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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2018年、全米3回戦と4回戦

大きく動き始めてきました。
3回戦と言えばシード同士が対戦するラウンドですから
ビッグファイトも登場しています。

まずは何と言ってもズベレフですか。
新コーチが氏に厳しさを教えてやってくれと依頼したのだと思います。

いやしかしコールシュライバー氏、まさか勝つとは。
多少接戦になってくれてもいいのでは、とは思っていましたが。
そして次は錦織との対戦となります。

朗報です。
ズベレフの新コーチは別に錦織に厳しさを教える必要はないと思っているでしょうから
氏に特別な依頼はしていないはずです。
過去は錦織の2勝0敗で失セットも0です。
錦織はシュワルツマンという難敵を退けた後の試合なだけに
選手に合わせた最も良い調整をしてくれる氏が相手というのは嬉しいところです。
もしも氏が錦織を追い詰めるようなことがあれば、それが必要だと判断されたからなのでしょう。

その次はチリッチとゴファンの勝者です。
どちらかといえば与し易いのはゴファンでしょうがドラマ性を持たせるのならばチリッチへのリベンジです。
目指すは遥かな高みですから、やりにくい相手を避けることを考えていても仕方がありません。

ボトムハーフはジョコビッチとフェデラーも勝ち上がっています。
ジョコビッチはここまで2セットを失っていますし、フェデラーもキリオスとの対戦はありましたが
両者ともにここまではやり易いドローを引いたと思います。
まあ、ベスト8での超巨大な対戦を控えていますから楽だという感覚はもちろんないんでしょうが。

次はジョコビッチがジョアン・ソウザ、フェデラーがミルマンです。
ジョアン・ソウザは最初の当ブログへの登場がネタ的な扱いだったのですが
ここらで一つ大きな仕事をして見せてほしいところです。


トップハーフは一足早く4回戦まで進んでいます。
ここはナダルが本命なのですが、少し不安を抱えています。
膝の怪我ということなので今後に影響がなければいいのですが少々気になります。
準々決勝ではティエムとの対戦となりました。
ティエムはハードシーズンに入って好調とは言えない状態でしたが
苦戦も乗り切ってここまで勝ち上がってきました。
4回戦ではアンダーソンをストレートで下していますから乗っている状態です。
乗っているティエムの強さはクレーシーズンで実証済みですから
ここへ来てナダルに代わる本命に名乗りを上げる可能性も出てきました。
問題を抱えていてもどうにかしてしまうのがナダルでもあるので
これまた読めない対戦と言えそうです。ワクワクが止まりません。

イズナーとラオニッチが試合を行いました。
これまた実に楽しみなサーブ対決であったわけですが、
意外やフルセットになったにも拘らずタイブレークが一つもありませんでした。
エースの数はイズナー20、ラオニッチ18。
十分多いんですけど、両者としては少ないと思えてしまいます。
試合の方はまだ観ていないのですが、共にサーブオンリーの戦い方を変えてきたのでしょうか。

デル・ポトロvsチョリッチは現在試合中ですが、勝った方がイズナーと対戦します。
今回の準々決勝はどの試合もやばいかもしれません。見逃せないですね。
全部観たいんですが、アメリカと日本の時差のなんと恨めしい事か。



  1. 2018/09/03(月) 11:43:00|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、全米2回戦

2回戦まで進みました、今年の全米。
今のところシード勢は比較的順調に勝ち進んでいます。

敗退した最上位選手はディミトロフです。
ドロー発表時点で一番嫌なくじをを引いてしまったのは分かっていましたが
それがもろに結果に表れてしまいました。
なんといっても相手は元チャンピオンですからさすがに気の毒というのもありますが
それでもディミトロフは、マスターズや年末ファイナルを制し次期No.1候補の一角と見られていた選手です。
既に27歳の中堅になってしまった現在、相手が悪いからで敗退していてはいけないでしょう。
このままではNo.1候補だった選手、で終わってしまいます。

ナダルとフェデラーは順当に勝ち上がっています。どちらも2戦してまだセットを失っていません。
ナダルの初戦はフェレールでした。結果としてはフェレールの途中リタイアとなってしまいましたが
試合内容よりもフェレールのこれまでの功労を称えるという意味合いの試合となりました。

フェデラーの初戦は西岡でした。ナダルのようにプレーすればチャンスもあるかと淡い期待をしましたが
そこはさすがのレジェンドです。簡単に退けられてしまいました。

ナダルとフェデラーだけでなく、第3シードのデル・ポトロ、第4シードのズベレフも2戦ともストレートで勝ち上がっています。
今大会は暑さが話題になっていますが、ストレートで勝ち上がって行けるのは第2週を見込む上位シード選手としては大きいです。

しかし、今大会の一番人気は上位4シードの誰でもなく第6シードのジョコビッチのようです。
直近の対戦でナダル、フェデラーに勝利していますから直接対決となれば一番強いという印象があります。
心配なのは早いラウンドで足元を掬われることです。今年の前半はそうした試合を落としていました。
ただ、今のジョコビッチに最早その心配はないというのが多くのファンの考え方のようです。

初戦でディミトロフを下し、続く2回戦も勝ち上がったバブリンカとは対照的に
マレーは2回戦でベルダスコに敗退してしまいました。
このまま復帰することはない、ということはないと思いたいですが
超人ジョコビッチですら復帰から結果を出すまでに半年かかりましたから
通常の人間であるマレーにもう少し時間が必要なのはなにも不思議ではありません。
復帰初戦でいきなりGS決勝に行くなどということができるのは超人を超える、超超人の2名だけでしょう。
復活には時間がかかるものです。

錦織は初戦は快勝し、2戦目はモンフィスの途中棄権で3回戦に進んでいます。
ナダルと同じで体力を温存した勝ち上がりとなっています。
これが第2週以降に有利に働いてくれることを願いたいです。

チリッチも錦織やナダルと同様に相手の途中棄権とストレートで勝ち上がっています。
しかも2戦目は「6-2 6-0 6-0」というスコアで、今のところ一番快適な勝ち方をしている選手かもしれません。
このまま体力あまりまくりで錦織との対戦を迎えるというのはご遠慮いただきたいものです。
まあチリッチの前に当たる予定のズベレフも今のところ非常に順調な勝ち上がりなんですけど。
でも大丈夫でしょう。ズベレフですから。ある時急激に調子を落とします。
何せ次のズベレフの相手はコールシュライバー氏ですから。

錦織はその前の3回戦も注意しなければいけません。シュワルツマンです。
過去は2戦して2勝していまして、タイプも近いので戦いやすい面はあるのかもしれません。
ただ、大変に力のある選手ですの油断は禁物です。
シュワルツマンはクレーを得意とする選手ですから
ハードでは錦織が圧倒というところを見せつけていただきたいです。


  1. 2018/08/31(金) 10:12:20|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、全米ドロー発表

今大会はどう展開されるかまったく読めません。
こういう時は冷静さを装った分析的な観点よりも、
個人的な嗜好を押し出した楽しみ方する方がいいのかもしれません。


個人的な欲求でいえば今回は錦織の大会になってほしいんです。
もうチャンスとしては多分最後です。

去年に比べればナダルもフェデラーも脅威度はやや薄れていますし
多くの実績ある選手も怪我による離脱を経て苦しんでいる状態です。
そして期待された若い選手の追い上げもまだそれほどではありません。

いろんな意味で今年の全米こそは条件が揃った大会なのです。

錦織ももう全盛期とは言えないと思います。ただ、まだ力は残ってます。
トップフォームで戦えるのが果たしてあとどれくらいか、などと考えると
状況を含めて今年こそが、最後の大きなチャンスなのではないでしょうか。

ただ、去年ほどの脅威ではないとはいえ、トロントでナダルが強かったのと
シンシナティ決勝にフェデラーが出てきたのを見ても改めて両者が特別な存在であるのがわかりますし
なにより、タイミングの悪いことジョコビッチが復活してしまいました。
そしてここへ来て、ズベレフが最強の武器を手に入れてしまったのです。

今年の錦織はクレーシーズンが少し良かったですが、それも全米への足掛かりだと感じていました。
長いスパンで少しずつ調子を上げて本番の全米に全てをぶつけるのだ、というわけです。
好意的に考えれば、シンシナティでの早期敗退も、全米に体力を取っておくためだったはずです。

なんとなく、90年代後半の数年間で感じたマイケル・チャンへの思いに近いです。
チャンも全米制覇を目指し、期待され、チャンスがあるとされながら結局優勝が果たせませんでした。
96年は決勝にまでいきまして、勝っていればNo.1も付いてくるという状態だったのです。


錦織だけでなく、他の選手にとってもチャンスはあるでしょう。
今回、優勝候補というか優勝の可能性のある選手は非常に多いと思います。
もちろんあの3人が本命で別格といえるのでしょうが、
全仏のチェッキナートやウィンブルドンのアンダーソンのように
状況によって互角以上に戦える選手も存在するはずです。


では、ドロー表を簡単に見ていきましょう。
どちらかといえばボトムハーフに困難が集まった感じです。

まずトップハーフ。
第1シードはもちろんナダルです。初戦でダビド・フェレールとの対戦となりました。
フェレールは来年のクレーシーズンを最後に引退を表明しています。これが最後の全米です。
また一人偉大な選手が去っていくことになりました。
ここで相手がナダルというのも良かったかもしれません。
まあせめて初戦でなくもう少し後ろのラウンドでもとは思えますが。
ナダルは順当にいくと3回戦ではカチャノフと当たります。トロント準決勝の再戦ということになります。
ナダルと準々決勝で当たる山では、シャポバロフという注目のニューヒーローがいます。
彼に注目したい気持ちもありますがここにおける本命はアンダーソンでしょう。昨年の準優勝者です。

トップハーフのもう一つの山には第3シードデル・ポトロが入っています。
デル・ポトロの近くにはプロテクトランキングでエントリーしているマレーがいます。
両者は3回戦で当たる可能性がありますが、今のマレーでは一つ勝ちあがるのも必死という状態でしょう。
その他、この山の主要な選手としてチチパス、イズナー、ラオニッチ、ディミトロフ、バブリンカ等がいます。
ディミトロフとバブリンカは初戦で当たります。ディミトロフはまた嫌なドローを引いてしまいました。
これはウィンブルドンの再現となります。ウィンブルドンでも両者は初戦で激突し、
シード選手であるディミトロフが敗退してしまいました。
もっとも、対戦成績はディミトロフの4勝3敗ですので、試合の行方は分かりません。
ファンとしては純粋に最も楽しみな1回戦として楽しむことができます。


ボトムハーフに行きましょう。
まずは第4シードのズベレフと第7シードのチリッチの山です。
ここにはゴファン、シュワルツマン、そして錦織圭がいます。錦織としては厳しい山です。
この中では実績ではもちろんチリッチが一番ですが、一応、現時点での本命はズベレフになるんでしょうか。
しかし彼こそは名うてのオッズブレーカー、実にどうなるか読めないこと請け合いです。
今回、ズベレフはイワン・レンドルコーチという最強ウェポンを手に入れました。
これは他の選手にとっては脅威に他なりません。
ただ、レンドルコーチも最初にマレーのコーチに就任した時には結果が出るまで少し時間がかかりました。
今のズベレフは、まだエクスカリバーを持ったドン・キホーテです。
錦織選手、今のうちなら倒せます。もう今しかない位の時期ですらあります。
順当にいけば4回戦で両者はぶつかります。
勝った錦織はその後、因縁の相手チリッチと対戦し、遂にベスト4に進出する。
うん、ドローは厳しいですがストーリーは悪くありません。

あと、この山にはダニエル太郎が入っています。初戦でデミノーと対戦します。
また、個人的にはコールシュライバー氏がいるのも注目です。順調にいけば3回戦でズベレフと対戦します。
ここでドイツ最強選手の座をかけた戦いが行われるのかもしれません。

ボトムハーフの一番下の山は第2シードフェデラーと第6シードジョコビッチの山となります。
上位シードの選手たちは、直前にジョコビッチがトップ8シードに入るまでに
ランクを上げてくれてよかったと思っているかもしれません。
早いラウンドで当たったらたまったものではありませんからね。
順当にいけば当然ながらベスト8における最大の対戦が組まれることになるわけです。

この山には杉田と西岡が入っています。
初戦で杉田はガスケと、西岡はフェデラー(!)と対戦します。



  1. 2018/08/24(金) 14:41:57|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、シンシナティはジョコビッチ

これはもうジョコビッチ、新しい時代に入ってきましたかね。
遂に最後のマスターズを手に入れました。マスターズ全制覇は史上初めてのことです。
ジョコビッチは全グランドスラムもATPファイナルもデビスカップも取っていますから
手にしていないビッグタイトルといえばあとはオリンピック位といえるでしょうか。

いよいよ完全復活と言っていいのかもしれません。
今年タイトルは2つ目で、全盛期のジョコビッチからすれば物足りないかもしれませんが
今年の混戦模様からすれば充分見事な数字だし、何よりもその2つがグランドスラムとマスターズです。
他にグランドスラムとマスターズを取っている人がどれほどいますかって話です。
そう、ナダルだけです。

前記事でも触れましたが、ランキング的に今は2強時代です。
しかし今回の結果により、この夏のシーズンから3強時代開始の可能性が高まっています。
これ、10年前と同じです。
正確には11年前の2007年にはジョコビッチは既にランク3位になっていたのですが
グランドスラムタイトルを最初に取ったのは2008年でした。
2008年のグランドスラムは、ジョコビッチ、ナダル、ナダル、フェデラーです。
(準優勝はツォンガ、フェデラー、フェデラー、マレー)
因みにこの年、2008年はフェデラーはマスターズ優勝していなんです。
ジョコビッチは2つ、ナダルは3つでした。(他にマレー2つ、ツォンガ1つ、ダビデンコ1つ)
現時点で、フェデラーはマスターズを取ってないですからここも状況が似ていなくもありません。

この類似性を突き詰めていった場合、年内に紛れもない3強時代の形成があり、
そして8年後にはスコットランド人がNo.1をかっさらうということになるのかもしれません。

まずは今年の全米はどうなるかです。
今年は、タイトル数的にはナダルが圧倒的ですが、ハードコートに限定すればトロントだけだし、
決して誰かが抜きん出ている状態とは言えません。
ジョコビッチがここにきて復調ということで本命に名乗りを上げてきています。
他の選手であれば、直前のマスターズに勝ってしまった以上
全米で活躍できる可能性は少ないと言い放ちたいところですが
ことビッグ3に関してはこの法則はあてはめ難いものがあります。
もっとも、ジョコビッチ自身もトロントでは結果が出ませんでしたし、
今大会でも苦戦を続けての勝ち上がりでしたので決して抜きんでた本命でないことは事実でしょう。

あと一つだけ不安なのは、ジョコビッチが長いトンネルに入ったきっかけが全仏優勝だったことです。
あの優勝で生涯グランドスラムを達成して、そして燃え尽き症候群に陥ってしまったのではないかというのがあります。
今回も同じように最後のマスターズを手にしたわけです。同じような燃え尽き症候群に陥ってしまわないでしょうか。
もちろん長いトンネルを抜けた直後ですから、
そんなのは杞憂であり、むしろモチベーションアップにつながっていくという可能性もあります。
その意味で、ジョコビッチですらも読めない状況であるわけです。

多くの可能性があるということで非常に楽しみな全米になってくると思います。
トロントの時点ではニューカマーの活躍に期待がもてそうな気がしましたが
やはりキャリア組が気合を入れてくると具合が悪いですね。
シンシナティでベスト8に残った選手は皆結局は中堅以降の選手でした。
一番若いカレーニョ・ブスタでも27歳でした。
期待の若手もいつかは思う存分活躍してくれるのだと思いますよ。
でもその時にはもう若手じゃ無くなってるかもしれませんね。この調子だと。



さて、前記事で触れたジャジリについてコメントもらいましたので改めて調べました。
ジャジリはラッキールーザーでナダルの代わりに出場し2回戦敗退ということになりましたので
2回戦のポイントがもらえてしまうのかと思ったのですが、そうではなく、
あくまでもエントリー分しかもらえないようです。
まあ言われてみれば当然でしたね。勝たずにポイントがもらえることはありません。
これはラッキールーザーに関係なく通常のシード選手も皆同じです。

例えばトロントでは第7シードのティエムが1回戦免除で2回戦から出場し敗退したところ10ポイント、
第13シードのジャック・ソックは1回戦から出場して敗退しましたが同じように10ポイントでした。
1回戦敗退と2回戦敗退の違いはありますが、どちらも初戦敗退ということになります。

もちろん、仮にジャジリが勝っていれば、1つの勝利だけで2回戦での勝利ということになり
1回戦で勝つのよりも多くのポイントがゲットできたことになります。
その意味で有利な位置に入ったことに変わりはないのですが
結局は勝たなければ意味はないということのようです。

因みにトロントでは、ユーズニーがデルポトロの欠場により
今回のジャジリと同じようにラッキールーザーで1回戦免除の位置に入りました。
ロビン・ハースに敗れたため初戦敗退となりました。
これで得たポイントがエントリーの10ポイントであればもうすべて解決だったのですが
何故か26ポイントもらっています。
ん?なんでだろう。
下位選手がシード選手に勝った場合にボーナスポイントが入るのがあるのは理解していますが
負けていますし何より相手のシードではありません。

もしも1回戦に勝ったという判定がされたのであれば45ポイントがもらえるはずなのでそれはありません。
やはりエントリー分の10ポイントしかもらえていないのは間違いないです。
追加の16ポイントはなんらかのボーナスなんだろうと思います。
恐らく予選で1つ勝ってますので、そのポイントなのかな?という気がします。


  1. 2018/08/20(月) 10:26:52|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、トロントからシンシナティへ

北米ステージも佳境に入ってきています。
日本はお盆でしたので色々とバタバタしていたのですが、
その間にトロントが終わり、シンシナティも現在3回戦まで進んできてしまいました。

トロントではナダルが優勝しました。やっぱ凄いですねこの人。
不調の時もありますが、ある程度の不調であれば混戦になっても割と勝てるというのは強みです。
ずっと好調を維持するのは難しいでしょうから
そうした時に他の選手がいかにチャンスをものにするかという部分になってくるでしょう。
こうなるとドロー運というのは本当に重要になってきます。

さて、ナダルは疲労のためにシンシナティを欠場しましたが、
代わりに出たのがチュニジアのジャジリでした。
ジャジリは結局初戦である2回戦でラオニッチに敗退したのですが
ナダルの代わりのラッキールーザーでしたので1回戦は免除されています。
つまり2回戦敗退ですから、1回戦を勝ち抜いたポイントはもらえる、ということでいいんですよね。
ジャジリ今大会予選の最終戦で敗退したために出場を逃していたのですが
普通に予選を勝ち上がるよりも有利なポイントをゲットできたということになります。


さて、昨年はトップ選手の長期欠場が目立つ年でしたが
ここへ来て復帰勢が少しずつ気合を入れ始めてきています。
一足先の復帰を果たしていたのがナダルとフェデラーであり、この両者は現在トップ2です。
3位にはデル・ポトロが入っていまして、こちらもある意味復帰勢の一人といえます。
現在トップ3はなんだかんだで復帰勢なんです。
ズベレフもティエムもディミトロフも、大量故障者発生期間に王座を奪うまでの活躍はみせられませんでした。
いずれも惜しいところまでは来ているんですけど。

そして、ここへ来て復帰勢がまたじわじわと力を盛り返してきています。
ジャジリに勝ったラオニッチも怪我明けからの復帰を目指している選手ですし
長く復帰に手間取っていたバブリンカも今回は錦織を下して勝ち上がっています。
もちろんジョコビッチのウィンブルドン優勝もありました。

復帰勢が、すなわちすぐに勢力図を塗り替えてくるとは言えません。
ナダルとフェデラーが異様だっただけで、次代の選手達と対等のポジションにいるといった方が良いでしょう。
しかし、いずれにしろ混戦模様となっていくのは必至で、勝ち上がり予想というのはいよいよわからなくなってきます。

今、テニス界の勢力図的は大きく、ビッグ2、キャリア組、復帰勢、次代勢、の4つに分類できるでしょうか。
キャリア組はデル・ポトロ、チリッチ、アンダーソンといった大量故障者リストを回避したベテラン組
復帰勢はジョコビッチ、バブリンカ、ラオニッチなど、本来のランクから著しく落ちている選手
次代勢は、ズベレフ、ティエム、ディミトロフ等の若手から中堅に至る選手

もう少し細かく分類できるかもしれませんが私は大きくはこのように分類して見ています。
キャリア組と復帰勢の違いが微妙と感じられるかもしれませんが、ランクが違うという決定的な差異があります。
これにより、上位シードと下位シード(あるいはノーシード)とに明確に分かれるのです。
そのため、現在のデル・ポトロは復帰勢ではなくキャリア組です。

錦織はもちろん復帰勢です。今回は同じ復帰勢のバブリンカに敗退してしまいました。
もともと苦手の選手ではありましたが、今の力関係だと勝っておきたいところでした。
しかしまあ、変にシンシナティで上位に入るより、ここで修正して全米で全力を使う方が良いのかもしれません。
今の錦織には連続した大会で好成績を収める持続力があるようには思えませんからむしろ良い傾向だと思いたいところです、

トロントで準優勝だったチチパスは良い例と言えます。
次々とシードを撃破して衝撃の勝ち上がりを見せてくれたニューヒーローですがシンシナティでは初戦敗退でした。
ここが今のテニス界、非常に難しいところです。どの大会でも強い選手というのは中々いません。
本命の大会で勝ち上がりたかったら前の大会ではあまり勝たないほうがいいのかもとすら思えるほどなのです。


  1. 2018/08/17(金) 10:10:03|
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2018年、トロントはベスト4が出そろう

準決勝の顔触れは以下の通りです。
・ナダルvsカチャノフ
・アンダーソンvsチチパス

お~、ベテランvs若手。きれいに並びました。

準々決勝ではカチャノフとアンダーソンは比較的簡単に勝ちましたが
ナダルとチチパスはフルセットを戦いました。

ナダルはチリッチとの対戦でしたが、よくあるナダルの凄さに感心させられる試合でした。
なんだかよくわからない凄さといいましょうか。最近、このパターンは多いです。
ナダルのストロークはそれほど好調というわけでもなく、
相手は強打でナダルを圧倒することができる時間帯があります。
しかし、何とか粘られる。
踏ん張りどころが必ず来るのですが、そこで踏ん張れるかどうかで試合が決します。
今回のチリッチはその踏ん張りがききませんでした。
そしてそれができない選手が異様なほど多いのです。
試合の方は、勝てるんじゃないの?と思わせる展開なのです。しかし、なぜか勝てません。
ナダルの方が決定的に強いから、というわけではないのです。
もしもそうであれば最初から接戦にならずに一方的にナダルにやられてしまいます。
混戦となり、最後の方でもチリッチはラリーで圧倒できているのです。
ナダルも決して好調でない。これでなぜ勝てないのか。
これが集中力とか精神力とかいうものなんでしょうか。
最近、このような状況で勝つことができたのはウィンブルドンのジョコビッチでした。
あの時のジョコビッチも奇跡的な凄さでしたから、やはりナダルに勝つのは大変なのでしょう。
対戦相手としては、何よりもまずはナダルがより不調であることを期待しなければなりません。

チチパスは快進撃を続けています。
同世代のトップ選手にしてディフェンディングチャンピオンであるズベレフを下しました。
まだ19歳です。去年のこの大会におけるズベレフやシャポバロフに匹敵する活躍です。
長身の選手ですので当然ながらサーブもストロークも威力はありますが、
強打一辺倒ではなく回転量の多いプレーを特徴とします。
しかも片手打ちバックハンドですからこれはまた注目すべき選手が出てきたといえます。

負けたズベレフ、まあ今回はチチパスを褒めたい気分はありますが
それでもやはり次期No.1に一番近い選手としては今回の負け方はいただけません。
「6-3 5-2」までリードしておきながら勝てなかったのはどうでしょうか。
第2セットタイブレークでは自分のサーブでマッチポイントがありました。
ファイナルセットもブレークアップしておきながらすぐに追いつかれたり、
最後はダブルフォルトで試合を終わらせたりと、一応最後まで互角に打ち合いましたので、
昨年末から今年の初めにかけての低調のときによく見られた
いかにも集中力散漫という雰囲気ではありませんでしたが
その後のナダルの試合と比べてしまうともう一つ格の差のようなものを感じてしまいました。
絶好調であればだれにでも打ち勝てる選手なのにしばしば見せるこのような失速は残念です。


  1. 2018/08/11(土) 19:13:53|
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2018年、トロントはベスト8

ベスト8が出揃いました。

・ナダルvsチリッチ
・ハースvsカチャノフ
・ディミトロフvsアンダーソン
・チチパスvsズベレフ


ベテランから若手まで比較的広い年齢層の選手が残りました。
最近のマスターズでは珍しい方ではないかと思います。

ワシントンDCで活躍の目立った若手勢ですが、マスターズであればやっぱり失速するのではないか
という不安もあったところ、なかなかの結果だと思います。
敗退してしまいましたがティアフォーやシャポバロフもベスト16まで勝っています。

残っている中で一番若いチチパスはティエム、ジョコビッチを連続撃破しての勝ち上がりです。
次にズベレフとの対戦となります。なかなかの楽しみな一戦です。

一方でベテランの台風の目となっているのがロビン・ハースで
錦織、シャポバロフを下しています。

長い怪我からの復帰を目指しているバブリンカですが
大逆転勝利の連続で勝ち上がり、最後はナダルに敗れはしたものの結構良いところにまで迫りました。
こうしたキャリアのある強いベテランが復調してくると怖いですね。
いくら若手が元気でも壁として大きな存在になり得ます。

ナダルを除くと、残っているのは皆大きなプレーをする選手達です。
身長は皆190cmを超えています。(まあ、一番小柄なナダルでさえ185cmではありますが)

やはりハードコートは思い切りの良い強打を持っている選手が勝ちやすい傾向にあります。
これこそが今流行りのプレースタイルといえます。
豪快な打ち合いを誰が制すかという所でしょうか。


  1. 2018/08/10(金) 15:06:56|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、トロントマスターズ

さて、ウィンブルドン後、一月ほど空いてしまいました。

この間、ツアーの方は小さな大会がメインでしたがその分大会数が多く、
各地で様々な開催がありました。

9大会が行われ、ほとんどがツアー250でしたが、比較的大きめのツアー500大会も2つありました。
ハンブルグとワシントンDCです。
ハンブルグはクレー大会だったので特殊な感じがありますが
ワシントンDCの方は夏季北米ツアーの開始を告げるかのような大会といえます。

今年のワシントンDCは、ベテラン勢がまだ休息中であるため若手が目立つ大会になったと言えます。
ズベレフ、デミノー、チチパス、シャポバロフ、ティアフォー、チョン、ルブレフ等々
ベスト16までに結構なメンバーが出揃いました。
最終的にはズベレフとデミノーの決勝となりズベレフが優勝しました。
やはりグランドスラムでなければ一級品の強さです。

ただ、大会にはツアーを支配しているベテラン勢がほとんど出なかったため
今回勝ち上がった若手達が、今後ベテラン勢が出ている中でも
同じように結果を残していってくれることを望みたいところです。

錦織くらいだったでしょうか。優勝候補と言えるキャリア組の選手で出場したのは。
一応ビッグネームということで言えばマレーやバブリンカが出ていましたがリハビリ中の彼らを同列に語ることはできますまい。

因みに大会ではズベレフ兄弟の初対決がありました。
試合の方は観ていませんが純粋に内容として興味深い対戦ですね。


さて、今週はいよいよトロントマスターズが開催されます。
フェデラーこそ出ませんが、ナダル、ジョコビッチを始め、チリッチ、デル・ポトロ、
アンダーソン、ティエム、イズナーといった今年の好調の選手が顔をそろえていますし
もちろんワシントンDCで目にしたところでも、、ズベレフ、チチパス、シャポバロフ、
ティアフォー、ルブレフ、チョンなどがエントリーしています。
チョンは初戦でジョコビッチとの対戦です。今年全豪の再戦ということになります。



  1. 2018/08/07(火) 09:50:00|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、ウィンブルドンはジョコビッチが優勝

大荒れと言っていいんでしょうか、2018年のウィンブルドン、
数々の名勝負を残し遂に閉幕しました。

アンダーソンはやっぱり少々気の毒でした。
出だしから、ああこりゃ勝てないなと思わせる低調なプレーで痛々しかったくらいです。
ジョコビッチも連日のプレーではあったのですがが体力的な消耗ではアンダーソンが上だったでしょう。

それでも懸命に戦う姿勢を見せてくれたのはありがたいことです。
フェデラー戦か、イズナー戦の半分でも調子があればと思わせましたが
まあ、そのようなギリギリりの戦いをしなければ勝ち上がってこれなかったわけで
今大会の壮絶さを物語っているといえます。

勝ったジョコビッチは復活なったといえましょう。
いくらアンダーソンが低調だったとはいえ第3セットに僅かに訪れたピンチもありました。
しかしそれを凌ぐプレー、準決勝のナダル戦での極限でのぶつかり合いも含め、
あの、本当に強かった頃のジョコビッチの姿がそこにありました。
これでウィンブルドンの優勝は4回目です。これは凄い数字です。
上にはボルグ、サンプラス、フェデラーしかいません。

いよいよ昨年の2強時代が崩れ始めてきました。
しかし混沌の要因を作っているのがやっぱりベテランだというのもいただけません。
あの豊富にいたはずの若手は一体どこに行ったのだ!

ハードシーズンともなれば様相も変わるでしょうか。
しばらくはランキング推移にも注目です。
トップ10が激しく入れ替わることも十分に考えられます。



  1. 2018/07/16(月) 01:02:25|
  2. 2018年7月~9月
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2018年、ウィンブルドンはベスト4の試合がようやく終わる

凄い。凄すぎる。
凄すぎてありがたみがない。

こうまですごい試合の連発とは一体どうしてしまったのか。
アンダーソンが勝った時には体力が尽きているだろうから決勝が可哀そう、
誰が来ても勝たせてあげたいな、などと漠然と考えていましたが
そんなことも言ってられなくなりました。

もうベスト8から壮絶な試合の連続です。
こういう試合は1大会に1つでもあれば十分なのですが。

誰だ、錦織vsグルビスをベストマッチなどと言ったのは。
もう今となってはベスト5すら危ういではないか。

ジョコビッチvsナダルは「6-4 3-6 7-6 3-6 10-8」というスコアでした。
アンダーソンvsイズナーの6時間半には及びませんがそれでも5時間を超える激戦でした。

今大会は間違いなくグランドスラム史上に残る、長大なるベスト4大会でありましょう。
ここまで来ると誰がというより、全員で作った大記録といえます。
こういう演出をしてしかも最後まで全力で戦ってくれた選手たちに最大級の賛辞を贈りたいです。

願わくば決勝が、決勝があっさりとした試合となりませんように。



  1. 2018/07/15(日) 00:00:11|
  2. 2018年7月~9月
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