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 レンドル最強説&フェデラー最強説blog

【レンドル最強説】の雑記部分をブログ化しました。右のリンクから本体へも是非どうぞ。

2019年、ウィンブルドン開幕

開幕して既に2回戦まで進んでますけども。

ティエム、ズベレフ、チチパス、モンフィス、コールシュライバーが1回戦で
チリッチ、バブリンカ、イズナー、カルロビッチが2回戦で敗退しました。

どれももっと勝ち上がっていたとしても何の問題もない選手たちですが
同時にここで負けたというのもまた何の驚きもないことだったりするのです。

ティエムは2年連続全仏ファイナリストで、2年連続ウィンブルドン初戦敗退です。
正直もうちょっと頑張ってほしかったですが、意外性のない結果でもありました。
イズナーのような例もありますが、多くの場合でクレーで活躍した選手が敗退しています。

以前の記事でも触れていますが、このような
コート種別で明確に結果が左右される時代が戻ってきているのかもしれません。

ビッグ4の時代が特殊だったわけです。
というのも、ビッグ4のみがクローズアップされがちですが、それだけでなく、他のトップ10前後の選手たち、
バブリンカ、ベルディフ、ツォンガ、デル・ポトロ、フェレールなども、どのコートでも結果を出すことができていたのです。

選手の特殊性なのか、時代の特殊性なのかわからなくなりますが、
結果論としては時代の特殊性と考えて差し支えはないのではないかと思います。
どのコートでも勝てる選手というのはこれからどんどん減ってくるかもしれないですね。


  1. 2019/07/05(金) 14:20:00|
  2. 2019年7月~9月
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2019年、グラスコート前哨戦

ハレとロンドクイーンズの大会が終わりました。

フェデラー氏、やりますね。
ハレで10回目の優勝。オープン化以降ではナダルに次ぐ2人目の同一大会2桁優勝の快挙です。
全ての試合で圧勝というわけではありませんでしたが、
前哨戦として、しかも全仏ベスト4に進出した選手としては出来過ぎというべき結果です。

決勝の相手であるゴファンも、膝の怪我があって長くトップコンディションではありませんでしたが
久々のツアー決勝進出となりました。こういう思わぬ選手が活躍するのが今のテニスです(F氏は例外)。
ゴファンはズベレフやベレッティーニを下しての決勝進出でした。
ベレッティーニはまだランクの高い選手ではありませんが、前週のツアー250のグラス大会で優勝していましてし
その際にはキリオス、カチャノフ、オジェ・アリアシムを下し、失セットゼロでの優勝でしたし
カチャノフには2週連続で勝利していまして、目下絶好調という選手でしたから
それに勝ってのゴファンの復活劇というのは大きかったと思います。


クイーンズの方はF・ロペスの優勝でした。これもまた伏兵ともいうべき思わぬ選手の活躍です。
今大会はワイルドカードでの出場でした。
マレーと組んだダブルスでも優勝していてそちらの方がニュースとして取り上げられていますが
純粋にシングルスだけでも見事な結果だったと言っていいと思います。
雨の影響でスケジュールがうまくいかないこともあり、シングルスとダブルスの両方で勝ち上がったロペスは
トリプルヘッダーなども戦いました。八面六臂の活躍です。
2回戦のデル・ポトロ戦は不戦勝となりましたがそれ以外のシングルスは全てフルセットの試合でした。
フェデラーとマレーに話題が行きがちですが、今回ばかりはロペスを取り上げないと叱責されても仕方ありません。
ロペスこそが先週のベストプレイヤーではないでしょうか。フェデラーと同じ37歳です。頑張りますね。

ロペスは今年のクレーシーズンでは、実に0勝4敗でした。
逆にそれがグラス準備への余裕を生み出して今回の快進撃につながったのかもしれません。

ロペスと決勝を戦ったジル・シモンにも同じことが言えます。
クレーシーズンでは活躍できなかった、かつてに比べればランクの落ちているベテラン。しかし決勝進出をしてしまう。
まさに誰が勝つか全く読めないという現在のテニス界の象徴というべき結果です(F氏は例外)。
シモンも決勝まで全ての試合でフルセットを戦いました。
今年のクイーンズは開始前から混戦になるだろうと感じていましたが、
思わぬ二人の決勝進出、どの試合も接戦だったという点で実に見事な予想にたがわぬ混戦模様を味わったと思います。


マレーに触れましょうか。
ダブルスでの出場でしたが、優勝ですよ、いきなり。
マレーの凄さというよりは、休んでしたベテランが久々に大勝ちする、正にその例の一つといえるでしょう。
でもうれしいことには変わりありません。ウィンブルドンでもダブルス出場を行うようです。
これで気をよくしたのか、一部報道でシングルスの可能性も指摘sれていますがそれはどうでしょうかね。

いずれにしろウィンブルドンのドロー発表を待ちたいと思います。


  1. 2019/06/24(月) 12:01:58|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、グラスシーズン第2週

今週はツアー500が行われます。
グラスの前哨戦としては最も大きいハレとロンドンの大会です。

ジョコビッチとナダルは今年も前哨戦に出ないことを選んだようです。
ウィンブルドンがぶっつけ本番となりますが、これまでもそれで結果を出してきている人たちですから
今回もベストな選択ということなのでしょう。

フェデラーはハレに出場しています。もちろん第1シードです。
こちらも、かのフェデラーですからそんなに心配はないのかもしれませんが、
全仏が良すぎただけに芝生に一早く順応してほしいところです。
ハレはフェデラーにとっては庭ですからしっかり調子を整えてくれるのではないでしょうか。

ウィンブルドンではフェデラーが第3シードとなるでしょう。
全仏の良さをそのまま引きずるとすればビッグ3は当然ベスト4に進出するわけですから、
フェデラーがジョコビッチとナダルのどちら側のドローに入るのか気になります。
ただし、全仏前には3人の誰もが早期敗退の可能性があると考えられていました。
全仏では調子が良かったからとウィンブルドンでも同じとは限らないことは頭の片隅に入れておく必要があるかもしれません。

ハレの第2シードはズベレフです。
ズベレフは先週のドイツの大会に出てまして、初戦敗退を喫していました。
全仏で良かった選手がすぐに芝生に順応できるわけではないという「普通の選手」の一例をよく示してくれています。
ズベレフはしばらくは上位シードであることを忘れて、まず勝ち方を少しずつでも取り戻していくべきでしょう。
競った試合になると落としますし、不調になったら何もできずに負けることもあって、
とにかく試合の中で流れをどうにかするということが全くできていないのが現状です。
力はあるしショット一つ一つは相変わらず見事ですから、あとは何かのきっかけだと思うんですがね。


ロンドンの方は第1シードがチチパス、第2シードがアンダーソン、第3シードがデル・ポトロです。
他にもバブリンカ、メドベージェフ、ラオニッチ、チリッチ、キリオス、ディミトロフ、
オジェ・アリアシム、シャポバロフ、ティアフォー等々、結構な選手がずらりと並んでいます。

クレーシーズンでは良い活躍を見せたといえる第1シードのチチパスですが、
こちらもズベレフと同様、先週の大会では初戦敗退をしていました。
今週の初戦の対戦相手は地元イギリスのエドムンドです。
実はエドムンドは英国選手にしては意外なほどグラス勝率の低い選手なのですが、チチパスとしては十分に手ごわい相手といえます。
因みにエドムンドは今クレーシーズン1勝6敗でした。(チチパスは15勝5敗。タイトル1)
混戦模様となっている場合、このようにクレーでいまいちだった選手の方がグラスで活躍するケースは往々にしてあります。
チチパスとしてはグラス2大会目ですからもう結果を出していきたいところでしょう。

また今大会、第2シードがアンダーソン、第3シードがデル・ポトロというのも今のテニス界の現状を示しているといえます。
選手層が厚い大会にもかかわらず怪我で戦線を離脱していた選手が上位シードになるというのは
安定した成績を収めている選手がいないということになります。
敢えて言うならデル・ポトロとアンダーソンがそうなんでしょう。怪我前に貯金が豊富だったというわけです。

それだけに大会の行方は読めません。気にもとめていなかった選手が勝ち上がる可能性だってあるわけです。
何となくフェデラーが本命とみられてしまっているハレよりも、
本命不在のロンドンの方が勝ち上がりの想像のつかなさで面白い大会になるのではないかという気がしてます。

ウィンブルドンに向けた最も大きな前哨戦ですから、今週はラウンド一つ一つに注目していきたいと思います。


  1. 2019/06/17(月) 09:54:49|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、グラスシーズンスタート

グラスシーズンが始まりました。
コート特性の違いからクレーシーズンの出来が成績と直結しないというのは昔からの特徴です。
誰が勝つか判断しにくいという点で非常に面白いシーズンといえます。

クレーシーズンは休んでいた選手が活躍することも多いです。
今回で言えばラオニッチやイズナーがグラス適性が高く、かつクレーシーズンをスキップしたキャリア組の代表といえるでしょう。
こうした選手が活躍することで目覚ましいランキングが入れ替えが行われることになります。

逆に、クレーで頑張った選手がグラスに馴染めず、また疲れから活躍せずに終わってしまうということもよくあります。

全仏で好成績を収めたのにウィンブルドンでは早期敗退だったという例は過去に何度もあるます。
昨年のティエムがそうでした。全仏準優勝、ウィンブルドン初戦敗退。

また70年代の名選手にヤン・コデスという選手がいましたが、
70年、71年と全仏を連覇しているものの、どちらの年もウィンブルドンは初戦敗退でした。
(ただし、73年にはウィンブルドンで優勝しているという不思議な選手)

このような例は上げていけばきりがありません。
むしろ全仏で強かった選手がウィンブルドンでも活躍できる方が難しいのです。

近年はそういう感覚をマヒさせる大罪人が4人もいたのでテニスファンですら忘れてしまっている部分がありますが
両方での活躍というのは非常に大変なことなので、クレーで頑張った選手が結果を出せなくても
あまり責めないであげていただきたいと思うのです。
まあ、もちろん結果を出してくれるにこしたことはないわけですが。

さて、その大罪人4人の異様さを一つ紹介します。
同年の全仏とウィンブルドンで両方ともファイナルに進出した選手というのはあまりいないわけです。
1968年のオープン化以降、2005年まで37年で12例が認められるのみでした。
(レーバー×2、ボルグ×4、マッケンロー、レンドル×2、エドバーグ、クーリエ、アガシ)

しかし2006年から2016年までの11年間で12例が記録されています。
(フェデラー×4、ナダル×5、ジョコビッチ×2、マレー)

この間、達成されなかったのが2012~2013年の2年間なのですが
そのうちの2012年については2大会の決勝の座を4強が分け合っています。
2013年はフェデラーが入らず、代わりにダビド・フェレールが入りました。

ナダルが最も多く、ジョコビッチが少ないというのは意外でした。
(少ないったって2回達成。レーバー、レンドルと同じなんだけど)

因みにテニス史上、全てのグランドスラムで優勝と準優勝を経験しているのはフェデラーとレーバーだけです。
オープン化以降に限ればフェデラーのみとなります。



  1. 2019/06/13(木) 15:58:00|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、全仏決勝はナダルが勝利

ナダル強かったです。12回目の全仏制覇。

これで全仏3連覇となりました。全仏3連覇を3回以上やっているのはナダルだけです。
いや、全仏に限らず同一グランドスラムで3連覇を3回以上やっているのはナダルだけです。
いや、同一グランドスラムに限らずグランドスラム3連覇を3回以上やっているのはナダルだけ。

ナダルは全仏4連覇、5連覇ときて現在3連覇中ですが、ひょっとして6連覇の途上なのだったりして。
いやさすがにそれは無理ですか。あと3年必要ですし、3年後にナダルは35歳。
35歳でグランドスラム優勝できる選手がいますかって話です。・・・あ!

ナダルの優勝12回の決勝の相手を見てみると、フェデラーが4回でトップ、
続いてジョコビッチの2回なのですがそれ以外は1人ずつという状態でした。
今回のティエムはフェデラー、ジョコビッチ以外で初めてナダルと2回決勝を戦った選手ということになります。
4強以外で2年連続同一グランドスラム決勝進出というのも2009-2010年全仏のソデルリング以来です。

間違いなくティエムは全仏の巨大な壁をに果敢に挑んでいる最中だといえます。
今後長い長い全仏1強史の勢力図が塗り替わるとするならば、
それはティエムの手になる可能性が大きいものであることは間違いないでしょう。

かつてウィンブルドン1強時代にフェデラーに挑んだナダルの姿が頭をよぎります。
当時最強のフェデラー相手に2年連続で決勝を戦ったナダルは、どいらも準優勝に終わったのですが
3度目の正直で挑戦した際には遂に王座をもぎ取ったのでした。
その2年目の敗退の際には、もしも今後フェデラーを倒す選手が現れるとしたら
それはナダル以外にないだろうと思わせたものです。

今年のティエムが当時のナダルほど王者に肉薄していたかと言われればそこまでではないかもしれません。
しかし同じように強い可能性を感じたのは確かです。

試合の方、第1セットの出だしはティエムの守備力が、そして第2セットではその攻撃力がナダルを上回っていました。
これがもう少し持続してくれればと思うのですが、そこがまだ王者と決定的に違うところなんでしょう。
準決勝のジョコビッチ戦もそうでしたが、もうひと踏ん張り、というところでミスをしたり
攻めの姿勢を自ら崩したりで、力で打ち負けるのではない取られ方をする時間帯がちょくちょく発生します。
この辺が、見ていて惜しいというか歯がゆいというか、どうにもやきもきさせられてしまうわけです。

試合の最初の方ではナダルのミスが多かったですが、不調というよりもティエムの粘りに引きずられてのミスでした。
連戦のはずのティエムは疲れ知らずで、むしろジョコビッチ戦以上に体が動いているのではないかと思われました。
しかしその上を行き、きっちりと要所を締めてくるナダルはさすがでした。

ティエムのあのプレースタイルを5セットマッチでずっと維持させるのは難しいと思いますが
位置取りを前にしたり後ろにしたりと結構考えてプレーしている部分もあり
何より片手打ちなのにバックハンドでナダルに撃ち負けないというのは大きな武器だといえます。
新ためて現時点で既に、ナダル、ジョコビッチに匹敵するクレーコートの最強選手なのだと思いました。

ティエムは今25歳ですから、当サイトのピーク説で言えばまさに絶調の時です。
そして近年はそこからしばらくピークが持続する傾向にありすのでここからの更なる伸びも楽しみです。
来季のクレーシーズンが目玉でしょうが、まずはハードシーズンでも成績を残すことでしょう。
グラスコートについてはある程度は仕方ない部分もありますが、
昨年のウィンブルドンは初戦敗退でしたのでさすがにそれよりは勝ちたいものです。
昔から全仏王者やファイナリストがその年のウィンブルドンで初戦敗退するというケースは多くありますが
苦手コートであってもある程度は克服していかないと更に上には行けません。
ハードシーズンへの足掛かりとしてグラスでの戦い方も見てみたいと思います。

今更記録の話もどうかという思いもあるかもしれませんが
ナダルはGS優勝回数を18回に伸ばしました。トップのフェデラーが20、3位のジョコビッチは15です。
この辺はもう1回2回の優勝がどうのこうのいうレベルではなくその偉大さは既にカンスト状態といえるわけですが
それでもまだ記録を伸ばし続けるというのは異次元レベルですらあります。

例えばジョコビッチは4大会連続の優勝が途切れました。しかし言ってもベスト4ですからね。
ナダルもここ1年ではグランドスラムで成績が出せず1年ぶりの優勝ということになったわけですが
結果を出せなかった間は全てベスト4以上という成績でした。
そしてフェデラー。ご存じの通り、4年ぶりの全仏でベスト4だったわけです。
この人たちはベスト4ですら残念というか当たり前の結果とされてしまうのです。
それだけ破格の存在ということでしょう。

テニス界はクレーシーズンが終わり、グラスシーズンに入ります。これまた見どころが多いです。
前哨戦があるとはいえ、クレーと違ってマスターズがありますんからぶっつけ本番的なところがありますし
クレーシーズンで成績を残した多くの選手が活躍できない可能性のあるコート種別ということで
思わぬ選手が出てくる可能性にも注目していきたいです。



  1. 2019/06/10(月) 12:00:00|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、全仏決勝は昨年と同じ顔合わせ

準決勝の2試合、皆さんいかがでしたか?
私は大いに楽しみました。

正直、フェデラーはせめて1セットはとって欲しかったですが、
でも、ナダルを相手に非クレーコーターとして最大限の戦い方を見せてくれました。
引き出しの多さ、アイデアの豊富さ、年齢を感じさせない流れるようなプレー、
そしてそれら全てを台無しにするナダルの壮絶なショット。

今回印象的だったのは両者のバックハンドでした。
フェデラーは、強打でなく、いなしてラリーを持続させる戦い方が面白かったです。
全豪でナダルを下した時にも見せた方法ですが、クレーということで使い方は少し違った気がします。
緩急や、低い球と高い球というようなバリエーションの織り交ぜ方が多彩で、
次は何を打つんだろう?と思わせてくれる一球一球の楽しさがありました。
だけに、ナダルも以前のようなフェデラーのバックにひたすら球を集める戦い方はしませんでした。
まあ、それでも試合の方はナダルが良すぎて結果として今一通じなかった部分もあるんですけど。
そしてナダルの方のバックハンド。鋭角に決めたいくつかのショットは
使い時によってはむしろフォアよりも鋭いんじゃないかと思わせる強烈な一打となってました。
フォアとバックの弾道がこうも明確に違っていて
しかもどちらも強いというのは相手としては実にやりずらいでしょう。

かつては「フォアとバックで差がないように打てる」というのが
テニスの美学の一つとしてあったと思います。
しかし、今では全く通用しない考え方だということが分かります。

もう一つの準決勝、ティエムvsジョコビッチは選手への思い入れに関係なく
最高潮の盛り上がりを見せるフルセットの猛烈な試合となりました。
雨による中断をはさみ、風の影響を受ける特殊なコンディション下での試合ではありましたが
手に汗握るとは正にこういうことを言うのでしょう。

特に最後の方はブレークの応酬が激しく、
今が一体どちらのペースなのか全くわからない試合の進み方になりました。
次はどうなるんだろうというハラハラ感で最後まで大いに楽しみました。

後から冷静に分析してみると、どちらも大事な場面でミスを犯して
自滅のし合いで混戦になったという部分はあったかもしれません。

それでも終始質の高いプレーであったことは疑いの余地はありません。
ティエムがジョコビッチとの真っ向勝負で打ち負けなかったというのは大きいですし、
幾度も訪れたピンチを切り抜けるジョコビッチの精神的な強さもさすがと思わせました。

しかし、観戦も疲れました。2日がかりの試合だったわけですが
1日目の終了時の見切り方が難しかったです。
中断したのは日本時間では深夜1:00くらいだったでしょうか?
そこからどこまで待つべきか、もう寝るべきか、皆さんはどこで判断しましたか?
私は覚えてないです。かなり待ちましたが限界が来て寝てしまった感じです。
でも結果的には、再開しなかったのでもっとさっさと寝てよかったのでした。
しかし、その前にも1回中断していてその時は割とすぐに再開しましたから
あの時点で見極めるのは難しかったです。
もしも試合が続くのなら夜遅くでも観戦する気だったので。

まあそんなこんなで眠気との勝負、グランドスラムではよくあることではあるのですが
試合が競っていてしかも目が離せない展開だっただけにまともにぶつかった感じです。
こんなに眠気を我慢したのは2009年ウィンブルドン決勝のフェデラーvsロディック以来でしょうか。
いや、さすがに10年ぶりってことはないか。
もっとあったかもしれませんが何となく思い出したのはあの試合でした。

それほど魅力的な試合だったということであり、再開後の2日目は開始と同時にTVに釘付けでした。
普段、家での私のチャンネル権はかなり低いのですが、テニスの時だけは権利を強奪する仕組みになっています。



  1. 2019/06/09(日) 00:15:22|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、全仏ベスト4

・ジョコビッチvsティエム
・フェデラーvsナダル

結局残ったのはトップ4シードですか。
大会前の一抹の不安をどうしてこうも軽く吹き飛ばしてしまうのでしょうか。

グランドスラムで別人のようになれるのがトップの条件なんでしょうか。
不安があったとはいえジョコビッチとナダルはマスターズを取ってますし
ティエムもツアー500のバルセロナを取っています。
それに比べて未知数の極みであったフェデラーのなんと驚くべきこと。
ただし、準々決勝では唯一ストレートではない勝ち上がりとなりました。
しかも相手はナダルですからこの辺りは厳しいものがあるかもしれません。
もっとも、ここまで来るだけでも奇跡的なことでここはもう
本当に戦前の気持ちと同様楽しんでプレイしてくれればと願います。

ベスト4がシード順通りだったら決勝もトップ2というのが大方の見方となるでしょう。
私も正直そう思います。
しかし、ここは敢えてティエムとフェデラーを応援していきますよ。


  1. 2019/06/07(金) 12:58:05|
  2. 2019年4月~6月
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2019年、全仏準々決勝ボトムハーフ

今年のベスト8の顔ぶれです。
・ジョコビッチvsズベレフ
・ティエムvsカチャノフ
・フェデラーvsバブリンカ
・ナダルvs錦織

カチャノフがデル・ポトロに勝利したことで辛うじて新顔感の雰囲気が残りましたが
なんだかんだでキャリアのある選手が揃うという、戦前の混沌とした雰囲気からは違う
安定感のある勝ち上がりが展開されています。

もう少し乱れる部分もあるかと思ったんですがね。
なんだかんだで接戦を勝ち上がってきたバブリンカと錦織に負うところが大きいです。
この両者の場合、その経験値がベスト8にまで勝ち残らせたのだと感じます。
対戦相手との実力差ばほとんど近接状態であり、両者とも敗退していてもおかしくなかったわけですから。

改めて、近年のグランドスラムは経験がものをいうんですね。
そして両者はフェデラーとナダルに敗退しました。
バブリンカはかなり競った素晴らしい試合を見せましたが、錦織の方は瞬殺と言っていいレベルでした。
更に上を行く経験値に封じ込められてしまったわけです。

バブリンカも良い試合をしましたが、なんといってもフェデラーの戦い方はです。まったく惚れ惚れします。
このストローク優位の時代に、クレーコートにおいて、しかもバブリンカという強打の見本市のような選手を相手に
何故ああも効果的なネットダッシュを仕掛けられるのか。他の誰も真似できないフェデラーだけのプレーです。
試合全体を見ればミスもあったし、パワーで負けていましたからもちろん万全な勝利ではありませんでした。
しかし、大会前は出場できれば良いとか、第2週に行くだけでも十分とかそんな状態だったはずなのに
久々の出場でベスト4って、ちょっとおかしいというかなんか次元が違いますね。

バブリンカも悪くはなかったです。
チチパス戦もそのピンチを凌ぐ能力の高いこと!
第1セットの2ndサーブ獲得率は3割程度だったのになぜタイブレークまで持ち込めるんでしょうか。
試合を通じてブレークポイントを凌いだ数は実に「16」。チチパス戦に至っては「22」でした。
こんなのを続けられたらフェデラーの調子もいつか狂うのではないかと思わされました。
流れはいつバブリンカに行ってもおかしくはなかったですが、そこはフェデラー、
昨日の試合では最後まで崩れませんでした。良い試合だったと思います。

ナダルvs錦織は、もう気の毒としか言いようのない試合でした。
正直、錦織が勝つとは思っていませんでしたが、全豪や全米でのジョコビッチ戦同様、
こうも力の差を出されてしまうというのでは
ベスト8に残ったということでその健闘を称えたい気分がある反面、
その上に行くには通用しなさすぎるという絶望にも似た感覚が襲ってきます。
第2週以降は疲れからナダルに対してはチャンスがあるのではないかという戦前の予想はどこに行ったのか。
もちろんまだ2試合を残していますからナダルの好調もずっと持続するとは限らないわけですけど。

本日はトップハーフの2試合が行われます。
ボトムハーフに比べると「キャリア組vs挑戦者」という雰囲気の2試合です。
薄氷の勝利を重ねてきているズベレフは、GS3連覇中のもう一人の強者が空いてです。錦織状態にならないといいですが。
ティエムvsカチャノフの方が純粋に実力の拮抗した選手同士の試合として楽しめるかもしれません。


  1. 2019/06/05(水) 12:00:00|
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グランドスラムデビューでの最高成績

前記事のコメント欄で質問をいただきました。
(たかはし様ありがとうございます)
コメント欄で返信と思いましたがことの他大きな内容になったので改めて記事を上げることとしました。

以下、質問内容です。

>ナダルに破れたロンデロは初のGS本戦で4回戦まで勝ち上がりました。
>万が一にでもナダルに勝っていれば、1996年ウィンブルドンのアレックス・ラドゥレスク以来の初GS本戦QFでした。
>4回戦でも2012年全仏のゴファン以来です。
>そこで気になったのですが、初GS本戦の最高成績って誰のどこまで何でしょうか。
>管理人はご存知ですか。

そりゃあ、ビランデルとナダルでしょう。
と、いとも簡単に答えを出そうとしたのですが、待てよと念のために調べたところ、違っていました。

すいません。これは完全に思い込みでした。
確かにビランデルとナダルは全仏初出場で優勝しているのですが
「グランドスラム」ということになると両者全仏が初出場ではありません。

じゃあと調べてみましたが、結構難しいんですね。
これ、という選手がいないんです。
そういうデータをまとめているサイトも見つからず、なかなか難しいデータ集めとなりました。

突き詰めれば、第1回ウィンブルドン優勝のスペンサー・ゴアがそれに該当するのは間違いないんですが
それではあまりにも雑な結論になってしまいます。
オープン化前であれば確かに初出場初優勝というのもいるのですが
さすがにここでは、オープン化後でデータをまとめるべきだと思います。
オープン化は1968年全仏ですので、それ以降に初出場を果たした選手の最高成績が必要です。

で、もう仕方がないので手当たり次第に調べてみました。
全ての選手は無理なので、とりあえずグランドスラム優勝者に絞って調べました。

しかし、強い選手でも最初は大変なんですね。好成績がないどころか1回戦敗退の多いこと。
フェデラー、ジョコビッチ、ヒューイット、ロディック、クエルテン、アガシ、サンプラス、ビランデル、レンドル、コナーズetc.
逆に下手に才能があるがために未成熟でも本戦に出場できてしまったがための結果とでもいえましょうか。
オープン化後ではないですが、あのロッド・レーバーでさえ最初の年は4大会全てで1回戦敗退でした。

そうした中で突き止めた最高成績というのが、ボリス・ベッカーのベスト8です。1984年全豪。
例として挙げていただいたアレックス・ラドゥレスクと同じ成績ということになります。
大変失礼しました。84年の全豪は年末開催でしたのでベッカーは初出場ではないです。
コメント欄でたかはし様が詳細に調査してくれています。どうぞご参照ください。

惜しかったのはマニュエル・オランテス。
彼も初出場ベスト8なのですが、それが1968年の全豪のことでした。
そう、1968年は全仏からがオープン化であり、その直前の全豪はオープン化前の最後の大会だったのでした。
ぎりぎりで選から漏れてしまったわけです。

その他ではボルグとサフィンの4回戦、ナダルとマレーの3回戦あたりがビッグネームの良いデビュー戦ということになります。

もう少しいろいろと調べてみたところ、それ以上の成績というのは出てこないんです。
ちょっとわからないですが、多分、多分ですよ、ボリス・ベッカーとアレックス・ラドゥレスクのベスト8というのが
オープン化後の最高記録なのではないでしょうか。
ラドゥレスクはルーマニア出身ですがのちにドイツに帰化しています。
この稀代の成績を収めた両選手がどちらもドイツ選手ということは感慨深いです。
ドイツ選手のベスト8といえば、ズベレフ(現時点)とコールシュライバーのGS最高成績もベスト8ですから
何やら因縁めいたものを感じます。

そうなるとロンデロ、実に惜しかった記録でした。まあしかし相手はナダルですからね。
グランドスラムデビューでナダルと4回戦で当たるなんてそれだけでも凄いことです。


  1. 2019/06/04(火) 18:04:00|
  2. 過去の記録
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2019年、全仏2週目に突入

熱戦が繰り広げられています。
今年は競った試合が多いのが特徴といえます。今は実力の拮抗した選手が多いですから、
下位シードやノーシードでも実力者がエントリーする関係で早いラウンドで好勝負が目白押しとなるのです。

4回戦、すなわちベスト16まで進んでいますが、ここまで失セット0というのは3人のみです。
ジョコビッチ、フェデラー、そしてモンフィス。ナダルでなくモンフィス。

中でもフェデラーはベスト8進出一番乗りを決めていまして、
その勝ち上がりは未知数でしたが非常に効果的にトーナメントを勝ち進んでいます。
次がチチパスとの激闘を制したバブリンカで、そして更にナダルの可能性がありますから
いよいよここからともいえるわけですが。

ボトムハーフではフェデラー、バブリンカ、ナダルの3人がベスト8進出を決めていますが
残りの1枠、錦織vsペールが日没順延となり結果が明日へ持ち越しとなっています。
直前の試合が5時間のフルセットでしたから時間が伸びてしまったのも致し方ないでしょうか。

本日、トップハーフの4試合とともに続きが行われます。

トップハーフの4試合は以下の通り。
・ジョコビッチvsシュトルフ
・ズベレフvsフォニーニ
・ティエムvsモンフィス
・デル・ポトロvsカチャノフ

なかなか濃い試合が組まれています。

ジョコビッチと対戦するシュトルフは、初戦のシャポバロフにはストレートで勝利したものの
その後2回戦ではタイブレーク3つを含む4セット、
そして3回戦ではファイナルセット「11-9」という壮絶は勝ち方をしてきています。
危なげなく勝ち上がってきているジョコビッチに対してはさすがに有利な要素が薄いですが
より体が温まっているという点と、今年のジョコビッチが時に見せる急な不調が噛み合ったりすればあるいは
というところでしょうか。

その他3試合はいずれも見どころが大きいです。
フォニーニのマスターズ初制覇はフロックではなかったですね。
ズベレフも勝ち上がっていますが苦労しています。
勝った方がジョコビッチですからここは大きなポイントとなる試合といえそうです。

好調モンフィスはティエムと、そしてフェデラー同様未知数ともいえるデル・ポトロはカチャノフとの対戦です。
どちらも非常に楽しみな試合です。

ティエムは、トップ2に次ぐ優勝候補とされている選手だと思われますが、
ここまで全ての試合で1セットを失っています。常勝の選手であればここからペースを上げてくるところです。
苦戦しているのではなくエンジンが温まり切っていないのだとすれば、まだまだ底力が眠っているはずです。
モンフィスとの剛柔対決は見どころの多い対戦となるでしょう。
過去はティエムの4勝0敗ですが、曲者モンフィスは好調ですから今回は一味違うかもしれません。

デル・ポトロは西岡戦を見る限り足の状態が悪くギリギリのところでのプレーなのかと思いましたが3回戦は快勝でした。
本当にわからないです。次の相手はカチャノフです。これも実に読めません。


  1. 2019/06/03(月) 12:00:00|
  2. 2019年4月~6月
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