勝の試合はどれも面白かったです。
4試合のうち3試合がストレートではあったのですが
久々にしっかり観たからでしょうか、大いに試合を楽しみました。

バウティスタ・アグーはメドベージェフをストレートで下しました。
メドベージェフは強い時は手が付けられない感じがありますが
攻めている状態で粘られ続けると崩れていきますね。全豪のジョコビッチ戦もそうでした。
最初はメドベージェフの方が押していたように思えたのですがあれよあれよとペースが崩れました。
バウティスタ・アグーは強い状態のジョコビッチにも勝てる選手です。
こういう粘りで相手を崩すプレーなどというのはお手の物ですが
プレー自体の癖が強いというわけではないんです。面白いもんです。

シナーとバブリクの試合は私の中で4試合中のベストマッチだったかもしれません。
シナーの良さは相変わらずですが、バブリクがまた良かったです。
トリッキーなプレーに定評のある選手ですが、改めてこんな面白いプレーをするんだと感心しました。
サーブ&ボレーやタッチショットを使いこなし、今回はセイバーも見せました。
かと思えば目の覚めるような強いショットを打ったりと、さながらキリオスのようでした。
アンダーサーブを打つことでも有名で、元々キリオスと対で語られてきた選手ではありまが
なるほどこれは確かにと思わされました。
ただまあ、要所でプレーが粗いのも同じで、ミスも派手だったりします。
それでも、競技が円熟していくと効率化が進み、楽しませてくれるプレーは減りますから
その意味で、非常に貴重な選手の一人と言えます。

ルブレフは快進撃のコルダを退けました。この試合は両者の真っ向勝負といった感じでした。
ショットスピードではコルダの方があったかもしれないといえるほど、この選手も思い切りのよい選手です。
ただ、ラリーが続くと、随所でルブレフの方が格上だなと思わせる場面も感じられました。
全体的に爽快感のある打ち合いだったといえるでしょうか。
ルブレフは何度も述べているように安定感はある選手だと思いますが、
時々何てことのないミスをしてそこから急にプレーのテンションが落ちることがあります。
これがなければなお強くなるのかなとも思う一方で、実はこれ、私はボルグにも感じたことがある傾向なんです。
ボルグの場合はそうなるとただ黙々とプレーを続け、打ち続けることで試合中に調子を回復させていくのですが
ルブレフもそれができるようになると、更に一つ上に行くんじゃないでしょうか。

フルカシュはチチパスを逆転で下しての勝ち上がりました。
準々決勝ではこの試合のみフルセットとなりました。
これはもう他の試合とは打って変わって、調子の乱降下が大いに楽しめる、チチパスの一人舞台でした。
最初のセットは圧倒的に勝っていて、そこから何故ああもショットが入らなくなるんでしょうか。
全豪でナダルを相手に大逆転を演じたあの選手と同じ人物とは思えません。
というか、こっちの姿の方がチチパスらしいっちゃらしいですが。



  1. 2021/04/02(金) 18:39:42|
  2. 2021年1月~3月
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2021年、マイアミはベスト8へ

今大会はビッグ4を欠いたマスターズということで注目されているわけですが
ビッグ4と他の有力選手の最大の違いは安定度です。

1つの試合を抜き出せば同等に戦えている選手はいるのですが、ビッグ4には勝ち続ける凄さがありました。
それ故、グランドスラムばかりが取り沙汰されますが、マスターズですらほぼ彼らが席巻してきたわけです。

その点、他の選手達には今もって安定度はありません。
単純に力だけで言えば最上位の選手はティエムなのでしょう。ビッグ4からの勝利の数でも抜きんでています。
しかし、この安定度が仇となってなかなか最後の一つを突破できない感じです。
その他にも今大会でズベレフが初戦で敗退してますし、
チチパスも今回は勝ち上がっているものの前の大会では早期敗退でした。

そこへいくとメドベージェフは一つ抜け出ているのかもしれません。
次期No.1の最有力候補であることは誰しも疑わないところでしょう。

安定度という点をクローズアップした場合、名前を上げることができるのはルブレフだと思います。
ただ彼の安定度は、それが傑出したものであるが故に、総合力で及ばない相手を苦手にするという
想定外の結果を生み出しにくい状況を発生させています。
裏を返せば、単純に力が付いた暁は、それはそれは勝ち続ける選手になるのだろうとも思えます。

今大会ではシナーが勝ち上がってくれています。
メドベージェフがNo.1に君臨できなければ次はシナーまで待たねばならないのではなかろうかとすら思わせる逸材です。
ただ、やはり将来の可能性という部分が大きく、まだまだこれからの選手ではあります。

もう一人、個人的にはシャポバロフには大いに注目しているのですが、その見事な才能は、その見事な才能故にというべきか
ともすれば当ブログでネタ枠に採用されていく可能性を大いに秘めています。
もう毎回、大変な才能型のプレーを見せてくれています。
賞賛と失望の両方を完ぺきに持ち合わせている点で、サフィン、マレーの努めてきたポジションの襲名も間近というところにまで迫っているのです。大丈夫か。

それと今回注目されているのはコルダです。最新の情報でシュワルツマンにも勝ちベスト8に進出しました。
コルダはコルダの息子でコルダは確か決勝進出経験がありますから、同一大会で親子揃ってベスト8進出ということになります。
こんな例は他にあるでしょうか。いや、あるかなさすがに。テニスには長い歴史がありますからね。
ただ、オープン化以降の大きな大会で、ということになると例は一気に少なくなる気がします。少なくとも私は思い浮かばないです。

今大会、ビッグ4が出ていないということで色んな選手の試合を(ハイライトではありますが)観ています。
どの選手もいいプレーをしますね。レベルは高いです。
多くの選手が強力なサーブとフォアを持っていてそのウィニングショットは素晴らしく、またよく動きます。
ショットが強くなっている分ドロップショットも増えていて、ドロップショットが増えた分、フットワークにも磨きがかかっているという状態です。
全力でこんなプレーをしていたらそりゃ常に絶好調では戦えないです。安定度が問題として上がるのも仕方ないのかなと思います。
その中で勝っていくには、更に一芸を持っているかどうかなのかもしれません。
例えばシナーはバックハンドが凄いです。パワー、精度はもちろん、
高い球や低い球への対処が他の多くの選手よりも柔軟で、苦も無くやってのけているように感じます。
こうした選手が勝ち方を覚えていったときに壁を突破するのではないでしょうか。
まあジョコビッチやナダルに関しては一芸どころか五芸くらいあるんでしょうけど。


  1. 2021/03/31(水) 10:11:20|
  2. 2021年1月~3月
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2021年、マイアミ開幕

今週より年度初のマスターズであるマイアミが開催されます。
去年は開催されませんでしたので2年ぶりということになります。
本来はインディアンウェルズからの連続開催となるのですが
今年はインディアンウェルズはなくてマイアミが最初のマスターズとなっています。
案内ではインディアンウェルズは中止でなく延期ということなので日を変えて開催されることになるかもしれません。

さて、マイアミで第1シード予定だったジョコビッチは怪我のために棄権することになりました。
これにより今年はビッグ3抜きでの開催となります。ティエムも不参加です。
ということで、上位4シードは恐らく、メドベージェフ、チチパス、ズベレフ、ルブレフとなるでしょう。
これだけを見ると時代が変遷したかのように見えます。マイアミの上位4シードがこれだ、と言われればまあそうでしょう。

ためしに10年前、2011年のマイアミを見てみましょうか。
上位3シードは、ナダル、ジョコビッチ、フェデラー・・・
ほ、ほら、10年前は昔だなあ、今年名前も見ない選手たちですよ。はっは。
第4シードはソデルリングです。ここはようやく本当に時代を感じます。
年数の数え方を私が間違えているわけじゃないんですよ。ね、因みに第5シードはマレーでした。

更にもう10年遡ればさすがにどうだろうか。2001年。
上位4シードはクエルテン、サフィン、アガシ、サンプラス。おおお!見たかこれが20年前だ。
因みに優勝したアガシは準決勝でラフターを下していますが、そのラフターが準々決勝で戦ったのが、フェデラーです。
ん?なんか聞いたことある。よくある名前なのかな。
テニス界ではここ20年で頻繁に現れる名前だからきっとよくある名前なんでしょう。
そのフェデラーは24シードでした。シードなので当時は初戦免除で2回戦から登場しておりまして
そこではモロッコのエル・アノーイと対戦していました。
そしてそのエル・アノーイが1回戦で対戦したる相手の名前がこれ、メドベデフ!
おお!テニス界のよくある名前(こっちは紛れもなく本物!)
グランドスラム準優勝経験もあり、マスターズ優勝経験もあるテニス界のメドベデフと言えば知らぬ人はいないでしょう。
どちらのメドベデフも素晴らしい選手ですが(当サイトの表記はメドベージェフとメドベデフを使いわけていますが)
既に今のメドベージェフはかつてのメドベデフを超えているかもしれません。

さて、いずれにしても今年のマイアミでは恐らく初優勝者が生まれることになるでしょう。
マスターズ優勝自体、メドベージェフとズベレフこそ3回ずつやってますが、チチパスとルブレフはまだ経験がありません。
今年は一つ一つの大会で新しい名前の登場が目立ってくることになるかもしれません。

例えば、全豪で驚きの活躍を見せたカラツェフはドバイでも優勝しました。
これで今年は12勝2敗と驚きのジャンプアップを見せてくれています。
調子のよい選手がどう登場してくるかわからないものです。

反対に、20年前の大会にすら名前が出ていたフェデラーですが、
今大会が終わると、2年間プロテクトされていた優勝ポイント1000を失うことになります。
現在の保有ポイントのうち2019年ウィンブルドン準優勝(1200)に次ぐ大きな失効点です。
フェデラーはまだトップ10にいますが、そのほとんどが2019年のポイントなので
本来の計算であれば既にかなり前に下位に落ちていたことになります。



  1. 2021/03/22(月) 17:49:43|
  2. 2021年1月~3月
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2021年3月、メドベージェフがランク2位に

ATPツアーは進んでいます。
中々テニスを見る時間と、あと今ちょっと体力がなくて記事の更新もなかなかできていなくてすいません。
大会の方も細かく追えていない状況です。インディアンウェルズとマイアミで取り戻さないといけませんね。

メドベージェフが2位になったというニュースが入りました。
4強以外の2位は2005年のヒューイット以来ということです。
えーと、2005年て当サイトが始まった時分ですよ。
いやーその間我々はずっと4強と共に過ごしてきたんですね。
因みに私は最後のNo.2はロディックだと思ってましたがヒューイットだったんですね。
改めて確認してみたら、2004年から2005年にかけてのヒューイットの活躍は目覚ましく、
第2全盛期とも呼ぶべき復活状態でした。
2004年は全仏、全英ベスト8、全米準優勝、2005年全豪準優勝、全英ベスト4、
タイトルもこの間に感4~5個獲得しています。
当時そのような印象がなかったのは、
今日のジョコビッチ以上に他者を圧倒的にねじ伏せていた、2021年に御年40歳になるバケモノのせいでしょう。
当時のヒューイットはロディックと2位を争っていまして、
ロディックの最後の2位は2005年1月、ヒューイットの最後は2005年7月という僅差での戦いでした。
この両者はキャリアを通じてライバル関係にあったと言っていいのですが、ここでもその接近した関係が現れています。
そして2005年といえば、初めて全仏を制した新しいバケモノが登場しまして、
その7月以来、他者の付け入る隙は微塵もなくなってしまうわけです。

この長い歴史に待ったをかけ、新しい世界を覗かせてくれたメドベージェフには感謝しないといけません。
グランドスラム獲得数ではマレーと同数であるバブリンカでもなし得なかった偉業なのですから。
もちろん2位で歴史を動かしたなどと評価したくはないわけで、
ここからメドベージェフたちの時代が築かれていくことを願うばかりです。

とはいえ、まだジョコビッチの1強が不変であること、マレーもフェデラーもナダルも実力で追いやられたというよりは
怪我によるランク後退であることを考えれば、4強時代というのは一種異様な時間軸を持っているのだといえます。
その終焉も劇的なものとして迎えられたわけではありません。
メドベージェフもズベレフもチチパスも、もっと言えばデル・ポトロや錦織だって
4強と互角に戦えている瞬間はあったわけで、他の選手が全然歯が立たなかったわけではないのですが
俯瞰してみた場合にどうしてこうも差があると感じられてしまうのでしょうか。

さすがに、ネット上のジョーク動画にある、2040年ウィンブルドンのフェデラーや
2050年全仏のナダルの優勝インタビュー的なことになることはないでしょうが
最早現状ですら、ああした動画が作られるのも至極当然といったところなのでしょう。



  1. 2021/03/15(月) 12:30:13|
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2021年、全豪はジョコビッチ。そして歴代最長No.1も確定

メドベージェフならばあるいは、という予想もあったのですが全豪王者もう圧勝でした。
テニスはショット威力ではなく展開力だということを思い知らされた対戦です。

サーブもストロークもメドベージェフのほうが速かったと思います。
しかしジョコビッチのショットの深さとアングルの使い方の妙は尋常じゃなかったです。
加えてあの守備力ですからメドベージェフも打つ手なしでした。
メドベージェフはパワー一辺倒でなく、対応力も高い選手だとは思うのですが
あれだけ翻弄されてはどうしようもないです。
メドベージェフは後ろに下がってジョコビッチの深さ対策をしていたと思いますが
後ろのポジションのままでは主導権握れないし、随所で飛び出す浅めのアングルショットは
フラット系のメドベージェフのショット範囲を効果的に狭めていました。

メドベージェフでダメならあとは誰が全豪のジョコビッチを止められるんでしょうか。
ナダル戦の後半で神がかり的なプレーを見せたチチパス?そのチチパスを倒した時のメドベージェフなら?
ティエムがベストコンディションなら?
ん~、去年のティエムが惜しかったといえば惜しかったですが。

しかし全豪優勝9回目っておかしいですよね。
ナダルの全仏私物化問題で我々の感覚は少しマヒしてしまってますがこれも充分異様な数字です。


ジョコビッチはNo.1在位週でフェデラーを抜き、歴代最長になることが確定となりました。
実際の更新は3月に入ってからですが、もうナダルがポイントで抜くことができません。

コナーズが一番最後にNo.1の座を失った時からレンドルが記録を作ったとき、
その後サンプラスが記録を作ったとき、同じくフェデラーが作ったとき、
そして今回のジョコビッチと、それぞれのタイミングでの記録更新を見てきましたが
こうも圧倒的最強という状態で記録を更新するのは今回が初めてではないでしょうか。
フェデラーも更新後随分と記録を伸ばしたので結局は長く王者であったと言えますが
その後半はナダル、ジョコビッチの追い上げと戦いながらの記録更新でした。

この記録がどこまで続くのか注目ですね。
ジョコビッチはテニス史上指折りの不屈の戦士ですが
過去に一度、生涯グランドスラムを達成した後にモチベーションが落ちたかのような時がありました。
今回の在位週更新は大きな目標の一つだったので、その後のモチベーションに影響しなければと思います。
もっとも、今回はもう一つ、グランドスラム優勝回数の更新と言うのも目標に掲げています。
そして、カムバック後のジョコビッチの精神的な凄みは以前をさらに上回っていますので
その意味ではまだまだ強いままといえるのかもしれません。

しかし、グランドスラム以外では決して他の選手も勝てないわけではないですから
他の選手達はこのNo.1維持を阻止すべく強力なライバルになっていってもらわないと困ります。


  1. 2021/02/23(火) 13:25:44|
  2. 2021年1月~3月
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2021年全豪、トップハーフはベスト4へ

カラツェフの快進撃は続きます。
遂にディミトロフをも撃破。まあディミトロフには怪我があったようですが。
カラツェフは27歳ということで中堅選手なのですが、
今の時代はこの年齢でも新星という言い方でももはやいいのかもしれません。
もっとも、勝ち上がってる3人のロシア勢の中では最年長であるわけですが。

なんてことを言いながらも、私もカラツェフの試合はきちんと観られてないんです。
ハイライトでは観てますのでどんなプレーをするのかは何となくわかりますが
やはりピンチの時とかミスした後とかハイライトではわからないところに
その選手を見るポイントがあったりしますから、一度しっかり見ないといけないですね。
次の相手はジョコビッチ。さすがにきつい相手ですよ。シンデレラストーリもここまでか。

ジョコビッチはズベレフとの試合を勝ち抜きました。
実力的には負けたって少しもおかしくない相手だったといえます。
現にジョコビッチが押されて焦れる場面もありました。しかし、最後には勝利。
試合を観てて思ったのは、「ジョコビッチって凄い」でした。
圧倒的に押せてない状況でも絶対的な不利にはならないんですよね。
そして窮地に陥った時の驚異の集中力。ナダルも凄いと常々思わされますが、
こと集中力に関してはトータルでジョコビッチこそが歴代1位でしょう。
サーブのコースの使い分けが凄いし、大事な場面で入れてくる確実性も凄いです。
ジョコビッチとカラツェフはもちろん初対戦となります。

ボトムハーフの方は強者が順当に勝ち上がっています。
こちらはまた分からないですね。
メドベージェフvsルブレフ
ナダルvsチチパス
楽しみです。



  1. 2021/02/17(水) 12:02:43|
  2. 2021年1月~3月
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